説明

上屋の移動方法

【課題】高いスペース効率で上屋を移動することが可能で、移動に要する手間も軽減できる上屋の移動方法を提供する。
【解決手段】妻方向に設けられた一対の区画のいずれかで、妻壁7を有する一対の端部上屋ピース4a,4cを少なくとも含む複数の上屋ピース4a〜4cが妻方向に順番に並べられて完成される上屋と、区画に設けられ、上屋ピースを妻方向に沿って移動させる妻方向レールと、一対の区画の間に設けられた路盤13と、路盤に移動自在に設けられ、妻方向レールと連続する連絡レールを有して、いずれか一つの上屋ピースを軒方向へ搬送するトラバーサとを備え、いずれか一方の区画にある上屋の一方の端部上屋ピースから移動を開始して他方の端部上屋ピースまで、各上屋ピースを、トラバーサにより路盤に沿って一回搬送していずれか他方の区画へ移動させて、上屋を移設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高いスペース効率で上屋を移動することが可能で、移動に要する手間も軽減できる上屋の移動方法に関する。
【背景技術】
【0002】
上屋を移設する方法としては、特許文献1が知られている。特許文献1では、次のようにして上屋構造物が移設される。上屋構造物を上屋パーツに分割する。台車を取付けた一方の端部上屋パーツ(台車付)をレールの軌道に従い、外側に搬送し、移設位置へ先行して中間上屋パーツを搬送する空間を設ける。中間上屋パーツ(台車付)をレールに従い、外側に搬送する。また、端部上屋パーツ(台車付)を移設位置方向に搬送する。順次、中間上屋パーツ(台車付)を移設位置方向へ搬送する。また、他方の端部上屋パーツを外側へ搬送する。最後に、一方の端部上屋パーツを移設位置の所定の位置に設置する。
【0003】
特許文献1は、上屋構造物の各上屋パーツを設置位置から移設位置へ移動させる軒方向レールと、設置位置および移設位置で、上屋パーツを妻方向へ移動させる妻方向レールと、設置位置および移設位置で端部上屋パーツを一旦外側へ待避させる両側一対の待避用妻方向レールとを備えている。
【特許文献1】特許第3719065号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
背景技術にあっては、移動手順の関係上、上屋構造物の設置位置および移設位置の妻方向両側それぞれに、端部上屋パーツを待避させる待避用妻方向レールを設け、これら待避用妻方向レールに端部上屋パーツを移動して仮置きする必要があった。待避用妻方向レールの設備には、各レールで、端部上屋パーツ1つ分以上のスペースが必要であり、妻方向両側で、端部上屋パーツ2つ分以上のスペースが必要であった。このように背景技術では、限られたスペースで上屋構造物を移設するにあたり、端部上屋パーツ2つ分以上のスペースを余分に確保しなければならず、スペース効率が良くないという課題があった。
【0005】
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、高いスペース効率で上屋を移動することが可能で、移動に要する手間も軽減できる上屋の移動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる上屋の移動方法は、妻方向に設けられた一対の移設位置のいずれかで、妻壁を有する一対の端部上屋ピースを少なくとも含む複数の上屋ピースが妻方向に順番に並べられて完成される上屋と、上記移設位置に設けられ、上記上屋ピースを妻方向に沿って移動させる妻方向移動経路と、上記一対の移設位置の間に設けられた軒方向移動経路と、該軒方向移動経路に移動自在に設けられ、上記妻方向移動経路と連続する連絡経路を有して、いずれか一つの上記上屋ピースを軒方向へ搬送する上屋ピース搬送手段とを備え、いずれか一方の上記移設位置にある上記上屋の一方の上記端部上屋ピースから移動を開始して他方の上記端部上屋ピースまで、各上屋ピースを、上記上屋ピース搬送手段により上記軒方向移動経路に沿って一回搬送していずれか他方の上記移設位置へ移動させて、上記上屋を移設することを特徴とする。
【0007】
前記一対の端部上屋ピースの妻壁それぞれには、前記軒方向移動経路に面する開口部が設けられることを特徴とする。
【0008】
前記上屋を前記移設位置に定着させるために、前記妻方向移動経路が該移設位置に着脱自在に設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明にかかる上屋の移動方法にあっては、高いスペース効率で上屋を移動することができるとともに、移動に要する手間も軽減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に、本発明にかかる上屋の移動方法の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。まず、移動方法に適用される装置構成について説明する。図1には、上屋1の移動と設置を繰り返すようにした、例えば廃棄物処分場などの作業エリアAの部分平面図が示されている。廃棄物処分場には、車両などで搬入される廃棄物を廃棄する区画が複数形成される(図示にあっては、第1区画から第6区画)。これら区画は、平面外形輪郭が同一寸法の長方形状に形成され、周囲が擁壁2で取り囲まれて形成される。
【0011】
上屋1は、廃棄物の廃棄作業が実施される作業対象の区画を外部から遮蔽する目的で備えられる。上屋1は、作業対象の区画が廃棄物で満たされ覆土で覆われた後は、次に廃棄作業を実施する他の区画に移動されて設置される。従って、各区画はそれぞれ上屋1の移設位置であって、上屋1は、いずれか一つの区画に設置されるもので、一つの区画を覆うことができる大きさに形成される。区画は、上屋1の軒方向(以下、単に「軒方向」という)に複数並設されるとともに、上屋1の妻方向(以下、単に「妻方向」という)には、一対で設けられる。本実施形態では、妻方向の一対の区画は、両者が正面同士向き合っているが、互いに軒方向に位置がずらされて、部分的に向き合ってもあるいは向き合っていなくても良い。
【0012】
上屋1は図1〜図3に示すように、これを妻方向に分割した形態の複数の上屋ピース4a〜4cで構成される。上屋ピース4a〜4cは、妻方向両端部の一対の端部上屋ピース4a,4cと、これら端部上屋ピース4a,4c間に位置される中央部上屋ピース4bとからなる。中央部上屋ピース4bの数は問わない。上屋ピース4a〜4cの移動時には、屋根5と屋根を支える軒壁6に、自立状態で移動できるタイロッドなどの周知の補強部材が着脱自在に取り付けられて構成される。端部上屋ピース4a,4cにはさらに、妻壁7が備えられる。上屋1は、これら上屋ピース4a〜4cを、一方の端部上屋ピース4aから他方の端部上屋ピース4cまで妻方向に順番に並べて連結することで完成される。上屋1を移動させる際には、これら上屋ピース4a〜4cの連結が解除されて、個々の上屋ピース4a〜4cとされる。上屋ピース4a〜4cの下部には移動のために、車輪8が設けられる。
【0013】
各区画には、上屋ピース4a〜4cを妻方向に沿って移動させる妻方向移動経路として、上屋ピース4a〜4cの車輪8が走行する一対の妻方向レール9が設けられる。これら妻方向レール9はそれぞれ、図2および図3に示すように、区画の妻方向に沿う一対の擁壁2上に、嵩上げ材10を介して設置される。車輪8および妻方向レール9については、上屋ピース4a〜4cおよび区画に常設しても良いし、着脱自在に設けてもよい。図4には、車輪8および妻方向レール9を着脱自在とする場合の一例が示されている。
【0014】
妻方向レール9を取り外して、上屋1を区画に設置した状態では、当該上屋1は擁壁2上に、周知の締結手段によって固定される(図4(a)参照)。上屋1を移動するときには、上屋ピース4a〜4cの軒壁6下部には、昇降ジャッキ11が設けられる。締結手段を撤去して昇降ジャッキ11により上屋ピース4a〜4cを上昇させると、擁壁2上に隙間が形成される(図4(b)参照)。擁壁2上の隙間には、嵩上げ部材10を介して妻方向レール9が設置される。また、上屋ピース4a〜4cの軒壁6には、車輪8が取り付けられる。昇降ジャッキ11により上屋ピース4a〜4cを下降させると、車輪8が妻方向レール9上に走行可能に設置される(図4(c)参照)。
【0015】
上屋ピース4a〜4cを区画に設置するために妻方向レール9を取り外す際には、逆の手順で行えばよい。妻方向レール9を常設する場合には、周知の制動手段で車輪8を制動状態に維持すればよい。もちろん、車止めなどを併用しても良い。上屋ピース4a〜4cの移動は、各上屋ピース4a〜4cに駆動手段を備えて自走式としても良いし、上屋1周辺に設備した牽引装置で各上屋ピース4a〜4cを牽引する牽引式としても良い。
【0016】
妻方向の一対の区画の間には、軒方向に沿って単一の軒方向移動経路が設けられる。軒方向移動経路は、路盤13で形成される。この路盤13は、車両走行路として兼用される。路盤13上には、軒方向に沿って移動自在に上屋ピース搬送手段が設けられる。上屋ピース搬送手段は、路盤13上に軒方向に沿って設けられた一対の軒方向レール14と、軒方向レール14上を走行するトラバーサ15とから構成される。トラバーサ15は、上屋ピース4a〜4cを一つずつ搭載できる大きさで形成される。従って、妻方向に沿う路盤13の幅は実質的に、一つの上屋ピース4a〜4cを移動させ得る必要最小限の幅で形成される。もちろん、必要に応じて、それよりも広い幅で形成しても良い。トラバーサ15および軒方向レール14は、上屋ピース4a〜4cを移動するときのみ路盤13に設置すればよい。車両の通行に支障がなければ、路盤13に常設するようにしても良い。
【0017】
トラバーサ15の上面には、区画に位置合わせすることで妻方向レール9と連続する連絡経路として、一対の連絡レール16が設けられる。トラバーサ15には、連絡レール16上に乗り移った上屋ピース4a〜4cを位置固定するために、車止めなどの周知の固定手段が設けられる。トラバーサ15の走行は、これに駆動手段を備えて自走式としても良いし、作業エリアAに設備した牽引装置で牽引する牽引式としても良い。さらに、一対の端部上屋ピース4a,4cの妻壁7それぞれには、路盤13に面して、扉17で開放されることにより上屋1内への車両等の進入を可能とし、扉17で閉じられることにより上屋1の内部空間を外部から封鎖する開口部18が形成される。また、区画は、路盤13を挟んで妻方向に一対の関係で配置されれば良く、従って、路盤13の一方側の区画数に対し、他方側の区画数が一区画少ない設定であっても良い。
【0018】
次に、本実施形態にかかる上屋の移動方法について説明する。上屋1の移動態様が、図1,図5および図6に示されている。図1中、矢印は、移設位置である第1区画から第6区画へ向かって上屋1を移動する順序を示していて、矢印(1)、(3)および(5)は、上屋1を単に妻方向へ移動する段階であり、本発明にかかる上屋1の移動形態は、第2区画から第3区画への矢印(2)と、第4区画から第5区画への矢印(4)で示されている。
【0019】
矢印(1)の移動を例にとって説明すると、図5(a)にも示すように、左側の第1区画に位置する上屋1の、路盤13に面する右側の端部上屋ピース4aから移動を開始して、反対側の左側の端部上屋ピース4cまで、各上屋ピース4a〜4cを、右側の第2区画へ移動する。まず、トラバーサ15を、これら第1区画と第2区画の間に移動する。次いで、右側の端部上屋ピース4aを、第1区画の妻方向レール9上で走行させてトラバーサ15の連絡レール16上に乗り移らせ、その後そのまま、この連絡レール16上から第2区画の妻方向レール9上に乗り移らせて、第2区画の妻方向右端に移動する。
【0020】
次いで、中央部上屋ピース4bも、右側の端部上屋ピース4aと同様にして、第1区画の妻方向レール9から第2区画の妻方向レール9に乗り移らせ、既に移動を完了した右側の端部上屋ピース4aに対し、妻方向に順番に並べる。最後に、左側の端部上屋ピース4cを第1区画から第2区画へ移動する。これにより、第2区画で全ての上屋ピース4a〜4cが妻方向に順番に並べられて、上屋1の移設が完了する。その後、上屋ピース4a〜4c同士を連結することで、第2区画に上屋1が完成される。移設を完了した状態では、左側の端部上屋ピース4cの開口部18が、路盤13に面することになる。矢印(1)、(3)および(5)における上屋1の移動形態は同じである。
【0021】
次に、矢印(2)における上屋1の移動について説明する。右側の第2区画に位置する上屋1の、路盤13に面する左側の端部上屋ピース4cから移動を開始して反対側の右側の端部上屋ピース4aまで、各上屋ピース4a〜4cを、トラバーサ15により軒方向に延びる路盤13に沿って一回搬送して、左側の第3区画へ移動する(図5(b)参照)。
【0022】
図6にも示すように、まず、トラバーサ15を、第2区画前に移動する(図6(a)参照)。次いで、左側の端部上屋ピース4cを、第2区画の妻方向レール9上で走行させ、トラバーサ15の連絡レール16上に乗り移らせて停止することにより、トラバーサ15上に搭載する(図6(b)参照)。次いで、トラバーサ15を第3区画前に移動する(図6(c)参照)。その後、トラバーサ15で搬送された左側の端部上屋ピース4cを、連絡レール16上から第3区画の妻方向レール9上に乗り移らせる。第3区画の妻方向レール9に乗り移った左側の端部上屋ピース4cを、第3区画の妻方向左端に移動する。トラバーサ15を、第3区画前から第2区画前に戻す。
【0023】
次いで、中央部上屋ピース4bも、左側の端部上屋ピース4cと同様にして、第2区画の妻方向レール9からトラバーサ15に乗り移らせて停止することにより、トラバーサ15上に搭載する(図6(d)参照)。中央部上屋ピース4bは、トラバーサ15で第3区画前へ搬送し(図6(e)参照)、その後、第3区画の妻方向レール9に乗り移らせて(図6(f)参照)、既に移動を完了した左側の端部上屋ピース4cに対し、妻方向に順番に並べる。トラバーサ15を、第2区画前へ戻し、最後に、右側の端部上屋ピース4aを同様にして第2区画から第3区画へ移動する。これにより、第3区画で全ての上屋ピース4a〜4cが妻方向に順番に並べられて、上屋1の移設が完了する。その後、上屋ピース4a〜4c同士を連結することで、第3区画に上屋1が完成される。移設を完了した状態では、右側の端部上屋ピース4aの開口部18が、路盤13に面することになる。矢印(4)における上屋1の移動も、端部上屋ピース4cから移動を開始して、同様に行われる。
【0024】
本実施形態では、矢印(1)と矢印(2)の移動手順を繰り返すことにより、上屋1を他の区画へ順次移設するようになっている(図5(c)参照)。
【0025】
以上説明したように、本実施形態にかかる上屋の移動方法にあっては、軒方向に向かう上屋ピース4a〜4cの移動を、妻方向に設けた一対の区画の間の単一の路盤13を用いて行うようにしたので、背景技術と同じスペースで同じサイズの上屋ピース4a〜4cを移動させる場合に、当該背景技術のように端部上屋ピース2つ分以上のスペースは必要でなく、一つ分のスペースで足りるので、高いスペース効率で上屋1を移動することができる。
【0026】
また、妻方向に設けた一対の区画の間の路盤13を用いて、いずれか一方の区画にある上屋1の一方の端部上屋ピース4aから移動を開始して他方の端部上屋ピース4cまで、各上屋ピース4a〜4cを、トラバーサ15により路盤13に沿って一回搬送していずれか他方の区画へ移動させることによって、上屋1を移設するようにしたので、上屋ピース4a〜4cを、並んでいる順番に移動すれば、上屋ピース4a〜4cの入れ替えなどを行うことなく、移動した区画で同じ上屋1をそのまま完成することができ、上屋1の移設に要する手間も軽減することができる。
【0027】
したがってまた、一対の端部上屋ピース4a,4cの妻壁7それぞれに、路面13に面する開口部18を設けておけば、移設前および移設後で、常に路面13に面した開口部18を確保することができる。
【0028】
さらに、妻方向レール9が区画を構成する擁壁2に着脱自在に設けられるので、上屋1を区画に安定的に定着させることができる。
【0029】
図7には、上記実施形態の変形例が示されている。この変形例では、妻方向に設けられる一対の区画を、軒方向に互いに位置をずらして配置している。このような区画の配置では、上記矢印(2)の手順のみを繰り返すことで、上屋1を他の区画へ移動させることができる。このような変形例にあっても、上記実施形態と同様な作用効果を奏することはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明にかかる上屋の移動方法の好適な一実施形態を示す、上屋の移動と設置を繰り返す作業エリアの部分平面図である。
【図2】図1に示した上屋の上屋ピースの妻方向移動状態の側面図である。
【図3】図2に示した上屋ピースの妻方向移動状態の平面図である。
【図4】図2に示した上屋ピースを移動させる妻方向レールの装着手順を示す説明図である。
【図5】図1に示した上屋の上屋ピースの移動態様の平面図である。
【図6】図5に示した上屋ピースの移動態様を説明する説明図である。
【図7】図5の上屋ピースの移動態様の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 上屋
4a〜4c 上屋ピース
6 軒壁
7 妻壁
9 妻方向レール
11 昇降ジャッキ
13 路盤
14 軒方向レール
15 トラバーサ
16 連絡レール
18 開口部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
妻方向に設けられた一対の移設位置のいずれかで、妻壁を有する一対の端部上屋ピースを少なくとも含む複数の上屋ピースが妻方向に順番に並べられて完成される上屋と、上記移設位置に設けられ、上記上屋ピースを妻方向に沿って移動させる妻方向移動経路と、上記一対の移設位置の間に設けられた軒方向移動経路と、該軒方向移動経路に移動自在に設けられ、上記妻方向移動経路と連続する連絡経路を有して、いずれか一つの上記上屋ピースを軒方向へ搬送する上屋ピース搬送手段とを備え、
いずれか一方の上記移設位置にある上記上屋の一方の上記端部上屋ピースから移動を開始して他方の上記端部上屋ピースまで、各上屋ピースを、上記上屋ピース搬送手段により上記軒方向移動経路に沿って一回搬送していずれか他方の上記移設位置へ移動させて、上記上屋を移設することを特徴とする上屋の移動方法。
【請求項2】
前記一対の端部上屋ピースの妻壁それぞれには、前記軒方向移動経路に面する開口部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の上屋の移動方法。
【請求項3】
前記上屋を前記移設位置に定着させるために、前記妻方向移動経路が該移設位置に着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の上屋の移動方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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