説明

半導体光源を冷却するための装置および当該装置を備えたヘッドライト

本発明は、半導体光源(5)を冷却するための装置に関する。ここで当該半導体光源(5)は熱伝導性モジュール(11)上に配置されており、当該熱伝導性モジュールは、ヒートパイプ(20)の蒸発領域(27)と作動接続されており、当該ヒートパイプ(20)の第1の凝縮領域(23)は第1のヒートシンク(33)と接続されており、前記ヒートパイプ(20)は、少なくとも1つの第2の凝縮領域(25)で、少なくとも1つの第2のヒートシンク(35)と接続されており、前記凝縮領域(23,25)の間で熱流が切り換え可能である、または第2の凝縮領域(25)が付加接続される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体光源を冷却するための装置に関する。ここでこの半導体光源は熱伝導性モジュールの上に配置されている。このモジュールは、ヒートパイプの蒸発領域と作動接続されており、ヒートパイプの第1の凝縮領域は第1のヒートシンクと接続されている。この装置は例えば、全ての様式のヘッドライトに適している。しかし殊に自動車領域内のヘッドライトに適している。
【0002】
以下で管状の装置をヒートパイプ(英語:Heat Pipe)と称する。これは作動液の蒸発/凝縮によって、大量の熱エネルギーを、その2つの終端の間で搬送することができる。
【0003】
背景技術
US2004/213016A1号から、自動車の光装置に対する冷却システムが公知である。この冷却システムは、半導体光源を、半導体光源から離れて位置しているヒートシンクを備えたヒートパイプを用いて冷却する。
【0004】
WO2006/52022A1号は、半導体光源を備えた自動車用ヘッドライトを開示する。これは、ヒートパイプを介して冷却される。ヒートシンクはここで、半導体光源の上方に、ヘッドライトの背面に位置付けされている。
【0005】
しかし、次のような問題がある。すなわち、半導体光源の排出熱がしばしば、別の箇所で、加熱用の熱として必要とされる、という問題がある。しかし加熱は主に調整されるべきであるので、上述した装置はこのような場合には役に立たない。
【0006】
発明が解決しようとする課題
本発明の課題は、半導体光源を冷却するための装置を提供することである。ここでこの半導体光源は、熱伝導性のモジュール上に配置されており、このモジュールはヒートパイプの蒸発領域と作動接続している。さらに蒸発管の凝縮領域は第1のヒートシンクと結合されている。さらにこの装置は同時に、熱エネルギー全体または一部を、他の用途に提供することができる。
【0007】
本発明の別の課題は、半導体光源の冷却に用いられ、同時に、熱エネルギーの全体または一部を別の用途に供給する方法を提供することである。
【0008】
発明の開示
上述の課題は装置に関しては、以下のような半導体光源冷却装置によって解決される。すなわちこの装置では半導体光源は、熱伝導性モジュール上に配置されている。このモジュールは、ヒートパイプの蒸発領域と作動接続されている。さらに、蒸発管の第1の凝縮領域は第1のヒートシンクと接続されている。ここでこのヒートパイプは、第2のヒートシンクを備えている第2の凝縮領域に接続されており、2つの凝縮領域内で熱流が切り換えられる。これによって、ヒートシンクのうちの1つを、別の目的のために、調整されている加熱部として使用することが可能になる。これによって、熱流は常に第2のヒートシンクに切り換え可能になり、これによって半導体光源の作動時に制限が生じない。第2のヒートシンクはここで次のように構成されている。すなわち第2のヒートシンクが、半導体光源の排出熱を常に吸収することができるように構成されている。
【0009】
上述の課題はさらに、方法に関しては、請求項16の特徴部分に記載された構成を有する方法によって解決される。
【0010】
有利には、凝縮領域の切り換えは三方弁によって行われる。ここでこの三方弁は永久磁石から成る二重円錐体(Doppelkegel)を含んでいる。ここでその円錐先端はそれぞれ、凝縮領域の蒸発管を交互に閉鎖する。これは次のような利点を有している。すなわち常に冷却経路が開放されており、これによって過度の加熱による半導体光源の機能故障がなくなるという利点を有している。このような構造によって、二重円錐体を磁気的に駆動することが可能になる。この二重円錐体は密閉に関する問題を生じさせない。
【0011】
択一的に2路弁も使用可能である。ここでは、1つ凝縮領域のみがオンおよびオフされる。これは次のような利点を有している。すなわち、第1の冷却経路が第1の凝縮領域内で常に開放され、第2の冷却路が第2の凝縮領域内に必要な場合に、付加接続される(hinzugeschaltet)という利点を有している。
【0012】
有利には、二重円錐体は蒸発管だけを閉鎖し、ヒートパイプの毛細管領域は閉鎖しない。これによって、戻る方向に流れる作動液が再び、作動還流に達する。これによって、高い効果および作動安全性が得られる。二重円錐体の駆動部はこの場合には、ヒートパイプ外に配置されており、駆動は磁気的に行われる。ヒートパイプ外には通常は十分な場所が駆動部のために設けられており、磁気的な駆動によってシーリング手段は不要である。
【0013】
第1の凝縮領域(23)のヒートシンク(33)はここで有利には、加熱装置と作動接続されている。これによって、発生した排出熱が有利には、別のタスクに使用される。
【0014】
半導体光源のスイッチオン時に蒸発管は、有利には、第1の凝縮領域に対して開放されており、蒸発管は、第2の凝縮ゾーンに対して閉鎖されている。凝縮領域の切り換えは、第1の凝縮領域の温度に依存して行われる。これによって上述の加熱装置が調整されるように構成され、このような優位なスイッチングによって、半導体光源を冷却する装置の定められた作動が可能になる。
【0015】
1つの実施形態では、半導体光源の電流供給はヒートパイプを介して行われる。これは、容易かつ確実な構造を可能にするという利点を有している。ヒートパイプを同軸状に構造化した場合には、容易かつ低コストの管が電流供給部として使用可能である。ここで、電流供給部の2つの極は、2つの同軸管によって構成される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】ヒートパイプに接続されているロゼット状の冷却体を有する、ヒートパイプに接続された半導体光源モジュールの斜視図である。これは従来技術に即した実施形態である。
【図2】処理されたヒートパイプの図示の終端部を備えた、切断されている半導体光源モジュールの図である。
【図3】ンプシェード内に組み込まれた、上述した装置の斜視図である。
【図4】本発明の、半導体光源を冷却するための装置の斜視図である。これは各凝縮領域に接続されている、依存していない2つのヒートシンクを有している。ここで凝縮領域間で切り換えが行われる。
【図5】半導体光源を冷却するための、本発明による装置の概略的な側面図である。
【図6】本発明による切り換え弁の斜視詳細図である。
【0017】
次に、実施例に基づき本発明をより詳細に説明する。
【実施例】
【0018】
発明の有利な実施形態
図1は、従来技術に即した、半導体光源を冷却するための装置の実施形態を示している。これは、凝縮領域を1つのみを有している。この凝縮領域は、ロゼッタ状の冷却体31によって取り囲まれており、この冷却体は発生した凝縮熱を放熱する。マルチチップ発光ダイオード5(図示されていない)は、載置されているメインレンズ51とともに、発光ダイオードモジュール11上に取り付けられている。発光ダイオードモジュール11は、良好な熱伝導性を有している材料から製造されている。これによって、マルチチップ発光ダイオード5の発生している損失熱が迅速かつ確実に放熱される。発光ダイオードモジュール11は、ハウジング13内に埋設されている。ここでこのハウジングは、発光ダイオードモジュール11の他にさらに、マルチチップ発光ダイオード5に対する駆動制御エレクトロニクス15を有している。ハウジング13はここで、熱伝導性が不良な材料から構成されている。これによって、マルチチップ発光ダイオード5による駆動制御電子回路15の温度負荷が最小化される。ヒートパイプ20は、発光ダイオードモジュール11から冷却体31へと案内されている。
【0019】
図2は、ハウジング13を備えた発光ダイオードモジュール11の断面図を示している。ヒートパイプ20は、その蒸発側終端部27によって、発光ダイオードモジュール11内に組み込まれている。さらにヒートパイプは、マルチチップ発光ダイオード5まで達している。これによって、発生した損失熱ができるだけ効果的に搬出される。熱はヒートパイプから、蒸発する作動媒体を介して、凝縮領域内に搬送され、そこで冷却体31(図2には図示されていない)によって吸収される。
【0020】
図3は、反射シェード53内に組み立てられた装置全体を示している。冷却体31は、反射シェード53の中央に取り付けられている。すなわち、生成された全ての熱は反射シェード53へ導出される。
【0021】
しかし従来技術に即した自動車用ヘッドライトではしばしば、ヘッドライトレンズが凍結するという問題が生じる。ヘッドライトレンズは冬場には暖められなければならない。暖めない場合には、対向車線のトラフィックに対して強い幻惑を生じさせてしまう氷の結晶が外側に残ってしまう。従って、発光ダイオードの排出熱を、ヘッドライトレンズを加熱するために使用することが行われている。しかし自動車用ヘッドライト前面の構造空間は限られており、暖かい環境におけるヘッドライトの作動時に発光ダイオードによって生成された熱エネルギーを常に完全に吸収するのに、この空間に取り付けられる冷却体の大きさが十分でないことがしばしばある。
【0022】
図4は、上述の問題を解決する、半導体光源を冷却するための本発明による装置の斜視図を示している。この装置は、この場合には自動車用ヘッドライトである。ここでは、マルチチップ発光ダイオード5の排出熱が、ヒートパイプ20を介して、凝縮領域23へ導かれる。この凝縮領域は、ヒートシンク33によって冷却され、これによってヘッドライトレンズ37に熱が加えられる。半導体光源を冷却するための本発明の装置は、切り換え可能な2つのヒートシンク33,35を有している。この切り換えは、ヒートパイプ20内の温度制御された弁によって実行される。第1のヒートシンク33は、上述のように、例えばヘッドライトを解凍するための加熱部として用いられる。温度制御は優先的にこの課題が解決されるように構成されており、すなわち、ここで熱エネルギーが必要とされる間だけこのヒートシンク33が作動中になる。目標温度に達すると、第2のヒートシンク35に切り換えられる。第2のヒートシンクは、発生している熱流が常に、吸収されるように構成されている。
【0023】
第2のヒートシンク35はここで、十分に大きい冷却体であってよい。しかし、第2のヒートシンク35を、既存の、または、このために設けられた冷却システムに接続してもよい。第2のヒートシンク35はここで例えば、自動車の水冷却部に接続される。しかし、例えばペルティエ効果を有する部材を設けてもよい。この部材は、第2のヒートシンク35に接続される。
【0024】
ヒートパイプ20は切り換え弁21を有している。この切り換え弁によって、相応に接続されたヒートシンク33,35を有する2つの凝縮領域23,25間で切り換えが行われる。第1のヒートシンク33はここで、ヘッドライト1のヘッドライトレンズ37を中心としたリングとして構成されている。これによって、ヘッドライトレンズ37が、悪天候時に、氷の結晶の形成が確実に阻止されるまで加熱される。ここで切り換え弁21の制御は次のように行われる。すなわち、ヘッドライトレンズ37を中心としたリングの温度が特定の温度に達すると、第2の凝縮ゾーン25に切り換えが行われ、これによって、マルチチップ発光ダイオード5の効果的な冷却が保証され、ヒートシンク33の過度の加熱が阻止されるように行われる。
【0025】
マルチチップ発光ダイオード5への電流供給はここで、ヒートパイプ自体によって実行される。このヒートパイプは導電性材料、例えばアルミニウムまたは銅から成る。このような2つの導電性管が、その間で同軸状に絶縁部とともに、相互に噛み合って配置されている場合には、マルチチップ発光ダイオード5および、モジュール11上に配置された電子回路に対して、低コストかつ頑丈な電流供給が行われる。
【0026】
図5は、半導体光源を冷却するための、本発明による装置の概略的な側面図を示している。上述したように、切り換え弁21は次のように制御される。すなわち、マルチチップ発光ダイオード5のスイッチオン後に、第1のヒートシンク33を備えた第1の凝縮領域23がアクティブになるように制御される。第1のヒートシンクが特定の温度に達すると、切り換え弁21は、第2のヒートシンク35を備えた第2の凝縮領域25に切り換える。これはランプシェード53の後方に配置されており、大きさから次のことが推定される。すなわち、これが発生している熱エネルギーをこれが常に吸収できることが推定される。低温の気象状況が原因で、温度が特定の温度に達しない場合、恒久的に、第1のヒートシンク33がアクティブ状態に留まる。これによって、ヘッドライトレンズ37上の氷結晶形成ができるだけ阻止される。
【0027】
図6は、切り換え弁21の概略的な詳細図を示している。これはT状の管部分から成る。この管部分内には永久磁石製の二重円錐体が収容されている。これは2つの円錐状部分411,412から成る。これらの円錐状部分は、底部で、相互に同じプロファイルまたは合同に配向されている。従って、これらの円錐先端は、反対方向を指している。2つの底面の間にはさらに、円柱状部分413が位置している。しかしこれらの底面が相互にずらして配置されて(図示されていない)、2つの底面の間に、円柱状の斜面が存在してもよい。円錐体411,412の底面が楕円形状または卵形状を有していてもよい(図示されていない)。多角形も、底面の形状として可能である。円錐体411,412は底面に相応に形成されている(図示されていない)。このような二重円錐体41は、T状管部分の中央に位置している。切断された終端部には、ヒートパイプ20の横断面が示されている。外側のスリーブは、気密性の管47から成る。この内部には、多孔性の材料から成る毛細管45が収容されている。毛細管45内には蒸発管43が位置している。二重円錐体の領域内では、毛細管は設けられない、または少なくとも壁の厚さがより弱く構成されている。二重円錐体41の基本直径は、蒸発管43の直径よりも大きい。二重円錐体41の先端は、それぞれ、第1の凝縮領域23および第2の凝縮領域25を指している。円錐体41は、蒸発管を完全に閉鎖するまで、蒸発管43内に入り込む。毛細管45は、これに接触されないままであるので、流れ戻ってくる作動液が再び、蒸発領域27内に達する。これによって、ヒートパイプの効率的な作動が実現される。T状部分の外側には、適切に制御される電磁磁石が配置されている(図示されていない)。この電磁石は、駆動制御に応じて、永久磁石から成る二重円錐体41を、第1または第2の凝縮領域23,25の蒸発管43の終端部内に押しつけし、これが閉鎖される。このようにして、熱流が全体的に阻止されることなく、2つの冷却経路間で切り換えが行われる。三方弁21としての構造によって、熱流が、凝縮領域23,25の1つにおいて常に保証される。
【符号の説明】
【0028】
1 ヘッドライト、 11 良好な熱伝導性材料から成る発光ダイオードモジュール、 13 ハウジング、15 駆動制御電子回路、 20 ヒートパイプ、 21 ヒートパイプの切り換え弁、 31 冷却体、 23 第1の凝縮領域、 33 第2の凝縮領域のためのヒートシンク、 25 第2の凝縮領域、 27 蒸発領域、 35 第2の凝縮領域のためのヒートシンク、 37 ヘッドライトレンズ、 41 永久磁石製二重円錐体、 411 第1の円錐体、 412 第2の円錐体、 413 円錐体中央部材、 43 蒸発管、 45 毛細管、 47 外側の気密管、 5 マルチチップ発光ダイオード、 51 メインレンズ、 53 ランプシェード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体光源(5)を冷却するための装置であって、
当該半導体光源(5)は熱伝導性モジュール(11)上に配置されており、当該熱伝導性モジュールは、ヒートパイプ(20)の蒸発領域(27)と作動接続されており、
当該ヒートパイプ(20)の第1の凝縮領域(23)は第1のヒートシンク(33)と接続されている形式にものにおいて、
前記ヒートパイプ(20)は、少なくとも1つの第2の凝縮領域(25)で、少なくとも1つの第2のヒートシンク(35)と接続されており、前記凝縮領域(23,25)の間で熱流が切り換え可能である、または第2の凝縮領域(25)が付加接続される、
ことを特徴とする、半導体光源を冷却するための装置。
【請求項2】
前記装置は、前記凝縮領域(23,25)内への熱流を切り換えるために三方弁(21)を有している、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記三方弁は永久磁石製の二重円錐体(41)を含んでおり、円錐先端はそれぞれ、凝縮領域の蒸発管(43)の終端を交互に閉鎖する、請求項2記載の装置。
【請求項4】
前記蒸発管(43)の周りに同軸状に配置されている毛細管(45)が常に開放されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
【請求項5】
前記二重円錐体(41)の駆動部は、前記ヒートパイプ(20)の外側に配置されている、請求項3または4記載の装置。
【請求項6】
前記二重円錐体(41)の駆動は磁気的に行われる、請求項3から5までのいずれか1項記載の装置。
【請求項7】
前記半導体光源(5)の作動開始時には、蒸発管は第1の凝縮領域(23)に対して開放されており、蒸発管は第2の凝縮領域(25)に対して閉鎖されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
【請求項8】
当該装置は、前記第1の凝縮領域(23)の温度に依存して、前記凝縮領域(23,25)内の熱流を切り換えるための装置を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
【請求項9】
前記第2の凝縮領域内への熱流をオンおよびオフする二方弁を有しており、熱は第1の凝縮領域内へ常に流れることができる、請求項1記載の装置。
【請求項10】
前記ヒートパイプ(20)は同時に、前記半導体光源(5)に対する少なくとも1つの電流供給部である、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
【請求項11】
当該電流供給は、少なくとも2つの同軸管を介して行われる、請求項9記載の装置。
【請求項12】
前記第1の凝縮領域(23)の前記ヒートシンク(33)は、加熱装置と作動接続されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
【請求項13】
請求項11記載の装置を有するヘッドライト(1)であって、
前記装置は、当該ヘッドライト(1)のヘッドライトレンズ(37)を加熱するための加熱装置を有している、
ことを特徴とするヘッドライト。
【請求項14】
前記第2の凝縮領域(25)は、当該ヘッドライト(1)の下方に配置されており、走行風によって冷却される、請求項12記載のヘッドライト(1)。
【請求項15】
前記第2の凝縮領域(25)は、当該ヘッドライト(1)の後方に配置されている、請求項14記載のヘッドライト(1)。
【請求項16】
請求項1から15までのいずれか1項記載の装置によって半導体光源(5)を冷却するための方法であって、
・作動開始時に、第1の凝縮領域(23)をオンにし、
・前記第1の凝縮領域(23)が特定の温度を上回ると、当該凝縮領域をオフにし、第2の凝縮領域(25)をオンにする、または第2の凝縮領域(25)を付加接続し、
・前記第1の凝縮領域(23)が所定の温度を下回ると、当該第1の凝縮領域(23)へ切り換える、または前記第2の凝縮領域(25)をオフにする、
ことを特徴とする、請求項1から15までのいずれか1項記載の装置によって半導体光源(5)を冷却するための方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2011−510438(P2011−510438A)
【公表日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−542535(P2010−542535)
【出願日】平成20年1月14日(2008.1.14)
【国際出願番号】PCT/EP2008/050324
【国際公開番号】WO2009/089903
【国際公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【出願人】(504458493)オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (168)
【氏名又は名称原語表記】Osram Gesellschaft mit beschraenkter Haftung
【住所又は居所原語表記】Hellabrunner Strasse 1, D−81543 Muenchen, Germany
【Fターム(参考)】