説明

反動抑制構造及び加工装置

【課題】水平方向に往復移動する可動子からの反動力を比較的単純な構造で抑制することが可能な反動抑制構造、及び当該反動抑制構造を備えた加工装置を提供する。
【解決手段】水平なX軸方向に可動する下部可動子30を基台上に載置し、X軸方向に直交する水平なZ軸方向に自由移動可能に設けた上部可動子用台座40を下部可動子上に載置し、上部可動子用台座に対してZ軸方向に可動する上部可動子を上部可動子用台座上に載置し、下部可動子上に、且つ上部可動子用台座が移動するZ軸上に、且つ上部可動子用台座に対向する位置に、Z軸方向に自由移動可能に設けた反動抑制部材を載置する。そしてZ軸方向に振動する第1バネS1が上部可動子用台座と下部可動子とに接続され、Z軸方向に振動する第2バネS2が反動抑制部材と下部可動子とに接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、往復移動する部材の反動を抑制する反動抑制構造、及び当該反動抑制構造を備えた加工装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ワークの被加工面にほぼ直交する水平方向から工具(刃物等)を比較的高速で進退移動させて前記被加工面を加工する、いわゆる高速刃物台とよばれる加工装置がある。この高速刃物台で加工を行うと、例えば、眼鏡のレンズのような自由曲面ワークを非常に短い加工時間で加工を行うことができる。
高速刃物台(以下、加工装置という)は、工具が固定された可動子を、比較的高速で水平方向に進退させるため、進退時に発生する反動力(可動子からの反動力)が大きい。この反動力は、加工装置に振動等を発生させる場合があり、加工装置の位置精度を悪化させ、加工精度を低下させる場合がある。
そこで、特許文献1に記載された従来技術では、下部アクチュエータユニット(下部可動子)の上に上部アクチュエータユニット(上部可動子)を載置し、上部アクチュエータユニットの水平方向の往復移動に対して、下部アクチュエータユニットを逆方向に駆動することで、上部アクチュエータの往復移動による反動力を相殺して振動の発生を防ぐ直動アクチュエータが提案されている。
【特許文献1】特開2003−195945号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載された従来技術では、上部アクチュエータの往復移動による反動力を相殺するためだけに下部アクチュエータユニットが必要であり、装置が複雑化、且つ大型化してしまう。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、水平方向に往復移動する可動子からの反動力を比較的単純な構造で抑制することが可能な反動抑制構造、及び当該反動抑制構造を備えた加工装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの反動抑制構造である。
請求項1に記載の反動抑制構造は、基台と、前記基台上に載置され、X軸駆動装置を用いて前記基台に対して水平方向を示すX軸方向に可動する下部可動子と、前記下部可動子上に載置され、前記X軸方向に直交する水平方向を示すZ軸方向に、自由移動可能に設けられた上部可動子用台座と、前記上部可動子用台座上に載置され、Z軸駆動装置を用いて前記上部可動子用台座に対して前記Z軸方向に可動する上部可動子とを備え、前記Z軸方向に往復移動する前記上部可動子からの反動を抑制する反動抑制構造である。
前記下部可動子上に、且つ前記上部可動子用台座が移動するZ軸上に、且つ前記上部可動子用台座に対向する位置に、前記Z軸方向に自由移動可能に設けられた反動抑制部材を載置する。
そして、前記Z軸方向に振動する第1バネが、前記下部可動子に対して前記上部可動子用台座が前記Z軸方向に振動可能となるように接続されており、前記Z軸方向に振動する第2バネが、前記下部可動子に対して前記反動抑制部材が前記Z軸方向に振動可能となるように接続されている。
【0005】
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの反動抑制構造である。
請求項2に記載の反動抑制構造は、請求項1に記載の反動抑制構造であって、前記Z軸駆動装置による前記上部可動子を前記Z軸方向に往復移動させる往復周波数に対して、前記上部可動子用台座と前記第1バネとで構成される上部可動子用台座振動系の共振周波数の方が小さくなるように、前記往復周波数と、前記上部可動子用台座の質量と、前記第1バネのバネ定数と、が選定されている。
【0006】
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの反動抑制構造である。
請求項3に記載の反動抑制構造は、請求項2に記載の反動抑制構造であって、前記往復周波数に対して、前記反動抑制部材と前記第2バネとで構成される反動抑制部材振動系の共振周波数が同じとなるように、前記往復周波数と、前記反動抑制部材の質量と、前記第2バネのバネ定数と、が選定されている。
【0007】
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの加工装置である。
請求項4に記載の加工装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の反動抑制構造と、ワークを保持するワーク保持手段と、前記ワークを加工する工具とを備えた加工装置である。
前記工具は、前記上部可動子における前記反動抑制部材と反対側に、前記Z軸方向に突出するように固定され、前記ワーク保持手段は、前記Z軸方向に往復移動する前記工具のZ軸方向への延長線上に前記ワークを保持し、前記上部可動子を前記Z軸方向に往復移動させて前記ワークを加工する。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の反動抑制構造を用いれば、上部可動子の往復移動により発生する反動力に対して反対方向に駆動する可動子を必要とせず、第1バネ、第2バネと反動抑制部材にて反動力を抑制することができる。
これにより、比較的簡単な構造で反動抑制構造を実現できる。
【0009】
また、請求項2に記載の反動抑制構造によれば、上部可動子の往復周波数に対して、上部可動子用台座振動系の共振周波数を小さくすることで(上部可動子用台座振動系の共振周波数よりも高い周波数で上部可動子を往復移動させることで)、上部可動子の往復移動による反動力の振幅の伝達を大きく低減することができる。
【0010】
また、請求項3に記載の反動抑制構造によれば、上部可動子の往復周波数に対して、反動抑制部材振動系の共振周波数を同じとすることで、上部可動子の往復移動と同じ周期で反動抑制部材を往復移動させ、反動力を適切に相殺することができる。
【0011】
また、請求項4に記載の加工装置によれば、工具を固定した上部可動子の往復移動による反動力を、比較的簡単な構造で抑制することができるため、加工装置の小型化、低コスト化をより促進することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の反動抑制構造を備えた加工装置10の一実施の形態における概略斜視図である。また、図2は、本発明の反動抑制構造の構成を説明する図である。なお、各図において、X軸、Y軸、Z軸は互いに直交する方向を示しており、X軸とZ軸は水平方向を、Y軸は垂直方向を示している。また、Z軸方向は、工具TがワークWに切り込む方向を示している。
【0013】
●[反動抑制構造を備えた加工装置の全体構成(図1、図2)]
加工装置10は、ベースとなる基台20に、ワーク保持手段80、下部可動子30が載置されている。
ワーク保持手段80は、ワーク旋回手段80aを備えており、保持されたワークWをZ軸に平行な中心軸に対して旋回可能である(図1中の80Rの方向に旋回可能である)。また、図1に示すワーク保持手段80は、基台20に対してZ軸方向(図1中の80Zの方向)に往復移動することが可能であるが、特にZ軸方向に移動しない構成であってもよい。
下部可動子30は、例えば、基台20に設けられたモータ30aと、当該モータ30aの軸に接続されたボールねじ30b等で構成されたX軸駆動装置(リニアモータ等で構成されていてもよく、各駆動装置の構成は、特に限定しない)にて、基台20に対してX軸方向(図1中の30Xの方向)に往復移動することが可能である。
【0014】
下部可動子30の上には、モータの固定子が内蔵された上部可動子用台座40が載置されており、上部可動子用台座40の上には、モータの可動子が内蔵された上部可動子50が載置されている。そして上部可動子50には、ワークWを加工するための工具Tが固定されている。
上部可動子用台座40は、レールとベアリングブロック等の案内部材(図示省略)にて、下部可動子30に対してZ軸方向に自由移動可能に設けられている。
上部可動子50は、Z軸駆動装置(図示省略)にて上部可動子用台座40に対してZ軸方向(図1、図2中の50Zの方向)に往復移動することが可能である。
また、下部可動子30の上には、反動抑制部材60が載置されている。
反動抑制部材60は、上部可動子用台座40が移動するZ軸上に、且つ上部可動子用台座40に対向する位置に、レールとベアリングブロック等の案内部材(図示省略)にて、下部可動子30に対してZ軸方向に自由移動可能に設けられている。
また、工具Tは、上部可動子50における反動抑制部材60と反対側に、Z軸方向に突出するように固定されている。また、ワーク保持手段80は、Z軸方向に往復移動する工具TのZ軸方向への延長線上にワークWを保持している。
なお、X軸駆動装置、Z軸駆動装置、ワーク保持手段80、ワーク旋回手段80aは、図示しない数値制御装置等によって制御される。例えば、数値制御装置等は、下部可動子30に対する上部可動子50の相対的な位置を検出可能な検出手段(図示省略)からの検出信号に基づいて上部可動子50の位置を検出し、検出した位置に基づいた制御信号にて、Z軸駆動装置を制御する。
【0015】
また、下部可動子30は、Z軸上に対向して載置された上部可動子用台座40と反動抑制部材60との間に支持部30cを備えている。
そして、Z軸方向に振動する第1バネS1が、下部可動子30(この場合、支持部30c)に対して上部可動子用台座40がZ軸方向に振動可能となるように接続されている。
また、Z軸方向に振動する第2バネS2が、下部可動子30(この場合、支持部30c)に対して反動抑制部材60がZ軸方向に振動可能となるように接続されている。
また、下部可動子30は、静圧軸受けからなるガイドS3によってX軸方向に案内されるが、ガイドS3はバネ性を有しており、このバネ性のZ軸成分を仮想的に表すと、Z軸方向に振動する仮想第3バネS3a、S3bにて接続されている状態と考えることができる。
なお、下部可動子30は、ガイドS3の弾性的性質により揺動運動を行うが、ここでは簡略化のため、重心Gの仮想第3バネS3a、S3bによる並進振動(図3中のF2)に置き換えて考える。
【0016】
●[反動抑制構造の動作(図3)]
次に、図3を用いて反動抑制構造の動作について説明する。
図3に示すように、上部可動子50にZ軸方向の力F0が印加されると、力F0と反対方向に反動力F1が上部可動子用台座40に印加される。そして、反動力F1によって、下部可動子30にZ軸方向の力F2が印加される。例えば、下部可動子30が、Z軸方向に移動してしまうと工具Tの位置に誤差が発生し、加工精度が低下する場合がある。
本実施の形態にて説明する反動抑制構造は、上部可動子50の移動と反対方向に移動するアクチュエータを設けることなく、第1バネS1、第2バネS2と反動抑制部材60との比較的簡単な構成にて、反動力F1を抑制する(図3中のF2を抑制する)ことができる。
【0017】
以下にて、上部可動子50に作用する力を、F0=f0sin(ωt)として、所定周波数でZ軸方向に移動させた場合の運動方程式を示す。なお、上部可動子50の質量(工具Tを含む)をM1、上部可動子用台座40の質量をM2、下部可動子30の質量をM3、反動抑制部材60の質量をM4とする。
また、第1バネS1のバネ定数をK2、第2バネS2のバネ定数をK3、バネ性を有するガイドS3のバネ定数をK4とする。そして、運動中の上部可動子50のZ軸方向の移動距離をX1、上部可動子用台座40のZ軸方向の移動距離をX2、下部可動子30のZ軸方向の移動距離をX3、反動抑制部材60のZ軸方向の移動距離をX4とする。
以上の設定において、初期値を0(ゼロ)として以下に示す運動方程式を得ることができる。
1(d21/dt2)=f0sin(ωt)
2(d22/dt2)+K2(X2−X3)=−f0sin(ωt)
3(d23/dt2)+K2(X3−X2)+K3(X3−X4)+K43=0
4(d24/dt2)+K3(X4−X3)=0
【0018】
ここで、上部可動子用台座40と第1バネS1とで構成される上部可動子用台座振動系の共振周波数が、上部可動子50を往復移動させる往復周波数(f=ω/2π)よりも小さくなるように、往復周波数f(=ω/2π)、上部可動子用台座40の質量M2、第1バネS1のバネ定数K2を選定することが好ましい。
この場合、√(K2/M2)<<ωとなるようにω、M2、K2を選定することで、下部可動子30に伝達される反動力を大幅に低減することができる。
また、反動抑制部材60と第2バネS2とで構成される反動抑制部材振動系の共振周波数が、上部可動子50を往復移動させる往復周波数(f=ω/2π)と同じとなるように、往復周波数f(=ω/2π)、反動抑制部材60の質量M4、第2バネS2のバネ定数K3を選定することが好ましい。
この場合、√(K3/M4)=ωとなるようにω、M4、K3を選定することで、上部可動子50の振動を相殺する。
【0019】
上記の運動方程式より、以下に示すように、X1〜X4を得ることができる。
1=f0sin(ωt)/M1ω2
2=f0sin(ωt)/(M2ω2−K2
3=0
4=−f0sin(ωt)/{K3[(ω/ωf)2−1]}
ここで、上記の式に、実際の質量(M1〜M4)、実際のバネ定数(K2〜K4)等を代入する。ここでは、ωf=0.3ω(ωfは、質量M2とバネ定数K2とで決まる固有振動数)、M4=1[kg]、M2=30[kg]、ω=2π*20(往復周波数f=20Hzとした場合)を代入すると、
2=2.1f0sin(ωt)[μm]
4=6.3f0sin(ωt)[μm]
を得ることができる。
従って、上部可動子50をZ軸方向にf0sin(ωt)(周波数f=ω/2π)で往復移動させた場合、基台20に対する上部可動子50のZ軸方向への移動距離(切込み量)は、図3より、X3+X1であり、上記で求めた式を用いると、以下のように求めることができる。なお、上部可動子50の変位X1は、下部可動子50との相対変位を検出するので、X2は含まれない。
3+X1
=[0]+X1
=X1 となる。
従って、本構造により、反動力による誤差の発生を抑制した加工を行うことができる。
【0020】
以上、本実施の形態にて説明した反動抑制構造及び当該反動抑制構造を適用した加工装置を用いれば、水平方向に往復移動する可動子からの反動力を比較的単純な構造で抑制することが可能であり、当該反動抑制構造にて、加工精度をより向上させることができる。
【0021】
本発明の反動抑制構造及び加工装置は、本実施の形態で説明した構造、構成、外観、形状等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の反動抑制構造を適用した加工装置10の一実施の形態を説明する斜視図である。
【図2】基台20、下部可動子30、上部可動子用台座40、上部可動子50、反動抑制部材60の配置位置と接続状態を説明する図である。
【図3】上部可動子50を駆動させた場合において、上部可動子50、上部可動子用台座40、下部可動子30、反動抑制部材60の各々の移動距離(X1、X2、X3、X4)を説明する図である。
【符号の説明】
【0023】
10 加工装置
20 基台
30 下部可動子
30a モータ
30b ボールねじ
40 上部可動子用台座
50 上部可動子
60 反動抑制部材
80 ワーク保持手段
80a ワーク旋回手段
S1 第1バネ
S2 第2バネ
S3 ガイド
T 工具
W ワーク



【特許請求の範囲】
【請求項1】
基台と、
前記基台上に載置され、X軸駆動装置を用いて前記基台に対して水平方向を示すX軸方向に可動する下部可動子と、
前記下部可動子上に載置され、前記X軸方向に直交する水平方向を示すZ軸方向に、自由移動可能に設けられた上部可動子用台座と、
前記上部可動子用台座上に載置され、Z軸駆動装置を用いて前記上部可動子用台座に対して前記Z軸方向に可動する上部可動子とを備え、前記Z軸方向に往復移動する前記上部可動子からの反動を抑制する反動抑制構造であって、
前記下部可動子上に、且つ前記上部可動子用台座が移動するZ軸上に、且つ前記上部可動子用台座に対向する位置に、前記Z軸方向に自由移動可能に設けられた反動抑制部材を載置し、
前記Z軸方向に振動する第1バネが、前記下部可動子に対して前記上部可動子用台座が前記Z軸方向に振動可能となるように接続されており、
前記Z軸方向に振動する第2バネが、前記下部可動子に対して前記反動抑制部材が前記Z軸方向に振動可能となるように接続されている、
ことを特徴とする反動抑制構造。
【請求項2】
請求項1に記載の反動抑制構造であって、
前記Z軸駆動装置による前記上部可動子を前記Z軸方向に往復移動させる往復周波数に対して、前記上部可動子用台座と前記第1バネとで構成される上部可動子用台座振動系の共振周波数の方が小さくなるように、前記往復周波数と、前記上部可動子用台座の質量と、前記第1バネのバネ定数と、が選定されている、
ことを特徴とする反動抑制構造。
【請求項3】
請求項2に記載の反動抑制構造であって、
前記往復周波数に対して、前記反動抑制部材と前記第2バネとで構成される反動抑制部材振動系の共振周波数が同じとなるように、前記往復周波数と、前記反動抑制部材の質量と、前記第2バネのバネ定数と、が選定されている、
ことを特徴とする反動抑制構造。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の反動抑制構造と、
ワークを保持するワーク保持手段と、
前記ワークを加工する工具とを備えた加工装置であって、
前記工具は、前記上部可動子における前記反動抑制部材と反対側に、前記Z軸方向に突出するように固定され、
前記ワーク保持手段は、前記Z軸方向に往復移動する前記工具のZ軸方向への延長線上に前記ワークを保持し、
前記上部可動子を前記Z軸方向に往復移動させて前記ワークを加工する、
ことを特徴とする加工装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−87145(P2008−87145A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−274067(P2006−274067)
【出願日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【出願人】(000001247)株式会社ジェイテクト (7,053)
【Fターム(参考)】