説明

検査用接続端子の接続装置

【課題】機器側接続端子を破損させることなく、検査用接続端子を確実に接触させる接続装置を提供する。
【解決手段】検査対象物側接続端子cと、検査用接続端子51とを電気的に接続させる接続装置であって、垂直シャフトには前記垂直シャフトに沿って昇降可能な移動部材が配設され、前記移動部材には傾斜ガイド孔24が設けられ、前記傾斜ガイド孔24には傾斜シャフト4がスライド可能に挿通され、前記傾斜シャフト4の下端には端子保持部5が固定されており、さらに、前記移動部材を前記垂直シャフトに沿って昇降させる昇降機構を備え、前記昇降装置を作動させることによって、前記端子保持部5を一旦垂直に下降させた後に水平方向に移動させて、端子保持部の側面に露出させて配設された検査用接続端子51と、前記保持手段に保持された検査対象物の検査対象物側接続端子cとを電気的に接続させるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線機等の電子機器の検査に利用される検査装置と接続して使用するための検査用接続端子の接続装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
まず、本発明に係る検査用接続端子の接続装置を用いた検査の対象物であるシャーシの概要を説明する。図4に示したように、前記シャーシaは、電子機器bに内蔵されるものであり、例えば、前記電子機器bの内部回路へ電力を供給するための電源端子等の機器側接続端子cが配設されている。
前記電子機器bを、例えば工場で製造して出荷する時や、修理した後や検査した後等において、前記電源端子から所定の電力を供給したり、前記電源端子の電気抵抗特性を検査したりするために、接続装置を用いて、前記電源端子と、検査用接続端子とを接続することが行われている。
【0003】
この種の接続装置は、シャーシaに形成された電源端子等の機器側接続端子cに、検査用接続端子を接触させるものであり、例えば、図5に示した接続装置100のように、シャーシaに配設された機器側接続端子cの上方に端子保持板110を昇降可能に配設し、前記端子保持板110の側面に配設された検査用接続端子120が、前記機器側接続端子cの真上に位置するように配設されている。
前記端子保持板110をレバー操作等によって真下に移動させることで、機器側接続端子cと検査用接続端子120を電気的に接触させるように構成されている。
【0004】
そのような構造では、図5において縦の細線で示したように、機器側接続端子cの真上に検査用接続端子120が位置しており、水平方向の位置的な余裕が無いため、作業者が勢いをつけてレバーを降ろした場合、検査用接続端子120が加速されて降下するので、機器側接続端子cを破損することがあった。
なお、ひっかかりを無くすために前記端子保持板110の下面に傾斜を設けることが行われるが、それでも、機器側接続端子cを破損することがあった。
【0005】
以上のような不具合を解決するためには、検査用接続端子120の位置を機器側接続端子cの真上から少しずらして配設し、水平方向の位置的な余裕を確保しておき、レバー操作等によって、前記端子保持板110を一旦真下に降下させた後、引き続いて前記端子保持板110を水平方向に移動させて、機器側接続端子cと検査用接続端子120を電気的に接触させるように構成することが考えられるが、このような、上下方向に移動する機構と、水平方向に移動する機構の両方の機構を備えることは、構造が複雑になるという問題があった。
なお、前記接続端子に採用可能な構造としては、特許文献1に開示された構造などが知られているが、特許文献1に開示された構造は、多くの電極を有し、全体の反りが大きな被測定物であっても確実に測定することを目的とするものであって、機器側接続端子を破損させることなく、検査用接続端子を機器側接続端子に確実に接触させる構造を開示するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平8−101229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、機器側接続端子を破損させることなく、検査用接続端子を機器側接続端子に確実に接触させる動作を、簡単な構造で実現できる接続装置を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の請求項1に係る検査用接続端子の接続装置では、
検査対象物に備えられた検査対象物側接続端子と、検査用接続端子とを電気的に接続させるために用いられる接続装置であって、
前記接続装置の基台には垂直シャフトが立設され、
前記基台の上面には検査対象物を所定の位置に保持する保持手段が備えられ、
前記垂直シャフトには前記垂直シャフトに沿って昇降可能な移動部材が配設され、
前記移動部材には前記垂直シャフトに対して傾斜させて貫通させた傾斜ガイド孔が設けられ、
前記傾斜ガイド孔には傾斜シャフトがスライド可能に挿通され、
前記傾斜シャフトの下端には端子保持部が固定されており、
さらに、前記移動部材を前記垂直シャフトに沿って昇降させる昇降機構を備え、
前記昇降装置を作動させることによって、前記端子保持部を一旦垂直に下降させた後に水平方向に移動させて、端子保持部の側面に露出させて配設された検査用接続端子と、前記保持手段に保持された検査対象物の検査対象物側接続端子とを電気的に接続させるように構成されたことを特徴としている。
請求項2では、
前記移動部材と端子保持部との間隔を広げる方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の請求項1に係る検査用接続端子の接続装置によれば、
移動部材には垂直シャフトに対して傾斜させて貫通させた傾斜ガイド孔が設けられ、傾斜ガイド孔には傾斜シャフトがスライド可能に挿通されているので、移動部材を下降させると、前記傾斜シャフトの下端に固定された端子保持部は、一旦垂直に下降し、前記端子保持部が前記シャーシに当接した後は、水平方向に移動するので、検査用接続端子と検査対象物の検査対象物側接続端子とを、ストレスなく正面から接触させることによって、電気的な接続状態にすることができ、安定した検査が可能となる。
また、請求項2では、
前記移動部材と端子保持部との間隔を広げる方向に付勢する付勢手段を備えることにより、下降した前記端子保持部は、付勢力によって前記シャーシを押圧するので、前記シャーシのぐらつきが防止され、安定した検査が可能と。
また、検査用接続端子と検査対象物の検査対象物側接続端子との接触も、前記付勢手段に起因する付勢力により付勢されるので、安定した検査が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明にかかる検査用接続端子の接続装置の正面図である。
【図2】前記検査用接続端子の接続装置の各部の動作を説明する説明図である。
【図3】別の形状のシャーシの断面図である。
【図4】一般的な形状のシャーシの斜視図である。
【図5】従来の検査用接続端子の接続装置の一例の要部を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
まず、本発明に係る検査用接続端子の接続装置を用いた検査の対象物であるシャーシは、図4を参照して説明したものと同様の構造であるので、その説明は省略する。
本発明の検査用接続端子の接続装置は、前記シャーシのような構造の検査対象物を検査するために、検査装置と組み合わせて使用する。
【実施例1】
【0012】
以下に、本発明にかかる検査用接続端子の接続装置を、実施例1の正面図を示した図1を参照して以下に説明する。
図示したように、検査用接続端子の接続装置1の基台11の上面には、検査対象のシャーシaを検査のために設置するシャーシ設置部12が形成されている。このシャーシ設置部12には、検査対象のシャーシを所定の位置に保持するためのシャーシ保持部材13が配設されている。
【0013】
前記基台11の上面には、2本以上の垂直シャフト14が立設されている。
前記垂直シャフト14には、移動プレート2が、垂直方向に昇降可能な状態で備えられている。前記移動プレート2には、前記垂直シャフト14に対応させた位置にシャフト孔21が貫通されており、前記シャフト孔21に前記垂直シャフト14が挿通されているので、前記移動プレート2は、前記垂直シャフト14にガイドされて、前記垂直シャフト14に沿って垂直方向に移動することができる。
前記移動プレート2には水平プレート22が固定され、前記水平プレート22には、図上、右下がりの傾斜プレート23が固定されている。
【0014】
前記基台11には、さらに、前記移動プレート2を昇降させるための昇降機構3が配設されている。この昇降機構3は、操作レバー31を備え、この操作レバー31を操作することによって、図示しないリンク機構などを介して、前記移動プレート2を昇降させるように構成されている。
【0015】
前記移動プレート2に、前記水平プレート22を介して固定されている傾斜プレート23には、例えば2つの傾斜ガイド孔24が貫通されている。前記傾斜ガイド孔24は、前記傾斜プレート23に設けられており、前記垂直シャフト14に対しては、図上、時計周り方向(右斜め)に傾斜した状態になっている。
前記傾斜ガイド孔24には、前記垂直シャフト14に対して、図上、時計周り方向(右斜め)に傾斜した傾斜シャフト4が挿通されている。
前記傾斜シャフト4の下端には、端子保持部5が固定されている。
なお、前記移動プレート2、前記水平プレート22、および前記傾斜プレート23が、特許請求の範囲に記載された移動部材に対応する構成である。
【0016】
前記端子保持部5の右側側面には、検査用接続端子51が露出させて配設されている。
また、前記傾斜シャフト4には、移動プレート2と端子保持部5との間隔を広げる方向に付勢する付勢手段として、圧縮バネ6が巻き付けられている。
【0017】
前記検査用接続端子51は、図示しない電源装置や検査装置と接続ケーブルで接続されており、前記検査用接続端子51を、検査対象物側接続端子としての前記シャーシaの機器側接続端子cと、電気的に接続した状態で、前記機器側接続端子cから所定の電力を供給したり、前記検査装置と、前記シャーシaの回路とを電気的に接続して、前記シャーシaの回路の電気的な特性を検査したりすることができる。
【0018】
次に、以上の構成の検査用接続端子の接続装置を用いた検査における各部の動作等を図2を参照して説明する。
まず、前記検査用接続端子の接続装置1を、図示しない電源装置と接続し、前記シャーシ設置部12のシャーシ保持部材13を用いて検査対象のシャーシaを所定の位置に保持する。このとき、前記端子保持部5は、検査用接続端子51と機器側接続端子cとが、水平方向に距離が保持される位置に配置される。
次に、前記昇降装置3の前記操作レバー31を引き下ろし操作して、図2の(A)において下向きの太い矢印で示したように、前記移動プレート2を下降させて、前記水平プレート22と、前記傾斜プレート23と、前記傾斜シャフト4と、前記端子保持部5とを共に下降させる。
なお、図2において、縦の細線Xは、前記端子保持部5の下面が前記シャーシaの上面に当接するまでの間、前記端子保持部5の左端が昇降移動する垂直線を示し、縦の細線Yは、前記傾斜プレート23の左端が昇降移動する垂直線を示している。
【0019】
前記傾斜プレート23が、図2の(B)に二点鎖線で示した23aの位置から、破線で示した23bの位置まで下降すると、前記端子保持部5の下面が、前記シャーシaの上面に当接して、それ以上は下降できない状態となる。
以上において、端子保持部5が下降するとき、前記検査用接続端子51と、前記機器側接続端子cとの水平方向の距離jとしては充分な距離が確保されているので、前記検査用接続端子51が、前記機器側接続端子cの表面を擦りながら下降することがなく、両端子を損傷させることを防止できる。
なお、以上のように前記端子保持部5がシャーシaの上面に当接した状態では、前記端子保持部5は、前記圧縮バネ6による付勢力によって充分な圧力で、前記シャーシaの上面に押しつけられた状態となっているので、前記シャーシaがぐらつくことが防止され、安定した検査が行える。
【0020】
前記操作レバー31をさらに操作して、前記傾斜プレート23を、図2の(B)に破線で示した23bの位置から23cの位置まで下降させると、前記傾斜プレート23と前記端子保持部5との間に配設された圧縮バネ6を圧縮させる。このとき、前記傾斜ガイド孔24は、前記傾斜シャフト4に沿ってスライドしながら下降する。このようなスライド下降によって、前記傾斜シャフト4は、図2の(B)に破線で示した4bの位置から4cの位置まで、図上右方向に引き寄せられ、前記傾斜シャフト4の下端に固定された端子保持部5を、図2の(B)に破線で示した5bの位置から5cの位置まで、前記シャーシaの上面に沿って図上右方向に距離kだけ移動させる。
【0021】
このように、前記傾斜プレート23を下降させて前記端子保持部5を前記シャーシaの上面に沿って図上右方向に距離kだけ移動させると、前記端子保持部5の右側面に露出させて配設された検査用接続端子51は、前記シャーシaの機器側接続端子cに当接する。この状態を、リミットスイッチもしくは両端子間の電気抵抗の変化によって検知して、ブザーもしくはランプ等で、接続完了を操作者に報知し、操作者は前記操作レバー31の引き下ろし操作を停止する。
【0022】
このように、両端子を当接させる動作は、水平方向に移動することによって行われるので、両端子間に無理なストレスがかからず、両端子を損傷させることが防止できる。
以上のようにして、両端子間が電気的に接続され、前記電源装置から前記機器側接続端子cに所定の電力が供給されている状態で、前記シャーシaの回路の電気的な検査を行う。
なお、以上のような両端子の接続状態において、前記検査用接続端子51と前記機器側接続端子cとは、前記圧縮バネ6に起因する付勢力によって充分な圧力で押しつけられた状態となっているので、多少の位置的な誤差があっても、前記検査用接続端子51と前記機器側接続端子cとは確実に接続状態が保たれ、安定した検査が行える。
【0023】
所定の検査が終了すると、操作者は、前記操作レバー31を引き上げ操作する。
これによって、移動プレート2は上昇しはじめて、前記水平プレート22と、前記傾斜プレート23と、前記傾斜シャフト4とが共に上昇する。
このとき、はじめのうちは、前記圧縮バネ6が伸びるので、前記端子保持部5は前記シャーシaの上面に当接した状態で、前記傾斜プレート23と前記端子保持部5との距離が広がり、前記傾斜ガイド孔24は前記傾斜シャフト4に沿ってスライドしながら上昇する。このようなスライド上昇によって、前記傾斜シャフト4は、図2の(B)に示した4cの位置から破線で示した4bの位置まで、図上左方向に押し戻され、前記傾斜シャフト4の下端に固定された端子保持部5を、前記シャーシの上面に沿って、図2の(B)に示した5cの位置から、破線で示した5bの位置まで、図上左方向に移動させて、前記検査用接続端子51を前記機器側接続端子cから離間させる。
このように、両端子を離間させる動作も、水平方向に移動することによって行われるので、両端子間に無理なストレスがかからず、両端子を損傷させることが防止できる。
【0024】
前記操作レバー31をさらに操作して、前記移動プレート2、前記水平プレート22と、前記傾斜プレート23と、前記傾斜シャフト4をさらに上昇させると、前記圧縮バネ6が初期の長さまで伸びた後は、前記端子保持部5も共に上昇して、前記シャーシaの上面から離間する。
このように、端子保持部5が上昇するとき、前記検査用接続端子51と、前記機器側接続端子cとの水平方向の距離jは充分な距離になっているので、前記検査用接続端子51が、前記機器側接続端子cの表面を擦りながら上昇することがなく、両端子を損傷させることが防止できる。
以上のようにして、前記シャーシaの検査が終了し、続いて、次の検査対象のシャーシをセットして、上記同様の検査を行うことができる。
【0025】
以上のように、上記構成の検査用接続端子の接続装置によれば、操作レバー31を引き下ろす操作をするだけで、端子保持部5は一旦垂直に下降し、シャーシaに当接した後は、水平方向に移動して、機器側接続端子cと当接するので、複雑な機構を用いることなく、またストレスなく、前記検査用接続端子51と前記機器側接続端子cとを接触させることができる。
また、検査終了後は、操作レバー31を引き上げる操作をするだけで、端子保持部5は一旦水平方向に移動して、機器側接続端子cと離間し、その後、上昇するので、複雑な機構を用いることなく、またストレスなく、前記検査用接続端子51と前記機器側接続端子cとを離間させることができる。
以上の動作により、前記検査用接続端子51もしくは前記機器側接続端子cの何れをも損傷させることなく、検査を行うことができる。
【0026】
上記構成の検査用接続端子の接続装置によれば、図3に示したように、機器側接続端子dが、シャーシeの反り返し部分fに隠れるような形状であっても、前記反り返し部分fを避けて、端子保持部を移動させて、前記機器側接続端子dに接触させることが可能となる。
なお、前記機器側接続端子としては、電源端子に限らず、種々の信号端子の場合にも、対応する検査用接続端子を端子保持部5に取り付けることによって、対応できる。
また、図1、2の説明では、操作レバー31を手動操作する構成例で説明したが、モータ等を用いて自動的に操作するように構成することも容易である。
また、上記実施例では、加工の都合上、前記移動プレート2に、前記水平プレート22と、前記傾斜プレート23とを固定した構成で説明したが、前記移動プレート2と一体の水平プレート部分に傾斜ガイド孔を設けて、この傾斜ガイド孔に傾斜シャフトを挿通する構成としてもよいことは当然である。
また、前記端子保持部5の自重が充分であって、前記圧縮バネ6がなくても、重力によって、前記傾斜プレート23から離間するように作用する場合には、前記圧縮バネ6を省略することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明にかかる検査用接続端子の接続装置によれば、垂直方向の移動と、水平方向の移動とを、簡単な構造で実現することができるので、シャーシの検査のための接続装置に限らず、種々の機構に採用することができる。
【符号の説明】
【0028】
1 検査用接続端子の接続装置
11 基台
12 シャーシ設置部
13 シャーシ保持部材
14 垂直シャフト
2 移動プレート
21 シャフト孔
22 水平プレート
23 傾斜プレート
24 傾斜ガイド孔
3 昇降機構
31 操作レバー
4 傾斜シャフト
5 端子保持部
51 検査用接続端子
6 付勢手段、圧縮バネ
a シャーシ、検査対象物
b 電子機器
c 電源端子、機器側接続端子、検査対象物側接続端子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検査対象物に備えられた検査対象物側接続端子と、検査用接続端子とを電気的に接続させるために用いられる接続装置であって、
前記接続装置の基台には垂直シャフトが立設され、
前記基台の上面には検査対象物を所定の位置に保持する保持手段が備えられ、
前記垂直シャフトには前記垂直シャフトに沿って昇降可能な移動部材が配設され、
前記移動部材には前記垂直シャフトに対して傾斜させて貫通させた傾斜ガイド孔が設けられ、
前記傾斜ガイド孔には傾斜シャフトがスライド可能に挿通され、
前記傾斜シャフトの下端には端子保持部が固定されており、
さらに、前記移動部材を前記垂直シャフトに沿って昇降させる昇降機構を備え、
前記昇降装置を作動させることによって、前記端子保持部を一旦垂直に下降させた後に水平方向に移動させて、端子保持部の側面に露出させて配設された検査用接続端子と、前記保持手段に保持された検査対象物の検査対象物側接続端子とを電気的に接続させるように構成されたことを特徴とする検査用接続端子の接続装置。
【請求項2】
前記移動部材と端子保持部との間隔を広げる方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の検査用接続端子の接続装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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