説明

温度検知装置

【課題】温度依存性に対する製造ばらつきの影響を低減し半導体基板上に搭載できる温度検知装置を提供する。
【解決手段】周囲温度に応じて印加電圧が変化する第1の温度検出素子D1と、Tr2及びTr3からなり定電流源DTr1から第1の温度検出素子D1に供給される電流に応じた電流を出力する第1のカレントミラー回路と、周囲温度に応じて印加電圧が変化する第2の温度検出素子D2と、Tr2及びTr3からなる第1のカレントミラー回路から第1の抵抗R1を通して第2の温度検出素子D2に供給される電流に応じた電流を生成するTr4及びTr5からなる第2のカレントミラー回路と、Tr4及びTr5からなる第2のカレントミラー回路で生成された電流に応じた電圧を発生する第2の抵抗R2と、第1の温度検出素子D1の印加電圧と第2の抵抗R2の印加電圧との差を検出する温度検知回路111とで構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は温度検知装置に係り、特に、半導体基板に形成され、周囲温度に応じた出力信号を出力する温度検知装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、半導体集積回路の分野では回路の高集積化に伴って多くの熱が発生する。このため、熱から回路を保護するため、温度が所定の温度になったときに回路の動作を停止させる加熱保護回路が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような半導体集積回路の加熱保護回路において、周辺温度検出する温度検知回路としては、従来、バイポーラトランジスタを使ったバンドギャップ回路あるいはダイオードを用いた回路が知られている。
【0004】
一方、近年、半導体集積回路は、バイポーラトランジスタに比べて消費電力を低減できるMOSトランジスタにより構成されるようになってきている。MOSトランジスタを用いた半導体集積回路では、プロセスを効率化するために、温度検知回路もMOSトランジスタで構成する必要があった(例えば、特許文献2、3参照)。
【特許文献1】特開平7−13643号公報
【特許文献2】特開2002−108465号公報
【特許文献3】特開2005−122753号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、MOSトランジスタを用いた温度検知回路では、温度依存性に対する製造ばらつきの影響が大きく、温度検知用のダイオード、抵抗素子をレーザトリミングなどで調整する必要があった。このため、調整用のダイオードや抵抗素子を搭載する必要があり、面積効率が悪くなる。また、調整作業が必要であり、製造効率も悪くなるなどの問題点があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、温度依存性に対する製造ばらつきの影響を低減できる温度検知装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、半導体基板に形成され、周囲温度に応じた出力信号を出力する温度検知回路において、定電流を生成する定電流源(DTr1)と、定電流源(DTr1)で生成された電流が供給され、周囲温度に応じて印加電圧が変化する第1の温度検出素子(D1)と、定電流源(DTr1)から第1の温度検出素子(D1)に供給される電流に応じた電流を出力する第1のカレントミラー回路(Tr2、Tr3)と、第1のカレントミラー回路(Tr2、Tr3)から出力された電流が供給される第1の抵抗(R1)と、第1のカレントミラー回路(Tr2、Tr3)から第1の抵抗(R1)を通して電流が供給され、周囲温度に応じて印加電圧が変化する第2の温度検出素子(D2)と、第1のカレントミラー回路(Tr2、Tr3)から第2の温度検出素子(D2)に供給される電流に応じた電流を生成する第2のカレントミラー回路(Tr4、Tr5)と、第2のカレントミラー回路(Tr4、Tr5)から電流が供給されており、第2のカレントミラー回路(Tr4、Tr5)で生成された電流に応じた電圧を発生する第2の抵抗(R2)と、第1の温度検出素子(D1)の印加電圧と第2の抵抗(R2)の印加電圧との差に応じて温度検出を行う温度検出回路(111)とを有することを特徴とする。
【0008】
第1の温度検出素子(D1)と第2の温度検出素子(D2)、及び、第1の抵抗(R1)と第2の抵抗(R2)とは、同等の温度特性を有することを特徴とする。
【0009】
第1の温度検出素子(D1)及び第2の温度検出素子(D2)は、p型基板(121)上に形成されたn型ウェル領域(122)と、n型ウェル領域(122)上に形成されたp型拡散領域(123)とから構成され、p型拡散領域(123)をアノードとし、第1のカレントミラー回路(Tr2、Tr3)又は第1の抵抗(R1)に接続し、n型ウェル領域(122)をカソードとして接地した構成とされていることを特徴とする。
【0010】
定電流源(DTr1)は、ディプレッション型MOS電界効果トランジスタから構成され、第1のカレントミラー回路(Tr2、Tr3)及び第2のカレントミラー回路(Tr4、Tr5)は、エンハンスメント型MOS電界効果トランジスタから構成されていることを特徴とする。
【0011】
温度検出回路(111)は、コンパレータ(COM1)を有し、コンパレータ(COM1)は定電流源(DTr1)で生成された定電流に応じて内部電流源を動作させることを特徴とする。
【0012】
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって、特許請求の範囲の記載が限定されるものではない。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、第1の温度検出素子と第2の温度検出素子、及び、第1の抵抗と第2の抵抗、並びに、第1及び第2のカレントミラー回路によりペアを構成できるため、温度依存性に対する素子のばらつきの影響を相殺できるため、正確な温度検出を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は本発明の一実施例の回路構成図を示す。
【0015】
本実施例の温度検知装置100は、p型半導体基板上に他の回路とともに形成されている。
【0016】
ディプレッション形nチャネルMOS電界効果トランジスタDTr1、エンハンスメント形nチャネルMOS電界効果トランジスタTr2、Tr3、エンハンスメント形pチャネルMOS電界効果トランジスタTr4、Tr5、ダイオードD1、D2、抵抗R1、R2、温度検知回路111から構成されている。
【0017】
トランジスタDTr1は、定電流源を構成しており、ドレインに電源電圧VDDが印加され、ソースとゲートとが短絡された構成とされており、ソースから定電流を出力する。トランジスタDTr1で生成された定電流は、トランジスタTr2のドレイン及びゲートとトランジスタTr3のゲートに供給される。
【0018】
トランジスタTr2は、トランジスタTr3とともに第1のカレントミラー回路を構成している。トランジスタTr2はドレインがそれ自身のゲート及びトランジスタDTr1のソース及びゲート、並びに、トランジスタTr3のゲートに接続されている。
【0019】
トランジスタTr2は、トランジスタDTr1のソースから供給される定電流に応じた電流をダイオードD1に供給する。
【0020】
ダイオードD1は、第1の温度検出素子を構成しており、アノードがトランジスタTr2のソースに接続され、カソードが接地されている。ダイオードD1は、周囲温度に応じて印加電圧が変化する。
【0021】
図2はダイオードD1の構成図を示す。図2はダイオードD1を半導体基板に搭載したときの断面図を示している。
【0022】
ダイオードD1は、p型半導体基板121上に形成されたn型ウェル領域122と、n型ウェル領域122上に形成されたp型拡散領域123から構成されている。
【0023】
ダイオードD1は、p型拡散領域123がアノードとされ、第1のカレントミラー回路を構成するトランジスタTr2のソースに接続されている。また、ダイオードD1は、n型ウェル領域122がカソードとされ、接地されている。トランジスタTr2のソースとダイオードD1のアノードとの接続点は、温度検知回路111に接続されている。
【0024】
トランジスタTr3は、ドレインがトランジスタTr4のドレイン及びゲートに接続され、ソースが抵抗R1の一端に接続され、トランジスタTr2とともに、第1のカレントミラー回路を構成している。トランジスタTr3は、トランジスタTr2のドレイン電流に応じた電流をドレインから引き込み、ソースから抵抗R1に供給する。
【0025】
抵抗R1は、第1の抵抗であり、一端がトランジスタTr3のソースに接続され、他端がダイオードD2のアノードに接続されている。ダイオードD2は、第2の温度検出素子を構成しており、アノードが抵抗R1の一端に接続され、カソードは接地されている。
【0026】
なお、ダイオードD2は、その構成は図2に示すダイオードD1と同様な構成とされている。このとき、ダイオードD2は、ダイオードD1と同じプロセスで作成されるため、ダイオードD1と同等の温度特性を持つことになる。
【0027】
トランジスタTr4は、ソースに電源電圧VDDが印加されており、ドレインがそれ自身のゲート及びトランジスタTr3のドレイン並びにトランジスタTr5のゲートに接続されており、トランジスタTr5とともに第2のカレントミラー回路を構成している。トランジスタTr4は、トランジスタTr3のドレイン電流に応じた電流を電源電圧VDDから引き込む。
【0028】
トランジスタTr5は、ソースに電源電圧VDDが印加され、ドレインに抵抗R2の一端が接続されており、トランジスタTr4とともに第2のカレントミラー回路を構成している。トランジスタTr5は、トランジスタTr4のドレイン電流に応じた電流をドレインから出力し、抵抗R2の一端に供給する。
【0029】
抵抗R2は、第2の抵抗を構成しており、一端がトランジスタTr5のドレインに接続され、他端が接地されている。抵抗R2は、トランジスタTr5のドレインに電流に応じた電圧をその両端に発生する。このとき、抵抗R2は、抵抗R1と同じプロセスで作成されるため、抵抗R1と同等の温度特性を持っている。なお、トランジスタTr5のドレインと抵抗R2の一端との接続点は、温度検知回路111に接続されている。
【0030】
温度検知回路111は、コンパレータCOM1、トランジスタTr6から構成されている。
【0031】
コンパレータCOM1は、非反転入力端子にトランジスタTr2のソースとダイオードD1のアノードとの接続点の電位Vaが印加され、反転入力端子にトランジスタTr5のドレインと抵抗R2の一端との接続点の電位をVbが印加されている。コンパレータCOM1は電位Vaが電位Vbより小さいときに出力をローレベルとし、電位Vaが電位Vbより大きいときに出力をハイレベルとする。
【0032】
コンパレータCOM1の出力は、トランジスタTr6のゲートに供給される。トランジスタTr6はエンハンスメント型pチャネルMOS電界効果トランジスタから構成されており、ソースに電源電圧VDDが印加され、ドレインは出力制御用トランジスタTr7のゲートに接続されている。
【0033】
トランジスタTr6は、コンパレータCOM1の出力がハイレベルのときにオフし、コンパレータCOM1の出力がローレベルのときにオンし、出力制御用トランジスタTr7のゲートをハイレベルとする。出力制御用トランジスタTr7は、エンハンスメント型pチャネルMOS電界効果トランジスタから構成されており、ソースに電源電圧VDDが印加され、ドレインは抵抗R3を介して接地されている。出力制御用トランジスタTr7はトランジスタTr6がオフのときにオンし、トランジスタTr6がオンのときにオフする。トランジスタTr6のドレインと出力制御用トランジスタTr7との接続点が温度検出出力端子Toutとされる。
【0034】
温度検出出力端子Toutは、デバイス温度が所定の温度T0より高くなり、電位Vaが電位Vbより小さくなり、コンパレータCOM1の出力がローレベルとなることにより、トランジスタTr6がオン、出力制御用トランジスタTr7がオフとなる。また、温度検出出力端子Toutは、デバイス温度が所定の温度T0より低くなり、電位Vaが電位Vbより大きく、コンパレータCOM1の出力がハイレベルとなることにより、トランジスタTr6がオフ、出力制御用トランジスタTr7がオンして出力トランジスタとしての役割をはたすようになる。
【0035】
温度検出出力端子Toutの出力は、同じ半導体基板上の回路に供給される。温度検出出力端子Toutが接続される回路は、例えば、温度検出出力端子Toutがハイレベルになると、回路の消費電力を低減することによって基板温度が低下するように制御する。
【0036】
図3は本発明の一実施例の動作説明図を示す。
【0037】
ダイオードD1は、負の温度特性(略−2mV/C°)を持っており、これによって、電位Vaは図3に示すように温度に応じて減衰する負の温度特性を示す。また、ダイオードD2はダイオードD1と同様に負の温度特性を持っており、電位VbはダイオードD2に流れる電流を折り返した電流に応じた電位となる。このとき、電流は抵抗R1によって制限させているので、図3に示すように電位Vaとは傾きが異なり、緩やかであり、温度に応じて増加する正の温度特性を持つことになる。このため、電位Vaと電位Vbとの差により温度を検知することが可能となっている。
【0038】
電位Vaの特性と電位Vbの特性は、温度T0で交差している。本実施例の温度検知回路111は、デバイス温度がこの温度T0より高い温度では温度検出出力端子Toutはハイレベルとなり、出力制御用トランジスタTr7をオフする。
【0039】
このとき、ダイオードD1、D2、抵抗R1、R2、トランジスタTr2、Tr3;Tr4、Tr5はペアをなしており、かつ、同一プロセスによって作成されているため、ばらつきが互いに相殺され、電位Vaと電位Vbとは温度依存性に対する製造ばらつきの影響を低減できる。
【0040】
例えば、図3に示すように電位Vaが破線で示すようにばらついたとき、電位Vbも破線で示すようにばらつき、また、図3に示すように電位Vaが一点鎖線で示すようにばらついたとき、電位Vbも一点鎖線で示すようにばらつくので、実線の検出温度T0と同じ温度T0で温度検出を行える。
【0041】
本実施例によれば、温度依存性に対する製造ばらつきを小さくできる。また、ダイオードD1、D2を図2に示すような構造とし、図1に示すようにカソードを接地する構成とすることにより、図2に示す寄生トランジスタ124が動作することを防止できる。
【0042】
図4は本発明の一実施例の変形例の回路構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0043】
本変形例は、トランジスタDTr1のソース及びドレインと、トランジスタTr2のドレイン及びゲートと、トランジスタTr3のゲートとの接続点の電位VrefをコンパレータCOM1の電流源の駆動源として用いている。
【0044】
コンパレータCOM1は、トランジスタTr11〜Tr19から構成されている。トランジスタTr11、Tr12は差動トランジスタを構成しており、電位Va、Vbに応じた電流をトランジスタTr13、Tr14から引き込む。トランジスタTr13及びTr14はカレントミラー回路を構成しており、トランジスタTr12から引き込まれる電流に応じた電流をトランジスタTr11に供給する。
【0045】
トランジスタTr15は、定電流源であり、トランジスタTr11及びトランジスタTr12から定電流を引き込んでいる。トランジスタTr15のゲートには、トランジスタDTr1のソース及びドレインと、トランジスタTr2のドレイン及びゲートと、トランジスタTr3のゲートとの接続点の電位Vrefが印加されており、電流源となるトランジスタTr15は、電位Vrefによって駆動される。
【0046】
トランジスタTr16〜Tr19は、コンパレータCOM1の出力段の回路を構成しており、トランジスタTr13とトランジスタTr11との接続点が差動出力として供給されている。トランジスタTr16、Tr17は、ソースフォロワ回路を構成しており、トランジスタTr17は定電流源を構成しており、トランジスタTr16から定電流を引き込む。このとき、トランジスタTr17のゲートには、トランジスタDTr1のソース及びドレインと、トランジスタTr2のドレイン及びゲートと、トランジスタTr3のゲートとの接続点の電位Vrefが印加されており、電流源となるトランジスタTr17は、電位Vrefによって駆動される。
【0047】
なお、トランジスタTr18、Tr19はインバータを構成しており、トランジスタTr16、Tr17の出力を反転してコンパレータCOM1の出力として出力する。
【0048】
本変形例によれば、コンパレータCOM1の電流源を駆動するための電位を生成する回路を別に設ける必要がないので、構成を簡略化できる。
【0049】
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の変形例が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】ダイオードD1の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の一実施例の変形例の回路構成図である。
【符号の説明】
【0051】
100 温度検知装置
111 温度検知回路
DTr1 ディプレッション型nチャネルMOS電界効果トランジスタ
Tr2、Tr3 エンハンスメント型nチャネルMOS電界効果トランジスタ
Tr4、Tr5 エンハンスメント型pチャネルMOS電界効果トランジスタ
D1、D2 ダイオード、R1、R2 抵抗

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体基板に形成され、周囲温度に応じた出力信号を出力する温度検知装置において、
定電流を生成する定電流源と、
前記定電流源で生成された電流が供給され、周囲温度に応じて印加電圧が変化する第1の温度検出素子と、
前記定電流源から前記第1の温度検出素子に供給される電流に応じた電流を出力する第1のカレントミラー回路と、
前記第1のカレントミラー回路から出力された電流が供給される第1の抵抗と、
前記第1のカレントミラー回路から前記第1の抵抗を通して電流が供給され、周囲温度に応じて印加電圧が変化する第2の温度検出素子と、
前記第1のカレントミラー回路から前記第2の温度検出素子に供給される電流に応じた電流を出力する第2のカレントミラー回路と、
前記第2のカレントミラー回路から電流が供給され、前記第2のカレントミラー回路から供給された電流に応じた電圧を発生する第2の抵抗と、
前記第1の温度検出素子の印加電圧と前記第2の抵抗の印加電圧との差に応じて温度検出を行う温度検知回路とを有することを特徴とする温度検知装置。
【請求項2】
前記第1の温度検出素子と前記第2の温度検出素子、及び、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗とは、同等の温度特性を有することを特徴とする請求項1記載の温度検知装置。
【請求項3】
前記第1の温度検出素子及び前記第2の温度検出素子は、p型基板上に形成されたn型ウェル領域と、
前記n型ウェル領域上に形成されたp型拡散領域とから構成され、
前記p型拡散領域をアノードとし、前記第1のカレントミラー回路又は前記第1の抵抗に接続し、前記n型ウェル領域をカソードとして接地した構成とされていることを特徴とする請求項1記載の温度検知装置。
【請求項4】
前記定電流源は、ディプレッション型MOS電界効果トランジスタから構成され、
前記第1のカレントミラー回路及び前記第2のカレントミラー回路は、エンハンスメント型MOS電界効果トランジスタから構成されていることを特徴とする請求項1記載の温度検知装置。
【請求項5】
前記温度検知回路は、コンパレータから構成されており、
前記コンパレータは、前記定電流源で生成された定電流に応じて内部電流源を動作させることを特徴とする請求項4記載の温度検知装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−318028(P2007−318028A)
【公開日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−148544(P2006−148544)
【出願日】平成18年5月29日(2006.5.29)
【出願人】(000006220)ミツミ電機株式会社 (1,651)
【Fターム(参考)】