説明

物品保管設備

【課題】 物品保管設備の現地据付性を向上し、可搬性も具備せしめること。
【解決手段】 床板11の少なくとも1つの側縁部に柱12を立設し、柱12の上端側に片持ち支持される屋根パネル13により床板11を覆い、床板11の上面を物品保管領域Aとする物品保管設備10であって、床板11が地面に離着自在に載置可能にされてなるもの。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、古紙回収ボックス、車両等の物品を保管するための物品保管設備に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の物品保管設備は、特許文献1に記載のカーポートにみられるように、地面に設けたコンクリート基礎に柱を立設し、柱の上端部に屋根パネルを片持ち支持し、屋根パネルの下を物品保管領域としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007-224673
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の物品保管設備には以下の問題点がある。
(1)物品保管設備の地面に対する構築が地面に設けたコンクリート基礎に柱を立設してなされるものであり、基礎工事や基礎に対する柱の立設工事に困難がある。
【0005】
物品保管設備はコンクリート基礎と一体化され、可搬性がないから、一旦設置完了した後で向きを変えたり、ずらしたりする位置調整ができない。
【0006】
(2)物品保管設備のコンクリート基礎以外の部分を工場で組立て、これを現地に輸送することは、トラック等の輸送制限により困難がある。
【0007】
一方、物品保管設備の資材を現地に輸送して組立てる場合には、基礎工事だけでなく、多数の部品の溶接等による組立に困難がある。
【0008】
(3)物品保管設備は屋根パネルの高さが固定化されている。従って、物品保管領域に保管される物品の寸法の変化に対応し、屋根パネルの高さを変更する等に困難がある。
【0009】
(4)消火システムによる消火性能の向上に困難がある。
【0010】
(5)照明装置、警報装置のための電源確保に困難がある。
【0011】
本発明の課題は、物品保管設備の現地据付性を向上し、可搬性も具備せしめることにある。
【0012】
本発明の他の課題は、物品保管設備の輸送性、組立性を向上することにある。
本発明の他の課題は、物品保管設備の屋根パネルの高さ、傾きを調整可能にすることにある。
本発明の他の課題は、物品保管設備の消火性能を向上することにある。
本発明の他の課題は、物品保管設備の電源を容易に確保することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
請求項1に係る発明は、床板の少なくとも1つの側縁部に柱を立設し、柱の上端側に片持ち支持される屋根パネルにより床板を覆い、床板の上面を物品保管領域とする物品保管設備であって、床板が地面に離着自在に載置可能にされてなるようにしたものである。
【0014】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記床板が柱支持部を備え、柱の下端部が床板の柱支持部に着脱自在に結合されて支持されるようにしたものである。
【0015】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において更に、前記柱が屋根支持部を備え、屋根パネルの一端部が柱の屋根支持部に着脱自在に結合されて支持されるようにしたものである。
【0016】
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において更に、前記柱の屋根支持部が該柱の高さ方向の複数位置に設けられ、屋根パネルの高さを調整可能にされてなるようにしたものである。
【0017】
請求項5に係る発明は、請求項3又は4に係る発明において更に、前記屋根パネルの一端部が柱の屋根支持部に揺動可能に支持され、該屋根パネルの水平に対する傾きを調整可能にされてなるようにしたものである。
【0018】
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載の物品保管設備であって、消火システムを備え、物品保管領域に臨む消火液噴出ノズルが屋根パネルに取付けてなるようにしたものである。
【0019】
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の物品保管設備であって、太陽光発電・蓄電システムを備えてなるようにしたものである。
【発明の効果】
【0020】
(請求項1)
(a)物品保管設備の地面に対する構築は、床板を地面に載置させることによりなされる。基礎工事等を必要とせず、現地据付性を向上できる。
【0021】
物品保管設備は、床板を地面に離着自在としており、床板を地面から離すことは容易で、可搬性を具備するものになる。物品保管設備を一旦設置完了した後でも、その向きを変更したり、ずらしたりする位置調整を容易に行なえる。
【0022】
床板が一枚の連続する鋼板等からなるとき、床板の上に載置される物品、例えば古紙回収ボックスの下面に備える車輪の転動性等が良い。
【0023】
(請求項2、3)
(b)物品保管設備は、柱を床板の柱支持部に着脱自在にし、又は屋根パネルを柱の屋根支持部に着脱自在にする。これにより、床板、柱、屋根パネルの各個を互いに分離した状態で工場から現地に輸送し、これらを着脱自在な結合手段により組立てることにより、物品保管設備を構築できる。物品保管設備の輸送性、組立性を向上できる。
【0024】
(請求項4)
(c)物品保管設備は、柱の屋根支持部が該柱の高さ方向の複数位置に設けられる。従って、屋根パネルを柱の高さ方向の複数位置に設けられる屋根支持部のいずれかに支持することにより、屋根パネルの高さを調整できる。物品保管領域に保管される物品の寸法等に応じて、屋根パネルの高さを容易に調整できる。
【0025】
(請求項5)
(d)物品保管設備は、屋根パネルの一端部が柱の屋根支持部に揺動可能に支持され、該屋根パネルの水平に対する傾きを調整可能にされる。従って、物品保管領域に保管される物品の寸法等に応じて、屋根パネルの水平に対する傾きを容易に調整できる。
【0026】
(請求項6)
(e)消火システムの消火液噴出ノズルを屋根パネルに取付けるとき、屋根パネルの上述(c)に高さ調整、上述(d)の傾き調整により、消火液噴出ノズルが物品保管領域に対する消火液噴出方向を最適化でき、物品保管設備の消火性能を向上できる。
【0027】
(請求項7)
(f)物品保管設備が太陽光発電・蓄電システムを備えることにより、照明装置、警報装置のための電源を容易に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】図1は物品保管設備を示す正面図である。
【図2】図2は図1の側面図である。
【図3】図3は図1の平面図である。
【図4】図4は屋根パネルの高さ傾き調整状態を示す側面図である。
【図5】図5は床板の柱支持部を示し、(A)は側面図、(B)は端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
図1〜図3に示す物品保管設備10は、保管対象物品を古紙回収ボックス1としたものである。
【0030】
物品保管設備10は、厚板鋼板(例えば19mm板厚)からなる四辺形状の床板11を有し、床板11の少なくとも1つの側縁部、本実施例では奥側一辺の側縁部上の2位置にH形鋼等からなる柱12が立設される。そして、柱12の正面側の上端側に屋根パネル13を片持ち支持し、屋根パネル13により床板11を覆い、屋根パネル13により覆われる床板11の上面を物品保管領域Aとする。床板11は平らにならされた地面に離着自在に載置可能にされるものであり、床板11を地面に固定することを必須としない。
【0031】
屋根パネル13は、図1〜図3に示す如く、C形鋼等からなる屋根梁14を枠組した屋根フレーム15の上面に、カラーガルバリウム鋼板等からなる屋根面材16を設けて構成される。
【0032】
古紙回収ボックス1は箱体2の下面に車輪3を備えるとともに、箱体2の上面の開口部に開閉蓋2Aを備える。古紙回収ボックス1はトラック等で物品保管設備10に搬出入される。物品保管設備10に搬入された古紙回収ボックス1は車輪3を床板11の上面に載せ置かれ、床板11の上面の物品保管領域Aで自由に移動かつ停留可能とされる。古紙回収ボックス1はこの停留状態で開閉蓋2Aを開かれ、箱体2に投入される古紙等を受け入れ可能にする。一定量の古紙で満たされた古紙回収ボックス1は、床板11の上面から搬出される。
【0033】
物品保管設備10において、床板11は柱支持部20を備える。柱12の下端部が床板11の柱支持部20に着脱自在に結合される。本実施例の柱支持部20は、図5に示す如く、柱12がH形鋼からなるものであることを前提にしており、2個の平板21、21と、1個のU形鋼22とを床板11の上面に溶接して一定の支持高さ分だけ立設されることにて構成される。2個の平板21、21のそれぞれは床板11上で、柱12のフランジの外側面に添設することとなる位置に溶接される。1個のU形鋼22は床板11上で、柱12のウエブの片側面と両フランジの内側面のそれぞれに添設することとなる位置に溶接される。これにより、H形鋼からなる柱12は、両フランジの各一端部のそれぞれを平板21とU形鋼22の間隙に差し込み(抜去可能)、両フランジの各他端部のそれぞれを平板21に添わせ、ウエブの片側面をU形鋼22に添わせる状態で、柱12の下端面を床板11の上面に突き当てる。そして、柱12の両側フランジとウエブのそれぞれを、平板21とU形鋼22のそれぞれに対し、図5に示す各取付位置でボルト23及びナット24を用いて締結する。これにより、柱12の下端部を床板11の柱支持部20に着脱自在に締結するものになる。
【0034】
物品保管設備10において、柱12の正面側に屋根支持部30を備える。屋根支持部30は、後述する如く、柱12の正面側と背面側の両面に備えても良い。屋根パネル13の屋根梁14の一端部が柱12の屋根支持部30に着脱自在に結合される。屋根支持部30は柱12のH形鋼の正面に設けた取付孔にボルト止めされる取付ブラケット31からなる。屋根パネル13の屋根梁14の一端部が取付ブラケット31に着脱自在に結合される。
【0035】
本実施例では、屋根梁14の一端部が取付ブラケット31に着脱自在にピン結合されるとともに、屋根梁14の他端部と柱12との間に連結バー32が架け渡され、柱12と屋根梁14と連結バー32を三辺とする三角形を固定化することにより、屋根パネル13の高さ、傾きを固定化する。連結バー32の一端部が柱12のH形鋼の正面に設けた取付孔にボルト止めされる取付ブラケット32Aにピン結合されるとともに、連結バー32の他端部が屋根梁14の他端部に溶接されている取付ブラケット32Bにピン結合される。
【0036】
物品保管設備10において、屋根支持部30は柱12の高さ方向の複数位置に設けられる。本実施例では、屋根パネル13の屋根梁14の一端部がピン結合される取付ブラケット31が柱12のH形鋼の高さ方向の複数位置に設けた取付孔(図2、図4の柱12に付した横線で表示)から選定される任意位置の取付孔にボルト止めされる。そして、屋根梁14の他端部に取付ブラケット32Bを介してピン結合される連結バー32の一端部がピン結合される取付ブラケット32Aも、柱12のH形鋼の高さ方向の複数位置に設けた取付孔(図2、図4の柱12に付した横線で表示)から選定される任意位置の取付孔にボルト止めされる。これにより、物品保管設備10では、屋根パネル13の高さが調整可能にされる。
【0037】
物品保管設備10において、屋根パネル13の屋根梁14の一端部は柱12の屋根支持部30の取付ブラケット31に上述の如くにピン結合され、換言すれば揺動可能に支持される。これにより、物品保管設備10では、屋根パネル13の水平に対する傾きが調整可能にされる。即ち、屋根パネル13は、図4に示す例えば3つの傾き位置に設定替えされ、それらの屋根パネル13の傾きを固定化する連結バー32の取付位置も図4に示す如くに設定替えされる。このとき、連結バー32は、図4に示した取付位置の設定替えに応じて、柱12の取付ブラケット32Aと屋根梁14の取付ブラケット32Bとの長さ変化に対応して全長の異なる連結バー32を交換使用する。又は、連結バー32の他端部に対する取付ブラケット32Bのピン結合位置を変更して使用する場合には、同一の連結バー32を使用することができる。
【0038】
物品保管設備10は、相並ぶ柱12、12の中間部に架け渡した横桟17に、自動消火システム40の消火液容器41等を固定して備える。そして、消火液容器41にステンレスパイプ等を介して接続されている1個又は複数個の消火液噴出ノズル42が屋根パネル13に取付けられている。消火液噴出ノズル42は、前述の高さ、傾きを調整可能にされている屋根パネル13の屋根梁14に吊下げ支持され、床板11の上面の物品保管領域Aに配置されている古紙回収ボックス1に対して好適となる消火液噴出方向に設定される。消火液噴出ノズル42はフレキシブルチューブ、フレキシブルリンク等の、外力により屈曲自在かつ外力の解放により固定化される支持具42Aにより屋根梁14から吊下げられ、古紙回収ボックス1に対して好適となる消火液噴出方向に設定される。
【0039】
物品保管設備10は、相並ぶ柱12、12の上端部に架け渡した横桟18に、太陽光発電・蓄電システム50を固定して備える。太陽光発電・蓄電システム50は、ソーラーパネル51と蓄電システム52とからなる。太陽光発電・蓄電システム50は、LED蛍光灯等の照明装置53、警報サイレン等の警報装置に給電するための電源になる。
【0040】
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)物品保管設備10の地面に対する構築は、床板11を地面に載置させることによりなされる。基礎工事等を必要とせず、現地据付性を向上できる。
【0041】
物品保管設備10は、床板11を地面に離着自在としており、床板11を地面から離すことは容易で、可搬性を具備するものになる。物品保管設備10を一旦設置完了した後でも、その向きを変更したり、ずらしたりする位置調整を容易に行なえる。
【0042】
床板11が一枚の連続する鋼板等からなるとき、床板11の上に載置される物品、例えば古紙回収ボックス1の下面に備える車輪3の転動性等が良い。
【0043】
(b)物品保管設備10は、柱12を床板11の柱支持部20に着脱自在にし、又は屋根パネル13を柱12の屋根支持部30に着脱自在にする。これにより、床板11、柱12、屋根パネル13の各個を互いに分離した状態で工場から現地に輸送し、これらを着脱自在な結合手段により組立てることにより、物品保管設備10を構築できる。物品保管設備10の輸送性、組立性を向上できる。
【0044】
(c)物品保管設備10は、柱12の屋根支持部30が該柱12の高さ方向の複数位置に設けられる。従って、屋根パネル13を柱12の高さ方向の複数位置に設けられる屋根支持部30のいずれかに支持することにより、屋根パネル13の高さを調整できる。物品保管領域Aに保管される古紙回収ボックス1の寸法等に応じて、屋根パネル13の高さを容易に調整できる。
【0045】
(d)物品保管設備10は、屋根パネル13の一端部が柱12の屋根支持部30に揺動可能に支持され、該屋根パネル13の水平に対する傾きを調整可能にされる。従って、物品保管領域Aに保管される古紙回収ボックス1の寸法等に応じて、屋根パネル13の水平に対する傾きを容易に調整できる。
【0046】
(e)消火システム40の消火液噴出ノズル42を屋根パネル13に取付けるとき、屋根パネル13の上述(c)に高さ調整、上述(d)の傾き調整により、消火液噴出ノズル42が物品保管領域Aに対する消火液噴出方向を最適化でき、物品保管設備10の消火性能を向上できる。
【0047】
(f)物品保管設備10が太陽光発電・蓄電システム50を備えることにより、照明装置53、警報装置のための電源を容易に確保できる。
【0048】
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本実施例では、床板11の奥側の1つの側縁部にだけ柱12を立設したから、床板11の前面及び両側面の3面を外界に対して開放し、床板11の物品保管領域Aに対する物品、例えば古紙回収ボックス1の搬出入方向、古紙回収ボックス1に対する古紙の投入方向を広範に設定できる。但し、柱12は床板11の少なくとも1つの側縁部に立設するものであれば良く、2つの側縁部又は3つの側縁部に立設するものでも良い。
【0049】
また、本発明の物品保管設備10にあっては、床板11の正面側に2個以上の物品保管領域Aを並置しても良い。
【0050】
また、本発明の物品保管設備10にあっては、床板11の正面側と背面側の両方に物品保管領域Aを設置しても良い。このとき、屋根支持部30は柱12の正面側と背面側の両方に設けられ、柱12のH形鋼の正面と背面の高さ方向の複数位置に屋根支持部30の取付ブラケット31と連結バー32の取付ブラケット32Aの取付孔を設けるものになる。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明によれば、床板の少なくとも1つの側縁部に柱を立設し、柱の上端側に片持ち支持される屋根パネルにより床板を覆い、床板の上面を物品保管領域とする物品保管設備であって、床板が地面に離着自在に載置可能にされる。これにより、物品保管設備の現地据付性を向上し、可搬性も具備せしめるものになる。
【符号の説明】
【0052】
1 古紙回収ボックス(物品)
10 物品保管設備
11 床板
12 柱
13 屋根パネル
20 柱支持部
30 屋根支持部
40 消火システム
42 消火液噴出ノズル
50 太陽光発電・蓄電システム
A 物品保管領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床板の少なくとも1つの側縁部に柱を立設し、
柱の上端側に片持ち支持される屋根パネルにより床板を覆い、
床板の上面を物品保管領域とする物品保管設備であって、
床板が地面に離着自在に載置可能にされてなる物品保管設備。
【請求項2】
前記床板が柱支持部を備え、柱の下端部が床板の柱支持部に着脱自在に結合されて支持される請求項1に記載の物品保管設備。
【請求項3】
前記柱が屋根支持部を備え、屋根パネルの一端部が柱の屋根支持部に着脱自在に結合されて支持される請求項1又は2に記載の物品保管設備。
【請求項4】
前記柱の屋根支持部が該柱の高さ方向の複数位置に設けられ、屋根パネルの高さを調整可能にされてなる請求項3に記載の物品保管設備。
【請求項5】
前記屋根パネルの一端部が柱の屋根支持部に揺動可能に支持され、該屋根パネルの水平に対する傾きを調整可能にされてなる請求項3又は4に記載の物品保管設備。
【請求項6】
請求項4又は5に記載の物品保管設備であって、
消火システムを備え、物品保管領域に臨む消火液噴出ノズルが屋根パネルに取付けてなる物品保管設備。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれかに記載の物品保管設備であって、
太陽光発電・蓄電システムを備えてなる物品保管設備。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−72254(P2013−72254A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−213370(P2011−213370)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【出願人】(511234873)株式会社黒川 (1)
【Fターム(参考)】