説明

芳香を発散する筆記用具

【課題】 筆記具内に封入された芳香剤が必要時に芳香発散され芳香効果により気分転換が出来る筆記用具を提供する
【解決手段】 筆記用具内に気分を高揚したり、安定化したりするはたらきを持つ精油などの香りを封入し、必要な時にペン先出し入れ操作部の上下動作で本体内を圧縮し芳香拡散穴より芳香を発散する筆記具とする

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、本体内に芳香剤を封入し筆記中に、必要時に芳香発散させ心身の安定と気分転換で事務や学習の能率を高揚する筆記用具
【背景技術】
【0002】
従来の芳香発散は自然対流と体温加熱蒸発に依るものだった
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため、次のような問題点があった
(イ)自然発散芳香と指先体温加熱に依り、芳香発散量が少ない
(ハ)必要な時に、芳香の発散が少ない
(ニ)使用時または未使用時にキャップの着脱が必要
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである
【課題を解決するための手段】
【0004】
ペン先を出し入れする操作部の上下動作で本体内を圧縮し操作部と本体上部に設けた複数の穴より芳香拡散する筆記用具である
【発明の効果】
【0005】
芳香が必要な時に、芳香発散する事が出来、心身の安定と気分転換が期待でき創作活動にも有用である
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する
(イ)筆記具本体(1)に筒状の芳香剤(2)を設け芳香剤に凹凸の溝を付け表面積を拡大し芳香発散量を多くする
(ロ)筆記具本体(1)上部にペン先(3)出し入れ操作部(4)を設ける
(ハ)操作部(4)と筆記具本体(1)上部に芳香拡散穴(5)を複数個、設ける
(ニ)従来より有る、転がり防止とポケット保持へのクリップ(6)を有する
本発明は以上ような構成で、これを使用するときは、操作部(4)を上下運動することで、筆記具本体(1)内が圧縮され、操作部(4)と筆記具本体(1)上部に設けられている芳香拡散穴(5)より芳香発散する
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の断面図
【符号の説明】
【0008】
1 筆記具本体
2 芳香剤
3 ペン先
4 操作部
5 芳香拡散穴
6 クリップ
7 インク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筆記具の本体内に芳香剤を封入した筆記用具
【請求項2】
筆記具本体(1)内に香りを吸着した芳香剤(2)を封入しペン先(3)の出し入れ操作部(4)と筆記具本体(1)に芳香拡散穴(5)を有する請求項1の筆記用具
【請求項3】
ペン先出し入れ操作部の周りと本体上部の周りに芳香拡散穴(6)は複数個を設けた請求項2の筆記用具
【請求項4】
芳香剤(2)は吸着効果の高い繊維状物か、半固形物の筒状によってなる請求項2の筆記用具
【請求項5】
芳香剤(2)は精油の代表的な香りを網羅してなる請求項2の筆記用具
【請求項6】
筆記用具はボールペン・シャープペンシル・サインペンである請求項2の筆記用具

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2007−237722(P2007−237722A)
【公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−100122(P2006−100122)
【出願日】平成18年3月3日(2006.3.3)
【出願人】(306011137)
【Fターム(参考)】