説明

表示装置

【課題】表示パネルの周囲に部品が配置された構成であっても、表示パネルの照明手段と回路基板との接続・取り外しを容易に行うことを可能とする表示装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の表示装置は、表示パネル3と、表示パネル3を照射する照明手段9と、環状に形成されたLED実装領域と、LED実装領域の内側の領域に形成された開口部とを有する回路基板12と、照明手段9と、回路基板12の表示パネル3と向かい合う面の反対の面とを、開口部を経由して接続するリード線16と、を備える。これにより、本実施形態の表示装置は、表示パネル3の周囲にLED等の部品が並んで配置された構成であっても、リード線16と回路基板12との接続箇所の周囲に十分な作業空間が確保され、照明手段9と回路基板12との接続・取り外しの作業を容易に行うことが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示素子、電気泳動素子等の表示パネルを用いた表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、液晶表示素子、電気泳動素子などの表示パネルを用いた表示装置が様々な用途で用いられており、装飾、補助照明等の目的で、表示パネルの周囲にLEDなどの発光素子が並んで配置されたものが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、このような表示装置は、表示パネルを照明する照明手段と、表示パネルおよび照明手段を駆動するための回路などが実装された回路基板とを備えている。この回路基板と照明手段とは、リード線などの接続体により接続される(例えば、特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】特許第3235312号公報(第4−5頁、図1、図5)
【特許文献2】特開2001−100673号公報(第2頁、図1、図3)
【特許文献3】特開平8−36176号公報(第3頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし従来の表示装置では、次のような問題がある。特許文献1および2に記載された表示装置では、回路基板に環状に発光素子が配置される。よって、特許文献3に示すように表示パネルを照明する照明手段を備える場合、照明手段と回路基板とを接続する接続体は、回路基板上の発光素子を遮らないように、発光素子が配置された領域の内側の領域で、回路基板と接続される。
このような構成では、接続体と回路基板との接続箇所の周囲に十分な作業空間がなく、照明素子と回路基板との接続・取り外しの作業を容易に行うことができない問題があった。
【0005】
そこで本発明は、上記課題を解決し、表示パネルの周囲に部品が配置された構成であっても、表示パネルの照明手段と回路基板との接続・取り外しを容易に行うことを可能とする表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の表示装置は下記記載の構成を採用するものである。
【0007】
本発明の表示装置は、表示パネルと、表示パネルを照射する照明手段と、環状に形成された部品実装領域と、部品実装領域の内側の領域に形成された開口部とを有する回路基板と、照明手段と、回路基板の表示パネルと向かい合う面の反対の面とを、開口部を経由して接続する接続体と、を備えることを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の表示装置は、前述した構成に加えて、回路基板の表示パネルと向かい合う面の反対の面に、接続体と接続するコネクタを備えることを特徴とするものである。
【0009】
さらに、本発明の表示装置は、前述した構成に加えて、接続体は、リード線であることを特徴とするものである。
【0010】
さらに、本発明の表示装置は、前述した構成に加えて、照明手段は、表示パネルを前面側から照明することを特徴とするものである。
【0011】
さらに、本発明の表示装置は、前述した構成に加えて、部品実装領域に、発光素子が並んで配置されたことを特徴とするものである。
【0012】
さらに、本発明の表示装置は、前述した構成に加えて、地震の主要動の到達までの余裕時間を取得する地震情報取得手段と、各発光素子を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、地震表示モードにおいて、主要動の到達までの時間に応じた数の発光素子を点灯させて余裕時間を示すことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明の表示装置は、表示パネルを照明する照明手段と、回路基板の表示パネルと向かい合う面の反対の面とが、回路基板の開口部を経由した接続体により接続される。このため、表示パネルの周囲に部品が配置された構成であっても、接続体と回路基板との接続箇所の周囲に十分な作業空間が確保され、照明手段と回路基板との接続・取り外しの作業を容易に行うことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下図面を用いて、本発明の実施の形態を詳述する。以下においては、本実施形態の表示装置として、緊急地震速報を受信し、地震の揺れの予測情報を表示する地震警報装置を例として説明する。
[構成の説明:図1〜図14]
まず、本実施形態の表示装置の外観について説明する。図1から図3は、本実施形態の表示装置1の外観図である。図1は正面図であり、図2は上面図であり、図3は側面図である。
【0015】
図1から図3に示すように、本実施形態の表示装置1は、現在時刻などの情報を表示する表示パネル3が設けられた表示ケース4と、表示ケース4を安定的に設置するための土台部5とからなる筐体を有する。図1から図3に示す例では、視認性を高めるため、表示パネル3は曲面となるよう構成される。このため表示パネル3は、例えば、一般に電子ペーパーとして知られる電気泳動表示素子を用いた屈曲可能なディスプレイで構成される。表示パネル3の詳細な構成については後述する。
【0016】
また、本実施形態の表示装置1は、後述する緊急地震速報を受信するための受信手段として、アンテナ2aおよびチューナーを備えている。図1から図3に示す例では、アンテナ2aは筐体の外部に飛び出して位置しているが、アンテナ2aが筐体の内部に内蔵された構成であっても良い。また図2に示すように、本実施形態の表示装置1は、各種の操作を行うための操作スイッチ6および7を、土台部5および表示ケース4の背面上部にそれぞれ備える。
【0017】
次に、本実施形態の表示装置の内部構成について説明する。図4は、本実施形態の表示装置1のブロック図である。本実施形態の表示装置1は、前述したアンテナ2aおよびチューナーを備え、地震の発生時刻、発生位置および規模の情報を含む緊急地震速報を受信する受信手段2を備える。また、本実施形態の表示装置1は、現在時刻を計時するための計時手段11を備える。
さらに本実施形態の表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを有して、各種の演算および各デバイスの制御を行う制御手段10を備える。制御手段10は、受信手段2、計時手段10および操作スイッチ6、7と接続され、それぞれから制御手段10に各情報が入力される。また、後述するように制御手段10は、各情報から地震情報の演算を行うものであり、地震情報取得手段として機能する。
【0018】
さらに本実施形態の表示装置1は、前述した表示パネル3と、発光素子が並んで配置されたカウントダウンLED8と、表示パネル3を照明する照明手段9とを備える。制御手段10は、表示パネル3、カウントダウンLED8および照明手段9と接続され、それぞれの制御を行う。表示パネル3、カウントダウンLED8および照明手段9の詳細な構成については後述する。
【0019】
次に、本実施形態の表示装置1のカウントダウンLED8の構成について説明する。図5は、カウントダウンLED8の構成を示す説明図である。図5に示すようにカウントダウンLED8は、表示ケース4の内側で表示パネル3の周囲に配置された異なる色の複数の発光素子(LED8a、8b、8c)から構成される。
図5に示す例では、各LED8a、8b、8cは、表示パネル3の周囲を60分割した位置にそれぞれ配置される。中央上部にLED8a(例えば赤色LED)を配置し、このLED8aを基準に時計周りにLED8c(例えば白色LED)を4つ配置した後、LED8b(例えば青色LED)を1つ配置するという順番で繰り返し配置する。
【0020】
また、赤色のLED8aと青色のLED8bとは、白色のLED8cに比べ発光面積が大きくなるように構成する。
また、各LED8a、8b、8cの点灯時は、発光光が表示ケース4を透過することで、表示ケース4の外部より各LEDの点灯を確認することができ、また各LEDの消灯時は、表示ケース4の外部よりLEDが見えないように、表示ケース4を形成する樹脂および塗料を構成する。これにより、各LED8a、8b、8cの点灯を際立たせ、視認性を向上させることができる。
なお、各LED8は、視認性を高めるために異なる色を用いるのであって、上述したような赤色、青色、白色に限定するものではなく他の色であってもよい。また、各LED8が同じ色であり、LED8a、8b、8cでそれぞれ発光面積が異なる構成であってもよい。
【0021】
次に、本実施形態の表示装置1の照明手段9の構成について説明する。図6は、照明LED9の構成を示す説明図である。図6に示すように表示装置1は、表示パネル3の周囲に配置され、矢印に示すように表示パネル3を前面側から照明する照明手段9を複数備える。各照明手段9はそれぞれ、例えば、赤色、青色、緑色の複数のLED素子を備えており、各色のLED素子の発光度合いを電気的に制御することで様々な色の照明光を実現することができる。
【0022】
次に、本実施形態の表示装置1の、表示パネル3、照明手段9及び、表示パネル3と照明手段9とが接続される回路基板の構成について、図7から図14を用いて詳細に説明する。
図7及び図8は、表示パネル3、照明手段9および回路基板12の構成を示す斜視図である。図7は表示装置1の正面側からみた状態を示し、図8は表示装置1の背面側からみた状態を示す。図9及び図10は、表示パネル3、照明手段9および回路基板12の構成を示す平面図である。図9は表示装置1の正面側からみた状態を示し、図10は表示装置1の背面側からみた状態を示す。
【0023】
また図11は、回路基板12の平面図であり、表示装置1の正面側からみた状態を示す。
図12は図9のA−A’断面図である。図13および図14は図9のB−B’断面図である。図13は、表示パネル3、照明手段9および回路基板12の全体を示し、図14は、照明手段9の近傍を拡大して示している。
なお図7では、図面表示上の問題から、後述する拡散部材19を示さず、後述する固定
フレーム18を示している。同様に、図9および図12から図14では、固定フレーム18を示さず、拡散部材19を示している。
【0024】
図7に示すように、表示パネル3は、固定フレーム18により回路基板12に対して固定される。ここで表示パネル3は、前述したように、例えば電気泳動表示素子を用いた屈曲可能なディスプレイパネルであり、図12に示すように湾曲した状態で固定される。
また図7に示すように、照明手段9が、表示パネル3の周囲の所定の位置に、固定フレーム18により固定される。ここで照明手段9は、図14に示すように、照明基板9b上に照明LED9aが実装された構成を備える。照明LED9aは、前述したように、様々な色の照明光を実現するために、例えば、赤色、青色、緑色の複数のLED素子を備える。
【0025】
ここで、回路基板12の構成について説明する。図11に示すように、回路基板12は、周縁部の近傍に環状に形成されたLED実装領域12aを有する。このLED実装領域12aの各LED実装部12aaに、前述したカウントダウンLED8a〜8cが実装される。また、回路基板12は、LED実装領域12aの内側の領域に開口部12bと開口部12cとを有する。また、回路基板12は、前述した制御手段10を構成するCPU、RAM、ROM等の各電子部品が配置される(図示せず)。
さらに、図8、10及び12に示すように、回路基板12の、表示パネル3と向かい合う面の反対の面には、開口部12bの近傍にコネクタ15が配置される。
【0026】
表示パネル3はFPC13と接続され、表示パネル3と接続したFPC13は、回路基板12の開口部12bを経由して、表示パネル3と向かい合う面の反対の面に配置されたコネクタ15と接続する。これにより、表示パネル3は、回路基板12上の制御手段10を構成するCPU等と接続される。
また、照明手段9の照明基板9bはリード線16と接続され、照明基板9bと接続したリード線16は、回路基板12の開口部12cを経由して、回路基板12の表示パネル3と向かい合う面の反対の面と半田などにより接続する。これにより、照明手段9は、回路基板12上の制御手段10を構成するCPU等と接続される。
【0027】
このように、本実施形態の表示装置1は、表示パネル3と、回路基板12の表示パネル3と向かい合う面の反対の面とが、回路基板12の開口部12bを経由したFPC13により接続される。このため、FPC13と回路基板12とが接続するコネクタ15の周囲に十分な作業空間が確保され、表示パネル3と回路基板12との接続・取り外しの作業を容易に行うことが可能となる。
【0028】
なお上述した実施形態では、FPC13が、コネクタ15により回路基板12と接続する例を示したが、これとは別に、FPC13が半田などにより回路基板12と接続する構成であってもよい。また表示パネル3が、FPCではなく、リード線などの他の接続体により、回路基板12と接続する構成であってもよい。
このような構成であっても、接続体と回路基板との接続箇所の周囲に十分な作業空間が確保され、表示パネル3と回路基板12との接続・取り外しの作業を容易に行うことが可能となる。
【0029】
また、本実施形態の表示装置1は、照明手段9の照明基板9bと、回路基板12の表示パネル3と向かい合う面の反対の面とが、回路基板12の開口部12cを経由したリード線16により接続される。このため、リード線16と回路基板12との接続箇所の周囲に十分な作業空間が確保され、照明手段9と回路基板12との接続・取り外しの作業を容易に行うことが可能となる。
【0030】
なお上述した実施形態では、リード線16と回路基板12とが半田により接続する例を示したが、これとは別に、リード線16と回路基板12とがコネクタなどにより接続する構成であってもよい。また照明手段9が、リード線ではなく、FPCなどの他の接続体により回路基板12と接続する構成であってもよい。
このような構成であっても、接続体と回路基板との接続箇所の周囲に十分な作業空間が確保され、照明手段9と回路基板12との接続・取り外しの作業を容易に行うことが可能となる。
【0031】
また図9に示すように、本実施形態の表示装置1は、光拡散性の材料により形成された枠状の拡散部材19を、各照明手段9の内側に備える。これにより、図9の矢印に示すように、各照明手段9から発せられた光を拡散させて表示パネル3に対して照射することができる。
【0032】
[動作の説明:図15〜図16]
次に、本実施形態の表示装置1の動作について説明する。本実施形態の表示装置1は、緊急地震速報を受信しない状態(通常状態)においては、通常表示モードで動作する。図15は通常表示モードにおける表示装置1の状態を示す説明図である。図15に示すように、通常表示モードにおいて、表示パネル3で一般の時計のように現在時刻、現在日付、現在の曜日などの表示を行う。
【0033】
また通常表示モードにおいては、図15の矢印(破線)に示すように、照明手段9で表示パネル3を照明する。このとき照明手段9は、例えば、赤色、青色、緑色のLED素子を全て点灯して、白色の照明光で表示パネル3を照明する。さらに通常表示モードにおいては、カウントダウンLED8は消灯した状態である。
【0034】
また、本実施形態の表示装置1は、受信手段2により緊急地震速報を受信すると、地震表示モードで動作する。図16は、地震表示モードにおける表示装置1の状態を示す説明図である。受信手段2で受信した緊急地震速報と、操作スイッチ6,7の操作などにより取得した現在の位置情報と、計時手段11による現在時刻の情報とから、制御手段10は現在位置における予測震度と主要動到達までの余裕時間をと演算する。
【0035】
制御手段10は、地震表示モードにおいて、図16の矢印(破線)に示すように、算出した予測震度に応じた色により、照明手段9で表示パネル3を照明する。例えば、赤色および緑色のLED素子の光の度合いを電気的に制御することにより、予測震度が震度3以下の場合は緑色、震度4以上震度5強未満の場合はオレンジ色、震度5強以上の場合は赤色の照明光で、表示パネル3を照明する。
【0036】
また、制御手段10は、算出した予測震度および余裕時間を表示パネル3により表示する。さらに、制御手段10は、算出した余裕時間に応じた数のカウントダウンLED8を点灯させる。具体的には、表示パネル3の周囲に配置されたLED8a、8b、8cのうち、中央上部に配置されたLED8aと、LED8aから時計周りに余裕時間の秒数のLED8b、8cを点灯する。例えば、余裕時間が23秒である場合、図16に示すように、LED8aと、LED8aから時計周りに23個のLED8b、8cを点灯する。
【0037】
このように、本実施形態の表示装置1は、並んで配置された複数の発光素子(LED)からなるカウントダウンLED8を備え、地震表示モードにおいて、主要動の到達までの時間に応じた数のカウントダウンLED8を点灯させて余裕時間をカウントダウンして示す。これにより、人間に時計の文字盤を連想させ、文字のみで情報を表示する従来技術と比較して視認性が高くなり、余裕時間を瞬時に把握し、揺れの発生に備えた行動を早く起こすことが可能となる。
【0038】
なお、図16では、余裕時間の1秒を1個のLED8を点灯して示す例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、余裕時間の2秒を1個のLED8を点灯して示す、または、余裕時間の1秒を2個のLED8を点灯して示すとしてもよい。また、余裕時間に応じて点灯するLED8の数を、操作スイッチ6、7等を用いて設定可能としてもよい。
【0039】
上述した実施形態では、緊急地震速報を受信し、受信した緊急地震速報と、現在位置の位置情報と、現在時刻の情報とから予測震度および主要動到達までの余裕時間を演算し、演算した予測震度および余裕時間を表示する例を示した。しかし本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、当該表示装置とは別の装置で予測震度および主要動到達までの余裕時間の演算を行い、当該表示装置は、他の装置で演算された予測震度および余裕時間を受信し、受信した予測震度および余裕時間を表示するとしてもよい。
【0040】
また、上述した実施形態では、緊急地震速報を受信し、地震の揺れの予測情報を表示する地震警報装置を例として説明した。しかし本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、装飾、補助照明等の目的で、表示パネルの周囲にLEDなどの発光素子が並んで配置された、様々な用途の表示装置に適用可能である。
【0041】
本発明の表示装置は、表示パネルを照明する照明手段と、回路基板の表示パネルと向かい合う面の反対の面とが、回路基板の開口部を経由した接続体により接続される。このため、表示パネルの周囲に部品が配置された構成であっても、接続体と回路基板との接続箇所の周囲に十分な作業空間が確保され、照明手段と回路基板との接続・取り外しの作業を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本実施形態の表示装置の正面図である。
【図2】本実施形態の表示装置の上面図である。
【図3】本実施形態の表示装置の側面図である。
【図4】本実施形態の表示装置のブロック図である。
【図5】本実施形態の表示装置のカウントダウンLEDの構成を示す説明図である。
【図6】本実施形態の表示装置の照明手段の構成を示す説明図である。
【図7】表示パネル、照明手段および回路基板の構成を示す斜視図である。
【図8】表示パネル、照明手段および回路基板の構成を示す斜視図である。
【図9】表示パネル、照明手段および回路基板の構成を示す平面図である。
【図10】表示パネル、照明手段および回路基板の構成を示す平面図である。
【図11】回路基板の構成を示す平面図である。
【図12】表示パネル、照明手段および回路基板の構成を示す断面図である。
【図13】表示パネル、照明手段および回路基板の構成を示す断面図である。
【図14】表示パネル、照明手段および回路基板の構成を示す断面図である。
【図15】本実施形態の表示装置の通常表示モードの状態を示す説明図である。
【図16】本実施形態の表示装置の地震表示モードの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0043】
1 表示装置
2 受信手段
2a アンテナ
3 表示パネル
4 表示ケース
5 土台部
6、7 操作スイッチ
8、8a、8b、8c カウントダウンLED
9 照明手段
9a 照明LED
9b 照明基板
10 制御手段
11 計時手段
12 回路基板
12a LED実装領域
12aa LED実装部
12b 開口部
12c 開口部
13 FPC
15 コネクタ
16 リード線
18 固定フレーム
19 拡散部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示パネルと、
前記表示パネルを照射する照明手段と、
環状に形成された部品実装領域と、前記部品実装領域の内側の領域に形成された開口部とを有する回路基板と、
前記照明手段と、前記回路基板の前記表示パネルと向かい合う面の反対の面とを、前記開口部を経由して接続する接続体と、を備える
ことを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記回路基板の前記表示パネルと向かい合う面の反対の面に、前記接続体と接続するコネクタを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記接続体は、リード線である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記照明手段は、前記表示パネルを前面側から照明する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記部品実装領域に、発光素子が並んで配置された
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項6】
地震の主要動の到達までの余裕時間を取得する地震情報取得手段と、
前記各発光素子を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、地震表示モードにおいて、主要動の到達までの時間に応じた数の前記発光素子を点灯させて前記余裕時間を示す
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2009−276603(P2009−276603A)
【公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−128308(P2008−128308)
【出願日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(000001960)シチズンホールディングス株式会社 (1,939)
【Fターム(参考)】