説明

警備システム

【課題】
通信機器の異常によりWAN側のネットワークが切断状態となった場合に、通信異常であることを警備端末が検知し、通信機器の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる警備システムを提供することにある。
【解決手段】
警備端末が、グローバルIPアドレスによる通信の異常の有無を監視するWAN側監視手段と、リレーに接点信号を出力する電源用接点出力手段とを有し、WAN側監視手段が通信の異常を検出したとき、電源用接点出力手段がリレーに接続断の接点信号を出力し、所定時間経過後、接続の接点信号を出力し、電源の入り切りにより通信機器を再起動させることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、警備対象施設の警備状況をインターネット等の電気通信回線を介して送信する警備システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、一般の家庭や店舗、工場等の警備対象施設側に、異常を検知するセンサを設け、異常の情報を警備端末を介してセンタ装置や各種端末装置等の通報先に通報する警備システムが用いられている。この従来の警備システムにおいては、ルータやモデム等の通信機器に異常が発生すると、警備端末と通信端末とが通信できない状態となる問題がある。特に、警備端末の設置先にある通信機器の異常で通信ができなくなった場合、警備端末の設置現場に人員を派遣させ、通信機器の再起動などの処置をとる必要があり、早急な通信状態の復旧を望む状況において対処時間及び人員コストも掛かってしまう。
【0003】
このような問題を解決する方法として、例えば、特許文献1に示される方法がある。特許文献1の監視装置では、LAN内のルータ含むネットワーク構成要素が持つプライベートIPアドレスにPING送信することで通信状態を監視するようにしている。この監視装置が通信異常を検知した際に、通信機器の再起動を行うことが可能な機器も実用化されている。
【特許文献1】特開2002−111665号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、警備端末の場合は、LAN内のネットワークの切断を検知するだけでは、WAN側の通信端末との通信の切断を検知することができない。また、LAN内のネットワークの切断ではなくWAN側の切断を検知するためには、グローバルIPアドレスを用いた確認を行う必要があるが、固定グローバルIPアドレスを持つ専用サーバの設置は運用コストが掛かってしまう。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、通信機器の異常によりWAN側のネットワークが切断状態となった場合に、通信異常であることを警備端末が検知し、通信機器の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる警備システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の警備システムは、警備対象施設外の通信端末とグローバルIPアドレスを用いて通信を行う通信機器と、通信機器へ電源を供給する電源機器と、通信機器と電源機器との間に設けられ、通信機器への電源の入り切りを行うリレーと、警備対象施設を監視する警備端末とを備え、警備端末が、グローバルIPアドレスによる通信の異常の有無を監視するWAN側監視手段と、リレーに接点信号を出力する電源用接点出力手段とを有し、WAN側監視手段が通信の異常を検出したとき、電源用接点出力手段がリレーに接続断の接点信号を出力し、所定時間経過後、接続の接点信号を出力し、電源の入り切りにより通信機器を再起動させることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の警備システムは、警備端末が、UPnP対応ルータへのアクセスによるグローバルIPアドレス取得手段を備え、WAN側監視手段が、グローバルIPアドレスの取得の可否により通信の異常を監視することを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の警備システムは、警備端末が、グローバルIPアドレス取得サーバへのアクセスによるグローバルIPアドレス取得手段を備え、WAN側監視手段が、グローバルIPアドレスの取得の可否により通信の異常を監視することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によれば、WAN側監視手段が通信の異常を検出したとき、電源用接点出力手段がリレーに接続断の接点信号を出力し、所定時間経過後、接続の接点信号を出力し、電源の入り切りにより通信機器を再起動させることから、通信機器の異常によりWAN側のネットワークが切断状態となった場合に、通信異常であることを警備端末が検知し、通信機器の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる。
【0010】
請求項2の発明によれば、警備端末が、通信機器であるUPnP対応ルータへのアクセスによるグローバルIPアドレス取得手段を備え、WAN側監視手段が、グローバルIPアドレスの取得の可否により通信の異常を監視することから、ルータのグローバルIPアドレス取得失敗が原因としても、通信異常であることを警備端末が検知し、通信機器の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる。
【0011】
請求項3の発明によれば、警備端末が、グローバルIPアドレス取得サーバへのアクセスによるグローバルIPアドレス取得手段を備え、WAN側監視手段が、グローバルIPアドレスの取得の可否により通信の異常を監視することから、グローバルIPアドレス取得失敗が原因としても、通信異常であることを警備端末が検知し、通信機器の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に係る警備システムの一例を示す構成図である。図2は、同警備システムのPING送受信による動作を示すタイミングチャートである。
【0013】
図1における警備システム1は、一般の家庭や店舗、工場等の警備対象施設の警備状況を、電気通信回線でありインターネット等であるIP通信網5を介して通信端末に送信するものである。警備システム1は、IP通信網5と通信を行う通信機器3、通信機器3へ電源を供給する電源機器20、警備対象施設を監視する警備端末10等から構成されている。
【0014】
IP通信網5は、警備対象施設外の通信端末と警備端末10とが通信するための電気通信回線で、光回線、アナログ加入回線、ISDN回線、DoPa回線、携帯電話網、PHS網等である。尚、IP通信網5の使い方としては、インターネットを介した接続の他、Point to Pointのダイヤルをして通信を行うようなデータ通信であってもよい。また、IP通信網5に接続される通信機器3は、ルータ、ターミナルアダプタ等の機器で、IP通信網5を介してWAN(Wide Area Network)側に接続する機能を有しているものである。より具体的には、UPnP対応ルータのようなIGD(Internet Gateway Device)等である。
【0015】
警備端末10は、図示しないセンサ等の情報を入力処理したり、通信に関する各種の処理を行う処理部12と、通信機器3を介してWAN側やLAN側とPINGを送受信するPING送受信部13と、プライベートIPアドレスやグローバルIPアドレスを管理するアドレス管理部14と、後述するリレーに接点出力を出力する接点出力部15等から構成されている。
【0016】
また、通信機器3に電源を供給する電源機器20が設けられているが、その通信機器3と電源機器20との間には、リレー22が設けられている。リレー22の接点は、通信機器3と電源機器20との間に設けられ、通信機器3への電源供給を入り切りできるようになっている。また、このリレー22の接点は、警備端末10の接点出力部15の接点出力信号により制御されている。
【0017】
以上のように構成された警備システム1の動作を説明する。まず、LAN側の通信に異常が無いか確認するためには、図2に示すように、警備端末10のPING送受信部13が、プライベートIPアドレスを用いて通信機器3にPINGを送信する。PINGを受け取った通信機器3は、その応答を警備端末10のPING送受信部13に送る。この応答をPING送受信部13が受け取ることにより、LAN側の通信に関して通信機器3が正常に動作していると判断する。
【0018】
しかし、通信機器3がフリーズ等により正常に動作せず、警備端末10からプライベートIPアドレスにより通信機器3に対して複数回PINGを送信しても応答が無い場合には、警備端末10は、通信機器3に異常が生じていると判定する。そして、通信機器3の異常を検知すると、警備端末10は、再起動信号として、接点出力部15からリレー22の接点の接続断の接点信号を出力する。これにより、リレー22の接点が開放され、電源機器20から通信機器3への電源供給が絶たれ、通信機器3は動作を完全に停止する。次に、所定時間経過後、警備端末10の接点出力部15は、リレー22の接点の接続の接点信号を出力する。これにより、再び通信機器3に電源供給がなされ、通信機器3は再起動することになる。尚、接点出力部15は接続断の接点信号と接続の接点信号とを出力する間隔は、通信機器3が再起動するのに十分な時間である。
【0019】
また、WAN側の手段(図2では、ISP(Internet Services Provider)7とした)との間の通信に異常が無いか確認するためには、LAN側の場合と同様にPINGを用いることができる場合がある。例えば、ISP7のグローバルIPアドレスを警備端末10のアドレス管理部14が予め把握しており、通信機器3が自身のグローバルIPアドレスを用いてISPにアクセスできる場合には、図2に示すように、警備端末10のPING送受信部13が、グローバルIPアドレスを用いてISP7にPINGを送信する。このPINGは、通信機器3及びIP通信網5を介してISP7に送られることになる。PINGを受け取ったISP7は、その応答をIP通信網5及び通信機器3を介して警備端末10のPING送受信部13に送る。この応答をPING送受信部13が受け取ることにより、WAN側の通信に関して通信機器3が正常に動作していると判断する。
【0020】
しかし、通信機器3がフリーズ等により正常に動作せず、警備端末10からISP7に対して複数回PINGを送信しても応答が無い場合には、警備端末10は、通信機器3に異常が生じていると判定する。そして、通信機器3の異常を検知すると、警備端末10は、再起動信号として、接点出力部15からリレー22の接点の接続断の接点信号を出力する。これにより、リレー22の接点が開放され、電源機器20から通信機器3への電源供給が絶たれ、通信機器3は動作を完全に停止する。次に、所定時間経過後、警備端末10の接点出力部15は、リレー22の接点の接続の接点信号を出力する。これにより、再び通信機器3に電源供給がなされ、通信機器3は再起動することになる。尚、接点出力部15は接続断の接点信号と接続の接点信号とを出力する間隔は、通信機器3が再起動するのに十分な時間である。
【0021】
以上のように、WAN側のネットワークを監視する構成(WAN側監視手段)が通信の異常を検出したとき、電源用接点出力手段である接点出力部15がリレー22に接続断の接点信号を出力し、所定時間経過後、接続の接点信号を出力し、電源の入り切りにより通信機器3を再起動させることから、通信機器3の異常によりWAN側のネットワークが切断状態となった場合に、通信異常であることを警備端末10が検知し、通信機器3の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる。尚、LAN側のプライベートIPアドレスによる確認とグローバルIPアドレスによる確認で、少なくとも一方で異常が生じていると判断した場合に、通信機器3の再起動を行うこととなる。
【0022】
次に、PINGによらないWAN側の通信機器3の通信に異常が無いか確認するための方法を説明する。まず、警備システム1の通信機器3がUPnP対応ルータ(IGD)の場合を、図3により説明する。まず、警備端末10のアドレス管理部14が、通信機器3であるIGDにグローバルIPアドレスの問い合わせを行う。グローバルIPアドレスの問い合わせを受けた通信機器3は、グローバルIPアドレスを警備端末10に通知する。また、途中でISP7からグローバルIPアドレスの変更がなされた場合は、通信機器3は、警備端末10からの次の問い合わせの時に、変更されたグローバルIPアドレスを警備端末3に通知する。このように、警備端末10は、グローバルIPアドレスの問い合わせに対して通信機器3からグローバルIPアドレスの通知を受け取ることにより、通信機器3が正常にグローバルIPアドレスを取得していることでWAN側の通信に関して通信機器3が正常に動作していると判断する。
【0023】
しかし、通信機器3がフリーズ等により正常に動作せずグローバルIPアドレスを取得しておらず、警備端末10から通信機器3に対して複数回問い合わせを送信しても応答が無い場合には、警備端末10は、通信機器3に異常が生じていると判定する。そして、通信機器3の異常を検知すると、警備端末10は、再起動信号として、接点出力部15からリレー22の接点の接続断の接点信号を出力する。これにより、リレー22の接点が開放され、電源機器20から通信機器3への電源供給が絶たれ、通信機器3は動作を完全に停止する。次に、所定時間経過後、警備端末10の接点出力部15は、リレー22の接点の接続の接点信号を出力する。これにより、再び通信機器3に電源供給がなされ、通信機器3は再起動することになる。尚、接点出力部15は接続断の接点信号と接続の接点信号とを出力する間隔は、通信機器3が再起動するのに十分な時間である。
【0024】
以上のように、警備端末10が、通信機器3であるUPnP対応ルータ(IGD)へのアクセスによるグローバルIPアドレス取得手段であるアドレス管理部14を備え、WAN側のネットワークを監視する構成(WAN側監視手段)が、グローバルIPアドレスの取得の可否により通信の異常を監視することから、ルータのグローバルIPアドレス取得失敗が原因としても、通信異常であることを警備端末10が検知し、通信機器3の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる。
【0025】
次に、PINGによらないWAN側の通信機器3の通信に異常が無いか確認するための他の方法を説明する。警備システム1の通信機器3がIP通信網5を介してグローバルIPアドレス取得サーバ8へアクセスする場合を、図4により説明する。まず、警備端末10のアドレス管理部14が、通信機器3及びIP通信網5を介して、グローバルIPアドレス取得サーバ8に接続を試みる。接続を受けたグローバルIPアドレス取得サーバ8は、グローバルIPアドレスを警備端末10に通知する。また、途中で警備端末10のグローバルIPアドレスの変更がなされた場合、グローバルIPアドレス取得サーバ8は、警備端末10からの次の接続の時に、変更されたグローバルIPアドレスを警備端末10に通知する。このように、警備端末10は、グローバルIPアドレス取得サーバ8への接続に対してグローバルIPアドレス取得サーバ8からグローバルIPアドレスの通知を受け取ることにより、正常にグローバルIPアドレスを取得していることでWAN側の通信に関して通信機器3が正常に動作していると判断する。
【0026】
しかし、通信機器3がフリーズ等により正常に動作せずグローバルIPアドレスの通知がなされず、警備端末10からグローバルIPアドレス取得サーバ8に対して複数回接続を試みても応答が無い場合には、警備端末10は、通信機器3に異常が生じていると判定する。そして、通信機器3の異常を検知すると、警備端末10は、再起動信号として、接点出力部15からリレー22の接点の接続断の接点信号を出力する。これにより、リレー22の接点が開放され、電源機器20から通信機器3への電源供給が絶たれ、通信機器3は動作を完全に停止する。次に、所定時間経過後、警備端末10の接点出力部15は、リレー22の接点の接続の接点信号を出力する。これにより、再び通信機器3に電源供給がなされ、通信機器3は再起動することになる。尚、接点出力部15は接続断の接点信号と接続の接点信号とを出力する間隔は、通信機器3が再起動するのに十分な時間である。
【0027】
以上のように、警備端末10が、グローバルIPアドレス取得サーバ8へのアクセスによるグローバルIPアドレス取得手段であるアドレス管理部14を備え、WAN側のネットワークを監視する構成(WAN側監視手段)が、グローバルIPアドレスの取得の可否により通信の異常を監視することから、グローバルIPアドレス取得失敗が原因としても、通信異常であることを警備端末10が検知し、通信機器3の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
以上のように、本発明によれば、通信機器の異常によりWAN側のネットワークが切断状態となった場合に、通信異常であることを警備端末が検知し、通信機器の再起動を行い自動でWAN側のネットワークへの接続を復旧でき、ネットワーク復旧までの対処時間や、運用コストといったユーザの負担の削減に繋がる警備システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に係る警備システムの一例を示す構成図である。
【図2】同警備システムのPING送受信による動作を示すタイミングチャートである。
【図3】同警備システムの通信機器がIGDの場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】同警備システムのグローバルIPアドレス取得サーバと通信する場合の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
【0030】
1・・・・警備システム
3・・・・通信機器
5・・・・IP通信網
7・・・・ISP
8・・・・グローバルIPアドレス取得サーバ
10・・・警備端末
12・・・処理部
13・・・PING送受信部
14・・・アドレス管理部
15・・・接点出力部
20・・・電源機器
22・・・リレー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
警備対象施設の警備状況をインターネット等の電気通信回線を介して送信する警備システムにおいて、
該警備対象施設外の通信端末とグローバルIPアドレスを用いて通信を行う通信機器と、
該通信機器へ電源を供給する電源機器と、
該通信機器と該電源機器との間に設けられ、該通信機器への電源の入り切りを行うリレーと、
該警備対象施設を監視する警備端末とを備え、
警備端末が、
該グローバルIPアドレスによる通信の異常の有無を監視するWAN側監視手段と、
該リレーに接点信号を出力する電源用接点出力手段とを有し、
該WAN側監視手段が通信の異常を検出したとき、該電源用接点出力手段が該リレーに接続断の接点信号を出力し、所定時間経過後、接続の接点信号を出力し、該電源の入り切りにより該通信機器を再起動させることを特徴とする警備システム。
【請求項2】
前記警備端末が、前記通信機器であるUPnP対応ルータへのアクセスによるグローバルIPアドレス取得手段を備え、
前記WAN側監視手段が、該グローバルIPアドレスの取得の可否により通信の異常を監視することを特徴とする請求項1記載の警備システム。
【請求項3】
前記警備端末が、グローバルIPアドレス取得サーバへのアクセスによるグローバルIPアドレス取得手段を備え、
前記WAN側監視手段が、該グローバルIPアドレスの取得の可否により通信の異常を監視することを特徴とする請求項1記載の警備システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−269252(P2008−269252A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−110850(P2007−110850)
【出願日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【出願人】(000101400)アツミ電氣株式会社 (69)
【Fターム(参考)】