説明

軽量盛土用側壁

【課題】重機を用いることなく構築と補修を容易に行うことが可能な軽量盛土用側壁100を提供する。
【解決手段】
支柱3を、軽量盛土2を構成する合成樹脂発泡板1に保持させて立設することで、上下に連結して容易に伸ばすことができるようにすると共に、壁パネル3として、合成樹脂発泡体の芯材の表面に表面材を設けた軽量な複合板を用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、合成樹脂発泡板を積み重ねた軽量盛土の側面に沿って形成される軽量盛土用側壁であって、軽量盛土の側面に沿って立設された支柱と、この支柱間に取り付けられた壁パネルとを備えた軽量盛土用側壁に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示されるように、合成樹脂発泡板を積み重ねた軽量盛土の側面に沿って、H形鋼の支柱を、両フランジに挟まれた空間部分を向き合わせて立設し、相隣接する支柱のフランジ間の空間部分に端部を挿入するようにして壁パネルを設置した軽量盛土用側壁が知られている。通常、支柱は、土中への打ち込みや基礎コンクリートでの支持によりにしっかりと自立されている。また、壁パネルとしては通常コンクリート板が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−222806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の軽量盛土用側壁の場合、長くて重いH形鋼の支柱をしっかりと立設し、しかもコンクリート製で重い壁パネルを、立設した支柱の最上部から順次支柱間へ落とし込まなければならないので、施工には重機が不可欠で、施工コストがかかる問題がある。また、壁パネルが損傷した場合、やはり重機を入れなければ交換することができず、維持管理にも手間とコストがかかる問題がある。
【0005】
一方、例えば山間部等においては、緩やかに屈曲させて軽量盛土用側壁を構築しなければならない場合が少なくない。しかし、上記従来の軽量盛土用側壁の場合、屈曲部に向きを変えた2本の支柱を立設しなければならず、その方向合わせなどに手間がかかる問題もある。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、重機を用いることなく構築と補修を容易に行うことが可能な軽量盛土用側壁を提供することを第一の目的とする。また、本発明は、緩やかな屈曲部を有する軽量盛土用側壁を、支柱の向きを調整することなく、容易に構築することができるようにすることを第二の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記第一の目的のために、合成樹脂発泡板を積み重ねた軽量盛土の側面に沿って立設された支柱と、該支柱間に取り付けられた壁パネルとを備えた軽量盛土用側壁において、
前記壁パネルが合成樹脂発泡体の芯材の表面に表面材を設けた複合板であって、
前記支柱が、コ字形断面部の開口部を下向きにしたときの両脚部を外方へ屈曲させてフランジ部を形成したハット型断面をなす本体部と、該本体部の頂面部に取り付けられた背面板とを有し、該背面板側を前記軽量盛土に向けて立設されており、
前記支柱の前記フランジ部と前記背面板との間に前記壁パネルの側縁部が差し込まれて保持されていると共に、
後端側が前記支柱に取り付けられたアンカーピンの先端側が前記軽量盛土を構成する前記合成樹脂発泡板に保持されていることを特徴とする軽量盛土用側壁を提供するものである。
【0008】
上記本発明は、前記アンカーピンの前記支柱への取り付けが、前記アンカーピンを前記本体部の頂面部と前記背面板に貫通させ、前記アンカーピンの後端側に螺合された2個のナットで前記本体部の頂面部と前記背面板を挟み付けることで行われていること、
前記支柱の前記コ字形断面部の開口部内に、コ字形断面の支柱カバーがその開口部側から差し込まれて取り付けられていること
をその好ましい態様として含むものである。
【0009】
また、本発明は、前記第二の目的のために、前記フランジ部と前記背面板の端部がそれぞれ対向する側に屈曲され、該屈曲片の先端部にそれぞれ前記壁パネルを挟む保持部が形成されていることで、前記壁パネルの前記フランジ部と前記背面板間への差し込み角度が可変となっていることを好ましい態様として含むものである。
【発明の効果】
【0010】
通常、軽量盛土用側壁は、軽量盛土を構成する合成樹脂発泡板の積み重ねと共に順次構築される。本発明における支柱は、軽量盛土を構成する合成樹脂発泡板に保持されたアンカーピンで支持されるので、合成樹脂発泡板の積み重ねと共につなぎ合わせて壁パネルの取り付けに必要な高さだけ順次延ばしていくことができる。従って、壁パネルの取り付け時に、壁パネルを高く持ち上げて取り付けるような作業を無くすことができ、しかも壁パネルが合成樹脂発泡体の芯材と表面材の複合板であって軽量であることから、人手によって容易に取り付けることができる。補修の際も同様で、人手によって容易に壁パネルや支柱の交換を行うことができる。
【0011】
特に、フランジ部と背面板の端部をそれぞれ対向する側に屈曲させ、この屈曲片の先端部にそれぞれ壁パネルを挟む保持部を形成しておくことで、壁パネルのフランジ部と背面板間への差し込み角度を可変としておくと、緩やかな屈曲であれば、壁パネルの差し込み角度の調整だけで、屈曲部に立てる支柱の向きを調整することなく容易に屈曲した軽量盛土用側壁を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一例に係る軽量盛土用側壁を有する軽量盛土の縦断面図である。
【図2】図1に示される軽量盛土用側壁を有する軽量盛土の拡大横断面図である。
【図3】図1及び図2に示される支柱周りの拡大図で、(a)は横断面図、(b)は部分正面図である。
【図4】本発明における支柱の立設に用いるベースプレートの拡大図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。
【図5】本発明における支柱の立設に用いる平板状の押えプレートの拡大図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。
【図6】本発明における支柱の立設に用いる爪付きの押えプレートの拡大図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。
【図7】壁パネルの縦断面図である。
【図8】(a)〜(c)はそれぞれ本発明に用いる支柱の他の例を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面に基づいて本発明を更に説明する。なお、以下に参照する図面において、同じ符号は同様の構成要素を示す。
【0014】
図1及び2に示されるように、合成樹脂発泡体板1を積み重ねることにより軽量盛土2が構築されている。軽量盛土2を構成する合成樹脂発泡板1は、押出発泡形成品でもビーズ発泡成形品でもよいが、圧縮強度に優れ、吸水性も小さいことから、押出発泡成形品が好ましい。合成樹脂としては、ポリスチレン、硬質ポリウレタン、フェノール樹脂等を用いることができるが、吸水性が小さく、しかも圧縮強度に優れた発泡体が得られることから、ポリスチレンが好ましい。
【0015】
図示される軽量盛土2の側面に沿って、支柱3が壁パネル4の幅に応じた間隔で立設されており、この支柱3間に壁パネル4が取り付けられて、軽量盛土用側壁100が形成されている。
【0016】
支柱3は、図3に拡大して示されているように、コ字形断面部5aの開口部を下向きにした時の両脚部をそれぞれ外方へ屈曲させてフランジ部5bを形成したハット型断面をなす本体部5と、この本体部5の頂面部に取り付けられた平板状の背面板6とを有している。各支柱3は、背面板6を軽量盛土2に向けて立設されている。また、支柱3のコ字形断面部5aの開口部には、コ字形断面の支柱カバー7がその開口部側から差し込まれている。支柱カバー7を設けることで支柱3の補強を図ることができると共に、外観を向上させることができる。支柱カバー7は、その差し込み側の両端部を若干内側へ屈曲させておくと、支柱3の開口部への差し込みが行いやすくなるので好ましい。
【0017】
支柱3は、必要な高さにまで複数本が上下につながれている。上下につながれる各支柱3は、後述するように、軽量盛土2を構成する合成樹脂発泡板1にそれぞれ支持されている。このため、支柱3間の接続は、高い強度を持たせる必要がなく、端部同士の嵌め合わせ等の簡便な手段で行うことができる。
【0018】
最下段の支柱3の下端部には、ベースプレート8の支持筒9が差し込まれていて、支柱3のズレを係止している。ベースプレート8は、図4に拡大して示されているように、上面に支持筒9が突設され、四方に固定ピンの打ち込み孔10が形成された板材で、支持筒9が突設されている中央部には水抜き孔11が形成されている。このベースプレート8は、例えば図1に示されるように、軽量盛土用側壁100の形成位置に沿って設けた基礎コンクリート12上に打ち込み孔10を介して固定ピン(図示されていない)を打ち込み、支柱3の設置間隔で固定して用いることができる。ベースプレート8を用いて最下段の支柱3の下端部を係止しておくと、上下に連結した支柱3全体の安定性を高めやすくなるので好ましい。
【0019】
図1、図2及び図3に示されるように、本体部5の頂面部と背面板6とを貫通して、軽量盛土2を構成する合成樹脂発泡板1にアンカーピン13が差し込まれている。このアンカーピン13は、最も軽量盛土用側壁100側に積まれた合成樹脂発泡板1を貫通していると共に、先端部と後端部側に設けられた押え板14,15で合成樹脂発泡板1を挟み付けている。つまり、アンカーピン13の先端側は、押え板14,15による挟み付けにより、アンカーピン13が貫通している合成樹脂発泡板1に固定されて保持されている。なおアンカーピン13は、本例のように合成樹脂発泡板1に突き刺さずに、合成樹脂発泡板1間の継ぎ目に通して固定することもできる。
【0020】
図5に示されるように、押え板14は、中央に表面側から裏面側へ押し込んだ窪み部14aを有し、この窪み部14aの底部にアンカーピン13(図1、図2参照)を通す貫通孔14bが形成された方形の平板状の部材となっている。また、図6に示されるように、押え板15は、中央に窪み部15aを有し、この窪み部15aの底部にアンカーピン13(図1、図2参照)を通す貫通孔15bが形成されている点は上記押え板14と同様であるが、方形の板材の四隅を裏面側へ90°屈曲させて、爪部15cを形成した爪付きの部材となっている。図2に示されるように、本例においては、アンカーピン13の後端側に平板状の押え板14、先端側に爪付きの押え板15を用いているが、両者の位置を入れ換えたり、両者とも平板状の押え板14又は爪付きの押え板15のいずれか一方とすることもできる。なお、押え板14,15は、いずれも裏面側を合成樹脂発泡板1に向けて用いられるもので、表面側からアンカーピン13に螺合されたナット16a,16bを締め付けることで合成樹脂発泡板1に押し付けられている。また、爪付きの押え板15の場合、爪部15cを合成樹脂発泡板1に食い込ませることで、取り付け状態を安定させることができる。
【0021】
前記のように、アンカーピン13は、支柱3の本体部5の頂面部と背面板6とを貫通している。アンカーピン13の後端部は、図1、図2及び図3に示されるように、アンカーピン13の後端側に螺合された2個のナット16c,16dで支柱3の本体部5の頂面部と背面板6を挟み付けることで、支柱3に取り付けられている。つまり、支柱3は、先端側が軽量盛土2を構成する合成樹脂発泡板1に保持されたアンカーピン13で立設状態に支持されている。本体部5と背面板6は熔接等によって一体化しておくこともできるが、上記ナット16c,16dの締め付けで一体化すれば、支柱3の組み立てと、支柱3へのアンカーピン13の取り付けを同時に行うことができ、支柱3の製造工程を簡略化できる。
【0022】
各支柱3は、安定した立設状態を得るため、それぞれアンカーピン13で複数箇所支持されていることが好ましい。また、アンカーピン13の支柱3の頂面部と背面板6の貫通は、図3(b)に示されるような縦長の貫通孔17を介して行われていることが好ましい。この縦長の貫通孔17によってアンカーピン13の下部に遊びを持たせて支柱3の頂面部と背面板6を貫通させておくと、軽量盛土2の経時的な圧縮沈下に伴うアンカーピン13の降下によって支柱3に負荷が加わることを防止することができる。
【0023】
図1に示されるように、軽量盛土2の最上面には、軽量盛土2の上面から支柱3及び壁パネル4(図2参照)の上方に被さる領域に上部コンクリート床版18が形成されている。この上部コンクリート床版18は、支柱3及び壁パネル4の上方に張り出したトップカバー19を設け、軽量盛土2上からこのトップカバー19上に亘って形成されている。通常、上部コンクリート床版18は、軽量盛土2上に配筋(図示されていない)を施してからコンクリートを打設することで形成される。トップカバー19をこの配筋に止め付けておいてからコンクリートを打設することで、容易にトップカバー19を所定の位置に設けることができる。
【0024】
本例におけるトップカバー19は、下向きに開口する凹部20を有している。この凹部20は、上部コンクリート床版7の下面に、支柱3及び壁パネル4の位置に対応して開口した溝状をなし、支柱3及び壁パネル4の上端が凹部20内に周囲に遊びを持って収納されている。このようにすると、支柱3及び壁パネル4が外方へ傾斜しても上端をトップカバー19で係止して倒伏を防止することができる。また、周囲に遊びが持たされているので、軽量盛土2が経時的に圧縮沈下しても支柱3及び壁パネル4に荷重が加わることがない。なお、図示されていないが、必要に応じて、積み上げ途中段階の軽量盛土2上に配筋してコンクリートを打設することで、中間コンクリート床版を設け、軽量盛土2の支持力の向上を図ることもできる。
【0025】
壁パネル4は、図7に示されるように、合成樹脂発泡体の芯材21の表面に表面材22を設けた複合板で構成されている。壁パネル4の芯材21を構成する合成樹脂発泡体としては、例えばポリスチレン系発泡体、ポリエチレン系発泡体、ポリウレタン系発泡体等を用いることができる。芯材21は押出発泡成形品、ビーズ発泡成形品、更には表面材17間に注入発泡させたものでもよい。好ましくは、剛性に優れることから、ポリスチレン系の押出発泡成形品である。表面材22としては、強度、耐候性等の点から、例えばガルバリウム鋼板等の金属板が好ましい。本例における壁パネル4は、上下方向に接続することができるよう、上下の一端が突条部23、他端がこの突条部23を差し込むことができる溝部24となっている。
【0026】
支柱3は、図8に示されるような構造のものとすることもできる。図8(a)に示される支柱3は、背面板6が浅いハット型断面を有しており、本体部5の頂部に開口部を嵌め合わせて取り付けられている。このようにすると、現場で本体部5と背面板6を組み合わせて支柱3を組み立てる際に、凹凸の嵌め合わせにより自動的に位置合わせをすることができ、組み立てが容易となる利点がある。図8(b)に示される支柱3は、フランジ部5bと背面板6の端部がそれぞれ対向する側に屈曲され、この屈曲片の先端部にそれぞれ壁パネル4を挟む保持部25を形成し、壁パネル4のフランジ部5bと背面板6間への差し込み角度を可変としたものとなっている。つまり、一点鎖線で示すように、壁パネル4を保持部25間に斜めに差し込んで保持させることで、緩やかな屈曲であれば、支柱3の向きを調節しなくても容易に壁パネル4の向きを屈曲に合わせることができる。図8(c)に示される支柱3は、(a)と同様に浅いハット型断面の背面板6で、しかも(b)と同様に保持部25を形成したものとなっている。この(c)の支柱3は、(a)の利点と(b)の利点を併せ持つ。
【符号の説明】
【0027】
100 軽量盛土用側壁
1 合成樹脂発泡板
2 軽量盛土
3 支柱
4 壁パネル
5 本体部
5a コ字形断面部
5b フランジ部
6 背面板
7 支柱カバー
8 ベース板
9 支持筒
10 打ち込み孔
11 水抜き孔
12 基礎コンクリート
13 アンカーピン
14 平板状の押え板
14a 窪み部
14b 貫通孔
15 爪付きの押え板
15a 窪み部
15b 貫通孔
16a〜16d ナット
17 貫通孔
18 上部コンクリート床版
19 トップカバー
20 凹部
21 芯材
22 表面材
23 突条部
24 溝部
25 保持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成樹脂発泡板を積み重ねた軽量盛土の側面に沿って立設された支柱と、該支柱間に取り付けられた壁パネルとを備えた軽量盛土用側壁において、
前記壁パネルが合成樹脂発泡体の芯材の表面に表面材を設けた複合板であって、
前記支柱が、コ字形断面部の開口部を下向きにしたときの両脚部を外方へ屈曲させてフランジ部を形成したハット型断面をなす本体部と、該本体部の頂面部に取り付けられた背面板とを有し、該背面板側を前記軽量盛土に向けて立設されており、
前記支柱の前記フランジ部と前記背面板との間に前記壁パネルの側縁部が差し込まれて保持されていると共に、
後端側が前記支柱に取り付けられたアンカーピンの先端側が前記軽量盛土を構成する前記合成樹脂発泡板に保持されていることを特徴とする軽量盛土用側壁。
【請求項2】
前記アンカーピンの前記支柱への取り付けが、前記アンカーピンを、前記本体部の頂面部と前記背面板に貫通させ、前記アンカーピンの後端側に螺合された2個のナットで前記本体部の頂面部と前記背面板を挟み付けることで行われていることを特徴とする軽量盛土用側壁。
【請求項3】
前記アンカーピンによる前記本体部の頂面部と前記背面板の貫通が、縦長の貫通孔を介して行われていることを特徴とする請求項2に記載の軽量盛土用側壁。
【請求項4】
前記支柱の前記コ字形断面部の開口部内に、コ字形断面の支柱カバーがその開口部側から差し込まれて取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の軽量盛土用側壁。
【請求項5】
前記フランジ部と前記背面板の端部がそれぞれ対向する側に屈曲され、該屈曲片の先端部にそれぞれ前記壁パネルを挟む保持部が形成されていることで、前記壁パネルの前記フランジ部と前記背面板間への差し込み角度が可変となっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の軽量盛土用側壁。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−49959(P2013−49959A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−187134(P2011−187134)
【出願日】平成23年8月30日(2011.8.30)
【出願人】(000109196)ダウ化工株式会社 (69)
【出願人】(598157834)
【出願人】(508100468)榮大金属株式会社 (8)
【Fターム(参考)】