説明

電子機器の冷却構造

【課題】 本発明は、部品点数の削減および作業工程の簡素化を図りうる電子機器の冷却構造を提供する。
【解決手段】 発熱部品4を実装した基板5と、前記発熱部品4が発生する熱を放熱するための放熱体7を、筐体1内に収容した電子機器の冷却構造であって、前記基板5に対向する支持面8を前記発熱部品4および放熱体7を挟んで前記筐体1内に設け、前記放熱体7を前記基板5および支持面8相互間で支持するとともに、前記放熱体7のベース部70と前記発熱部品4との間に、前記発熱部品4と放熱体7のベース部70との空間距離よりも厚い弾性変形可能な熱伝達材6を圧縮挟持した構造。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体内に収容した基板に装着された発熱部品を効果的に冷却する電子機器の冷却構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、トランジスタ等の発熱素子は、プリント基板にはんだ付けで固定されており、この発熱素子を放熱板に密着させて取付けて放熱させている。そして、この放熱板を、通気口を設けた筐体にネジ止め等により収納して空気中に放熱させている(特許文献1参照)。
【0003】
また、放熱板の効率を上げるため、放熱板を大きくして、放熱作用を上げるようにした先行技術が知られている(特許文献2参照)。
この先行技術によると、図6に示すようにトランジスタ等の発熱素子100は、プリント基板101にはんだ付けで固定されている。プリント基板101には、平行にプリント基板102が配置され、プリント基板101,102相互間には支持板103が配置されて取付棒104によって支持されている。プリント基板101と支持板103の間には、コ字型の放熱板105がネジ106,107を介して取り付けられている。発熱素子100は、絶縁体108を間に挟んでネジ109を介して放熱板105に取り付けられている。プリント基板101と放熱板105との間にはクッション材110が配置されて共締めされている(特許文献1参照)。
【0004】
こうして、支持板103を放熱板105と連結させて放熱作用を持たせているので、プリント基板上に大きな放熱板を設ける必要がなくなり広い面積の放熱器を構成することができる。
【特許文献1】特開2001−67930
【特許文献2】実公平4−19836
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記先行技術によると、放熱板105を止めるネジ106,107を多量に必要とし、放熱板105のほかに支持板103を必要とするなど、部品点数の増大をきたし、作業工程が増える結果となっていた。
【0006】
本発明は、上記課題を解決し、部品点数の削減および作業工程の簡素化を図りうる電子機器の冷却構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため、発熱部品を実装した基板と、前記発熱部品が発生する熱を放熱するための放熱体を、筐体内に収容した電子機器の冷却構造において、前記基板に対向する支持面を前記発熱部品および放熱体を挟んで前記筐体内に設け、前記放熱体を前記基板および支持面相互間で支持するとともに、前記放熱体のベース部と前記発熱部品との間に、前記発熱部品と放熱体のベース部との空間距離よりも厚い弾性変形可能な熱伝達材を圧縮挟持したことにある。
また、本発明は、前記放熱体のベースの両端部に少なくとも一対の脚部を前記放熱体のベースと略直交する方向に延設し、該脚部の先端部が係合する係合部を前記基板に設けたことにある。
さらに、本発明は、前記脚部の先端部に段差部を設け、該段差部の先を前記係合部に係合して前記放熱体を位置決めしたことにある。
またさらに、本発明は、前記脚部と逆方向に延出した支持アームを前記放熱体のベースに設け、該支持アームの先端部が係合する係合部を前記支持面に形成したことにある。
また、本発明は、前記筐体の内壁面に、前記基板を設定位置で支持する支持部を設けたことにある。
さらに、本発明は、前記筐体の内壁に、前記基板を前記支持部の設定位置に案内する案内部を設けたことにある。
またさらに、本発明は、前記筐体内に、前記基板に対向する支持基板を設け、該支持基板に前記支持面を形成したことにある。
また、本発明は、前記筐体の内壁面に、前記支持基板を設定位置で支持する支持部を設けたことにある。
さらに、本発明は、前記筐体の内壁に、前記基板を前記支持部の設定位置に案内する案内部を設けたことにある。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、以下のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、基板に対向する支持面を前記発熱部品および放熱体を挟んで前記筐体内に設け、前記放熱体を前記基板および支持面相互間で支持するとともに、前記放熱体のベース部と前記発熱部品との間に、前記発熱部品と放熱体のベース部との空間距離よりも厚い弾性変形可能な熱伝達材を圧縮挟持したので、少ない部品点数により構成されて小型化が図れ、発熱部品と熱伝達材、あるいは熱伝達材と放熱体のベース部との密着性が高くなり、優れた冷却効果が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、放熱体のベースの両端部に少なくとも一対の脚部を前記放熱体のベースと略直交する方向に延設し、該脚部の先端部が係合する係合孔を前記基板に設けたので、基板と放熱体の位置決めが簡便であり、組み立て作業が容易になるという効果が得られる。
請求項3に記載の発明によれば、脚部の先端部に段差部を設け、該段差部の先を前記係合孔に係合して前記放熱体を位置決めしたので、熱伝達材の弾性変形量を一定にできることから、安定した放熱効果が得られる。
請求項4に記載の発明によれば、脚部と逆方向に延出した支持アームを前記放熱体のベースに設け、該支持アームの先端部が係合する係合孔を前記支持面に形成したので、放熱体を基板と支持面相互間で支持することができることから、発熱部品と放熱体の固定にネジを省略することができる。ネジの省略により、部品点数の削減を図れ、コストダウン、省スペース化を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記筐体の内壁面に、前記基板を設定位置で支持する支持部を設けたので、筐体に基板を挿入する作業が容易になるため、組み立て作業が容易になるという効果が得られる。
請求項6に記載の発明によれば、前記筐体の内壁に、前記基板を前記支持部の設定位置に案内する案内部を設けたので、筐体に基板を挿入する作業が容易になるため、組み立て作業が容易になるという効果が得られる。
請求項7に記載の発明によれば、筐体内に、前記基板に対向する支持基板を設け、該支持基板に前記支持面を形成したので、放熱体を基板と支持基板の支持面相互間で支持することができることから、発熱部品と放熱体の固定にネジを省略することができる。ネジの省略により、部品点数の削減を図れ、コストダウン、省スペース化を図ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、筐体の内壁面に、前記支持基板を設定位置で支持する支持部を設けたので、筐体に支持基板を挿入する作業が容易になるため、組み立て作業が容易になるという効果が得られる。
請求項9に記載の発明によれば、筐体の内壁に、前記基板を前記支持部の設定位置に案内する案内部を設けたので、筐体に支持基板を挿入する作業が容易になるため、組み立て作業が容易になるという効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態による電子機器の冷却構造を示す断面図、図2は図1の部分拡大図、図3は図1の分解斜視図である。
【0010】
図1ないし図3において、1は電子機器を収納する筐体で、この筐体1は、一方に開口2a、他方に通気口2b等を形成した筐体本体2と、該筐体本体2の開口2aを塞ぐ蓋体3とで構成されている。この筐体1には、発熱部品となるトランジスタ等の発熱素子4が装着されたプリント基板などの基板5と、前記発熱素子4の上に載置された伸縮性および絶縁性を有する熱伝達材6と、この熱伝達材6の上に配置された放熱体7と、前記基板5に対向して配置され、前記放熱体7を支持する支持面8を有する支持基板9が内装されている。支持基板9は、基板5と同様のプリント基板を用いて、トランジスタあるいは他の電子部品を取り付けても良い。
【0011】
前記筐体1は、互いに対向する前記筐体本体2の内面と蓋体3の裏面に、上下の互いに対応する位置に、上下方向にそれぞれ一対の凹凸部20,21,30,31が設けられている。これら一対の凹凸部20,21,30,31は、前記筐体本体2の内面と蓋体3の裏面に幅方向に連続するように形成しても良く、あるいは幅方向に断続的に設けても良い。前記上下方向に設けられた一対の凹凸部20,21,30,31によって、前記筐体本体2の内面と蓋体3の裏面に、筐体1の幅方向に凹部20a,21a,30a,31aが形成されている。
【0012】
前記発熱素子4が装着された基板5と、前記支持面8を有する支持基板9は、それぞれ両端を前記凹部20a,21a,30a,31aに挿入されて前記筐体1内に組み付けられている。前記基板5は発熱素子4を上にして下部側の前記凹部20a,30aに挿入され、前記支持基板9は、上部側の前記凹部21a,31aに挿入されて前記筐体1内に組み付けられている。
【0013】
前記発熱素子4が装着された基板5と、前記支持面8を有する支持基板9は、それぞれ板面の互いに対応する位置に係合孔5a,9aが形成され、かつ一側部に互いに対応する位置に切欠き部5b,9bが形成されている。これら係合孔5a,9aおよび切欠き部5b,9bを介して前記放熱体7が基板5と支持基板9間に装着されている。
【0014】
前記放熱体7は、平板状のベース部70と、このベース部70から一定間間隔で立設された複数の放熱板71とで構成されており、ベース部70の両端部に下方側に向けて一対の脚部72が延出されている。この脚部72の先端には突起部72aが設けられて段差部72bが形成されており、この段差部72bとベース部70との距離Lを一定に保つように形成されている。一方、中央の放熱板71の上端には、上方に向けて延出した一対の支持アーム73が設けられ、この支持アーム73の先端には突起部73aが設けられて段差部73bが形成されて、この段差部73bと放熱板71の上端との距離Mを一定に保つようにしている。
【0015】
前記発熱素子4と前記放熱体7のベース部70との間に設けられた熱伝達材6は、脚部72の段差部72bとベース部70との距離Lよりも厚く形成されており、前記放熱体7のベース部70と前記発熱素子4とによって圧縮されて互いに密着されている。
【0016】
次に、上記電子機器の冷却構造の組立手順を説明すると、発熱素子4が装着された基板5に熱伝達材6を配置し、熱伝達材6の上から放熱体7を組み付ける。放熱体7は、脚部72の先端の突起部72aの一方を係合孔5aに挿入し、かつ突起部72aの他方を切欠き部5bに係合させる。こうして、熱伝達材6を発熱素子4と前記放熱体7のベース部70との間で圧縮して密着させる。また、支持アーム73の先端の突起部73aを支持基板9の係合孔9aに挿入し、かつ切欠き部9bに係合させる。そして、基板5および支持基板9を前記筐体本体2の内面に設けられた凹部20a,21aに組付け、凹部30a,31aを基板5および支持基板9の端部に合わせながら蓋体3を筐体本体2に取り付けて組み付けが完了する。
【0017】
この実施の形態によると、熱伝達材6を圧縮させて発熱素子4と放熱体7のベース部70を組付けるので、熱伝達材6と発熱素子4、熱伝達材6と放熱体7のベース部70を密着させて取り付けることができることから、発熱素子4から発生する熱が熱伝達材6を介して効果的に放熱体7に伝わり、放熱体7を通して効率良く放熱することができる。
筐体本体2の内面と蓋体3の裏面に、上下の互いに対応する位置に、上下方向にそれぞれ一対の凹凸部20,21,30,31を設けているので、凹凸部20,21,30,31によって、筐体1の幅方向に、筐体本体2の内面と蓋体3の裏面に凹部20a,21a,30a,31aが形成されることから、発熱素子4が装着された基板5と、支持面8を有する支持基板9を一定間隔で平行な位置に配置することができる。基板5と、支持面8を有する支持基板9との間で、ネジ等を使わずに放熱体7を支持することができるので、部品点数の削減および組付け作業を容易に行なうことができる。放熱体7は、脚部72の先端の突起部72aの一方を基板5の係合孔5aに挿入し、かつ突起部72aの他方を基板5の切欠き部5bに係合させて基板5に組み付けられるので、基板5との位置決めがなされ、放熱体7のベース部70と基板5との距離を一定に保つことができる。したがって、放熱体7のベース部70と発熱素子4との間で、熱伝達材6が弾性変形して、一定の厚さに圧縮されて放熱体7のベース部70と発熱素子4に密着することができるので、放熱体7を通して効率良く放熱することができる。
【0018】
図4および図5は、本発明の他の実施の形態で、図1と同一部分については同符号を付して同一部分の説明は省略して説明する。
図4の実施の形態の場合、前記筐体本体2の内面に、基板5と、支持基板9を案内する案内部材10が設けられている。これら案内部材10は、上片10aおよび下片10bを有するコ字型形状に形成されており、この上片10aおよび下片10bの上下内面を奥行き方向に徐々に狭くなるテーパ11に形成したものである。これら案内部材10は、凹凸部20,21に対応する位置に、たとえば前記筐体本体2の内面の左右両側の上下にそれぞれ設けることができる。案内部材10の上片10aおよび下片10bの長さは必要に応じて任意に設定することができる。図4の例では、蓋部3の凹凸部30,31の位置まで延出して形成されている。こうして、基板5と、支持基板9の組付けに際して、案内部材10の上片10aおよび下片10bに沿って基板5および支持基板9を挿入することができるので、組付け作業が容易であり、作業能率の向上を図ることができる。
【0019】
図5の実施の形態の場合では、支持基板9を廃止して筐体本体2の内面に放熱体7の上端を直接支持するようにしたものである。この場合、筐体本体2の内面を、支持基板9の支持面8に利用したものである。
これによって、支持基板9を廃止することができ、部品点数を、より削減することができる。筐体本体2の内面と蓋体3の裏面に設ける、支持基板9用の凹凸部21,31を廃止できるので、筐体本体2と蓋体3の成形に際して型構造が簡素化できる。
【0020】
なお、本発明は、上記実施の形態で説明したように、発熱素子4と放熱体7との固定にネジを使用しないですむため、以下に列挙する効果が得られる。
ネジでの固定を必要とせず、省スペース化が可能である。
放熱部品としての放熱体7、基板5及び支持基板9と筐体1の固定にネジやそのほかの部品を必要としないため、放熱部品、構造部品の削減が可能となる部品点数の削減により、コストダウンが可能となる。
従来、固定にネジを用いた場合に必要だった、接着剤による固定や座金による緩み止めの対策が必要ない放熱部品、基板5及び支持基板9並びに筐体1の固定にネジを使用しない構造のため、経年変化によるネジの緩みによる、装置の不具合が発生しない放熱部品、基板5及び支持基板9並びに筐体1の固定にネジやそのほかの部品を必要としないため、従来必要だったネジや構造部品と電子部品との電気的な絶縁距離等の確保が不要となり、基板5面積の有効利用が可能となる放熱部品、基板5及び筐体1の固定にネジやそのほかの部品を必要としないため、装置内の省スペース設計が可能となり、装置全体の小型化が可能となる。
放熱部品、基板5及び支持基板9並びに筐体1の固定にネジやそのほかの部品を必要としないため、部品点数が少なく、組立工数の削減、時間短縮が可能となる。
放熱部品、基板5及び支持基板9並びに筐体1の固定にネジやそのほかの部品を必要としないため、装置の分解に工具を必要とせず効率の良い分解が可能となり、リサイクル性の良い、製品設計が可能となる。
【0021】
また、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、放熱体7は、脚部72の先端の突起部72aの一方を係合孔5aに挿入し、かつ突起部72aの他方を切欠き部5bに係合させて、基板5に組み付けられているが、脚部72の数は2箇所に限らず、3箇所あるいはそれ以上設けることもできる。また、脚部72の形状は円柱状に限らず、角柱状あるいは一定厚さの壁形状でも良い。また、突起部72aの数も2箇所に限らず3箇所あるいはそれ以上でも良い。突起部72aによって段差部72bが形成されていれば各種の形状を採用することができる。さらに、放熱体7の他端側を支持する支持基板9を省略する場合には、筐体本体2の内面に突起部73aを係合させる凹部を形成しても良く、あるいは、筐体本体2の内面に突起部を形成して、支持アーム73に凹部を形成することもできる。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施の形態による電子機器の冷却構造を示す断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】本発明の実施の形態による電子機器の冷却構造を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態による電子機器の冷却構造を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態による電子機器の冷却構造を示す断面図である。
【図6】従来の電子機器の冷却構造を示す断面図である。
【符号の説明】
【0023】
1 電子機器を収納する筐体
2 筐体本体
3 蓋体
4 発熱素子
5 基板
6 熱伝達材
7 放熱体
8 支持面
9 支持基板
10 案内部材
20,21,30,31 凹凸部
70 ベース部
71 放熱板
72 脚部
73 支持アーム
5a,9a 係合孔
5b,9b 切欠き部
20a,21a,30a,31a 凹部
72a,73a 突起部
72b,73b 段差部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発熱部品を実装した基板と、前記発熱部品が発生する熱を放熱するための放熱体を、筐体内に収容した電子機器の冷却構造において、
前記基板に対向する支持面を前記発熱部品および放熱体を挟んで前記筐体内に設け、前記放熱体を前記基板および支持面相互間で支持するとともに、前記放熱体のベース部と前記発熱部品との間に、前記発熱部品と放熱体のベース部との空間距離よりも厚い弾性変形可能な熱伝達材を圧縮挟持したことを特徴とする電子機器の冷却構造。
【請求項2】
前記放熱体のベースの両端部に少なくとも一対の脚部を前記放熱体のベースと略直交する方向に延設し、該脚部の先端部が係合する係合部を前記基板に設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の冷却構造。
【請求項3】
前記脚部の先端部に段差部を設け、該段差部の先を前記係合部に係合して前記放熱体を位置決めしたことを特徴とする請求項2に記載の電子機器の冷却構造。
【請求項4】
前記脚部と逆方向に延出した支持アームを前記放熱体のベースに設け、該支持アームの先端部が係合する係合部を前記支持面に形成したことを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器の冷却構造。
【請求項5】
前記筐体の内壁面に、前記基板を設定位置で支持する支持部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の冷却構造。
【請求項6】
前記筐体の内壁に、前記基板を前記支持部の設定位置に案内する案内部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の電子機器の冷却構造。
【請求項7】
前記筐体内に、前記基板に対向する支持基板を設け、該支持基板に前記支持面を形成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器の冷却構造。
【請求項8】
前記筐体の内壁面に、前記支持基板を設定位置で支持する支持部を設けたことを特徴とする請求項7に記載の電子機器の冷却構造。
【請求項9】
前記筐体の内壁に、前記基板を前記支持部の設定位置に案内する案内部を設けたことを特徴とする請求項8に記載の電子機器の冷却構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−231720(P2009−231720A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−78026(P2008−78026)
【出願日】平成20年3月25日(2008.3.25)
【出願人】(000103792)オリエンタルモーター株式会社 (150)
【Fターム(参考)】