説明

太平洋セメント株式会社により出願された特許

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【課題】廃油系固体燃料を、良好に且つ大量に燃料として燃焼させ得る方法を提供すること。
【解決手段】廃油系固体燃料を、セメント製造設備であるNSPキルンの仮焼炉に投入し、該廃油系固体燃料をセメント製造用燃料として利用するにあたって、廃油系固体燃料Xの仮焼炉12への投入位置を、仮焼炉用バーナーSBの燃料出口の上方にあたる仮焼炉天井部12dとしたことを特徴とする廃油系固体燃料の利用方法とした。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン内の所定の領域で、還元性物質及び塩素源による還元揮発及び塩化揮発を有効に生じさせ、忌避成分含有量の少ないセメントを製造する。
【解決手段】コークス粉末等の還元性物質Rの表面を塩素源Xで覆い、その周りをセメントキルン2の焼点温度である約1450℃より融点又は分解温度が低い耐熱ガラス粉末等の被覆素材Cで被覆し、被覆還元性物質・塩素源CXRとする。この被覆還元性物質・塩素源CXRをセメントキルン内に供給すると、キルン内の所定の領域で還元揮発及び塩化揮発を有効に生じさせることができ、忌避成分の揮発又は不溶化を促進し、忌避成分をセメント製造工程から除去することで、忌避成分の含有量が少ないセメントを製造することができる。該被覆素材の軟化点、融点又は分解温度は700℃以上とし、鉛、亜鉛等のうちの1又は2以上を除去することができる。 (もっと読む)


【課題】簡便な操作により高い精度で膨張剤を含むモルタルやコンクリートの乾燥収縮量を予測する方法の提供。
【解決手段】膨張モルタル又はコンクリートの乾燥収縮量を予測する方法であって、水中材齢7日のセメント硬化体について、セメントの水和反応に伴って生成されるエトリンガイトの量から前記膨張モルタル又はコンクリートの水中材齢7日の膨張量を推定することを特徴とする、膨張モルタル又はコンクリートの乾燥収縮量の予測方法。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパスシステムにおいて、ダイオキシン等のPOPs類の生成を抑え、無害化処理のための設備コスト等を最小限に抑える。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を冷却しながら抽気する燃焼ガス抽気プローブ3において、該冷却に酸素濃度が5%以下のガスを用いる。この冷却用ガスとして、窒素ガス、塩素バイパスシステムの排ガスG23、過熱蒸気、窒素ガス以外の不活性ガス等を用いることができる。低酸素濃度の冷却用ガスを用いることで、抽気した燃焼ガスに含まれる重金属類とで、オキシ・クロリネーション反応が生じることを防止し、POPs類の生成を抑える。セメントキルンの酸素富化運転を行った場合、その際に発生した窒素を利用することができるためより好ましい。 (もっと読む)


【課題】新規な熱処理設備を必要とせず、処理に困っている廃棄物および副生物を利用することで、低温酸化を抑制できる石炭の製造方法を提供することにある。
【解決手段】石炭の表面に有機物の炭化、ガス化の過程で副生する水溶性タール水溶液を散布して、低温酸化を抑制することを特徴とする石炭の製造方法を提供する。また、有機物が木竹であることを特徴とする前記低温酸化を抑制した石炭の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】従来、有効利用が困難であった石炭灰(CaO含有量が10質量%以上又はFe2O3含有量が6質量%以上のもの)を有効利用できる石炭灰の処理方法を提供する。
【解決手段】CaO含有量が10質量%以上及び/又はFe2O3含有量が6質量%以上の石炭灰を磁選処理して、Fe2O3含有量が30質量%以上である高鉄含有物を回収する石炭灰の処理方法。
上記高鉄含有物は、セメントクリンカー用原料や重量骨材などとして使用することができる。また、磁選処理後の残渣は、裏込め充填材又はセメント・コンクリート用混和材として使用することができる。 (もっと読む)


【課題】130N/mmを超える圧縮強度の発現性を確保しつつ、養生時間を短縮して効率的に製造することのできる高強度プレキャストコンクリートの製造方法を提供する。
【解決手段】低発熱形セメントとポゾラン質微粉末とを含む結合材を用いた高強度コンクリートを打設成形した後、常温にて2〜4時間前養生し、5〜10℃/hの昇温速度で最高温度60〜90℃まで昇温し、最高温度で3〜9時間保持した後、常温まで冷却して脱型する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、簡便な操作により高い精度で、セメントモルタルの圧縮強さを推定する方法を提供する。
【解決手段】本発明は、試料作成工程と、水和率算出工程と、圧縮強さ推定工程からなるセメントモルタルの圧縮強さの推定方法であり、前記の水和率算出工程が、セメントペースト硬化体の反射電子像から求めた未水和の水硬性粒子の面積率を下記式に代入して、水硬性粒子の水和率を算出するセメントモルタルの圧縮強さの推定方法をも含む。
={1−(S−S)/S}×100
但し、R;材齢t日の水硬性粒子の水和率(%)
;水和率ゼロの未水和の水硬性粒子の面積率(%)
;材齢t日の未水和の水硬性粒子の面積率(%)
また、前記のセメントが高炉セメントであるセメントモルタルの圧縮強さの推定方法をも含む。 (もっと読む)


【課題】設備コストや運転コストを低減することのできるセレンの除去方法等を提供する。
【解決手段】SO4とセレンとを含む溶液L2をイオン交換樹脂35に通過させ、該SO4とセレンとを同時に分離する。イオン交換樹脂から排出される再生水L5、脱塩水L3、脱硫水L4の切換タイミングを、Cl、SO4、K、Na又はCaの測定結果、電気伝導度及びpHからなる群から選択される一つ以上の測定結果に基づいて制御し、SO4とセレン濃度の高い脱塩水と、塩化物濃度の高い脱硫水を得ることができる。前記溶液を、セメント焼成工程で発生した塩素バイパスダストDを水洗して得られたろ液L1、又は最終処分場50の浸出水50aとすることができる。 (もっと読む)


【課題】セメント組成物中にICタグを埋設し、外部読書装置を用いてICタグのIDや各種情報を読書きにおいて、その通信距離の向上を図り、セメント組成物の硬化前、あるいは硬化後に外部読書装置から読取りやすくすることを課題とした。
【解決手段】
ICタグLSI、アンテナ、これらを内蔵した円球状または楕円球状被覆体を含むICタグであって、ICタグLSIに接続するアンテナの指向性の方向を楕円球の短軸又は長軸方向に一致させることを特徴としたコンクリート、モルタル、セメント硬化体埋設用ICタグ、を提供する。 (もっと読む)


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