説明

株式会社ジェイテクトにより出願された特許

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【課題】クラッチ動作時におけるメインカム及びアーマチャの応答性を高めることができるとともに、電磁コイルの大型化を阻止することができる駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置1は、電磁クラッチ9のクラッチ動作によって受けるハウジング12からの回転力を多板クラッチ8のクラッチ力となる押圧力に変換し、押圧力を多板クラッチ8に付与するメインカム10a、及びメインカム10aとアーマチャ9bとの間に介在するクラッチ動作用のカムボール10cを有する第1のカム機構10と、第1のカム機構10に多板クラッチ8側へのばね力を付与するコイルばね27、及びメインカム10aの回転に伴いコイルばね27のばね力に抗して電磁コイル9a側に移動するカムブッシュ28を有する第2のカム機構11とを備えた。 (もっと読む)


【課題】
通電不良相発生における、特に高速走行中でのトルクリップルの発生を抑制し、微妙なハンドル操舵を容易にすることのできるモータ制御装置及び電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】
CPU17は、d軸電流指令値Id*及びq軸軸電流指令値Iq*を演算する電流指令値演算部23と、これらd軸電流指令値Id*及びq軸軸電流指令値Iq*に基づいてd/q座標系における電流フィードバック制御を実行することによりモータ制御信号を生成するモータ制御信号生成部24とを備える。また、CPU17は、モータ12の何れかの相に通電不良が発生した場合に該異常の発生を検出可能な異常判定部31を備え、該異常が検出された場合には、当該通電不良発生相以外の二相を通電相としてモータ制御信号の生成を実行する。そして、車速検出手段16が検出した車速が所定値以上になった場合には、q軸電流指令値Iq*を漸減する。 (もっと読む)


【課題】2輪駆動状態での車両の発進時にスリップが発生した場合でも、噛み合いクラッチを介してトルクが伝達される補助駆動輪に速やかにトルクを伝達することが可能な四輪駆動車及びその制御装置を提供する。
【解決手段】四輪駆動車101は、駆動源であるエンジン102と、エンジン102のトルクを前輪104L,104R及び後輪105L,105Rに伝達する駆動力伝達系106と、駆動力伝達系106に設けられ、凹部と凸部との係合により後輪105L,105R側にトルクを伝達することが可能な噛み合いクラッチ130と、路面の摩擦係数に関連する指標値に基づいて、路面の摩擦係数が所定値よりも低いか否かを判定する判定手段9bと、判定手段9bにより路面の摩擦係数が所定値よりも低いと判定されたとき、発進前に噛み合いクラッチ130の係合を行わせる制御信号を発生する制御手段9bとを有する。 (もっと読む)


【課題】第1の回転部材と第2の回転部材との差動回転時におけるカムロックの発生を抑制することができる電磁クラッチ及びこれを備えた駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動伝達装置は、電磁力を発生させる電磁コイル、及び電磁コイルへの通電によって移動するアーマチャ52を有するサブクラッチと、サブクラッチの軸線上に配置され、アーマチャ52に対向するメインカム61、及びメインカム61とアーマチャ52との間に介在するカムボール62を有するカム機構6とを備え、カム機構6は、メインカム61がアーマチャ52との間にカムボール62を転動させる段状のカム面520a,520b,610a,610bを有し、カム面520a,520b,610a,610bが円周方向中央部aから円周方向端部b,cに向かって漸次大きくなるカム角をもつ複数の傾斜面で形成されている。 (もっと読む)


【課題】樹脂の被膜で被覆する場合に比べて、グリース切れが生じた際に、より長時間に亘って当接面同士の良好な摺動を維持して、摩耗によるガタの発生や焼き付き等を防止できる駆動軸を提供する。
【解決手段】雄スプライン軸2と雌スプライン軸3のうち雄スプライン軸2の、他方への動力伝達面としての当接面21aを含む雄スプライン部22のキー21の表面を、ビッカース硬さHvが1000以上、摩擦係数μが0.25以下で、かつ少なくとも当接面の膜厚が1〜5μmの、連続したダイヤモンドライクカーボン膜(6)によって被覆した駆動軸1である。 (もっと読む)


【課題】相手部材の材質によらずに、その相手部材の摩耗を抑制することができる摺動部材を提供すること。
【解決手段】摺動部材100は、鋼材などを用いて形成された基材200と、基材200の表面を被覆するFe−DLC膜300とを備えている。Fe−DLC膜300は、摺動部材100の摺動面101の少なくとも一部を形成し、相手部材400の表面と摺動する。Fe−DLC膜300は、Feが添加されたDLCからなる堆積膜である。この実施形態では、Fe−DLC膜300におけるFeの濃度はたとえば約3at.%である。相手部材400は、非鉄系の軟質材料(たとえばCu材料など)を用いて形成されている。 (もっと読む)


【課題】第1の回転部材と第2の回転部材とを連結する場合において衝撃音の発生を抑制することができる駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】第2駆動力断続部4は、電磁クラッチ9による第1のサブクラッチ動作及び第2のサブクラッチ動作によって受けるハウジング12からの回転力を多板クラッチ8のメインクラッチ動作となる押圧力に変換するカム機構10と、アーマチャ復帰用スプリング28のばね力よりも小さいクラッチ力による第1のクラッチ動作に基づいて、またアーマチャ9bをアーマチャ復帰用スプリング28のばね力に抗して移動させるクラッチ力による第2のクラッチ動作に基づいてそれぞれカム機構10にハウジング12を連結する連結機構11とを備えた。 (もっと読む)


【課題】ステアリングの操舵状態の判定結果について誤りが生じる頻度を少なくすることのできる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】この電動パワーステアリング装置は、操舵系にアシスト力を付与するモータの電流(モータ電流Im)と、ステアリングの操舵速度ωsとに基づいて、ステアリングの操舵状態を判定する。すなわち、ステアリングが中立位置以外の位置で保持されている状態を保舵状態とし、ステアリングが中立位置にある状態を中立状態とし、操舵速度ωsが判定値ωaよりも小さく、かつモータ電流Imが基準値Ixよりも大きいとき、ステアリングの操舵状態が中立状態か否かを判定する。そして、操舵速度ωsが判定値ωaよりも小さく、かつモータ電流Imが基準値Ixよりも大きく、かつ前回判定時にステアリングの操舵状態が中立状態にある旨判定しているとき、ステアリングの操舵状態が中立状態にある旨判定する。 (もっと読む)


【課題】ターボチャージャの始動時に軸受の隙間に、潤滑油中の異物が噛み込まないようにする。
【解決手段】エンジン10の排気ガスによって回転駆動されるタービン側インペラ41と、エンジン10の吸気側へ圧縮空気を送る及びコンプレッサ側インペラ42と、タービン側インペラ41とコンプレッサ側インペラ42を連結する回転軸43と、回転軸43を回転可能に支持する軸受43、44と、エンジン各所24へ潤滑油を供給するとともに軸受43、44へ潤滑油を供給する潤滑油供給装置20と、エンジン10の吸気側へ供給される圧縮空気の余剰圧力を逃がすブローオフバルブ60とを備えた潤滑油供給装置付きターボチャージャにおいて、エンジン各所24を潤滑する潤滑油とは別の場所に潤滑油を貯留し、エンジンを停止させたときに前記別の場所に貯留した潤滑油を軸受43、44に供給する油送給装置80を備えた。 (もっと読む)


【課題】転舵反力によって転舵軸に負荷されるラジアル荷重の影響を抑制することができ耐久性に優れた車両用操舵装置を提供する。
【解決手段】操舵に伴って路面からの転舵反力として転舵軸18の第1の端部181に後方Y2へのラジアル荷重R1が付与される。第1の後輪の接地点における上方への接地反力によって、第1のナックルおよび第1のキングピンを介して、アクスルビーム26の第1の端部261がねじり中心C1の回りに、左方から見て右回り(ねじりモーメントM1を参照)にねじられる。連結部材43が前方Y1に移動し、転舵軸18の第1の端部181に前方Y1への反対荷重F1を付与する。 (もっと読む)


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