説明

株式会社河合楽器製作所により出願された特許

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【課題】 ジャックによる突き上げの開始時から終了時にわたって、押鍵力をハンマーに効率良く伝えることができるピアノのシャンクローラを提供する。
【解決手段】 鍵1の押鍵に伴い、ジャック6の上下方向に延びる突き上げ部6aで突き上げられることによって、ハンマー2を回動させるピアノ10のシャンクローラ13であって、支持部27を有し、ハンマーシャンク11の下面11aに支持部27を介して支持、固定されるとともに、下方に突出する芯板23と、芯板23の前面23aおよび背面23bを覆うように設けられたクッション材24、25とを備え、芯板23の支持部27は、ジャック6による突き上げの開始時から終了時にわたって突き上げ部6aの延長線F1が支持部27を通るような前後方向の幅を有している。 (もっと読む)


【課題】複数の鍵盤それぞれに一組の発音手段を割り当て楽音を出力させるときに周波数変動が付与されたような場合でも楽音の位相ずれを速やかに解消できるようにすること。
【解決手段】上鍵盤(U)と下鍵盤(L)とで共にOFFになっている発音チャンネルが有るか否かを調べ(S66)、その発音チャンネルが有る場合には該発音チャンネルがサステイン中であるか否かを調べる(S67)。離鍵され、かつサステイン中でない場合には、上鍵盤のWHEELつまり上鍵盤の発音チャンネルにおける波形読み出しを停止させ(S68)、また、下鍵盤のWHEELつまり下鍵盤の発音チャンネルにおける波形読み出しを停止させる(S69)。その後、上鍵盤および下鍵盤の発音チャンネルの波形読み出しを同期して再開させ(S70)、波形データを同一位相で読み出す。 (もっと読む)


【課題】 潤滑剤の塗布や頻繁なメンテナンスを必要とすることなく、鍵盤ピンの滑り性を長期間、維持することができるピアノの鍵支持装置を提供する。
【解決手段】 前後方向に延び、かつ下面に開口する係合孔2eを有し、係合孔2eの壁面にブッシングクロス7が貼り付けられた鍵2を揺動自在に支持するピアノの鍵支持装置1であって、棚板8の上面に載置された筬4と、筬4に立設され、鍵2が係合孔2eを介して係合するとともに、押鍵に伴って鍵2が揺動する際に、ブッシングクロス7が摺動する鍵盤ピン10と、を備え、鍵盤ピン10の表面に、フッ素樹脂を含むコーティング層10aが形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】演奏位置からの操作によって、大屋根前を容易に開放することができ、また、その開放に伴い、譜面台も容易にセットすることができるグランドピアノの大屋根前支持装置を提供する。
【解決手段】大屋根後5の前端部に回動自在に取り付けられた大屋根前6を、開放状態で支持するためのグランドピアノ1の大屋根前支持装置12であって、大屋根前6の下方に設けられた突揚げ棒支持部14と、基端部において突揚げ棒支持部14に回動自在に支持され、前上がりに傾斜するように開放された大屋根前6を先端部で支持するための突揚げ棒15と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】2つの腕部とその間に位置するフレンジとの間に発生する摩擦力を低減でき、それにより、ハンマーの円滑で安定した動作を確保することができるピアノのハンマーシャンクの支持構造、およびハンマーシャンクの製造方法を提供する。
【解決手段】押鍵に伴って回動するピアノのハンマーシャンクの支持構造であって、フレンジ23と、木材で構成されたシャンク本体24aと、このシャンク本体24aの一端部に形成され、互いに対向するとともにフレンジ23の両側に平行に延び、フレンジ23に回動自在に支持された二股状の2つの腕部24c、24cと、潤滑性を有する材料で構成され、フレンジ23の両側面およびこれらにそれぞれ対向する2つの腕部24c、24cの内側面の少なくとも一方に設けられた潤滑材28、33と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】オーバダビングの繰り返しに伴う音質劣化を抑制することができる録音再生装置を提供すること。
【解決手段】メモリ11は、周波数領域に変換され、圧縮された形態の音声情報を記憶する。伸張回路20は、メモリ11からの音声情報を伸張する。軸変換回路13は、入力の音声情報を時間領域から周波数領域に変換する。加算回路15は、伸張回路20と軸変換回路13からの音声情報を加算する。圧縮回路18は、加算回路19からの音声情報を圧縮する。圧縮回路18からの声声情報をメモリ11に記憶する。加算回路15でオーバダビングされた音声情報を、軸逆変換回路17およびDAC19を通してモニタ出力として送出する。 (もっと読む)


【課題】メモリ容量を増大させることなく、押鍵後にダンパーペダルが操作された場合においてもアコースティックピアノの共鳴音を十分に模擬した共鳴音を得ることができるようにする。
【解決手段】ダンパーペダル7がオフされると、出力系列制御部340は押鍵中の発音チャンネルの共鳴音信号の出力先が第1共鳴音系列か否かを判断して、共鳴音信号が第1共鳴音系列に出力されている場合は、共鳴音信号の出力先を第2共鳴音系列に切り換えるようにしたので、ダンパーペダルが再びオンされる(リダンパー)と、押鍵中の共鳴音を緩やかに立ち上がるようにすることができ、共鳴音波形記憶部103に記憶する共鳴音波形データを1種類としたにもかかわらず、ダンパーペダルオンに対する各押鍵のタイミングに応じた共鳴音を得ることが可能となり、押鍵後にダンパーペダルが操作された場合においてもアコースティックピアノを十分に模擬することができる。 (もっと読む)


【課題】リダンパーによって大きな共鳴音が再び発生してしまう不都合を防止して、リダンパー時には小さい共鳴音を発生させることができるようにする。
【解決手段】第1共鳴音波形データ及び第2共鳴音波形データを波形記憶手段に記憶しておき、押鍵時のダンパーペダルの状態に応じて、読み出す共鳴音を切り換えるようにした。これにより、リダンパーによって大きな共鳴音が再び発生してしまう不都合を防止して、押鍵中のリダンパー時には小さい共鳴音を発生するようにすることが可能となり、リダンパーが行われた際にもアコースティックピアノにより近い弦共鳴音を良好に模擬することができるようにする。 (もっと読む)


【課題】複数の楽器音が混ざった曲の音響信号の各音階音のパワーによってコード検出するものにおいて、曲のジャンルやテンションレベル等によって検出精度を向上させる。
【解決手段】ベース音検出部18は、コード検出区間の1拍目に相当する部分のベース音検出音域にある音階音のうちパワーが最大の音をベース音とする。コード候補検出部19は、コード検出区間全体の音階音のうちパワーが強い音名を複数抽出し、これらの音名をそれぞれルート音とするコード候補を検出する。コード名決定部21は、コード候補についてすべてのコード構成音の平均的なパワーの大きさから計算された尤度が最大のコード候補をコードと決定する。ベース音を決定する際、各音階音の基音および各倍音のパワーが最大の音をベース音とし、ジャンルに応じて基音および倍音のパワーに重み付けをする。コード候補検出部19は、指定のテンションレベルによって尤度を補正する。 (もっと読む)


【課題】メモリ容量を増大させることなく、ダンパーペダルオンに対する各押鍵のタイミングに応じた共鳴音を得ることができるようにする。
【解決手段】複数の共鳴音系列を設けるとともに、前記複数の共鳴音系列中にゲート回路をそれぞれ設けるとともに、共鳴音を複数の共鳴音系列の中の1つの共鳴音系列に選択的に出力するようにし、さらに、前記複数の共鳴音系列中にそれぞれ配設された各ゲート回路の開く早さを異ならせるようにして、ダンパーペダルオン以前の押鍵については、ダンパーペダルオン後に別の押鍵があったとしても、それに影響されること無く共鳴音の立ち上がりを緩やかに行うことができるようにして、アコースティックピアノにより近い効果が得られるようにする。 (もっと読む)


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