説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】Sweet環境での溶接部における耐SCC性に優れる溶接構造物用マルテンサイト系ステンレス鋼の提供。
【解決手段】 質量%で、C:0.001〜0.05%、Si:0.05〜1%、Mn:0.05〜2%、P:0.03%以下、REM:0.0005〜0.1%、Cr:8〜16%、Ni:0.1〜9%及びsol.Al:0.001〜0.1%を含むとともに、Ti:0.005〜0.5%、Zr:0.005〜0.5%、Hf:0.005〜0.5%、V:0.005〜0.5%及びNb:0.005〜0.5%のうちの1種以上を含有し、Ca:0.0005〜0.01%、Mg:0.0005〜0.01%のうちの1種以上を含有し、O:0.005%以下、N:0.1%以下、残部はFe及び不純物からなり、PとREMの含有量が、P≦0.6×REMを満たすことを特徴とする溶接構造物用マルテンサイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】高さ調整弁を利用した簡易車体傾斜制御装置でも、メンテナンスが複雑とならず、車体傾斜制御の動作が遅くならない。
【解決手段】延長した高さ調整弁11の作動軸12に配置した車体傾斜用のてこ13で、車体傾斜用の給気用ピストン14a又は排気用ピストン14bを押すように構成する。レバー15が水平状態の時には、高さ調整用のてこ16は、高さ調整用の給気用ピストン17a及び排気用ピストン17bのいずれも押すことがない中立位置を維持し、車体傾斜用のてこ13は、車体傾斜用の給気用ピストン14aを押した状態にしておく。高さ調整用ポート18にNO電磁弁19を、車体傾斜用ポート20にNC電磁弁21を配置する。
【効果】高さ調整弁を利用して車体傾斜制御を行うので、電磁弁箱が必要でなく、装置コストを下げることができる。また、高さ調整弁に機械要素を別途備えさせることがないので、メンテナンスが複雑になることもない。 (もっと読む)


【課題】継目無鋼管の製造で用いる工具に生じる損傷を模擬することができ、実際に使用する工具や潤滑剤の性能を評価できる摩擦試験方法を提供する。
【解決手段】継目無鋼管の製造における工具と被圧延材との摩擦を模擬する摩擦試験方法であって、
当該摩擦試験方法は、
円柱状の第1試験体1の端面に、円柱状の第2試験体2の外周面を接触させて両者を互いに押し付けつつ、第1試験体1と第2試験体2を各々の軸心1X、2Xが互いに交差しないように保持した状態で、第1試験体1と第2試験体2を各々の軸心1X、2Xを中心に回転させる。 (もっと読む)


【課題】熱処理前においては優れた加工性を有し、熱処理後においては高い強度と優れた靭性とを有する熱処理用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.35%超0.6%以下、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以上1.5%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.1%以下、N:0.01%以下、B:0.005%以下およびTi:0.1%以下を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、フェライトと炭化物と介在物とからなるとともに、前記フェライトの平均線分長が5μm以上であって、粗大炭化物比率が0.5以上の場合には実効球状化率が0.6以上0.85以下であり、粗大炭化物比率が0.5未満の場合には実効球状化率が0.7以上0.91以下である鋼組織を有する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼中Al濃度が低い場合やスラグ中CaO濃度が低い場合でも高Al濃度かつ高CaO濃度スラグを用いた脱硫と同等の脱硫力が得られ、かつ、Al濃度やCaO濃度が従来と同等の場合は従来以上に高い脱硫率が得られる脱硫方法を提案する。
【解決手段】取鍋内の溶鋼および溶鋼表面上のスラグを不活性ガスで撹拌する精錬処理に際し、溶鋼にLa,Ce,Ndなどの希土類金属を1種類以上添加した後にガス撹拌を行う脱硫方法であって、添加する希土類金属の添加量が0.2kg/ton以上0.9kg/ton以下であって、かつ、溶鋼脱硫処理後の溶鋼中Alの濃度[Al](質量%)と該溶鋼中の希土類元素の合計濃度[REM](質量%)との比[Al]/[REM]が1.2以上20以下となるように、REM添加前のAl添加量を調整する。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス装置の耐火物の溶損を抑制する。
【解決手段】真空脱ガス装置の脱ガス槽の内部に配置される吹錬上吹きランスの先端に装着されるノズルを介して酸素ガスを溶鋼に吹き付けて酸素吹錬する際に、第1の開口部2aおよび第2の開口部2bを有する管状の本体2と、本体2の内部で第1の開口部2aと第2の開口部2bとの間に本体2の内壁2cから離間して配置される流動制御体3とを備えるノズル1を用いて真空脱ガス装置の耐火物の溶損を抑制する。本体2は、第1の開口部2aと第2の開口部2bとの間の内壁2cに環状に形成される突出部4を有する。流動制御体3は、第1の尖端部3a及び第2の尖端部3bとを有するとともに、その一部が軸方向に関して突出部4の形成位置に存在するように、配置される。流動制御体3の最大径を有する部分は、突出部5が形成される位置よりも第1の開口部2aの側に、配置される。さらに、突出部4は、第2の開口部2bに一致する位置に形成される。 (もっと読む)


【課題】重量増加を抑えながらも、捻りによる振動を効果的に抑制することのできるクランクシャフトを提供する。
【解決手段】軸端5にフライホイールが装着される多気筒エンジンのクランクシャフトにおいて、フライホイールに近い第7アーム3g及び第8アーム3hにのみ、そのジャーナル中心部に局所的な肉盛り部6を形成することで、クランクシャフトの重量増加を僅かなものに留めながらも、剛性を確保し、捻りによる振動を効果的に抑制可能とした。 (もっと読む)


【課題】Alキルド鋼溶製用の高Al2O3含有耐火物からなる取鍋を用いても、高い生産性で低Al鋼を溶製可能な方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03-1.2%、Si:0.03-0.8%、Mn:0.1-2.5%、P:0.01%以下、S:0.150%以下、sol.Al:0.005%以下、Ti:0.1%以下、Ca:0.0020%以下、O:0.0050%以下およびN:0.001-0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる低Al鋼の溶製方法であって、取鍋がAl2O3を55質量%以上含有する耐火物からなり、前記取鍋の鋼浴部の面積A[m2]と前記取鍋に収容される溶鋼の体積V[m3]の比A/Vが2.5[m2/m3]以下を満足し、溶鋼の攪拌時の攪拌エネルギーKが0.3[MJ/t]以下を満足、または、溶鋼のガス攪拌および溶鋼の環流操作に伴う攪拌動力密度εLが130[W/t]以下を満足する。 (もっと読む)


【課題】鋼管の長手方向で強度特性を均一化することができる鋼管の焼入れ方法を提供する。
【解決手段】焼入れ方法は、加熱された鋼管1を長手方向に沿って搬送しながら、鋼管1の外周面に焼入れ水を搬送方向に対し傾斜して噴射し、鋼管1を焼入れするに際し、鋼管1の搬送方向の後端部であるボトム部1aの開口端に蓋2を取り付け、この状態のままで鋼管1の搬送および焼入れ水の噴射を行う。 (もっと読む)


【課題】スラブの表層から離れた位置における気泡や介在物を低減し、気泡や介在物に起因する製品欠陥の発生を回避する。
【解決手段】鋳型内溶鋼に鋳型幅方向の電磁攪拌流を付与する連続鋳造において、鋳型4長辺の外側に配置する電磁攪拌コイル1における磁極鉄芯1aのメニスカス2位置より鋳造方向下流側の長さLが、浸漬ノズル3の吐出孔3aから鋳型長辺の下端までの長さNの0.8倍以上とした電磁攪拌装置で、鋳型内溶鋼に電磁攪拌を行いながら鋳造することで、炭素含有率が0.004質量%以下の極低炭素鋼薄板用鋳片に対し、面積が0.005mm2以上の気泡及び非金属介在物の、鋳片表層から10〜50mm以内の鋳片中に存在する数の合計が0.020個/mm3以下である鋳片を製造する。
【効果】表面品質に優れたスラブを安定して製造することが可能となる。 (もっと読む)


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