説明

日本精工株式会社により出願された特許

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【課題】ころと比較し、径方向幅の短縮による小型軽量化と、片側もしくは両側転動体持たせによる低トルク化が可能なスラスト玉軸受を提供する。
【解決手段】軌道輪(外径軌道輪2、内径軌道輪4)、複数の玉6、保持器8を備え、軌道輪は、軌道面(外径側軌道面2s、内径側軌道面4s)が形成された円環状の軌道平板部(外径側平面部2a、内径側平面部4a)、軌道平板部の周縁部から軸方向へ延出する円筒部(外径側円筒部2b、内径側円筒部4b)を有し、保持器は、外径が外径側円筒部の内径より小寸で、内径が内径側円筒部の外径より大寸の円環状の保持器平板部8a、複数の窓部80を有し、外径側円筒部及び内径側円筒部には、延出周端部を突出させ、保持器平板部の周縁部(外周縁部8b、内周縁部8c)と係合可能な突出部(外径側突出部2c、内径側突出部4c)を設け、軌道輪と、保持器及び玉とを互いに相対回転可能で、かつ非分離に一体化させる。 (もっと読む)


【課題】ボールねじの軸方向を左右方向に向けボール戻し経路をねじ軸の上側に配置して使用した場合に、ボール同士の競り合いを防止し、ボールの滑らかな転動を確保する。
【解決手段】ボール送り出し部材5は、筒体の先端部52に切り込みを入れて周方向で四分割された爪部56を有する。爪部56の内面に、先端部の内径をボール3の直径より小さくする突出部56aが形成されている。ボール送り出し部材5を、湾曲路41と直線路11との間に、爪部56を湾曲路41側に向けて配置する。ナット1の進行方向と反対側の端部では、直線路11からボール送り出し部材5にボール3が移動し、移動してきたボール3は、爪部56の突出部56aに接触して一旦停止する。次に、爪部56が弾性変形して外側に開いた後、元に戻ろうとする力で、ボール3が湾曲路41へ送り出される。これにより、複数のボール3が、湾曲路41に一つ一つ隙間を開けて送り出される。 (もっと読む)


【課題】樹脂製部材の表面に優れた低摩擦性及び低摩耗性を付与でき、しかも長期間にわたって維持される表面改質方法、及び表面の低摩擦性及び低摩耗性が優れており、しかも長期間にわたって維持される樹脂製部材を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受では、内輪21と外輪22の開口を覆うシール装置25,25が設けられ、弾性部材32は、潤滑性物質の粒子及びゴムを含有する樹脂組成物で構成されているとともに、プラズマへの暴露により低摩擦性及び低摩耗性を有する表面に改質される。カーボンブラックの粒子及びニトリルゴムを含有する樹脂組成物で構成された樹脂製部材の表面を、常圧の空気中でプラズマに暴露すると、樹脂製部材にイオンが注入され、表層部分のニトリルゴムの分子が蒸発又は変質するため、覆われていたカーボンブラックの粒子が、樹脂製部材の表面に露出して、樹脂製部材の表面が改質される。 (もっと読む)


【課題】ボールねじの軸方向を上下方向に向けて使用した場合に、ナットが下降する際のボール同士の競り合いを防止し、ボールの滑らかな転動を確保する。
【解決手段】下方に配置される湾曲路41と直線路11との間に、筒状のボール送り出し部材5を設ける。ボール送り出し部材5は、筒体の先端部52に切り込みを入れて周方向で四分割された爪部56を有する。爪部56の内面に、先端部の内径をボール3の直径より小さくする突出部56aが形成されている。直線路11から下降してきたボール3は、ボール送り出し部材5の爪部56の突出部56aの上で一旦停止する。次に、爪部56がボール3の重さで弾性変形して外側に開いた後、元に戻ろうとする力で、ボール3が湾曲路41へ送り出される。その際に、ボール3は、円錐状の斜面54bを一気に通り抜ける。これにより、複数のボール3が、湾曲路41に一つ一つ隙間を開けて送り出される。 (もっと読む)


【課題】工作機械の主軸が高速回転する状態での検出分解能及び測定精度の確保と、同じく低速回転する状態での応答性の確保との両立を図る。
【解決手段】演算器は、円周方向に隣り合う1対の凹溝10a、10bに基づいて発生する1対のパルス間の周期である部分周期δと、互いに異なる1対の被検出用特性変化組み合わせ部3a、3aに対応する1対のパルス間の周期である全周期Lとの比であるパルス周期比δ/Lに基づいて、前記主軸の軸方向変位量を求める。この主軸の回転速度が所定値よりも低い場合に、(A)に示す様に、前記全周期Lとして、円周方向に隣り合う1対の被検出用特性変化組み合わせ部3a、3aに関する値Laを採用する。これに対して、前記回転速度が前記所定値以上である場合に、(B)に示す様に、前記全周期Lとして、中間を飛ばして存在する1対の被検出用特性変化組み合わせ部3a、3aに関する値Lbを採用する。 (もっと読む)


【課題】微小揺動時に、一対の軌道部材と転動体との接触面の摩耗(フレッチング摩耗や凝着摩耗)を防止する転がり軸受を容易に選定することができる転がり軸受の設計方法を提供する。
【解決手段】一対の軌道部材2,3の微小揺動時の振幅をAとし、転動体4に接触する一対の軌道部材2,3の軌道面2a,3aに生じる接触円の半径をBとし、振幅Aと接触円の半径Bとの比(A/B)を振幅比Rとすると、微小揺動時の振幅比Rが1.5を超えるような複列式軸受諸元の選定を行なう。 (もっと読む)


【課題】ボールがデフレクターによってスムーズに掬い上げられて騒音が低減され、かつ安価なデフレクター式ボールねじを提供することを課題とする。
【解決手段】デフレクター9の掬い上げ面19はボール8の掬い上げ方向と直角の断面がボール8の半径より多少大きい曲率半径を有する凹曲面とされている。そしてこの凹曲面はボール転動路3から排出されるボール8をねじ線の接線方向に掬い上げる形状とされている。デフレクター9は樹脂形成されたものであり、かつデフレクター9はデフレクター9に一体成形された固定ナットによってナット2に固定されている。 (もっと読む)


【課題】転動体の円周方向の不等配を抑制して、回転軸の振れ回りを小さく抑えることができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】転がり軸受10は、外周面に内輪軌道面11aを有する内輪11と、内周面に外輪軌道面12aを有する外輪12と、内輪軌道面11aと外輪軌道面12aとの間に転動自在に設けられた複数の転動体13と、円周方向の少なくとも一カ所に切断部14が形成され、複数の転動体13を円周方向に略等間隔で保持する合成樹脂製の保持器15と、を備える。そして、切断部14の間にも転動体13が挿入されている。 (もっと読む)


【課題】1列のボール循環路を短くすることができると共に、循環部品取付凹部の加工を容易化、高精度化する。
【解決手段】ナット軸線方向端部でボール転動路5からボール8を掬い上げる部分又はボール転動路5にボール8を戻す部分にはナット4の軸線方向に差し込んで取付けるエンドデフレクタ12、ナット軸線方向中央部ではナット3の径方向に差し込んで取付けるミドルデフレクタ13を用いることにより、ボール循環路11を複数列形成することができ、これにより1列のボール循環路11を短くすることができると共に、ミドルデフレクタ13の差し込み方向を同一方向とすることが可能となり、その取付凹部の加工が容易化、高精度化し、エンドデフレクタ12の差し込み方向をボール戻し路9と同じ方向として、その取付凹部の加工も容易化、高精度化することができる。 (もっと読む)


【課題】柱の強度低下を抑制しつつ組み立てを容易にしたころ軸受を提供する。
【解決手段】ころ軸受1は、内輪5と外輪3と保持器6Aと複数のころ7を有し、保持器6Aは軸方向に間隔をあけて互いに同心に配置された円環状である1対のリムと、両リム同士の間に掛け渡された複数本の柱とから成り、両リムの内側面と円周方向に隣り合う柱の円周方向側面とにより四周を囲まれた部分を、それぞれポケットとし、複数柱の内、少なくとも1本の柱の周面の軸方向中央を除いた部分に、軸方向のスリットを設ける。 (もっと読む)


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