説明

日本精工株式会社により出願された特許

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【課題】二次衝突時にステアリングホイールを前方に安定して変位させる為のチューニングを容易にできて、運転者保護の充実を図れる構造を実現する。
【解決手段】ステアリングコラムと共に前方に変位するコラム側ブラケット12bに固定した係止カプセル47を、車体側ブラケット11の中央部に形成した係止切り欠き45に、二次衝突時の衝撃荷重により前方に離脱可能に設置する。係止カプセル47の下面とコラム側ブラケット12bの上面とを直接当接させた状態で、これら両部材11、12b同士を結合固定する。この構成により、二次衝突時に加わる衝撃荷重の作用線と、両ブラケット12b、11同士の結合部との距離を短くできる。そして、二次衝突時にこの結合部に作用する摩擦力が、モーメントに基づいて過大になる事を防止する。 (もっと読む)


【課題】従来よりもウエルド部の強度を高めた合成樹脂製保持器、並びに耐久性に優れる転がり軸受を提供する。
【解決手段】キャビティのウエルド位置に一致する位置の内周側に設けられた開口と、前記開口に通じる樹脂溜りを備える金型を用いて保持器成形用樹脂組成物を射出成形し、保持器の周方向の任意の部位において、保持器内周側に向かって狭くなるハ字状に配向する補強繊維材が存在している転がり軸受用合成樹脂製保持器を得る。また、前記合成樹脂製保持器を備える転がり軸受を提供する。 (もっと読む)


【課題】生分解性に優れるポリビニルアルコールをベース樹脂とする成形品の耐熱性及び機械的特性を向上させ、更には高強度を長期間維持し、転がり軸受の内輪や外輪、転動体をはじめとして各種機械部品として十分に使用可能にする。
【解決手段】ポリビニルアルコールをベース樹脂とし、前記ベース樹脂100質量部に対しイミド系架橋剤を2〜5質量部、植物由来繊維及び生分解性樹脂繊維から選ばれる補強繊維材を20〜50質量部含有する樹脂組成物を、120〜170℃で熱処理してなる生分解性樹脂製機械部品、並びに内輪、外輪、転動体、保持器及びシール部材の少なくとも1つが前記生分解性樹脂製機械部品である転がり軸受。 (もっと読む)


【課題】二次衝突時にステアリングホイールを前方に安定して変位させる為のチューニングが容易で、しかも、車体側ブラケット11bに対するコラム側ブラケット12cの支持剛性を確保できる構造を実現する。
【解決手段】両ブラケット11b、12c同士をそれぞれの幅方向中央部1箇所のみで、係止カプセル49aにより結合する。コラムブラケット12cに設けた左右1対の張り出し部55a、55aの上端縁を、車体側ブラケット11bの下面に近接対向させる。コラム側ブラケット12cに大きなモーメントが加わっても、コラムブラケット12cが過度に傾斜せず、これら両ブラケット11b、12c同士の結合部の損傷を防止できる。又、左右1対の突っ張り部59、59の上端面を車体側ブラケット11bの下面に当接させて、悪路走行時等に、コラム側ブラケット12cが振動する事を防止する。 (もっと読む)


【課題】ボールねじ装置等を用いた直線移動装置からの発塵の漏れを、確実に防止する手段を提供する。
【解決手段】柱状のガイド体と、ガイド体に直線往復移動可能に支持された移動体と、ガイド体の両端部を支持する支持体とを備え、クリーンルーム内に設置された直線移動装置において、支持体の移動体側の端面と、移動体の支持体側の端面とのそれぞれ間に、ガイド体の外周面を覆うジャバラを設け、それぞれのジャバラに通気穴を設け、通気穴をそれぞれクリーンルームの外部に連通させる。 (もっと読む)


【課題】ステアリングコラム側に支持した係止カプセル47cが、車体側ブラケット11bに設けた係止切り欠き45aから前方に抜け出る為に要する荷重を低く抑えられる構造を実現する。
【解決手段】前記係止カプセル47cの鍔部48aに小通孔49a、49aを形成する。又、前記車体側ブラケット11bのうちの、前記係止切り欠き45aの周囲部分で、前記各小通孔49a、49aに整合する部分に、それぞれこの係止切り欠き45a側に開口する小切り欠き部54、54を形成する。そして、これら各小通孔49a、49aと各小切り欠き部54、54とに掛け渡す様に合成樹脂56をインジェクション成形して、前記係止カプセル47cと前記車体側ブラケット11bとを結合する。又、前記合成樹脂56の一部を、前記係止切り欠き45aの内側面と前記係止カプセル47cの外側面との間の微小隙間55内に進入固化させる。 (もっと読む)


【課題】ハブユニット軸受の外側部材の製造方法として、回転中に高温になっても別部材である外輪が強固に一体化された状態が確保でき、外輪軌道面の強度も確保できる外側部材が得られる方法を提供する。
【解決手段】先ず、外周面に凹部21bを有する外輪21を鋳型に配置した状態で、鋳型に溶融非鉄金属を流し込む鋳造工程により、外輪21が一体化された外側部材2を作製する。次に、鋳造工程後の外輪21の軌道面21aに高周波焼入れを行い、さらに焼戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】良好な寸法精度を備え、貫通油量を制御することができるシールリング付シェル型ニードル軸受の製造方法を提供する。
【解決手段】シールリング付シェル型ニードル軸受30は、内周面に軌道面31aを、両端部に内向きフランジ部31b,31cを、それぞれ有するシェル31と、円周方向に亙って複数のポケット32aを有し、削り出しによって加工される保持器32と、軌道面31aに沿って転動自在となるように、各ポケット32a内に保持される複数のニードル33と、シェル31の内側で、保持器32の端面32bと内向きフランジ部31bとの間に設けられる円筒形状のシールリング34と、を備える。シールリング34はフローティングシールを構成し、プレス加工によって成形される。 (もっと読む)


【課題】作動トルク変動を低減することによって作動トルク変動に伴う不具合を解消する。
【解決手段】循環コマ30の両側面に設けられた浅い溝、深い溝の2段の凹溝部に、インジェクション樹脂成形されたカバー40を挿入する。カバー40はコ字形状であって、両先端には樹脂成形品特有の弾性変形可能な取り付け突起41,41を備えている。カバー40の取り付け突起41,41は循環コマ30の深い溝を抱き込んで、カバー40がバイパス路内側へは脱落しない様に固定される。カバー外面42は、ねじ軸外周と接触せず、剛性を確保するため、その厚みは最大でボール外径の8%程度である。 (もっと読む)


【課題】ボールねじの軸方向を上下方向に向けて使用した場合に、ナットが下降する際のボール同士の競り合いを防止し、ボールの滑らかな転動を確保する。
【解決手段】直線路11の下側に配置する部分に円柱状の凹部13を設け、ボール通過穴6を有するボール送り出し部材5を配置する。ボール通過穴6の内径をボール3の直径より小さくする突出部61を、ボール通過穴6の直径方向外側に弾性変形可能に設ける。直線路11から下降してきたボール3は、ボール送り出し部材5の突出部61の上で一旦停止する。次に、突出部61がボール3の重さで弾性変形して、可動片53が外側に開いた後、元に戻ろうとする力で、ボール3が湾曲路41へ送り出される。これにより、複数のボール3が、湾曲路41に一つ一つ隙間を開けて送り出される。ボール送り出し部材5の上面51に、取り外しの際に使用する回転治具の突起を入れる円穴8を設けた。 (もっと読む)


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