説明

日本電子株式会社により出願された特許

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【課題】本発明が解決しようとする問題点は、分析器の真空系と分析室の真空系を隔壁を用いて遮断した場合、低エネルギーのX線の検出が困難であったという点である。
【解決手段】試料を収容する真空に保持された分析室と、1次ビームを前記試料に照射する1次ビーム照射手段と、前記1次ビームにより前記試料から発生するX線を集束する集光手段と、前記X線の集束点に位置し、前記集束したX線を通過させるアパーチャと、前記アパーチャを通過したX線を分光・検出する真空に保持された分光手段と、を備える表面分析装置であって、前記分析室と前記分光手段を仕切る前記アパーチャにより前記分光手段内の真空度と異なる分析室内の真空度を保持することを特徴とする表面分析装置。 (もっと読む)


【課題】 本発明は分析方法及び装置に関し、試料の構成元素及び組成比が未知な場合においても正確な定量分析を行なうことができる分析方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 軽元素を主成分とする試料中に含まれる微量元素を分析する分析装置において、X線を放出する励起線源1と、該励起線源より放出される特性X線又はγ線の内の何れか一方が試料2によって弾性散乱された特性X線又はγ線の内の何れか一方と非弾性散乱されたコンプトン散乱線の強度比を算出する算出手段4aと、予め用意されている複数の種々の材質に対する検量線から実測された強度比に対応したものを読み出し、この検量線を用いて目的元素の定量を行なう定量手段4aとを有して構成される。 (もっと読む)


【課題】 冷却した試料の交換操作時に、極低温に冷却された試料ステージ支持部の破損を防止できる試料交換機構の提供を目的とする。
【解決手段】 オペレータが試料交換の時に操作する搬送用グリップ12と試料搬送機構8と一体で動くブロック13の間を、ばね15と一方向のみに移動可能なスライダで連結する。試料ホルダ4が試料ステージ2に接触後、ばねが伸び始め、試料ホルダ4と試料ステージ2の接触面は、ばね15による密着圧力が働く。適切なばね定数を持つばね15を選択し、断熱材の最大許容付加圧力の範囲内でストッパ10がストッパ受け部11に当接するように設定すれば、断熱材3の破損を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 1つの実験で複数の磁化移動パターンを観測し、又夫々の化学シフト展開等の時間変調を同時に観測することで、緩和による感度損失を最小限に抑え測定時間を短縮する。
【解決手段】 パルス系列の前半部分では、パルス61、62及び71、72を用いて、A又はAとB又はBの順位相磁化を反位相磁化の状態へ遷移させ、続く中間部分の90度パルス63、73によりそれら反位相磁化の交換を行い、後半部分では、パルス64、65及び74、75を用いて、交換後の反位相磁化をB又はBとA又はAの順位相磁化の状態へ遷移させる。又、核磁化の交換と同時に一定時間展開手法により化学シフト展開を行っているが、前半部分と後半部分ではA核もB核も磁化が横磁化の状態にあるので化学シフト展開を同時に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 試料上でのエッチング加工エリアの重複部分を自動的に最適に設定することにより、効率の良いエッチング加工を行うことのできる試料加工方法を提供する。
【解決手段】 イオンビーム装置の試料室内に配置された試料6の所定領域内での複数の走査エリア31,33に対して、当該イオンビーム装置の制御部による制御に基づいて当該走査エリアごとに照射電流の異なるイオンビームの走査を実行してエッチング加工を順次行い、これにより当該所定領域全体のエッチング加工を行う試料加工方法において、直前にエッチング加工された走査エリア31の端部に形成された加工底面31bからの傾斜部分31aの立ち上がり部31cを起点として、次にエッチング加工が施される走査エリア33が当該制御部により設定される。これにより、必要最小部分のみが走査エリアの重複部分として制御部により設定され、当該重複部分の最適化を自動的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 演算増幅器の増幅率を下げることなく外来ノイズをも低減でき、これによりさらなる低ノイズ化を図ることができる荷電粒子ビームの偏向ユニットを提供する。
【解決手段】 入力側に軸補正用信号が供給されるとともに、該入力側に第1のスイッチング素子8を介して走査信号が供給される増幅器3と、該増幅器3の出力側に接続される偏向コイル24と、制御部とを備える荷電粒子ビームの偏向ユニットにおいて、第2のスイッチング素子12を介して抵抗素子13が当該偏向コイル24と並列に接続されているとともに、当該制御部が第2のスイッチング素子12の開閉を制御し、当該制御部による制御により、第1のスイッチング素子8が開状態のときには第2のスイッチング素子12が閉状態とされ、また第1のスイッチング素子8が閉状態のときには第2のスイッチング素子12が開状態とされる。 (もっと読む)


【課題】 電子顕微鏡の加速電圧のノイズを小さくして高分解能電子顕微鏡像の分解能を向上させる。
【解決手段】電力伝送回路7のトランスとシールド間との容量結合電流によるノイズの影響を避けるために、二次電池16等の充放電を行う電気素子を用いた直流電源を設ける。接地電位に配置した伝送ON/OFFスイッチ15により切替スイッチ17を動作させ、トランスを用いた従来の直流高電圧発生回路との切替えを行う。高分解能を必要とするデータの取得は二次電池16を用いた直流電源を使用して行い、従来の直流高電圧発生回路を使用している間は、充電回路19により二次電池16を充電しておく。 (もっと読む)


【課題】 本発明はFIB自動加工時のドリフト補正方法及び装置に関し、試料照射位置に回転が生じた場合でもこの回転の補正を正確に行なうことができるFIB自動加工時のドリフト補正方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 試料上へのFIB加工時において、試料上に複数の参照画像領域を設定する参照画像設定手段と、FIB加工時に前記参照画像領域の画像を読み込む画像読み込み手段20と、FIB加工時に、前記読み込んだ画像からイオンビーム照射前と照射後の画像のずれの方向と量を求める演算制御手段30と、該演算制御手段30の出力を受けてイオンビーム照射領域に回転が生じている場合に、回転を補正する方向にビーム偏向系の調整を行なうビーム偏向系調整手段とを有して構成される。 (もっと読む)


【課題】 本発明はFIB自動加工時のドリフト補正方法及び装置に関し、試料へ正確な加工を行なうことができるFIB自動加工時のドリフト補正方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 試料上へのFIB加工時において、試料上に参照画像領域を設定する参照画像設定手段と、FIB加工時に前記参照画像領域の画像を読み込む画像読み込み手段20と、FIB加工時に、前記読み込んだ画像からイオンビーム照射前と照射後の画像のずれの方向と量を求める演算制御手段30と、該演算制御手段30の出力を受けて画像のずれの方向と量とに基づいて画像のずれを補正してビーム偏向系の補正を行なうビーム偏向系調整手段とを具備し、前記演算制御手段30は、参照画像が最適な明かるさ又はコントラストになるように構成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明はFIB自動加工時のドリフト補正方法及び装置に関し、試料の位置決めとFIB加工を速やかに行なうことができるFIB自動加工時のドリフト補正方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 試料上へのFIB加工時において、試料上に大小1つずつの参照画像をもつ少なくとも1つの参照画像領域を設定する参照画像設定手段と、FIB加工時に前記参照画像領域の画像を読み込む画像読み込み手段20と、FIB加工時に、前記読み込んだ画像からイオンビーム照射前と照射後の画像のずれの方向と量を求める演算制御手段30と、該演算制御手段30の出力を受けて画像のずれの方向と量とに基づいて画像のずれを補正してビーム偏向系の補正を行なうビーム偏向系調整手段とを具備して構成される。 (もっと読む)


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