説明

日本電子株式会社により出願された特許

791 - 800 / 811


【課題】 導電性膜で被われた試料に電子線を照射し、発生する特性X線を用いて組成分析を行う際に、予め導電性膜の厚さを知ること無しに、導電性膜の影響を補正した組成を求めることができるようにする。
【解決手段】 先ず未知試料表面に形成された導電性膜の厚さの近似値を求める。次に表面の導電性膜によるX線強度の減衰量を与える式により、該未知試料からのX線強度を補正し定量分析値の近似値を求める。次に該定量分析値の近似値を用いて、該導電性膜と該未知試料との組成の違いによる該厚さの近似値を真値に近づけるように補正する。該厚さの近似値を補正した値を用いて定量分析値の近似値を真値に近づけるように補正する。以下逐次近似的に、該厚さの補正と該定量分析値の補正を、予め設定してある収束条件を満たすまで交互に繰り返すことにより、導電性膜の影響を補正した未知試料の組成を求めることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明が解決しようとする問題点は、走査プローブ顕微鏡で狭域の走査をする場合における、広域走査でのスキャナ駆動回路の持つノイズやドリフトが観察像の質を悪くしていることである。
【解決手段】探針と試料との間に作用する物理量を検出する走査形プローブ顕微鏡において、探針と試料を相対的に走査するスキャナと、前記スキャナの走査領域に対応した少なくとも2個のスキャナ駆動回路と、前記少なくとも2個のスキャナ駆動回路を切り替える切替手段と、を備えた走査形プローブ顕微鏡。 (もっと読む)


【課題】 本発明はイオントラップ型質量分析方法に関し、多重周回型の質量範囲の狭さを解決し、イオントラップで捕獲したイオンを無駄にすることなく高質量分解能で質量測定をすることができるイオントラップ型質量分析方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 イオンを捕獲、排出するイオントラップ12と、該イオントラップ12から排出されるイオンをパルス的に加速させる機構と、複数のセクター電場により形成される閉じた軌道を複数回周回させることを特徴とする多重周回型飛行時間型質量分析計と、イオンを検出する検出器14と、で構成される質量分析計を用い、イオントラップ12から排出して多重周回型TOFMSに導入する質量範囲を、多重周回型TOFMSにおいて追い越しの起こらない質量範囲内にするように構成する。
(もっと読む)


【課題】 バックグランド,検出系及び走査信号の影響や、S/N比の低下による波形歪みの無い検出信号を得る。
【解決手段】 電子銃1、集束レンズ2、対物レンズ3、偏向器5X,5Y、二次電子検出器7、二次電子検出器7の出力信号の内、任意のレベル域にある信号を切り出す振幅制限器13、及び振幅制限器13の出力信号の振幅を調整する信号レベル調整回路14を備えた。 (もっと読む)


【課題】 配管のフランジ部の腐食を防止することによって冷却水の漏洩を防ぐことのできる配管接続構造を提供する。
【解決手段】 本発明の配管接続構造は、第1の配管1の端部に備えられた第1のフランジ部1aと、第2の配管2の端部に備えられた第2のフランジ部2aとを対向配置することにより、第1の配管1と第2の配管2とを接続する配管接続構造であって、第1のフランジ部1aと第2のフランジ部2aとの間に犠牲金属から構成されるリング状の金属シール部材21が介在されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は垂直加速型飛行時間型質量分析計に関し、検出器の感度を向上させることができる垂直加速型飛行時間型質量分析計を提供することを目的としている。
【解決手段】 イオンを生成するイオン源20と、イオンを垂直加速部に輸送するイオン輸送部20aと、イオンに所定の電位を与える押し出しプレート10と、該押し出しプレート10と対向して配置された少なくとも一つのグリッド電極11と、前記押し出しプレート10とグリッド電極11とで囲まれた空間に設けられた1枚以上の集束電極21とを具備し、イオンを飛行させる際には、前記押し出しプレート10とグリッド電極11との間に加速電圧パルスを印加し、それと同期して前記集束電極21に所定の電位を与えて垂直加速方向の加速電位分布に曲率をつけるように構成する。 (もっと読む)


【課題】 試薬、反応液を低温に保持したまま直ちに測定が可能となる低温フロー迅速NMR測定方法及び低温フロー迅速インジェクションNMRを提供する。
【解決手段】 2成分の試薬を2重管チューブに送液する手段と、送液される試薬を低温下で送液する手段と、2重管チューブを反応混合器に接続する手段と、該試薬を混合・反応させて反応液を得る反応混合する手段と、反応混合器を低温状態で保持する手段と、測定検出部を通過する反応液を低温下に保持する手段と、該反応液を直ちにNMR測定する手段とからなることを特徴とする低温フロー迅速インジェクションNMR。 (もっと読む)


【課題】 試料上での電子線照射位置に関係なくEELSプロファイルを得ることができる電子顕微鏡を提供する。
【解決手段】 スペクトラム位置補正信号供給回路23は、スペクトラム(Sp,Sp,…Sp)をCCDカメラ13の中央に投影させるためのスペクトラム位置補正信号Hを駆動アンプ18に供給する。このスペクトラム位置補正信号Hは、スキャンジェネレータ19から駆動アンプ15に供給される電子線偏向信号A’、中間レンズ励磁信号供給回路21から駆動アンプ16に供給される励磁信号B’、および投影レンズ励磁信号供給回路22から駆動アンプ17に供給される励磁信号C’に対応した信号である。投影レンズ11を通過した電子線はスペクトラム位置移動用偏向コイル12により偏向され、スペクトラム(Sp,Sp,…Sp)は常にCCDカメラ13の中央に投影される。 (もっと読む)


【課題】イオン源側真空領域内のイオン軌道部周辺の部品を大気中に取り出して、洗浄等の操作を行なっても、短時間で装置の再使用が可能となり、また、アイソレーション・バルブを設けても、安定した測定が可能となるようなOA−TOFMSを提供する。
【解決手段】イオン源と、イオン源で発生したイオンを輸送させる空間とを配置した、真空度の低い第1の領域と、該領域から輸送されてきたイオンをパルス的に加速して取り出すためのイオン溜と、該イオン溜から取り出されたイオンを質量分離する飛行時間型分光部とを配置した、真空度の高い第2の領域とを備えた垂直加速型飛行時間型質量分析装置において、前記2つの領域を連通する孔部に隔離弁を設け、両領域を遮断できるようにした。 (もっと読む)


【課題】NMR測定時に前置増幅器内蔵送受信切換部の動作モードが切り換わっても、前置増幅器内蔵送受信切換部の特性がほとんど変化しないNMR装置を提供する。
【解決手段】NMR検出部に高周波を送信するとともに、NMR検出部で検出したNMR信号を受信して前置増幅器で増幅するように構成された前置増幅器内蔵送受信切換部の近傍にヒータを配置し、該前置増幅器内蔵送受信切換部を低温に冷却しながら該ヒータで加熱し、該前置増幅器内蔵送受信切換部の温度をほぼ一定の低温に保つことにより、該前置増幅器内蔵送受信切換部のNFを改善するようにしたNMR装置において、前置増幅器内蔵送受信切換部の動作モードが切り換わるタイミングで、前置増幅器内蔵送受信切換部を加熱するヒータの電力を制御するようにした。 (もっと読む)


791 - 800 / 811