説明

株式会社明治により出願された特許

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【課題】発酵乳と食用固形脂を混合することによって得られる発酵乳食品において、発酵用微生物が生菌状態で含有されており、スプレッドとしての展延性に優れ、またホイップクリーム様の食品として造花性、保形性に優れた発酵乳食品を発酵乳と食用固形脂の混合時に乳化剤等の添加剤を用いることなく、また製造上複雑な工程を用いることなく製造する方法とその結果得られた新規で有用な発酵乳食品を提供することを課題とする。
【解決手段】発酵乳と食用固形脂をインライン混合することで加熱殺菌を要さずまた油中水系組成物として製造することで前記課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】乳化剤等の安定化用添加剤を用いることなく、また製造上特別な装置設備や複雑な工程を用いることなく、生クリームの乳化安定性を向上させる方法を提供すること、及びその方法により、従来実質的に不可能であった原乳の主産地工場で製造した良好な風味を持つクリームをカートン容器に充填し、乳化安定性を維持した状態で全国流通に供することが出来る該クリームと該クリームの全国流通方法を提供することを課題とする。
【解決手段】クリーム加熱殺菌処理後の冷却工程において、一旦7℃〜25℃まで急速に冷却し、その温度で1分間〜30分間保持し、その後3℃〜5℃まで急速に冷却したクリームを用いることにより、前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、透明度の高い飲料に対しても風味や見栄えを損なうことのない、チロシン含有飲料の結晶析出の抑制方法及びその抑制方法を用いて製造されたチロシン含有飲料を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、チロシン含有飲料において結晶析出の抑制を試みた結果、チロシンが過飽和状態にある透明度の高い飲料において、チロシン結晶の析出と関連する因子には、糖質および食物繊維の種類、糊料(増粘安定剤)の種類、溶液のpHがあることを解明し、それらの因子を制御することによって、チロシンの結晶析出速度を低くすることができるとの知見に基づくものである。その結果として、結晶析出を防止・抑制したチロシン含有飲料を安定して製造することが可能となった。 (もっと読む)


【課題】緻密でまろやかな風味を持ち、かつ、流通段階で崩れる事のない堅さの組織を有する発酵乳を通常の発酵温度と発酵時間で、また安定化剤などの添加物を用いることなく製造できる製造方法とその製造方法で得られる新規で有用な発酵乳を提供することを課題とする。
【解決手段】スターターの添加量を通常使用量の半分以下とする等、発酵の誘導期が長くなるように調整及び/または調節しておき、その後、発酵乳原料ミックス中の溶存酸素濃度を低減させて通常の発酵温度付近で発酵を行うことで、通常の発酵温度と発酵時間で、また安定化剤などの添加物を用いることなく、緻密でまろやかな風味を持ち、かつ、流通段階で崩れる事のない堅さの組織を有する発酵乳が得られることを見出し、先の課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】 チャーニング装置と練圧装置とを備えていて、チャーニング装置でチャーニングを行い、チャーニングで形成したバター粒をバター粒篩い分け用フィルタで篩い分け、篩い分けられたバター粒を練圧装置で練圧するバター製造方法、バター製造装置におけるバター粒篩い分け用フィルタに改善を加え、従来のバター製造方法、バター製造装置におけるバター製造能力を維持しつつ、バター粒篩い分け用フィルタが目詰まりしたり、変形、破損することを効果的に防止し、バター粒篩い分け用フィルタの目詰まりに起因して金属片や金属粉が最終製品たるバターの中に混入する事態をより確実に防止する。
【解決手段】
複数の孔が穿設されている板状部材からなり、前記孔の径が流入側から流出側に向けて拡径しているバター粒篩い分け用フィルタ。 (もっと読む)


【課題】新たなアレルギー予防および/または治療剤および該治療剤を含有する食品組成物を提供する。
【解決手段】ビフィドバクテリウム・ロンガムOLB6001菌株(Bifidobacterium longum OLB6001、受託番号:FERM P−13610)、ビフィドバクテリウム・ロンガムOLB6290菌株(Bifidobacterium longum OLB6290、受託番号:NITE P−75)、およびビフィドバクテリウム・ビフィダムOLB6378(Bifidobacterium bifidum OLB6378、受託番号:NITE BP−31)を使用する新たなアレルギー予防および/または治療剤、および該治療剤を含有するアレルギー予防および/または治療用食品組成物。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、酸度の制御を可能にした濃縮乳の製造方法及びその製造方法により製造された濃縮乳を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、濃縮乳の酸度と各種成分との比較を試みた結果、原料乳の濃縮処理において、酸度と関連する因子には、固形分濃度、無脂乳固形分濃度(SNF)、屈折糖度(Brix)、比重(密度)等があることを解明し、その因子を制御することによって間接的に、酸度を制御することができるとの知見に基づくものである。その結果として、酸度が規格内となる成分調整牛乳を安定して製造することが可能となった。 (もっと読む)


【課題】無侵襲、無麻酔、無拘束、常圧でストレスを与えず、生理的条件に近い状態で動物からの経時的呼気採取を可能とし、しかも簡易で汎用性の高い、呼気採取システムを提供する。
【解決手段】動物に13C-標識体を投与した後、動物の体躯より大きな動物収納容器に入れることにより動物を無麻酔、無拘束、常圧の状態におくことを可能とし、ストレスを極力かけない状態での呼気採取を実現した。また排出された呼気は、動物収納容器に収納された動物の体躯以下に設けた呼気採取口より、呼気移送装置を用いて試験期間中一定速度で継続的に移送させ、呼気貯留容器に捕集する。また、呼気移送装置に複数ラインの呼気移送を可能とするヘッドを装着し、ライン毎に動物収納容器および呼気貯留容器を装着すれば同時に多数の個体から呼気を採取することも可能である。 (もっと読む)


【課題】有用微生物の酸耐性に直接的に関与している新規な酸耐性遺伝子を提供すること。また酸ストレスや熱ストレスのような負荷の容易なストレスによって連結遺伝子の発現を強く誘導することのできる新規なストレス誘導プロモーターを提供すること。
【解決手段】酸耐性が強いラクトバチルス・ガッセリOLL2716株(Lactobacillus gasseri :LG21)の酸適応時における短時間での酸ストレス遺伝子応答をDNAアレイ法で網羅的に解析し、見出された新規遺伝子の表現型を確認することで酸耐性に関与する新規な遺伝子領域と該遺伝子の領域の誘導に関わる新規な酸及び/または熱ストレス誘導プロモーターを見出した。
なし (もっと読む)


【課題】安価かつ風味の良好な歯周病(口腔内疾患)治療用及び/又は予防用の発酵乳並びに口臭抑制用及び/又は予防用の発酵乳の製造を課題とする。
【解決手段】発酵乳に、口臭抑制、歯周病関連菌の増殖及び酵素抑制などがないか、種々の乳酸菌株を組み合わせて総合的に探索し、その結果、ブルガリア菌OLL1255株(Lactobacillus delbrueckii subspecies bulgaricus OLL1255株)とサーモフィラス菌OLS3294株(Streptococcus thermophilus OLS3294株)で調製した発酵乳をヒトに投与することで、口臭抑制と歯肉の腫れが抑制できることを見出した。 (もっと読む)


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