説明

三菱マテリアル株式会社により出願された特許

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【課題】合金鋼の湿式高速穴あけ加工条件においても、長期間にわたり高い耐摩耗性と切り屑排出性を維持する表面被覆ドリルを提供する。
【解決手段】超硬合金焼結体あるいは高速度鋼からなるドリル基体の上に、直接または中間層を介し、最表面に組成硬度制御層を形成した表面被覆ドリルにおいて、組成硬度制御層が、(Ti1−xAl)Nの成分系および層厚0.3〜5.0μmからなり、かつ、成分系のうち、金属元素全体に対するAlの含有割合をxとしたとき、ドリル先端におけるAlの含有割合がx=0.3〜0.5、かつ、ドリル先端からドリル直径の3倍の位置のマージン部におけるAlの含有割合がx=0.5〜0.7に存在し、かつ、Alの含有割合xがドリル先端からドリル直径の3倍の位置まで漸次増加することにより、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性、耐摩耗性にすぐれた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、物理蒸着法によって硬質被覆層を被覆形成した表面被覆切削工具において、硬質被覆層は、組成式:(Al1−x−yTiSi)(N1−z)で表される平均層厚0.5〜8.0μmの複合炭窒化物層あるいは複合窒化物層からなり、硬質被覆層は、構成元素のうち90原子%以上が金属元素である平均断面長径0.05〜0.5μmの金属粒子を含有し、該金属粒子は硬質被覆層中に3〜18%の縦断面面積比率で分散分布し、金属粒子のうち、構成元素に50原子%以上のAlを含み、かつ縦断面形状のアスペクト比が2.0以上かつ断面長径が基体表面となす鋭角が45°以下などの条件を満たす粒子の縦断面面積比率をA%、それ以外の粒子の縦断面面積比率をB%としたとき、0.3≦A/(A+B)である。 (もっと読む)


【課題】硬さが低く、かつ、伸びが高く、さらに加工性に優れたボンディングワイヤ用銅素線及びボンディングワイヤ用銅素線の製造方法を提供する。
【解決手段】線径180μm以下のボンディングワイヤを形成するための銅素線であって、素線径が0.15mm以上3.0mm以下であり、Mg,Ca,Sr,Ba,Ra,Zr,Ti,及び希土類元素から選択される1種以上の添加元素を合計で0.0001質量%以上0.01質量%以下の範囲で含有し、残部が銅及び不可避不純物である組成を有し、EBSD法にて測定された全ての結晶粒界の長さLに対する特殊粒界の長さLσの比率である特殊粒界比率(Lσ/L)が50%以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼等の難削材の高速断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層からなる下部層、(b)1〜15μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層からなる中間層、(c)5〜16μmの平均層厚の縦長成長結晶組織をもつ改質Ti炭窒化物層からなる上部層、前記(a)、(b)、(c)の硬質被覆層が化学蒸着により形成された表面被覆切削工具において、(d)上部層を構成する改質Ti炭窒化物層は、層厚方向に沿って0.5〜4.0μmの間隔をおいて、酸素含有量のピークが現れ、該ピーク位置における酸素含有量OMAXは、OMAX=3〜8原子%であり、しかも、該ピーク位置におけるZr含有量は、0.8〜1.5原子%である酸素、Zr濃化領域を少なくとも1つ備える。 (もっと読む)


【課題】透明性及びガスバリア性に優れた薄膜の形成に好適なスパッタリングターゲット及びその製造方法、並びに該ターゲットを用いた薄膜、該薄膜を備える薄膜シート、積層シートを提供する。
【解決手段】本発明のスパッタリングターゲットは、酸化亜鉛(ZnO)と二酸化ケイ素(SiO2)とを主成分とする焼結体からなり、焼結体の相対密度が95%以上であり、酸化亜鉛(ZnO)と二酸化ケイ素(SiO2)のモル比が40:60〜95:5であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 金属反射膜の反射特性を高くすることにより、有機EL素子の輝度を高くし、かつ有機EL素子の発光時の熱と光による金属反射膜の劣化を抑えることにより、発光層等からの金属反射膜の剥離による発光強度の低下を抑制し、耐久性が向上する有機EL素子を得ることを目的とする。
【解決手段】 基材101と、金属反射膜102と、増反射透明膜103と、透明導電層104と、発光層105と、透明電極層106と、をこの順に備える有機エレクトロルミネッセンス素子100であって、金属反射膜102が、金属ナノ粒子焼結体と添加物を含有し、かつ増反射透明膜103が、透光性バインダーを含有することを特徴とする、有機エレクトロルミネッセンス素子100である。 (もっと読む)


【課題】 金属反射膜の反射特性を高くすることにより、有機EL素子の輝度を高くし、かつ有機EL素子の発光時の熱と光による金属反射膜の劣化を抑えることにより、基材や発光層からの金属反射膜の剥離による発光強度の低下を抑制し、耐久性が向上する有機EL素子を得ることを目的とする。
【解決手段】 基材101と、金属反射膜102と、増反射透明膜103と、透明導電層104と、発光層105と、透明電極層106と、をこの順に備える有機エレクトロルミネッセンス素子100であって、金属反射膜102が、金属ナノ粒子焼結体と添加物を含有し、かつ増反射透明膜103が、透光性バインダーを含有することを特徴とする、有機エレクトロルミネッセンス素子100である。 (もっと読む)


【課題】損傷が比較的大きな耐火物のみを交換して炉壁の補修を行うことを可能にするロータリーキルンの炉壁補修方法を提供する。
【解決手段】平面視台形状の耐火物2を円筒状の胴体1の内周面1aを被覆するように複数並設して形成したロータリーキルンAの炉壁3を補修する方法であって、耐火物2の初期の厚さをHnとし、補修を要する管理値として予め設定される耐火物2の厚さをHmとし、Hn>Hr>Hmの関係を満たす耐火物2の厚さHrを予め設定し、厚さが管理値Hmを下回る耐火物2が検知された際に、厚さHrを下回る耐火物2を撤去して炉壁3を部分的に解体し、この耐火物2を撤去した部分に、厚さがHrの新たな耐火物4(2)を設置して炉壁3を補修するようにした。 (もっと読む)


【課題】 加工終了の判断を正確に行うことが可能なレーザ加工装置およびレーザ加工方法を提供すること。
【解決手段】 円柱状または円筒状の加工対象物WにレーザビームLを照射して形状形成を行うレーザ加工装置1であって、加工対象物を保持して軸中心に回転させると共に加工対象物とレーザビームとの相対的な位置関係を調整する位置調整機構2と、加工対象物の外周面にレーザビームを照射するレーザ光照射機構3と、位置調整機構とレーザ光照射機構とを制御する制御部4とを備え、制御部が、加工対象物にレーザビームが照射された際の反射光および発光光を撮像する撮像手段5を備え、撮像された反射光および発光光の加工対象物の少なくとも1回転分における発光面積の総和を算出し、該発光面積の総和が予め設定した基準値となった際に、レーザビームの照射を停止する。 (もっと読む)


【課題】 コンプレッサなどに使用されているモータ部材の希土類磁石を有するロータから、希土類磁石素材の粉体を安全、かつ所定の粒径ごとに回収することが可能な希土類磁石素材回収システムを提案することを課題とする。
【解決手段】 脱磁処理されたロータ13が投入される筒体内に、回転軸3および回転軸3に一端部が固定されて破砕する線材4を設けるとともに、不活性ガスを供給する供給管6aが接続され、かつ第1排気管7が接続された破砕機5と、第1排気管7が接続されているとともに、底部に所定粒径以上の希土類磁石素材の粉体を回収する回収部8aが設けられ、かつ上部に所定粒径未満の希土類磁石素材の粉体を排気する第2排気管9が接続されたサイクロン8と、第2排気管9が接続されているとともに、第1および第2排気管7,9を介して吸引する吸引ファン14が設けられ、かつ所定粒径未満の希土類磁石素材の粉体を捕集して回収する湿式集塵機10とを備えている。 (もっと読む)


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