説明

アイシン化工株式会社により出願された特許

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【課題】シーリング材において、内部に空間があっても膨れが発生し難く、高温においても膨れを抑制できる粘度を有することによって、容易に良好な外観を得られること。
【解決手段】2液混合型シーリング材においては、30℃における放置時間が10分に達した時点で粘度が1万Pa・s(10万ポアズ)以上に達しており、30分後には10万Pa・s(100万ポアズ)近くに達している。その後、昇温時に一旦10万Pa・s(100万ポアズ)に到達した後、140℃で加熱されることによってやや粘度が低下しているが、引き続き140℃に加熱されても5万Pa・s(50万ポアズ)〜7万Pa・s(70万ポアズ)の高い粘度を保持しているため、膨れ性試験においても、140℃の乾燥機に投入されて、試験体の凹み内の空気が熱膨張しようとしても、大きな粘度(強度)によって熱膨張を抑えて膨れが生じなかったものと考えられる。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、プレス工程を削減しつつプレスで油溝を形成した場合と同様に摩擦材基材の表面に油溝となる溝を、より精度良く形成することによって、確実に優れた摩擦特性を得ることができること。
【解決手段】湿式摩擦材1を構成するセグメントピース3が切り出される摩擦材基材の製造工程においては、まず抄紙しながらプレスまたは切削によって表面に抄紙溝を形成する工程が実施され、抄紙体は弾性がないため溝深さ等を精度良く形成できる。湿式摩擦材1は、20個のセグメントピース3の間の間隔からなるセグメント溝5が20本と、20個のセグメントピース3の表面の3本ずつの抄紙溝4が60本とで合計80本の油溝を有している。このように、深いセグメント溝5と浅い抄紙溝4とを混在させることによって、従来のセグメント湿式摩擦材では得られなかった優れた摩擦特性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】耐酸化性に優れ且つ高い性能を発揮できる炭化水素系電解質材料の提供。
【解決手段】プロトン伝導性基をもつ炭化水素系単量体と前記炭化水素系単量体を基準として10質量%以上300質量%未満の量のヘテロポリ酸とを含む混合物を重合して炭化水素系材料組成物を得る工程を有する製造方法にて製造され得る炭化水素系電解質材料組成物を含有する。又は炭化水素系単量体と前記炭化水素系単量体を基準として10質量%以上300質量%未満の量のヘテロポリ酸とを含む混合物を重合して炭化水素系材料組成物を得る工程と、前記炭化水素系材料組成物にプロトン伝導性基を導入する工程と、を有する製造方法にて製造され得る炭化水素系電解質材料組成物を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セグメント摩擦材において、油溝の個数を少なくする場合にも摩擦材基材の歩留を低下させず、同様の打ち抜き刃及び同一の芯金回転ユニットを用いることができ、コスト高にならず製造効率も低下させず、要求される摩擦特性を得られること。
【解決手段】セグメント摩擦材1においては、セグメントピース3が4個ずつ密着して芯金2に接着されたブロック4が5個全周に接着されて一面が構成され、5個のブロック4の間には間隙が設けられてATFが流れる油溝5が形成されており、セグメント摩擦材1の一面全体においては合計5本の油溝5が形成されている。このようにセグメント摩擦材1に形成される油溝5の数を減らすことによって耐ジャダー性が向上し、また油溝5の数及び位置を設定することによって引き摺りトルクを始めとするセグメント摩擦材1の摩擦特性を所要の摩擦特性に制御することができる。 (もっと読む)


【課題】リング形状ピストンにおいて、アルミニウムよりも強度の低い材料を用いて製造でき、位置決めボス部分に掛かる最大応力を小さくして破損する恐れをなくせること。
【解決手段】リング形状ピストン1においては、位置決めボス2が短手方向の側面2bにRが付いた略直方体形状を有しており、スプリング5を従来の円柱状の位置決めボスと同様に位置決め保持できる。CAE解析の結果、最大応力発生部位は位置決めボス2の長手方向の側面2aの付け根部分で最大応力は59.3MPaであり、従来の円柱状の位置決めボスの場合の最大応力71.3MPaに比較して大幅に低減され、破壊強度が65MPaと仮定されるポリフェニレンスルフィド(PPS)によって製造しても破壊の可能性は極めて低く、リング形状ピストンとして実用化することができ、射出成形のみで完成し、従来のアルミニウム製のような後加工が不要なので、軽量化・低コスト化できる。 (もっと読む)


【課題】従来の接着力を維持しつつ、耐衝撃性能を向上させる構造用接着剤を用いた構造材及び構造用接着剤の塗布方法を提供する。
【解決手段】構造用接着剤を用いて基材と基材とを接着させた構造材であって、前記構造材は前記構造用接着剤により形成される物性の異なる複数の接着領域を有し、前記接着領域が前記基材との接着表面において、並列に存在する。 (もっと読む)


【課題】シートの耐引張性を高めるのに有利であり、品質のバラツキがあるパルプ材の配合量を低減させ、信頼性を更に向上させるのに有利なガス拡散部材の製造方法、ガス拡散素材の製造方法、ガス拡散素材を提供する。
【解決手段】導電性を有する導電物質と焼失可能なパルプ材とを樹脂繊維とを主要成分とする液状物を準備する。液状物に対して抄紙処理を行ない、液状物の液分と固形分とを分離して固形分を集積させることにより、導電物質およびパルプ材を主要成分とするシート(ガス拡散素材に相当)を形成する。シートを加熱処理することにより、シートに含まれているパルプ材を焼失させてシートの内部に細孔を増加させることにより、ガス拡散性を有するガス拡散部材を形成する。 (もっと読む)


【課題】摩擦材の平面度矯正方法において、摩擦材の矯正後の平面度が確実に0.5mm以下となり、充分な摩擦材の平面度を確保できること。
【解決手段】生産工程または使用によって反りの生じた摩擦材としてのクラッチフェーシング3を20枚、反りの方向を揃えて重ね、その上下に平面度矯正治具1のテーパーの方向がクラッチフェーシング3の反りの方向と逆になるように設置して、加圧した後に加熱する。摩擦材の平面度矯正治具1のテーパー角度α=1.3度で、加重圧力2トン(約20kN)で加圧した後に、加熱温度100℃、加熱処理時間1.5時間で加熱処理した。このような条件で矯正処理した摩擦材3の矯正後平面度は、最大でも0.40mmであり、摩擦材3に必要とされる平面度0.5mm以下という条件を満たしている。 (もっと読む)


【課題】二層材塗布用ノズルにおいて、安定して一定の幅及び厚さで密着性良く上層材及び下層材を塗布でき、上層材と下層材との間に空気を巻き込まないこと。
【解決手段】二層材塗布用ノズル1においては、ノズル本体2の一方の側面と下層材カバー3との間に下層材スペーサー3Bを挟み込むことによって、二層材塗布用ノズル1の下端近傍に所定の開口幅及び所定の開口厚さを有する下層材スリット3Aが設けられ、ノズル本体2の他方の側面と上層材カバー4との間に上層材スペーサー4Bを挟み込むことによって、二層材塗布用ノズル1の下端近傍に所定の開口幅及び所定の開口厚さを有する上層材スリット4Aが設けられる。そして、下層材スリット3Aからは下層材Pdが、上層材スリット4Aからは上層材Puが、間に空気を巻き込むことなく、互いに密着した状態で押し出される。 (もっと読む)


【課題】耐チッピング透明塗膜において、有機溶剤を含有せず環境にやさしく透明な塗料を充分な厚さに塗布することによって、下地の着色をそのまま生かすことができ、しかも室温乾燥できて省エネルギーにもなり、充分な耐チッピング性を得ることができること。
【解決手段】粘度が約600mPa・sの無溶剤イソシアネート樹脂Aを50重量%、粘度が約5500mPa・sの無溶剤ポリオール樹脂Bを48重量%、触媒Cを1000ppm、表面調整剤Dを0.2重量%、耐候安定剤Eを0.2重量%、タレ止め剤Fを1.5重量%配合し、無溶剤イソシアネート樹脂A及び無溶剤ポリオール樹脂Bの平均官能基数を2.5以上とした耐チッピング透明塗料をリン酸亜鉛処理鋼板に電着塗料、中塗塗料、上塗塗料を塗布した工程塗膜上に塗布して常温で乾燥することによって、塗面外観、上塗付着性、耐チッピング性、タレ限界膜厚に優れた耐チッピング透明塗膜が得られる。 (もっと読む)


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