説明

興和化成株式会社により出願された特許

1 - 10 / 15


【課題】端面キャップへのまくらぎの抜き差し時に生じる抵抗を、簡単な構成で抑える。
【解決手段】まくらぎ支持構造1は、道床に間隙材51,52及び防振マット6を載置すると共に間隙材51上に端面キャップ4を載置し、縁切り材3を接着剤等で取り付けたまくらぎ2の左右の端部を端面キャップ4に嵌め合わせた状態で、道床にコンクリートを打設し、端面キャップ4をコンクリートに埋設することで構成されている。まくらぎ2の取付部22に取り付けられた縁切り材3は、端面板31の内面を取付部22の左右の端面に密着させ、前後の側面板32の内面を取付部22の前後の側面に密着させている。また、側面板32の上面32aを取付部22の上縁部の傾斜面22aに、端面板31の上面を取付部22の左右の端面の上縁部にそれぞれ嵌め合わせている。 (もっと読む)


【課題】簡単な作業で母材に対して埋込体を正確に位置決めできるようにする。
【解決手段】埋込体埋込用冶具は、削孔B1の周縁に位置した母材Bの表面に支持カップ2の下面2aを載置して支持カップ2で削孔B1を覆い、支持カップ2の上面2bに下面4aを載置された支え板4の上面4bでボルトBOの頭部を支持することで、ボルトBOが螺合されたインサートIを削孔B1内に位置決めする。カバーリング3は、支え板4と共にボルトBOに外環された状態で、インサートIに螺合されたとボルトBOとインサートIとの間に挟み込まれ、支持カップ2の貫通孔22に挿通されて下端側を充填材収容室21内に位置させて、支持カップ2の内側に位置したボルトBOの外周を覆っている。カバーリング3は、貫通孔22に挿通された上端部の外周面を、貫通孔22の内周面と嵌め合わせることで、支持カップ2に対する前後及び左右方向の位置決めをされている。 (もっと読む)


【課題】回転方向の耐力を増大させる、安定性の高い定着部を提供する。
【解決手段】インサート10の外面10aに回転防止部13を備え、削孔11の孔壁11aに回転防止穴14を備え、インサート10に螺着されるボルトと同一の回転方向に対して母材6と充填材12が当接する。削孔11の孔壁11aの回転防止部13に対応する位置に回転防止穴14を備え、回転防止穴14に回転防止部13が配置され、ボルトと同一の回転方向に対して充填材12を介して母材6と回転防止部13が対向する場合もある。 (もっと読む)


【課題】施工現場での可変パッドへの反応硬化型樹脂の混合液の注入工程を不要となし得、施工を容易なものとなし得るとともに、混合液の過剰分の硬化体による美観の低下の問題を解決することのできる鉄道レール用の可変パッドを提供する。
【解決手段】軌道パッドとレールとの間の隙間を埋めるように厚み調節される可変パッド10の袋体36には、第1の袋部44に反応硬化型樹脂の主剤液48が、第2の袋部46に硬化剤液50がそれぞれ封入されているとともに、仕切部42が半接着の弱シール部とされていて、加えた圧力で接着剥離して1つの大袋部を形成し、主剤液48と硬化剤液50とを混合可能とする。大袋部の外方には液逃し部56が設けてあって、そこに液通路57を通じ液が流入可能となしてある。また大袋部と液逃し部56との間は強シール部59となしてあって、そこに分離を容易とする切込み62が入れてある。 (もっと読む)


【課題】 施工時に樹脂等の混合原料を注入する工程を必要とせず、簡単かつ短時間に施工できる可変パッドおよびその施工方法を提供する。
【解決手段】 可変パッド5は、少なくとも反応硬化型樹脂と硬化剤とが各々遮断されて充填されている複数の袋部50、51と、複数の袋部50、51の連通を一時的に遮断する仮遮断部56と、を備える。複数の袋部50、51は、少なくとも一部がレールからの荷重を受ける受圧域に配置される一つの主袋部50と、該受圧域以外に配置される副袋部51と、に区分けされる。主袋部50は、該受圧域の全面に亘り連続して延在する補強部材53を内包する。施工時には、外部から荷重を加えて仮遮断部56の遮断状態を解除し、複数の袋部50、51の充填物を混合させた状態で該受圧域下の主袋部50に充填する。 (もっと読む)


【課題】プレストレストコンクリート製の軌道スラブやまくら木上にレールを敷設する際に、軌道スラブ等の上に設置されるタイプレートとレールとの間に生ずる空隙を埋めるために使用される可変パッドにおいて、注入した樹脂の漏れ出しが少なく、且つ排気を完全に行えるようにする。
【解決手段】レール8の下に配置された状態で内部に硬化性の樹脂が注入され、その樹脂が硬化することにより前記レール8の下の空隙を埋める可変パッドにおいて、互いに対向して配置され、前記樹脂の注入口3となる一部を除いて周囲が融着されたプラスチックシート2、2から可変パッド1を構成し、前記注入口3を除いた周囲寄りの位置に、前記樹脂の注入時にプラスチックシート2、2間に存在する空気を排出するための排気孔4を形成する。 (もっと読む)


【課題】レールとレール支持体との間への挿入を容易になし得て施工性が良く、更にまた軌道パッドと可変パッドとの固定強度を高強度となし得る可変軌道パッドを提供する。
【解決手段】ゴム板から成る軌道パッド34に薄肉ひれ状のゴム膜48を外周に沿って環状に一体に設けてその外周端に係合凸部52を全周に亘って一体に成形しておく。また反応硬化型樹脂の樹脂液の注入により軌道パッド34とレールとの間の隙間を埋める可変パッド36を硬質の樹脂で構成して、その周壁部56に係合凹部70を環状に設け、それら係合凸部52と係合凹部70との係合に基づいて軌道パッド34と可変パッド36とを挿入前において予め一体に組み付けておく。 (もっと読む)


【課題】施工現場において可変パッドの袋体への反応硬化型樹脂の混合液の注入工程を不要となし得て、施工を容易とするとともに、施工時間を短縮化でき、施工コストを安価となすことのできる鉄道レール用の可変パッドを提供する。
【解決手段】軌道パッド32とレールとの間の隙間を埋めるように厚み調節される可変パッドにおいて、袋体36に第1及び第2の袋部44,46と仕切部42とを設けておいて、第1の袋部44に反応硬化型樹脂の主剤液を、第2の袋部46に硬化剤液をそれぞれ封入するとともに、仕切部42は半接着の弱シール部となしておいて、加えた圧力でこれを接着剥離させて大袋部47を形成させ、主剤液と硬化剤液とを混合可能とする。またそれらの総液量は必要な量よりも過剰量となしておくとともに、レールからの下向きの押圧力が加わったときに接着剥離して混合液の過剰分を逃す、半接着の弱シール部を有する液逃し部56を大袋部47に連続して設けておく。 (もっと読む)


【課題】既設のまくらぎにATS地上子を設置して、マルタイによる道床突き固め作業を可能にする。
【解決手段】まくらぎに穴を穿設しボルトを埋め込んで固着した後、このボルトに固定した台座10及びケーブルカバー20でATS地上子Tを取り付け、ケーブル又はケーブル保護管K1をまくらぎMの側面に沿って保持する。台座10は、側面カバー部が20度以下の傾斜を有し、レールR方向で見たときの幅寸法が地上子Tの幅寸法より大きく且つケーブルカバー20の幅寸法より小さく設定される。ケーブルカバー20の側面保護部20bは、傾斜角度がマルタイのタンピングツールの傾きとほぼ等しく、下端側の延長線上にまくらぎMの底面縁部が位置するように設定した。タンピングツールとの接触を確実に防止できる状態で、地上子又はケーブルを既設のまくらぎに取着できる。 (もっと読む)


【課題】
鉄道レールを敷設してスラブ軌道を施工する際に用いられる可変パッドにおいて、硬化性樹脂中に空気が入らない、均質な可変パッドを提供する。
【解決手段】
可変パッドは、スラブ軌道のプレストレストコンクリートに締結されたタイプレートと、レールに接する軌道パッドとの間に挿入され、硬化性樹脂を注入して固定するために用いられるもので、樹脂シート13a・13bを重ね合わせて外周囲部14が融着され、一隅に硬化性樹脂の注入口が取り付けられた気密袋13であって、袋の一部が線状融着され連通しつつ区画されており、区画の該注入口の側に補強繊維布15が広げて挟み込まれ、別の側に硬化性樹脂流の抵抗体16を有する。 (もっと読む)


1 - 10 / 15