説明

日立ツール株式会社により出願された特許

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【課題】本願発明の課題は、高硬度を維持しつつ残留圧縮応力の低減化を図り、硬質皮膜層1、2の密着強度を改善して硬質皮膜被覆切削工具の長寿命化を図る。
【解決手段】本願発明は、超硬合金を基材とする切削工具に硬質皮膜を被覆した硬質皮膜被覆切削工具において、表面側に硬質皮膜層1、基材側に硬質皮膜層2が被覆され、硬質皮膜層1は(AlCr1−a)N、但し、0.5≦a≦0.75、0.9≦x≦1.1であり、硬質皮膜層2は(TiAl1−b)N、但し、0.4≦b≦0.6、0.9≦y≦1.1であり、X線回折における硬質皮膜層1の(200)面の格子定数をα1(nm)の時、0.411≦α1≦0.415であり、硬質皮膜層2の(200)面の格子定数をα2(nm)の時、0.413≦α2≦0.418、であることを特徴とする硬質皮膜被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】本願発明の課題は、硬質炭素膜が有する高硬度の特性を維持しつつ耐熱性を改善して、非鉄材料の切削工具表面やダイキャスト金型表面等、高温に曝される工具の耐久性を向上させることである。
【解決手段】本願発明は、基材上に固体カーボンターゲットを用いたフィルタードアーク蒸着により硬質炭素膜を被覆した被覆工具であって、該硬質炭素膜はSiを原子%で2%以上、10%以下含有し、X線光電子分光分析によりもとめたSiCピーク強度比は0.05以上、0.5以下であり、ナノインデンテーションによりもとめた硬度は40GPa以上、74GPa以下であり、該硬質炭素膜表面の凸部及び凹部の面積率をD(%)としたとき、D≦0.01であることを特徴とする硬質炭素膜被覆工具である。 (もっと読む)


【課題】本願発明は、AIP法による皮膜表面のドロプレット量を低減し、平滑性に優れた被覆切削工具の製造方法を提供することである。
【解決手段】AIP法により皮膜が被覆された被覆切削工具において、該皮膜はAlCr、但し、a、b、c、dは原子比率を表し、a+b+c+d=100、a>b、(a+b)<(c+d)、57≦c≦67、16≦a≦29、3≦b≦17.5、0.5≦d≦7、であり、該皮膜を被覆する工程では、酸素ガスと窒素ガスとの混合ガスを用い、該酸素ガスの流量(sccm)をFR、該窒素ガスの流量(sccm)をFRとしたとき、0.02≦FR/FR≦0.2、であり、該混合ガス圧力P(Pa)が、3≦P≦15、であることを特徴とする被覆切削工具の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本願発明は、PVD法によりコランダム構造を有する酸化物皮膜の高硬度化をはかり、耐摩耗性と耐熱性に優れた被覆工具を提供することである。
【解決手段】物理蒸着により酸化物を工具基材に被覆した多層被覆工具において、該酸化物はA層、B層からなり、A層はCr酸化物、B層は(AlxCry)を金属成分とする酸化物、但し、x、yは原子比率(%)、50≦x≦90、x+y=100、であり、A層とB層は交互積層した積層構造を有し、A層の平均層厚(nm)をTA、B層の平均層厚(nm)をTBとしたとき、TA≦50、TB≦50であり、B層はコランダム構造の結晶構造を有し、X線回折において、(11・6)面の回折ピークの2θ値が、(αx+54.0)≦2θ≦(αx+54.7)、但し、αは2.652×10−2、の範囲にあることを特徴とする多層被覆工具である。 (もっと読む)


【課題】工作機械へ迅速かつ容易でありながら、超高速で回転させても工具の振れが抑制できる回転工具の装着方法を提供すること。
【解決手段】マシニングセンタは、刃部91と真空吸着可能にテーパ状に形成された被当接部93と円柱状の軸部92とを有する回転工具9の被当接部93をスピンドル主軸33の一端の当接部53に負圧により迅速かつ容易に吸着して装着するとともに、軸部92を空気静圧軸受ユニット61等の支持機構により回転可能に支持することで高速回転する回転工具9の振れを効果的に抑制する。 (もっと読む)


【課題】工作機械へ迅速かつ容易でありながら、超高速で回転させても工具の振れが抑制できる回転工具の装着方法を提供すること。
【解決手段】マシニングセンタは、刃部91と真空吸着可能にテーパ状に形成された被当接部93と円柱状の軸部92とを有する回転工具9の被当接部93をスピンドル主軸33の一端の当接部53に負圧により迅速かつ容易に吸着して装着することで、工作機械へ取付を迅速かつ容易とし、高速回転する回転工具9の振れを効果的に抑制する。 (もっと読む)


【課題】工作機械へ迅速かつ容易でありながら、超高速で回転させても工具の振れが抑制できる回転工具の装着方法を提供すること。
【解決手段】マシニングセンタは、刃部91と真空吸着可能にテーパ状に形成された被当接部93と円柱状の軸部92とを有する回転工具9の被当接部93をスピンドル主軸33の一端の当接部53に負圧や磁気等により微動可能に迅速かつ容易に吸着して装着するとともに、特に軸部92を空気静圧軸受ユニット61で回転可能に支持することで強制的に位置を矯正し、高速回転する回転工具9の振れを効果的に抑制する。 (もっと読む)


【課題】α型酸化アルミニウム膜の機械強度を高め、皮膜硬度と伴に靭性と耐チッピング性に優れたジルコニウム含有酸化アルミニウム膜を被覆した被覆工具を提供する。
【解決手段】
工具基体に、ジルコニウム含有酸化アルミニウム層を被覆した被覆工具であって、該ジルコニウム含有酸化アルミニウム層はα型酸化アルミニウム、ジルコニウム化合物を含有し、該ジルコニウム含有酸化アルミニウム層のα型酸化アルミニウムの結晶粒子は略膜厚方向に縦長に成長しており、該α型酸化アルミニウムの結晶粒子間を埋めるように該ジルコニウム化合物が存在し、該ジルコニウム化合物は、窒素含有量を質量%でNz、酸素含有量をOzとしたとき、Nz>Ozであることを特徴とする被覆工具である。 (もっと読む)


【課題】WC基超硬合金を基材とする被覆工具において、皮膜と基材の密着強度を改善し、実用環境下において皮膜剥離を格段に低減し、耐摩耗性に優れた被覆工具、及び被覆工具の製造方法を提供することである。
【解決手段】WC基超硬合金を基材とする工具に硬質皮膜を被覆した被覆工具において、該基材の表面の結晶構造がbcc構造からなるW改質相であり、該W改質相の直上に炭化物相、該炭化物相の直上に硬質皮膜を有することを特徴とする被覆工具及びその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】WC基超硬合金部材の抗折力のバラツキが小さく、強度の安定性を高めたWC基超硬合金部材を提供することである。
【解決手段】WCの平均粒子径d(μm)がd≦0.6、Co含有量が重量%で9〜13%、V含有量が0.4〜1%、Cr含有量が0.1〜1%、であるWC基微粒超硬合金において、該V含有量に100を乗じた値をWvとし、該WCにおける単位体積当たりの表面積の総和をSwc(μm/cm)としたとき、0.6≦Wv/Swc≦10.5であることを特徴とするWC基微粒超硬合金部材である。 (もっと読む)


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