説明

日立ツール株式会社により出願された特許

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【課題】中仕上げから仕上げ加工を行なう小径サイズの翼根溝加工用刃先交換式回転切削工具において、工具本体の剛性を向上し、切削抵抗の低抵抗化をはかり、耐折損性を改善した翼根溝加工用刃先交換式回転切削工具を提供する。
【解決手段】刃先交換式回転切削工具において、切刃稜線は回転切削工具の先端から軸方向後端側に向かって工具径が滑らかに増大する拡径部と拡径部から軸方向後端側に向かって工具径が滑らかに減少する縮径部を有し、拡径部における工具径の最大値をD2、縮径部における工具径の最小値をD1としたとき、D1<D2の関係であり、インサートの厚さは、回転切削工具の半径方向の外周側から内周側に向かって減少し、拡径部の半径方向すくい角(度)をRrとしたとき、Rr>0であり、回転切削工具は溝形状インサート座を有することを特徴とする翼根溝加工用刃先交換式回転切削工具である。 (もっと読む)


【課題】DLC並みの潤滑特性を有し且つ高硬度、高耐熱性の硬質皮膜を被覆した多層皮膜被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
基材表面に組成が異なる硬質皮膜を2層以上被覆した多層皮膜被覆部材であって、硬質皮膜1の組成は、SiaBuCvNwOzで表され、該硬質皮膜1の下部層である該硬質皮膜2の組成は、金属成分がAl、Ti、Cr、Nb、W、Si、V、Zr、およびMoから選択される2種以上と、非金属成分がNとB、C、O、およびSから選択される少なくとも1種を有し、該硬質皮膜1はラマン分光分析において1300から1600cm−1の間に検出される最大強度のピーク強度Ixを有し、1900から2200cm−1の間に検出される最大強度のピーク強度Iyを有し、3.2≦Ix/Iy≦8.0であることを特徴とする多層皮膜被覆部材である。 (もっと読む)


【課題】長寿命で耐折損性に優れた超硬合金製の回転切削工具並びに前記回転切削工具を実現することができる新規でかつ高性能な超硬合金及びその製造方法を提供する。
【解決手段】平均粒径が0.4μm以下の炭化タングステン粒子間を、Coを主体とする結合相により結合した超硬合金およびこの超硬合金を基体とする回転切削工具であって、波長分散型X線プローブマイクロアナライザーを用いて求めたCo濃度比をPavとしたとき、0.75≦Pav<1.00であることを特徴とする。また前記超硬合金を製造する方法を提供する。本発明の超硬合金および回転切削工具の基体のCo含有量は1〜13.5質量%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】金型加工や部品加工の高能率加工において、安定した切削を行うと共に、製造コストを含めて容易に工具製造や工具の再研磨が行えること、及び切削抵抗の分散を十分に行えることでびびり振動を抑制し、耐チッピング性を向上させることで、許容回転数を高速に設定できる長寿命のニック付き超硬合金製エンドミルを提供する。
【解決手段】工具の外周刃に切り屑分断させる複数のニックを有する超硬合金製エンドミルにおいて、ある外周刃を基準形状外周刃としたときに、その他の少なくとも一刃のニックの位相が、前記位相から前記ニックのピッチの0%を含まない5%以下の幅で工具軸方向にずれており、それぞれのニックの両端は丸みによって滑らかに外周刃と連なり、それぞれのニックの工具先端側の丸み半径が工具シャンク側の丸み半径より小さいことを特徴とするニック付き超硬合金製エンドミルである。 (もっと読む)


【課題】高硬度を維持しつつ残留圧縮応力の低減化を図り、2層構造を有する硬質皮膜層1、2の密着強度を改善して硬質皮膜被覆切削工具の長寿命化を図る。
【解決手段】
超硬合金を基材とする切削工具に硬質皮膜を被覆した硬質皮膜被覆切削工具において、表面側に硬質皮膜層1、基材側に硬質皮膜層2が被覆され、硬質皮膜層1は(AlCr1−a)N、但し、0.5≦a≦0.75、0.9≦x≦1.1であり、硬質皮膜層2は(TiAl1−b)N、但し、0.4≦b≦0.6、0.9≦y≦1.1であり、X線回折における硬質皮膜層1の(111)面の格子定数をa1(nm)、硬質皮膜層2の(111)面の格子定数をa2(nm)としたとき、1.005≦a2/a1≦1.025であることを特徴とする硬質皮膜被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】厚膜化した硬質皮膜における圧縮応力の低減と密着性を確保しつつ、高硬度化による耐摩耗性に優れた硬質皮膜被覆工具を提供する。
【解決手段】
硬質皮膜被覆工具において、硬質皮膜は基体表面から第1硬質皮膜、第2硬質皮膜が被覆され、第1硬質皮膜は、(AlMe100−aで示され、第2硬質皮膜は、(Ti100−hで示され、該第1硬質皮膜、該第2硬質皮膜の結晶構造は面心立方構造であり、該第1硬質皮膜と該第2硬質皮膜のX線回折において、最も強度の高い面における面間隔(nm)を夫々d1、d2としたときに、1.00≦d2/d1≦1.03であり、該第2硬質皮膜は柱状組織を有し、該柱状組織の結晶粒はB成分に組成差を有する組成変調構造であることを特徴とする硬質皮膜被覆工具。 (もっと読む)


【課題】 鍛造およびプレス加工といった金属の塑性加工に使用される金型において、耐カジリ性、耐摩耗性を格段に向上した塑性加工用被覆金型を提供する。
【解決手段】 金型基材の表面に、AlCrSiの窒化物(但し、x、y、zは原子比を示し、x+y+z=100、かつx、y、z≠0)からなり、かつJIS−B−0601(2001)による表面粗さが算術平均粗さRaで0.06μm以下、最大高さRzが1.0μm以下の硬質皮膜を被覆した塑性加工用被覆金型である。
そして、ターゲットを用いたスパッタリング法により、金型基材の表面にAlCrSiの窒化物(但し、x、y、zは原子比を示し、x+y+z=100、かつx、y、z≠0)からなる硬質皮膜を被覆する方法であって、該ターゲットに投入されるスパッタ電力を5kW以上、金型基材に印可するバイアス電圧を−100V以上の負側に大きくする塑性加工用被覆金型の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】エンドミルが超硬合金製であって、金型加工や部品加工の高能率加工において安定した切削を行うと共に、製造コストを含めて容易に工具製造や工具の再研磨が行えること、及び、切削抵抗の分散を十分に行えることでびびり振動を抑制し、許容回転数を高速に設定できる長寿命の硬質皮膜被覆エンドミルを提供する。
【解決手段】工具の外周刃の径方向に山部と谷部を繰り返す複数の波形状外周刃またはニック付き外周刃を有する超硬合金製エンドミルにおいて、ある外周刃を基準形状外周刃としたときに、その他の少なくとも1刃の外周刃の位相の工具軸方向へのずれ量が、波ピッチまたはニックのピッチを刃数で割った値で等間隔に並んだ前記基準形状外周刃のそれぞれの位相から前記波ピッチまたはニックのピッチの0%を含まない5%以下の幅で工具軸方向にずれており、前記外周刃には硬質皮膜が被覆されていることを特徴とする硬質皮膜被覆エンドミルである。 (もっと読む)


【課題】ドリルの先端部切れ刃を形状と材質で最適化して、摩耗の進行を抑制する事で先端部切れ刃の鋭利さを保ち、ワークの穴精度を高精度に維持する事ができ、折損事故も防止できる、直径2mm以下のマシナブルセラミックス加工用小径ドリルを提供する。
【解決手段】マシナブルセラミックスに直径2mm以下の穴あけ加工を行う小径ドリルであり、小径ドリルの先端部切れ刃は、中心側切れ刃と外周側切れ刃から構成され、回転軌跡の先端角の角度は、中心側切れ刃を120°〜140°、外周側切れ刃を70°〜100°、外周側切れ刃の投影長さを直径の5%〜30%の範囲とする。さらにねじれ角が25°〜35°、マージン部の円周長さは、小径ドリルの直径の15%〜30%の範囲とし、リーディングエッジに接続された先行マージン部と、ヒールに接続された後方マージン部の間は円筒部が削除されている形状とするのがよい。 (もっと読む)


【課題】金型加工や部品加工の高能率加工において、安定した切削を行うと共に、製造コストを含めて容易に工具製造や工具の再研磨が行えること、及び、切削抵抗の分散を十分に行えることでびびり振動を抑制し、許容回転数を高速に設定できる長寿命の超硬合金製エンドミルを提供する。
【解決手段】工具の外周刃の径方向に山部と谷部を繰り返す複数の波形状外周刃を有するエンドミルにおいて、ある波形状外周刃を基準形状外周刃としたときに、その他の少なくとも一刃の波形状外周刃の位相の工具軸方向へのずれ量が、波ピッチを刃数で割った値で等間隔に並んだ前記基準形状外周刃のそれぞれの位相から前記波ピッチの0%を含まない5%以下の幅で工具軸方向にずれていることを特徴とする超硬合金製エンドミルである。 (もっと読む)


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