説明

日立ツール株式会社により出願された特許

61 - 70 / 299


【課題】金型加工や部品加工の高能率加工において安定した切削を行うと共に、製造コストを含めて容易に工具製造や再研磨を行い、及び切削抵抗を分散させることでびびり振動を抑制し許容回転数を高速に設定できる長寿命の超硬合金製エンドミル及び該エンドミルを用いた切削加工方法を提供する。
【解決手段】第1ギャッシュ角を15゜〜35゜、第2ギャッシュ角を40゜〜60゜に設け、ある波形状外周刃を基準形状外周刃としたときに、隣接する各波形状外周刃のうち少なくとも1組の前記波形状外周刃は前記波形状外周刃の波ピッチを刃数で割った値で等間隔に並んだ前記基準形状外周刃の位相からのずれ量が無く、その他の組の前記波形状外周刃は互いに位相のずれ量が不均等であることを特徴とする超硬合金製エンドミル及び縦送り切削、横送り切削および傾斜切削から選ばれる少なくとも2種以上の切削を連続して行う切削加工方法である。 (もっと読む)


【課題】穴あけを行いつつ、穴加工を行うことで、工作物に無垢の状態から内周壁面粗さの良好な穴を形成することが可能な穴あけ用ドリルを提供する。
【解決手段】ランドのヒール側に第2副溝を設けて、この第2副溝のドリル回転方向前方側を向く内壁面と前記刃先部の先端逃げ面との交差稜線部に第2副刃を形成し、前記主切刃と前記第2副溝の間に第1副溝を設けて、この第1副溝のドリル回転方向前方側を向く内壁面と前記刃先部の先端逃げ面との交差稜線部に第1副刃を形成し、かつ、前記主切刃の主切刃径方向すくい角θ1を−25°≦θ1≦−5°、前記第1副刃の第1副刃径方向すくい角θ2を0°<θ2≦20°、及び前記第2副刃の第2副刃径方向すくい角θ3を−40°≦θ3<0°の範囲とするのが良い。 (もっと読む)


【課題】3次元形状を有する金型などの加工、溝削り、及び段削りなど、外周刃と外周刃につながるコーナR刃が連携して切削に関与することが必要な加工を主な対象にして、回転数を高速にしても、工具のびびり振動とチッピングを抑制でき、長寿命である超硬合金製エンドミルを提供する。
【解決手段】ある波形状外周刃又はニック付き外周刃を基準形状外周刃としたときに、その他の少なくとも一刃の波形状外周刃又はニック付き外周刃の位相の工具軸方向へのずれ量が、波ピッチ又はニックのピッチを刃数で割った値で等間隔に並んだ前記基準形状外周刃のそれぞれの位相から前記波ピッチ又はニックのピッチの0%を含まない5%以下の幅で工具軸方向にずれており、前記コーナR刃にはニックを有し、ニックの軸中心側の逃げ面は軸中心側に、ニックの外周側の逃げ面は外周側に逃げていることを特徴とすると良い。 (もっと読む)


【課題】HRC45以上の高硬度鋼において、穴径が1mm以下の穴あけを行う際、チッピングや欠けなどの発生を抑制して安定して穴あけ加工できる高硬度鋼加工用小径ドリルを提供する。
【解決手段】少なくとも工具先端側のねじれ角を形成した範囲の材料が、超硬合金又は立方晶窒化硼素(CBN)であり、ねじれ角が工具先端側とシャンク側の2段で形成されてなり、先端側のねじれ角は、工具中心と平行な直線を基準として−5°〜15°の範囲であって、シャンク側のねじれ角は工具中心を基準として20°〜30°の範囲であり、切れ刃の逃げ角は、2°〜7°の範囲であり、工具先端部には外周側と中心側にねじれ角が同じである2つのギャッシュが形成されてなり、上記2つのギャッシュのそれぞれの先端側端部に形成される中心側切れ刃と外周側切れ刃がなす角度は工具先端視において200°〜250°の範囲であるのがよい。 (もっと読む)


【課題】金型などの荒加工に要求される縦送り加工、横送り加工、および傾斜切削を含む複合加工であっても、一本のエンドミルで高速で複合加工ができ、特にびびり振動を抑制して、切り屑つまりによる異常摩耗や刃欠けも生じない長寿命の超硬合金製エンドミルを提供する。
【解決手段】複数の底刃及び複数の外周刃と、複数のギャッシュ面からなるギャッシュとを有する超硬合金製エンドミルであって、前記複数のギャッシュ面は、底刃のすくい面である第1ギャッシュ面、エンドミルの工具軸の回転中心側に設けられた第2ギャッシュ面、及びエンドミルの外周側に設けられた第3ギャッシュ面から成り、前記複数の外周刃は、エンドミルの軸直角断面視で外周面の周方向に隣接する外周刃が不等な分割角度で配置されたことを特徴とする超硬合金製エンドミルである。 (もっと読む)


【課題】刃部が高硬度焼結体部材から構成された切削工具であり、刃先が小径で首下長が長い回転切削工具においても接合強度が高く、耐折損性に優れた回転切削工具を提供する。
【解決手段】工具先端の刃部1とこれに連なる軸部2の後端が後軸部3と同一軸線上に拡散接合された接合層4を有し、該後軸部3は首部5、テーパー部6及びシャンク部7を有し、該刃部1は高硬度焼結体部材製であり、該軸部2の超硬合金材と該後軸部3の超硬合金材を有し、該接合層4は、少なくともNi、Co、W及びCを含有し、該接合層4の中心部における組成は質量%で、30≦Ni≦85%、10≦Co≦60%、1≦W≦15%、残部がC及び不可避不純物であり、該接合層の該中心部においてCo、W及びCが固溶していることを特徴とする回転切削工具である。 (もっと読む)


【課題】潤滑油中で使用され、機械摩耗および化学摩耗の両方に対して耐久性を有する摺動部品を提供することにある。
【解決手段】基材と基材上に形成された硬質皮膜とを備えた摺動部品であって、前記硬質皮膜の最表面層(表層)に窒素と金属元素とを添加した非晶質炭素被膜を設けたことにある。前記表層は、金属の炭化物,窒化物,炭窒化物よりなる結晶体と、非晶質炭素相との複合体よりなる。硬質皮膜の膜厚は0.5〜8μmであり、表層の表面硬度はビッカース硬度で1800以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた耐酸化性を発揮する硬質被覆層を有する炭化タングステン基被覆超硬合金工具を提供する。
【解決手段】Crを含有する超硬合金基材の表面に硬質被覆層第一層として、基材から拡散したCrを含有し、粒状結晶組織を有するチタンの炭化物膜を被覆し、第二層として柱状結晶組織を有するチタンの炭窒化物膜を被覆した表面被覆WC基超硬合金工具において、硬質被覆層被覆前に加熱処理を施し、基材表面のCrとCo成分を調整した後、第一層被覆時の成膜条件を最適化することによって、Cr成分の選択的拡散を促し、同時にCo成分の拡散をおさえることで、飛躍的に耐酸化性が優れた硬質被覆層被覆超硬合金工具を提供する。 (もっと読む)


【課題】金型加工や部品加工の高能率加工において安定した切削を行うと共に、製造コストを含めて容易に工具製造や再研磨を行い、及び切削抵抗を分散させることでびびり振動を抑制し許容回転数を高速に設定できる長寿命の超硬合金製エンドミル及び該エンドミルを用いた切削加工方法を提供する。
【解決手段】第1ギャッシュ角を15゜〜35゜、第2ギャッシュ角を40゜〜60゜に設け、つなぎ部の長さは工具径の5%以上20%未満とし、ある波形状外周刃またはニック付外周刃を基準形状外周刃としたときに、少なくとも一刃の外周刃の位相からのずれ量が、基準形状外周刃のそれぞれの位相から前記波またはニックのピッチの0%を含まない5%以下の幅でずれていることを特徴とする超硬合金製エンドミル及び縦送り切削、横送り切削および傾斜切削から選ばれる少なくとも2種以上の切削を連続して行う切削加工方法である。 (もっと読む)


【課題】板状のFRP材を切削した場合、振動を軽減しながら、被削材の成分である樹脂と繊維をきれいに切削でき、かつ切り屑詰まりも抑えバリ発生を大幅に抑えることができるルーターエンドミルを提供する。
【解決手段】少なくとも4枚以上の刃数からなるねじれた主切れ刃を有するルーターエンドミルにおいて、主切れ刃のねじれ角に対して逆ねじれ角で配列されたニック状切れ刃が少なくとも5刃以上設けられており、前記ニック状切れ刃の溝条数が主切れ刃の刃溝数と異なることを特徴とするルーターエンドミルを用いるのがよい。さらに主切れ刃の刃溝数とニック状切れ刃の溝条数との数値関係は、主切れ刃の刃溝数からニック状切れ刃の溝条数を引いた差を、−2以上2以下の範囲(ただし0を含まない)とするのがよい。 (もっと読む)


61 - 70 / 299