説明

新幹工業株式会社により出願された特許

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【課題】膜厚が厚く、血管組織の代替材料として用いる場合には吻合操作が容易となる組織体の製造方法及び組織体形成用基材を提供することを目的とする。
【解決手段】生体組織材料の存在する環境下に基材をおき、基材の表面に生体由来組織からなる組織体を形成させる組織体の製造方法であって、基材表面に組織体を形成させる過程において、基材の表面に水性媒体を供給することを特徴とし、基材の具体的構成例としては、内部に水性媒体3を収容する収容部4と、収容部4と基材表面とを連通する通液路5とを備え、水性媒体3が通液路5を介して基材表面から放出されるようにする。 (もっと読む)


【課題】生体組織が形成される様子を外部から観察することのできる生体組織形成観察装置を提供する。
【解決手段】弁付き人工血管形成用基材1の基材本体4に生体組織形成観察装置5を収容する。生体組織形成観察装置5に、組織体を撮影する撮影手段と、撮影した画像を外部に送信する送信手段とを備える。基材本体4を透視可能な素材から形成する。皮膚の下などの生体組織材料の存在する環境下に弁付き人工血管形成用基材1を配する。基材本体4の表面に膜状の組織体2が形成される。生体組織形成観察装置5により、組織体2が十分かつ確実に形成されていることを確認する。弁付き人工血管形成用基材1を取り出し、組織体を剥離して弁付き人工血管3とする。 (もっと読む)


【課題】比較的短期間で厚みのある生体由来組織を形成するための基材、これを用いた生体由来組織の生産方法及び生体由来組織を提供する。
【解決手段】生体組織材料の存在する環境下におくことにより、その表面に膜状の組織体2を形成し、組織体2を剥離して生体由来組織3を形成するための基材1であって、外周面が組織体2の形成面となる柱状構造体6と、柱状構造体6の外面から半径外方向に間隔をあけて併設された補助構造体7と、を備えることを特徴とする生体由来組織形成用基材1である。 (もっと読む)


【課題】生体組織から構成される膨大部及び弁を備えた弁付き人工血管を形成することのできる基材、これを用いた弁付き人工血管の生産方法及び弁付き人工血管を提供する。
【解決手段】血管3の上流側管状部4を形成する第1柱状体5と、血管3の下流側管状部6を形成する第2柱状体7と、血管壁が半径外方向に膨出する膨大部8及び弁葉9を形成する複数の膨出体10と、膨出体10を第1柱状体5および/または第2柱状体7に係止する係止手段11とを備え、係止手段11は、第1柱状体5及び第2柱状体7の一方又は両方の軸方向端面に形成され軸方向に凹んだ凹部15a、15bと、膨出体本体17から半径方向内側に張り出し、凹部に係止する係止部18とを備え、膨出体10は、その本体17の外周面が膨大部形成面20となり、膨出体本体17と第1柱状体5及び/又は第2柱状体7との間に設けられた隙間が弁葉形成部22弁付き人工血管形成用基材1である。 (もっと読む)


【課題】ユニットの損傷や落下を防止しつつ、確実に着脱することのできる電子式電力量計用ユニットの着脱装置の提供。
【解決手段】門形の支柱5にガイド板12を設ける。ガイド板12をユニット4に沿わせて位置決めする。支柱5をユニットケース3に固定する。引抜フック8をユニット4の係止部7に係止する。ギヤ機構10で引抜フック8を支柱5の中心軸方向に移動させて引き抜く。ガイド板12により、引抜力の偏心によってユニット4が倒れるのを阻止する。ガイド板12と引抜フック8とが協働して、着脱するユニット4を保持する。 (もっと読む)


【課題】生物本来の構造に近い生体由来組織、その生産方法、及びこれを生産するための装置を提供する。
【解決手段】生体組織材料の存在する環境下で光照射手段4により光照射を所定時間行うことにより、光照射部分およびその周辺に複数種類の細胞が集合した組織体が形成される。この組織体はコラーゲン1に加えてエラスチン2を含み、これらがかさなった部分を含む組織からなるものであり、膜厚が厚く、生物本来の有する組織体に近い構成を有する。また、膜厚が厚くなった分、組織体の中には毛細血管も形成され、血管の元になる細胞が多く存在する。したがって、より生体に近い要素が入った組織体(生体由来組織)を生産することができる。 (もっと読む)


【課題】 絶縁被覆電線から剥ぎ取られた剥離屑を落下させることが無いように、剥離屑の保持機構を備えた電線被覆剥離工具を提供することにある。
【解決手段】 絶縁被覆電線20の絶縁被覆21をらせん状に剥離する電線被覆剥離工具1において、工具本体2の外周部分に円周方向に弾性体からなる把持部材7を設置し、被覆の剥離作業中は、剥ぎ取られたらせん状の剥離屑23が把持部材7に形成されたスリット8を通過するが、被覆の剥ぎ取りが終了し、剥離屑23が電線被覆から分離された後は、剥離屑23が把持部材7に保持されることにより、剥離屑23の落下を防止する。 (もっと読む)


【課題】二重被覆ケーブルの皮むき作業を行う場合でも、当該皮むき作業の作業時間を短縮することができる二重被覆ケーブル皮むき器を提供する。
【解決手段】二重被覆ケーブル皮むき器100であって、回転装置200と取外し可能に接続される接続部115を有する筒体110を備え、筒体110には、第一被覆体21の外径に対応した内径を有する第一挿入孔111と、第二被覆体22の外径に対応した内径を有する第二挿入孔112と、導体23の外径に対応した内径を有する第三挿入孔113とが形成され、さらに、第一挿入孔111に挿入される第一被覆体21の一部を除去するために、少なくとも一部が第一挿入孔111内方に回転軸に対して傾斜して配置される第一刃体121と、第二挿入孔112に挿入される第二被覆体22の一部を除去するために、少なくとも一部が第二挿入孔112内方に回転軸に対して傾斜して配置される第二刃体131とを備える。 (もっと読む)


【課題】 計器に接続された電源側ケーブルと負荷側ケーブルとを短絡させて無停電で計器を交換するために使用されるバイパス装置において、ケーブルクランプ部の電気的な接触をより確実に確保することができる無停電工具を提供する。
【解決手段】 電源側ケーブルや負荷側ケーブルに使用されている絶縁被覆ケーブルをバイパスケーブルと電気的に接続するケーブルクランプをクランプ本体2とクランプネジ4で構成した。クランプネジ4の先端に環状刃部5を形成し、これにより絶縁被覆ケーブル6の絶縁被覆11を押し切ると同時に導電体12とバイパスケーブル1を電気的に接続している。クランプネジ4には、環状刃部孔13と貫通孔14を形成し、クランプの際に発生する絶縁被覆ケーブルの絶縁被覆屑をこれらの孔を通してクランプネジ4のネジ頭部8から順次排出することにより、良好な電気的接続および機械的保持力を実現している。 (もっと読む)


【課題】 生体内に埋入した人工物の表面に形成される組織体を利用する人工臓器において、形成される組織体の自立性、吻合操作性および抗血栓性に優れた人工臓器を提供する。
【解決手段】 棒状構造部材1の表面に外郭部材2を形成し、結合組織形成用基材とする。この基材を生体内に埋入することにより、基材表面に膜状の組織体を形成する。その際、外郭部材2の材料として、生体適合性に優れるが組織体やその構成成分に侵襲されにくい材料を使用することにより、外郭部材2は組織体と癒着し結合組織体の機械的強度が増加されるとともに外郭部材2の内面に組織体やその構成成分が露出しない人工血管が得られる。 (もっと読む)


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