説明

株式会社トクヤマデンタルにより出願された特許

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【課題】 石膏模型上にレジン系補綴物を作製するにあたり、操作性が良く、模型と補綴物の適合性を向上させることができる歯科用石膏模型用離型材キットを提供すること。
【解決手段】 (A)固化体のショアA硬度が70以上である樹脂エマルジョン、好適にはメタ)アクリル系樹脂エマルジョンまたはシリコーン系樹脂エマルジョンからなり、石膏模型の表面に塗布して使用される下地用処理材、および(B)固化体のショアA硬度が20〜60であるゴムエマルジョン、好適には共役ジエン系ゴムエマルジョンからなり、上記(A)下地用処理材の固化層上に層形成して使用される緩衝層用処理材を含んでなる歯科用石膏模型用離型材キット。 (もっと読む)


【課題】酸性基含有重合性単量体とシリカとが配合されてなる水を含まない歯質用接着材において、歯質に対する高い接着強度を持ち、且つ高い保存安定性を有する優れた歯科用接着性組成物を提供する。
【解決手段】(A)酸性基を有する重合性単量体を少なくとも一部として含んでなる重合性単量体成分、及び(B)シリカ系粒子を含有する歯質用接着材であって、
前記シリカ系粒子が、比表面積が50〜500m/gであり、表面にシラノール基を少なくとも3.5個/nm含むシリカ系粒子、好適にはフュームドシリカであり、
且つ水を含まないことを特徴とする歯質用接着材。 (もっと読む)


【課題】 化学重合型歯科用接着性組成物において、重合活性を低減させることなく、接着強度の高さや、確実な硬化性を実現でき、且つ保存安定性や硬化体の色調変化についても優れるものを開発すること。
【解決手段】 (A)酸性基含有重合性単量体を含んでなる重合性単量体
(B)ハイドロパーオキサイド系有機過酸化物
(C)第一級若しくは第二級の、脂肪族アミン化合物若しくは脂環族アミン化合物、またはこれらの塩
(D)カンファーキノン等のα−ジケトン化合物
を含有することを特徴とする化学重合型歯科用接着性組成物。 (もっと読む)


【課題】 酸性基含有重合性単量体、多価金属イオン、水を含む歯科用接着性組成物において、1液状態で長期間保管してもゲル化が生じ難く、その優れた接着強度も良好に維持して発揮できるものを開発すること。
【解決手段】
(A)酸性基含有重合性単量体、好適には、ホスフィニコオキシ基およびホスホノオキシ基含有重合性単量体
(B)多価金属イオン、好適にはチタンイオンおよび
(C)重水を10質量%以上含有する水
を含むことを特徴とする歯科用接着性組成物。 (もっと読む)


【課題】 アルジネート印象材硬化体の離水や乾燥による寸法変化を高度に抑制でき、その長期保存を可能とする保存液を開発すること。
【解決手段】 糖類、特にトレハロースに代表される非還元糖の水溶液からなるアルジネート印象材硬化体用保存液であり、上記糖類は、水100質量部に対して1〜80質量部溶解しているのが好ましく、保存対象とするアルジネート印象材硬化体は、非還元糖を含有するものである場合において、前記寸法変化が抑制される効果が特に顕著に発揮されて好ましい態様になる。 (もっと読む)


【課題】 歯科用材料等に好適に使用される、有機過酸化物とアミン化合物とを組合せた化学重合触媒において、高い重合活性を有し、保存安定性にも優れ、且つ、硬化体の色調変化も小さいものを提供すること。
【解決手段】 (A)ハイドロパーオキサイド系有機過酸化物、
B)窒素原子に、水素原子またはメチル基が結合し、且つ不飽和炭素原子は結合していないアミノ基を少なくとも1つは有するアミン化合物、またはその塩、および
(C)α-ジケトン化合物
を含むことを特徴とする化学重合触媒。 (もっと読む)


【課題】 コンポジットレジンを、酸性基ラジカル含有重合性単量体を含む歯科用接着材の硬化層上に充填して硬化させても、その接触界面まで十分に硬化が進行し、高い接着強度が安定的に得られるようにすること。
【解決手段】 a)酸性基含有ラジカル重合性単量体、
b)光塩基発生剤、および
〔上記b)光塩基発生剤およびc)光ラジカル重合開始剤は、両機能を兼備するb,c)光塩基発生・光ラジカル重合開始剤として含有させても良い〕
c)光ラジカル重合開始剤
を含有してなることを特徴とする歯科コンポジットレジン用接着材。 (もっと読む)


【課題】 界面活性剤および水を配合させた硬化性組成物において、使用前に空気暴露されても界面活性剤が析出し難く、表面未重合量を低減する効果が長期間安定的に維持できるように改善すること。
【解決手段】 (A)ラジカル重合性単量体100質量部、
(B)水0.1〜10質量部、
(C)対イオンがLiイオンであるアニオン性界面活性剤0.001〜5質量部、および通常は、
(D)有効量のラジカル重合開始剤
を含んでなる硬化性組成物。 (もっと読む)


【課題】デュアルキュア型も含め、光重合により硬化する歯科用セメントにおいて、上記光重合した際の半硬化状態の時間を十分に長く、良好な余剰セメント除去性を有し、セメント自体の強度や歯質との接着強度にも優れたものを開発すること。
【解決手段】(イ)重合性単量体、
(ロ)α−ジケトン類化合物、
(ハ)i)4−ジメチルアミノ安息香酸エチル等、ii)N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイジン等、iii)N,N−ジメチル−p−トルイジン等の、夫々特定の一般式で示される3種からなる第3級芳香族アミン組成物、
(ニ)フィラー
を含んでなる歯科用セメント。 (もっと読む)


【課題】 ペーストの操作性や機械的強度が良好で、透明性に優れ、オパール効果も有する歯科用複合修復材料において、ペーストを長期間保存しても該オパール効果が高度に維持されるものを開発すること。
【解決手段】 (A)重合性単量体100質量部、
(B)平均一次粒子径が0.15〜0.50μmの範囲であり、該粒子径分布の標準偏差が1.30以内にある球形のシリカ・チタン族酸化物系複合酸化物粒子〔I−1〕、
(C)平均一次粒子径が0.01〜0.10μmの範囲のシリカ・チタン族酸化物系複合酸化物微粒子〔II−1〕を有機樹脂マトリックス中に50〜75質量%分散させてなる、(A)重合性単量体の硬化体との屈折率差が0.10以下である有機無機複合フィラー、および
(D)有効量の重合開始剤
を含んでなる歯科用複合修復材料。 (もっと読む)


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