説明

株式会社トクヤマデンタルにより出願された特許

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【課題】 歯科インプラント治療において、アバットメントの上に上部構造体を固定する際に、余剰セメントが、アバットメントと歯周縁部との間の微小溝(サルカス)に入り込むのを、簡便な手段で良好に防止すること。
【解決手段】
(A)水溶性高分子、(B)水、(C)無機微粒子、好適には平均粒子径0.001〜0.1μmのシリカを含んだペーストからなる、好適にはコーンプレート型粘度計を用いて測定した粘度η320.1(32℃、せん断速度0.1/sでの60秒後の測定値)が5〜200Pa・sである歯科インプラント用シーリング剤。 (もっと読む)


【課題】 酸素による重合阻害が少ないため、酸素遮断下で重合させることの困難な歯科用として好適に使用できる、表面未重合量が低減され更に安定に保存可能な硬化性材料を提供する。
【解決手段】
(A)ラジカル重合性単量体成分、少なくとも一部としてa)酸不純物を含有するラジカル重合性単量体
(B)水
(C)界面活性剤成分
(D)複数の成分からなる化学重合系ラジカル重合開始剤
(E)第3級脂肪族アミン
を含有することを特徴とする硬化性材料 (もっと読む)


【課題】 無機酸化物の粒子を凝集させずに反応液から分離・回収し、いつでも無機酸化物を単分散状態に戻すことができる形態で保存する方法、並びに無機酸化物を摂氏数百度以上の高温で焼成しても粒子同士が互いに焼結しない方法を提供する。
【解決手段】 無機酸化物の粒子が懸濁した液に非イオン性高分子凝集剤を添加し、好適には、斯様に非イオン性高分子凝集剤を添加した後に、無機酸化物の粒子が懸濁した液に固体状COを添加して、該無機酸化物の粒子を回収することを特徴とする無機酸化物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】1回のみの光照射により前処理材および充填修復材を硬化でき、硬化時に歯牙と充填修復材との間に剥離を抑制できる歯科用充填修復キットを提供すること。
【解決手段】(a)ラジカル重合性単量体、(b)光重合開始剤および(c)フィラーを含んでなり、硬化体の曲げ弾性率が2〜6GPaの範囲にある(A)充填修復材と、(d)酸性基含有ラジカル重合性単量体および(e)水を含む(B)前処理材と、を含んでなり、(A)充填修復材が、(B)前処理材が塗布され、且つ塗布された当該前処理材が未硬化である窩洞に直接充填される歯科用充填修復キットとしている。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、試適作業後の水洗による除去性に優れ、製造も容易な歯科用色調適合確認材料を提供することにある。
【解決手段】
(a)多価アルコール、好適には25℃において液状の多価アルコールと、該液状の多価アルコール100質量部に対して0.01〜10質量部の25℃において固体状の多価アルコールを10〜79質量%、
(b)水を20〜60質量%、および
(c)充填材1〜30質量%
を含有する歯科用色調適合確認材料。 (もっと読む)


【課題】 粉材と液材とを練和した後の初期流動性に優れ、しかも、義歯床粘膜面に対して十分な厚みで層形成でき、さらに、義歯の使用時にあっては、強い咬合圧がかかっても粘膜面との間から押し出され難い、保持力の大きい粘膜調整材を開発すること。
【解決手段】 (1)a)ガラス転移温度が0〜60℃の範囲であり、且つ平均粒子径が10〜100μmの範囲である(メタ)アクリル系非架橋ポリマー粒子〔I〕(以下、「低Tg非架橋ポリマー〔I〕」とも称する)含んでなる粉材と、
(2)質量平均分子量が1000〜10000の範囲にある液状ポリマーを主成分とする液材
とからなり、使用時に両材を練和したペーストとして用いる歯科用粘膜調整材において、
該(1)粉材へ、さらに、
b)ガラス転移温度が80〜120℃の範囲であり、且つ平均粒子径が2〜50μmの範囲である(メタ)アクリル系非架橋ポリマー粒子〔II〕も含有させる。 (もっと読む)


【課題】 明度または色彩の確認用フィルタを用いて、患者の口腔内の欠損した天然歯または隣接した天然歯の明度または色彩と調和した、明度または色彩を有する色見本または歯冠修復材料の確認および選定を、安定して正確かつ迅速に行うことができるとともに、眼の疲れを低減させることができ、かつ作業効率を向上させうる歯科用色調確認装置を提供する。
【解決手段】 欠損した天然歯Tを修復、または天然歯に代えて人口歯をもって修復する際に、天然歯Tの色調と調和する歯冠修復材料の色調を選定するために、天然歯Tの色調における明度または色彩を確認するための歯科用色調確認装置であって、明度または色彩の確認用フィルタ2を、拡大鏡1の前方に位置させて、拡大鏡1に跳上げ式または着脱式で取付ける。 (もっと読む)


【課題】
取り扱いが容易で、硬化体の着色や変色がない、アリールボレート化合物、酸性化合物、過酸化物、及び遷移金属化合物を組み合せた化学重合触媒において、水分を多く含む環境下で使用されても、その高い活性が維持されるものを開発すること。
【解決手段】
テトラフェニルホウ素トリエタノールアミン塩等のアリールボレート化合物、酸性基含有重合性単量体等の酸性化合物、ペルオキソ二硫酸化合物等の無機過酸化物、及びアセチルアセトナート銅等の2価の銅化合物を含む歯科用化学重合触媒。水を含む歯科用硬化性組成物、具体的には水を含有することにより、歯質への浸透性を高めた歯科用直接修復用接着材に特に好適に配合される。 (もっと読む)


【課題】歯科インプラントを構成するアバットメントと上部構造体とを接着する際に、セメント構成成分がサルカスに侵入して硬化するのを抑制する。
【解決手段】アバットメントと上部構造体とを接着するために用いられる第一成分、第二成分から構成され、両成分は混合することで硬化する機能を有し、アバットメントと上部構造体との接着が、第一成分を、アバットメントおよび上部構造体の接合面から選択される少なくとも一方の接合面に付与し、かつ、第二成分を、アバットメントおよび上部構造体の接合面から選択される少なくとも一方の接合面に付与し、これら接合面への第一成分および第二成分の付与を終えた後、アバットメントの接合面と上部構造体の接合面とを接合させることにより、第一成分と第二成分とを混合し、当該混合物を硬化させるプロセスを少なくとも経ることで実施される歯科インプラント用セメント。 (もっと読む)


【課題】 有機無機複合フィラーにおいて、一次粒子の平均粒子径が0.01〜1μmで、粒度の小さい(凝集粒子の平均粒子径3〜18μm)ものにおいて、粒度分布幅が狭いものを提供する。
【解決手段】 平均粒子径が0.01〜1μmである無機粒子が凝集されてなる、平均粒子径が3〜18μmで、粒度の変動係数CVが70%以下である無機凝集粒子の100質量部を、減圧下で、液状の重合性単量体の10〜30質量部に接触させた後に復圧して、該重合性単量体を無機凝集粒子の一次粒子の凝集間隙に浸入させ、次いで、この重合性単量体を重合硬化させる方法により、粒度の変動係数が70%以下である、目的の有機無機複合フィラーを得る。 (もっと読む)


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