説明

株式会社IHIエアロスペースにより出願された特許

291 - 298 / 298


【課題】 燃焼時、推進薬の燃焼面の変形を抑制し、燃焼ガスの噴射特性を一定に維持する端面燃焼ロケットモータを提供する。
【解決手段】 端面燃焼ロケットモータ1は、円筒形のモータケース2内に、円筒形の推進薬4を充填した構成になっており、モータケース2の内側面には、高温の燃焼ガスからモータケース2を保護するための断熱材としてインシュレーション3が内側面全体に接着されている。同様に推進薬4の側面にもその全周にわたってインシュレーション5が接着され、推進薬4側のインシュレーション5とモータケース2側に設けられたインシュレーション3とはお互いに摺動可能に接している。 (もっと読む)


【課題】発熱物体の位置検出の高精度化を実現することができるうえに、装置全体の簡略化及び小型化を図ることができる発熱物体の位置検出装置を提供する。
【解決手段】光送信部2と、発熱物体Aが発する赤外線IR及び発熱物体Aで反射した反射光LRを集光する集光レンズ3と、赤外線IR及び反射光LRを分光する分光手段4と、分光手段4を経た赤外線IRを検出する赤外線センサ5と、分光手段4を経た反射光LRを検出する光受信部6と、赤外線センサ5及び光受信部6からのデータに基づいて発熱物体Aまでの距離を測定する信号処理手段7を備えた位置検出装置とし、赤外線画像で捕捉した発熱物体Aの方位及び距離を検出する。 (もっと読む)


【課題】飛翔体の機体の機軸回りに対する指向性利得はもとより、飛翔体の機体の前後方向の指向性利得をも確保して、ランチャ搭載時の姿勢を含めていかなる飛翔姿勢においてもGPS信号を受信することができる飛翔体搭載用アンテナ装置を提供する。
【解決手段】高速で機軸P回りに回転する飛翔体1に搭載するアンテナ装置10であって、導線を折り返して形成されて長尺平行2本線部12及びこの長尺平行2本線部12と直交する短尺平行2本線部13を有するL字形折り返しアンテナ11と、グランド板14を備え、L字形折り返しアンテナ11の長尺平行2本線部12を飛翔体1の機軸Pに沿わせた状態で短尺平行2本線部13を飛翔体1の機体2の先端面2aに固定して飛翔体1の給電部4に接続すると共に、グランド板14を飛翔体1の機軸Pに沿わせた状態で且つL字形折り返しアンテナ11の短尺平行2本線部13と直交して接触させた状態で固定する。 (もっと読む)


【課題】スピンしながら飛翔する飛翔体において、サイドスラスタを用いた従来の弾道修正装置は、構造が複雑でコストがかかり、制御も複雑であるという問題点があった。
【解決手段】飛翔体Aの側面から抵抗板2を突没動作させる駆動手段3と、飛翔体Aの回転に同期して弾道修正方向に対応する位相で抵抗板2が突出し且つそれ以外の位相で没入するように駆動手段3を制御する制御手段4を備え弾道修正装置1とし、構造を大幅に簡略化して低コスト化を実現するとともに制御も容易なものとした。 (もっと読む)


【課題】GPSを使用できずしかも地図を入手し難い場所であったとしても、高精度で移動体の自己位置を特定することができ、例えば、ビルで火災が発生した場合に、災害地点までの高精度マップを作成可能な移動体の自己位置特定方法を提供する。
【解決手段】自走可能な移動体1の移動開始地点の慣性座標系も位置を決定して、これを中心にした局所慣性座標を定義する。移動体1に搭載したCCDカメラ3の画像から第1の目標L1を選定し、第1の目標L1までの距離をレーザ測距装置4で測定し且つ角度センサ6で第1の目標L1の方向を特定して、第1の目標L1の局所慣性座標を求めた後、第1の目標L1を基準にして移動体1を移動させ、適宜位置で且つ第1の目標を基準にして特定した最後の自己位置でCCDカメラ3の画像から第2の目標L2を選定し、以降、移動体1を移動させる毎に逐次更新した新しい目標を基準にして移動体1の自己位置を求める。 (もっと読む)


【課題】タンクが大型のものであったとしても、歪みなどの変形を伴うことなく複合材継手を成形することが可能であるタンクの複合材継手の成形方法を提供する。
【解決手段】略半球状を成す端部2を有する複合材からなるタンク1に複合材を複数層積層して、このタンク1の外周面4と略面一を成して略半球状端部2を取り囲む継手部5を成形するに際して、タンク1と同じ径の円筒状マンドレル10をタンク1の略半球状端部2に同軸に取り付け、低摩擦素材としてのポリテトラフルオロエチレンから成るシート12を円筒状マンドレル10の外周面11に2枚積層した後、この低摩擦素材シート12で覆われた円筒状マンドレル10の外周面11とタンク1の外周面5とに跨って複合材を複数層積層して加熱硬化させることにより、複合材継手部5を成形する。 (もっと読む)


【課題】金属製の内殻と複合材製の外殻を備えた極低温流体用タンクでは、極低温流体を注入すると、内殻と外殻の線膨張係数の相違により、開口部において内殻と外殻が相反する方向に変形し、双方の接合端部に過大な応力が発生して剥離が生じる恐れがあった。
【解決手段】少なくとも開口部Hの周囲部分が金属製である内殻1と複合材製の外殻2を備え、開口部Hの周囲部分に、内殻1と外殻2を互いに拘束する固定手段としてボルト4を備えた極低温流体用タンクAとし、開口部Hにおいて内殻1と外殻2とが相反する方向に変形しようとしても、双方の接合端部で発生する応力を低減して剥離を防止する。 (もっと読む)


【課題】毒性が低く取り扱いが容易であり取り扱い時に防護服等で身を固める必要性を大幅に低減又は無くすことができ、かつヒドラジンに匹敵する燃焼特性を有する1液推進薬(モノプロペラント)とこれを用いた高温ガス発生方法を提供する。
【解決手段】ヒドロキシルアンモニウムナイトレート(HAN)、ヒドラジウムナイトレート(HN)及び水を含むHAN/HN混合系の酸化剤と燃料成分とからなるHAN/HNベースモノプロペラント1を、所定温度に予熱した触媒10に直接噴霧して高温ガスを発生させる。 (もっと読む)


291 - 298 / 298