説明

住友重機械マリンエンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】過給機により主機に供給される加圧空気圧が主機の出力によって変動し、更に積載状態によって喫水圧が変動しても、これらの変動に応じて加圧空気を昇圧して噴出することができ、エネルギー効率が高く省エネ効果の向上が可能な空気潤滑式船舶の空気供給装置を提供する。
【解決手段】空気潤滑式船舶の主機6に加圧空気を供給する過給機10と、加圧空気の一部を取り出す取出手段と、取出手段で取り出した加圧空気をさらに昇圧する昇圧手段30aと、昇圧手段30aで昇圧された昇圧空気を供給する昇圧経路41aと、昇圧手段30aをバイパスするバイパス経路51と、昇圧経路41aとバイパス経路51を選択する経路選択手段とを備え、経路選択手段で昇圧経路41a及び/又はバイパス経路51を選択して昇圧空気及び/又は加圧空気を供給して船体の周囲に噴出させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】石油系液体貨物を運搬する船舶に対して適用した場合に、簡易な構成で安全性を向上できる水処理システムを提供する。
【解決手段】バラストタンク3と水処理部8との間に、第一水シール部S1及び第二水シール部S2を介し、これにより、第一水シール部S1及び第二水シール部S2に挟まれた水処理部8を含む区間を、カーゴタンクに隣接したバラストタンク3と雰囲気的に遮断し、バラストタンク3から気体が流入することを防止する。また、バラストタンク3に隣接していないアフトピークタンク7を、第一水シール部S1及び第二水シール部S2に挟まれた水処理部8を含む区間に接続する。そして、バラストタンク3及びアフトピークタンク7の水処理を1つの水処理部8によって行う。 (もっと読む)


【課題】船舶に設けられた液体タンク内の残液を効率的に低減することができる吸引装置を提供すること。
【解決手段】吸引装置1は、ポンプPに接続され第1吸引口22を有する本管2と、本管2に連通され第2吸引口31を第1吸引口22よりも低位置に有する枝管3と、を備えている。本管2には、下向きに開口するバケット4が外挿されている。バケット4には、フロート42が取り付けられている。バラストタンクT内の液位が所定レベル以下に低下した際に、バケット4の下端部44と底面Bとを密着させて、第1吸引口22からの吸引を停止すると共に、本管2よりも細い枝管3からバラスト水を吸引する。これにより、流体抵抗を極端に増大させることなく、バラストタンクT内におけるより底側のバラスト水までも好適に吸引することができる。 (もっと読む)


【課題】内部を液体が流れる管において、安定して液体のレベルを検知する。
【解決手段】船舶内のバラスト処理装置DとシーチェストCとの間の主管P1の外側面にガイドパイプ2を設け、このガイドパイプ2に主管P1と連通する連通口21A及び連通口22を設ける。連通口21Aを連通口22よりも細くして、主管P1からガイドパイプ2に向けてバラスト水が流れにくくなるようにする。また、レベルゲージ3Aをガイドパイプ2に設け、フロート31Aを連通口22から連通口21Aに向けて浮上するようにする。加えて、ガイドパイプ2を主管P1よりも細くして、ガイドパイプ2における流速を主管P1における流速より抑制する。 (もっと読む)


【課題】SCRシステムを容易に配置することができる船舶を提供する。
【解決手段】船舶1は、機関室3に配置されたメインエンジン31と、SCR触媒を含む触媒部52を有しメインエンジン31の排気ガスを処理するSCRシステム5と、を備えている。ここで、SCRシステム5の少なくとも触媒部52は、スペースに比較的余裕のある舵機室4に配置されている。よって、SCRシステム5の配置上の制約を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でより効率的な溶接作業の学習が可能な溶接シミュレータを提供する。
【解決手段】溶接シミュレータ1は、3つのターゲット22a,22b,22cを有する溶接トーチ20と、ターゲット11a,11b,11cを有し溶接対象Mを表示するモニタ10と、溶接トーチ20のターゲット22a,22b,22c及びモニタ10のターゲット11a,11b,11cを検知して溶接トーチ20のモニタ10に対する位置及び角度を検出するカメラセンサ30と、モニタ10上の表示を制御する制御部40と、を備えている。ここで、制御部40は、使用者がモニタ10上の溶接対象Mに溶接トーチ20を当てるようにして溶接作業を模擬した場合に、カメラセンサ30により検出された位置及び角度に応じてモニタ上の溶接対象Mに溶接部をリアルタイムで表示させる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で十分に冷却用液体を冷却させることが可能な船舶用タンク構造を提供する。
【解決手段】船舶用タンク構造10は、潤滑油を貯留するシールオイルタンク15をエンジンルーム12内に備えている。シールオイルタンク15は、エンジンルーム12の後方に隣接するシャフトクーリングタンク13内の清水に対し、エンジンルーム12の内壁としての隔壁12aを介して接するように当該隔壁12aに取り付けられている。このシールオイルタンク15の内面は、隔壁12aにより構成されている。これにより、シャフトクーリングタンク13内の清水と潤滑油との間で熱交換させ、当該清水へ潤滑油の熱を移動させることができる。 (もっと読む)


【課題】部外者が暴露階段に侵入することを防止できる船舶の侵入防止構造を提供する。
【解決手段】甲板11上に設けられた複数階からなる居住区2を備える船舶の侵入防止構造100であって、居住区2の複数階それぞれへのアクセスを可能にする暴露階段31を有し、居住区2の外側において外部に露出するように設けられた階段部3の外部に露出している部分の全部又は一部を、外部に対して閉塞するように固定柵及び開閉柵42からなる閉塞部4Aで覆うと共に、階段31aの下部に接続されたワイヤー33をウインチ34で巻き上げ、階段31aを踊り場32aに格納する。 (もっと読む)


【課題】ローリングにより船舶に横傾斜が生じる場合であっても、吹き出される空気量が不均一化することなく、船体摩擦の抵抗低減の効果が低下することを抑制することが可能な船舶の摩擦抵抗低減用気泡吹出装置を提供する。
【解決手段】船舶の周囲に気泡を噴出し摩擦抵抗を低減する摩擦抵抗低減用気泡吹出装置30であって、船舶の船底11に複数設けた吹出口32と、送気手段13から送気される気体を受けて前記吹出口32に供給するチャンバー34とを備え、チャンバー34と吹出口32の間の隔壁36に吹出口32への気体供給孔35を複数配置するとともに、複数の吹出口32のうち、端部の吹出口32への気体供給孔35を船底11の長手方向に配置している。 (もっと読む)


【課題】製造を容易に行うことができるラダーバルブ付き舵、船舶、及びラダーバルブ、並びにラダーバルブ付き舵の製造方法を提供する。
【解決手段】ラダーバルブ付き舵3は、少なくとも軸方向の一端部が閉じられた筒状のラダーバルブ5と、推進方向を制御する舵4と、を備えている。そして、舵4における推進用プロペラ2と対向する位置には、ラダーバルブ5の外形に応じた形状の開口部41が設けられており、ラダーバルブ5は、その一端部が推進用プロペラ2と対向するようにして開口部41に接合されている。従って、舵4に応じてラダーバルブ5を成形する必要がなくなり、ラダーバルブ5の形状を簡易化することができる。 (もっと読む)


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