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Fターム[3D035CA35]の内容

Fターム[3D035CA35]に分類される特許

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【課題】 1サイクルが1回の気筒休止期間および2回の燃焼期間の組み合わせよりなる気筒休止運転を行うエンジンの振動状態を的確に推定できるようにする。
【解決手段】 1サイクルが1回の気筒休止期間および2回の燃焼期間の組み合わせよりなる気筒休止運転を行うエンジンの1サイクルの振動状態を読み込むときに、その開始時を前記気筒休止期間の開始時(第2パターン)に設定するので、前記1サイクルにおける振動状態のピーク値p2およびボトム値b2を確実に把握し、エンジンの振動状態を精度良く推定して能動型防振支持装置の防振性能を高めることができる。仮に第1パターンを採用すると、二つのピーク値p1,p1を的確に識別できず、また第3パターンを採用すると、二つのボトム値b1,b1を的確に識別できない。 (もっと読む)


【課題】 磁石の損傷を抑制しつつ電磁力を確保することができる防振装置、その防振装置を備える防振装置ユニット及びその防振装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】 エンジンマウント12には、コイル125の流れる電流の向きを変更することで、固定子122の軸心方向Eに可動子124を往復動作させることができるアクチュエータ101が取り付けられている。よって、エンジンマウント12に入力される振動をアクチュエータ101により減衰させることができる。また、このアクチュエータ101は、円筒状の永久磁石128を備えて構成されているので、電磁力を確保するために永久磁石128の外径を大きくする必要がない。従って、永久磁石128が損傷することなく、減衰力の増大を図ることができる。
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【課題】 エンジンマウントの各部に伝わる振動を吸収して、エンジンマウントの防振効果を向上することができるダイナミックダンパ、そのダイナミックダンパを備えるダイナミックダンパユニット及びそのダイナミックダンパの製造方法を提供すること。
【解決手段】 エンジンマウント50のスタビライザー金具58には、アクティブダイナミックダンパ(ACD)101が取り付けられている。ACD101は、コイルに流れる電流の向きを変更することで、固定子の軸心方向に可動子を往復動作させることができる。よって、スタビライザー金具58の振動に応じて可動子を動作させることができるので、スタビライザー金具58が共振することを抑制でき、エンジンマウント50の防振効果が著しく低下することを低減できる。
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【課題】 簡易かつ安価な構成で、ピッチング振動を効果的に抑制するパワートレインのマウント装置を提供する。
【解決手段】 マウント装置は、支持部10mと、支持部10mから離れて位置する支持部10nとを有し、支持部10mおよび10n間にある位置を中心に、支持部10mおよび10nが互いに反対方向に変位する振動が生じるリヤディファレンシャルと、リヤディファレンシャルの振動によって変形する弾性ゴム25および35を有し、車両本体と、支持部10mおよび10nとの間にそれぞれ配置されるマウント21および31とを備える。マウント21および31には、弾性ゴム25および35の変形に伴って体積が変化し、液体が封入された液室22および32がそれぞれ形成されている。マウント装置は、さらに、液室22と液室32との間を連通させる配管41を備える。 (もっと読む)


【課題】 多気筒エンジンの能動型防振支持装置の防振機能を高める。
【解決手段】 第1工程で各々の気筒が作動する毎にエンジンの振動状態を推定し、第2工程で前記第1工程で推定したエンジンの振動状態から能動型防振支持装置の制御量を算出し、第3工程で前記第1工程で作動した気筒と同じ気筒が次回に作動したときに前記第2工程で算出した制御量を用いて能動型防振支持装置の作動を制御するので、所定の気筒が作動したときに推定したエンジンの振動状態に基づいて前記所定の気筒と異なる気筒が作動したときに能動型防振支持装置の作動が不適切に制御されることがなくなり、能動型防振支持装置の防振機能を有効に発揮させることができる。特に、エンジンの回転数の変化率が所定値以下のときに、即ち所定の気筒が前回作動したときの振動状態と今回作動したときの振動状態との差が小さいときに前記制御を行うので、能動型防振支持装置の防振機能を一層効果的に発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】 エンジンのトルク変化に伴うエンジン懸架系および車輪懸架系から車体に伝達される振動を低減し得る車両の懸架装置を提供する。
【解決手段】 車両の懸架装置は、エンジン10を車体50に取り付けるエンジン懸架系20と、車輪60を車体50に取り付ける車輪懸架系30を備える。エンジン懸架系20は液体封入式のエンジンマウント21,22を備える。エンジンマウント21,22は作動油の封入された油室Ro(上油室R1と下油室R2)を有する。車輪懸架系30は、サスペンションアーム31および液体封入式のサスペンションブッシュ33を備える。サスペンションブッシュ33は作動油の封入された油室R3,R4を有する。エンジンマウント22の上油室R1とサスペンションブッシュ33の油室R3は、通路Lを介して接続される。 (もっと読む)


【課題】 軸方向の防振性能の低下を伴うことなく、且つ部品点数の増加等に起因する製造性の低下も伴うことなく、軸直角方向の入力振動に対する防振性能が向上された、更なる改良が施された、新規な構造の吊下型流体封入式防振マウントを提供することにある。
【解決手段】 仕切部材42に固着されて受圧室88に突出し、本体ゴム弾性体16と第二の取付部材14との軸直角方向対向面間の領域96に入り込んで位置せしめられて該対向面間の領域98を狭窄する弾性狭窄突部76を、それぞれ周方向で半周に満たない長さで一対形成して、かかる一対の弾性狭窄突部76,76を軸直角方向で略対向位置せしめると共に、弾性狭窄突部76の内周面78に凹部98を少なくとも一つ設けた。 (もっと読む)


【課題】 能動型防振支持装置の可動部材の限界下降位置を規制するストッパの構造を簡素化して組付性を高める。
【課題を解決するための手段】
第1、第2弾性体19,27が少なくとも壁面の一部を構成する第1、第2液室30,31の容積をアクチュエータ41により振動する可動部材28で変化させて振動の伝達を抑制する能動型防振支持装置において、アクチュエータ41のヨーク44とアクチュエータ支持部材としての第2弾性体支持リング15との間に、可動部材28の下面に当接して該可動部材28の限界下降位置を規制するストッパ59を挟持したので、ストッパ59の構造を簡素化して組付性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 能動型防振支持装置の組立作業の効率化、メンテナンスの効率化、およびコストダウンを図る。
【解決手段】 少なくとも第1弾性体19および第1液室30を含むように一体的に組み立てた第1サブアセンブリM1に、少なくともアクチュエータ41および可動部材28を含むように一体的に組み立てた第2サブアセンブリM2を組み付けて能動型防振支持装置Mを完成する。サブアセンブリを用いずに全ての部品を組み立てる場合に比べて組立作業の効率化を図ることができ、第2サブアセンブリM2単体の段階でアクチュエータ41の調整を行うことで、その調整作業を容易化するとともに調整精度を高めることができ、また故障が発生したような場合にサブアセンブリM1,M2単位で交換を行うことで速やかな機能の回復を図ることができ、しかも能動型防振支持装置M全体を交換する場合に比べてコストの削減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】多様なエンジン仕様のプラットフォーム車両用に適用され、優れたマウンティング特性を有するパワートレーンマウンティングシステムを提供する。
【解決手段】エンジンと変速機を横方向に搭載するパワートレーンマウンティングシステムであって、車体のサイドメンバーとエンジンとの間に取り付けられたエンジンマウントと、車体のサイドメンバーと変速機の上端間に設けられる変速機マウントと、サブフレームとパワートレーン間に設けられた前/後方側マウントとからなり、前/後方側マウントのパワートレーン荷重を支持する量を、エンジンマウントの支持する量より大きくし、変速機マウントは、パワートレーンの荷重を分担しないように、前/後方側マウントとエンジンマウントおよび変速機マウントのサブフレームおよびサイドメンバーに対する相対装着高さおよびスプリング定数が設定されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の始動時におけるハイブリッド車両の振動を低減する技術を提供する。
【解決手段】可変防振支承装置を備えた内燃機関と、モータと、を有し、内燃機関とモータの少なくともいずれか1つを駆動源として駆動輪を駆動するハイブリッド車両の内燃機関始動時制御方法において、内燃機関の始動開始から当該内燃機関が発生する動力を駆動輪に伝達開始する前までは、駆動輪に伝達開始した後よりも前記可変防振支承装置の減衰を大きくする。内燃機関の始動開始から当該内燃機関の回転数が所定回転数を超えるまでは、所定回転数を超える前よりも可変防振支承装置の減衰を大きくしてもよい。 (もっと読む)


【課題】 車両用液封エンジンマウントの軸方向に対して直交する方向から作用する、衝突エネルギーの吸収性能を、より高める。
【解決手段】 液封エンジンマウント10は、エンジンEGに取付ける第1取付部材11と、車体BDに取付ける第2取付部材12と、第1・第2取付部材間を連結した弾性部材13と、弾性部材から隔てて第2取付部材に固定したダイヤフラム14と、弾性部材及びダイヤフラムで区画した液室15と、液室を主液室16及び副液室17に仕切るように第2取付部材に固定した仕切部材18とからなる。仕切部材は、主液室と副液室との間を連通するオリフィス81,82を有する。第2取付部材や仕切部材は、車両用液封エンジンマウントの軸方向に対して直交する方向から、荷重Enが作用したときに変形又は破壊する脆弱部45,62を有する。 (もっと読む)


【課題】 比較的小振幅の振動入力時の低動ばね特性と比較的大振幅の振動入力時の高減衰特性とを確保しつつ、異音の発生を抑制することができる液封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】 比較的大振幅の振動入力時には、第1挟持部材17の変位規制リブ17bにより弾性仕切り膜15の変位を規制して、高減衰特性を得ることができる。この変位規制リブ17bは放射直線状に4本が延設されるのみであるから、開口部17aの開口面積を十分に広くして、低動ばね特性をより確実に得ることができる。そして、弾性仕切り膜15の各変位規制突起51が各変位規制リブ17bに対応する位置にそれぞれ配置されているので、異音の発生を確実に抑制することができる。
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【課題】 内燃機関にて発生する振動を抑制する際に、所望の高周波成分の振動の低減を図る。
【解決手段】 空気室25内の気圧を変動させることにより制振力を発生するようにした振動制御型支持機構3において、切換弁28a、28bの双方により空気室25へ負圧及び大気圧を導入可能に構成し、一つの切換弁で空気室25内の気圧を変動させるように構成した場合のこの切換弁を駆動するための主駆動信号においてその周期をT、抑制対象の高調波成分の次数をNとしたとき、主駆動信号に対し、切換弁駆動信号の一方の位相をT/(4×N)だけ進め、他方を同量だけ遅らせる。この切換弁駆動信号により駆動される各切換弁の開閉動作により生じる圧力変動のN次高調波信号は逆位相となるから、結果的にN次高調波信号が相殺されることになる。 (もっと読む)


【課題】
安価で、制振効果の高い振動減衰装置を提供する。
【解決手段】
振動を減衰するための振動減衰装置を、は磁気的に透過性を有するの電機子(5)とコイルに運ばれる電流により生成される磁界の影響下で移動軸(Z)に沿って滑動する磁気的に透過性を有するヨーク(4)に連結されたコイル(1)とを備えたアクチュエータ(2)を備えている。電機子に対するコイルの移動はコイルに生成され、電機子とヨークに濃縮され、また電機子とヨークの間に位置付けられる空隙(e)を通じて基本的に方向付けられる磁界線に相当する力により生成されるように構成した。 (もっと読む)


【課題】 比較的小振幅の振動入力時の低動ばね特性と、比較的大振幅入力時の高減衰特性とを確保しつつ、異音の発生を十分に低減することができる液封入式防振装置及び液封入式防振装置ユニットを提供すること。
【解決手段】 第1取付け金具1を車体フレームBF側に連結される車体フレーム側連結手段として構成すると共に、第2取付け金具2をエンジンEG(振動発生体)側に連結される振動発生体側連結手段として構成し、仕切り手段7から車体フレームBFまでの振動伝達経路の一部を防振基体3によって構成する。これにより、仕切り手段7において、弾性仕切り膜8が上側又は下側挟持部材9,10に衝突して、それら上側又は下側挟持部材9,10が振動したとしても、その振動が車体フレームBFへ伝達されることを、振動伝達経路の一部を構成する防振基体3の振動絶縁効果により、確実に抑制して、異音の発生を大幅に低減することができる。
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【課題】 自動車のエンジンマウントAなどに好適な液体封入式の防振マウント装置において、変速時の振動やシェーク、アイドル振動などの比較的低周波の振動を従来までと同様に吸収、減衰できるようにしながら、同時に、こもり音などの原因になる高周波の振動を狙い通りに且つ安定して吸収できるようにする。
【解決手段】 エンジンマウントAの液室Fを受圧室f1と平衡室f2とに仕切る仕切り部材を仕切板4及びオリフィス盤5からなる二重構造のものとして、その中間にも液室f3を形成し、この中間液室f3と平衡室f2との間のオリフィス盤5の中心孔54を、外周側のオリフィス通路52よりも周波数が高く振幅の小さなアイドル振動にチューニングする一方、中間液室f3と受圧室f1との間の仕切板4の貫通孔42,42,…は、高周波振動にチューニングする。 (もっと読む)


【課題】 自動車のエンジンマウントAなどに好適な液体封入式の防振マウント装置において、変速時の振動やシェーク、アイドル振動などの比較的低周波の振動を従来までと同様に吸収、減衰できるようにしながら、同時に、こもり音などの原因になる高周波の振動を従来よりも高い周波数域まで効果的に吸収できるようにする。
【解決手段】 エンジンマウントAの液室Fを受圧室f1と平衡室f2とに仕切る仕切板4に貫通孔41を形成し、これを平衡室f2側から覆うメンブラン9を該平衡室f2側に膨出するように配設する。そのメンブラン9の膨出部92に対向するようにダイヤフラム6の中央部に突出部61を一体成形し、その先端に、膨出部92に対応する形状の凹部62を開口形成する。この凹部62により膨出部92を包み込んでその弾性変形を規制する状態と、凹部62を膨出部92から離して弾性変形を規制しない状態とに切替える。 (もっと読む)


【課題】 能動型防振支持装置の弾性体が経年変化等により劣化したのを的確に判定できるようにする。
【解決手段】 能動型防振支持装置Mは、アクチュエータ41のコイル46に通電して可動コア54を駆動し、第2液室31の一部を区画する第2弾性体27を往復動させることで、エンジンの振動が車体フレームに伝達されるのを抑制する。第2弾性体27が劣化して可動コア54のエアギャップgが増減すると、コイル46のインダクタンスが変化して実電流が変化し、実電流および目標電流が一致しなくなることに着目し、実電流および目標電流の偏差が閾値を超えた場合に第2弾性体27が劣化したと判定する。そして第2弾性体27の劣化が判定されると、前記偏差に応じて目標電流を補正することで、能動型防振支持装置Mの制振機能を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 エンジンのクランクシャフトを挟んで配置された第1、第2能動型防振支持装置の目標電流の演算負荷を最小限に抑えながら有効な制振機能を発揮させる。
【解決手段】 エンジンEのクランクシャフト62を挟む二つの位置をそれぞれ車体フレームFに支持する第1、第2能動型防振支持装置M1,M2のうち、第1能動型防振支持装置M1の第1目標電流をエンジンEの振動状態から算出し、その第1目標電流を用いて第2能動型防振支持装置M2の第2目標電流を算出するので、第1、第2目標電流を共にエンジンEの振動状態から算出する場合に比べて電子制御ユニットUの演算負荷を軽減することができる。しかもエンジンEのクランクシャフト62を挟む二つの位置に配置された第1、第2能動型防振支持装置M1,M2の第1、第2目標電流には相関関係があるため、第1目標電流から算出した第2目標電流の精度を確保することができる。 (もっと読む)


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