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Fターム[3D035CA43]の内容

Fターム[3D035CA43]に分類される特許

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【課題】 サブフレーム等の別部材で構成された振動系の共振現象に起因する制振対象部材の振動状態の悪化を、複雑な制御型防振マウント等を必要とすることなく、簡易な構造で且つ効果的に低減することの出来る、新規な構造の防振支持構造体を提供すること。
【解決手段】 制振対象部材12に対して別部材14を防振支持せしめる一方、別部材14とは別体の付加質量体26を設けて、別部材14に対して作用せしめられる付加質量体26の質量を選択連結手段30によって切換可能とした。 (もっと読む)


【課題】 休止する気筒数が異なる複数の運転状態を切り換え可能なエンジンにおいて、運転状態の切換時の振動状態を改善する。
【解決手段】 V型6気筒エンジンのL3休筒運転→V4休筒運転の切り換えを判断すると、通常は切換前のL3休筒運転の振動パターンに対応する能動型防振支持装置のアクチュエータの制御を、該振動パターンの1周期分(周期A参照)延長して継続するが、このL3休筒運転→V4休筒運転の切換時には切換前のL3休筒運転の振動パターンが通常よりも1周期余分(周期B参照)に継続するため、切換前のL3休筒運転の振動パターンに対応するアクチュエータの制御を該振動パターンの2周期分(周期Bおよび周期A)継続することにより、L3休筒運転→V4休筒運転の切換時の振動状態を一層効果的に低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 1サイクルが1回の気筒休止期間および2回の燃焼期間の組み合わせよりなる気筒休止運転を行うエンジンの振動状態を的確に推定できるようにする。
【解決手段】 1サイクルが1回の気筒休止期間および2回の燃焼期間の組み合わせよりなる気筒休止運転を行うエンジンの1サイクルの振動状態を読み込むときに、その開始時を前記気筒休止期間の開始時(第2パターン)に設定するので、前記1サイクルにおける振動状態のピーク値p2およびボトム値b2を確実に把握し、エンジンの振動状態を精度良く推定して能動型防振支持装置の防振性能を高めることができる。仮に第1パターンを採用すると、二つのピーク値p1,p1を的確に識別できず、また第3パターンを採用すると、二つのボトム値b1,b1を的確に識別できない。 (もっと読む)


【課題】 能動型防振支持装置の可動部材の限界下降位置を規制するストッパの構造を簡素化して組付性を高める。
【課題を解決するための手段】
第1、第2弾性体19,27が少なくとも壁面の一部を構成する第1、第2液室30,31の容積をアクチュエータ41により振動する可動部材28で変化させて振動の伝達を抑制する能動型防振支持装置において、アクチュエータ41のヨーク44とアクチュエータ支持部材としての第2弾性体支持リング15との間に、可動部材28の下面に当接して該可動部材28の限界下降位置を規制するストッパ59を挟持したので、ストッパ59の構造を簡素化して組付性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 能動型防振支持装置の組立作業の効率化、メンテナンスの効率化、およびコストダウンを図る。
【解決手段】 少なくとも第1弾性体19および第1液室30を含むように一体的に組み立てた第1サブアセンブリM1に、少なくともアクチュエータ41および可動部材28を含むように一体的に組み立てた第2サブアセンブリM2を組み付けて能動型防振支持装置Mを完成する。サブアセンブリを用いずに全ての部品を組み立てる場合に比べて組立作業の効率化を図ることができ、第2サブアセンブリM2単体の段階でアクチュエータ41の調整を行うことで、その調整作業を容易化するとともに調整精度を高めることができ、また故障が発生したような場合にサブアセンブリM1,M2単位で交換を行うことで速やかな機能の回復を図ることができ、しかも能動型防振支持装置M全体を交換する場合に比べてコストの削減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】変位発生源で大きな単純変位が発生した際に、自身の振動伝達効率を小さく維持しつつ、変位発生源での単純変位を抑制し得る支持装置を提供する。
【解決手段】この支持装置1は、変位発生源100と他の構造体200との間に介装される支持部材10を備えている。そして、その支持部材10のもつばね定数を維持しつつ、当該支持部材10の支持反力を増減させて、変位発生源100の変位を抑制するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】多様なエンジン仕様のプラットフォーム車両用に適用され、優れたマウンティング特性を有するパワートレーンマウンティングシステムを提供する。
【解決手段】エンジンと変速機を横方向に搭載するパワートレーンマウンティングシステムであって、車体のサイドメンバーとエンジンとの間に取り付けられたエンジンマウントと、車体のサイドメンバーと変速機の上端間に設けられる変速機マウントと、サブフレームとパワートレーン間に設けられた前/後方側マウントとからなり、前/後方側マウントのパワートレーン荷重を支持する量を、エンジンマウントの支持する量より大きくし、変速機マウントは、パワートレーンの荷重を分担しないように、前/後方側マウントとエンジンマウントおよび変速機マウントのサブフレームおよびサイドメンバーに対する相対装着高さおよびスプリング定数が設定されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エンジンの起振力による振動を吸収及び遮断して車体への伝達を抑制防止する。
【解決手段】エンジン4とサブフレーム1との間に介装した能動型防振支持器8F、8Rに弾性力及び減衰力を付与する防振ゴム22を設け、当該防振ゴム22の弾性係数及び減衰係数によってエンジンの振動形態、即ち燃焼起振力及び慣性加振力による振動が良好に吸収及び遮断されるように当該防振ゴム22の基準温度TF0、TR0を設定し、防振ゴム22の温度を温度センサ12でモニタしながら、当該基準温度TF0、TR0が達成されるように熱電素子からなる温度調整部11への制御信号を創成出力する。 (もっと読む)


【課題】 車両用液封エンジンマウントの軸方向に対して直交する方向から作用する、衝突エネルギーの吸収性能を、より高める。
【解決手段】 液封エンジンマウント10は、エンジンEGに取付ける第1取付部材11と、車体BDに取付ける第2取付部材12と、第1・第2取付部材間を連結した弾性部材13と、弾性部材から隔てて第2取付部材に固定したダイヤフラム14と、弾性部材及びダイヤフラムで区画した液室15と、液室を主液室16及び副液室17に仕切るように第2取付部材に固定した仕切部材18とからなる。仕切部材は、主液室と副液室との間を連通するオリフィス81,82を有する。第2取付部材や仕切部材は、車両用液封エンジンマウントの軸方向に対して直交する方向から、荷重Enが作用したときに変形又は破壊する脆弱部45,62を有する。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関にて発生する振動を抑制する際に、所望の高周波成分の振動の低減を図る。
【解決手段】 空気室25内の気圧を変動させることにより制振力を発生するようにした振動制御型支持機構3において、切換弁28a、28bの双方により空気室25へ負圧及び大気圧を導入可能に構成し、一つの切換弁で空気室25内の気圧を変動させるように構成した場合のこの切換弁を駆動するための主駆動信号においてその周期をT、抑制対象の高調波成分の次数をNとしたとき、主駆動信号に対し、切換弁駆動信号の一方の位相をT/(4×N)だけ進め、他方を同量だけ遅らせる。この切換弁駆動信号により駆動される各切換弁の開閉動作により生じる圧力変動のN次高調波信号は逆位相となるから、結果的にN次高調波信号が相殺されることになる。 (もっと読む)


【課題】 振動体の主次数振動に基づいて、該主次数振動だけでなく高次数振動までを制振できる能動型防振支持装置を提供する。
【解決手段】 能動型防振支持装置を制御する電子制御ユニットが、エンジンのクランクシャフトの回転変動からその主次数振動(一次振動)の振動状態を推定するとともに、この主次数振動の振動状態と相関関係にある高次数振動(二次振動および三次振動)の振動状態を予め設定されたマップから検索し、それら主次数振動の振動状態と高次数振動の振動状態とに基づいて算出した目標電流で能動型防振支持装置のアクチュエータを駆動するので、エンジンのクランクシャフトの回転変動から高次数振動の振動状態を推定する必要をなくして電子制御ユニットの演算負荷を低減しながら、高次数振動の振動までを有効に制振して能動型防振支持装置の制振効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 能動型防振支持装置の弾性体が経年変化等により劣化したのを的確に判定できるようにする。
【解決手段】 能動型防振支持装置Mは、アクチュエータ41のコイル46に通電して可動コア54を駆動し、第2液室31の一部を区画する第2弾性体27を往復動させることで、エンジンの振動が車体フレームに伝達されるのを抑制する。第2弾性体27が劣化して可動コア54のエアギャップgが増減すると、コイル46のインダクタンスが変化して実電流が変化し、実電流および目標電流が一致しなくなることに着目し、実電流および目標電流の偏差が閾値を超えた場合に第2弾性体27が劣化したと判定する。そして第2弾性体27の劣化が判定されると、前記偏差に応じて目標電流を補正することで、能動型防振支持装置Mの制振機能を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 エンジンのクランクシャフトを挟んで配置された第1、第2能動型防振支持装置の目標電流の演算負荷を最小限に抑えながら有効な制振機能を発揮させる。
【解決手段】 エンジンEのクランクシャフト62を挟む二つの位置をそれぞれ車体フレームFに支持する第1、第2能動型防振支持装置M1,M2のうち、第1能動型防振支持装置M1の第1目標電流をエンジンEの振動状態から算出し、その第1目標電流を用いて第2能動型防振支持装置M2の第2目標電流を算出するので、第1、第2目標電流を共にエンジンEの振動状態から算出する場合に比べて電子制御ユニットUの演算負荷を軽減することができる。しかもエンジンEのクランクシャフト62を挟む二つの位置に配置された第1、第2能動型防振支持装置M1,M2の第1、第2目標電流には相関関係があるため、第1目標電流から算出した第2目標電流の精度を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 能動型防振支持装置のアクチュエータの目標電流を検索するマップの数を減らしながら、目標電流の波形を精度良く算出できるようにする。
【解決手段】 能動型防振支持装置のアクチュエータのコイルに供給する電流の波形(電流値および周波数)を制御する電子制御ユニットは、電流値および周波数がそれぞれ異なる複数のマップMnn…からアクチュエータの目標電流の波形を検索する。目標電流の電流値あるいは周波数が前記複数のマップMnn…の何れとも異なる場合には、その電流値あるいは周波数を挟む電流値を有する二つのマップから補完して目標電流の波形を算出するので、電子制御ユニットが記憶するマップMnn…の数を最小限に抑えて必要な記憶容量を節減しながら、目標電流の波形を精度良く算出することができる。 (もっと読む)


【課題】内燃機関が如何なる運転状態にあるときでも、容易に振動伝達特性を変更することができる防振支持装置を提供する。
【解決手段】内燃機関2の吸気通路9におけるエアクリーナケース11とスロットルバルブ13との間の第1の圧力源と、吸気通路9におけるスロットルバルブ13と吸気ポート14との間の第2の圧力源とから、夫々防振支持本体20の空気室21に連通可能な第1配管90と第2配管91とを有し、第1配管90と第2配管91との圧力差が一定となるように調整し、内燃機関2の運転状態に応じて切換弁16を駆動制御することにより、空気室21に対して第1配管90の気圧(大気圧)又は第2配管91の気圧(負圧)を導入する。 (もっと読む)


【課題】加振力を発生させる加振器17への通電状態がオフ状態となることを抑制することにより、異音の発生を抑制することができる能動型防振装置を提供する。
【解決手段】加振器17を駆動する回路を非対称型ハーフブリッジ回路162とする。そして、周期性制御信号が負の場合に、非対称型ハーフブリッジ回路162のハイサイドスイッチQ1及びローサイドスイッチQ2を共にオフ駆動させるのではなく、ハイサイドスイッチQ1のみオフ駆動させ、ローサイドスイッチQ2はPWM駆動させる。これにより、加振器17へ流れる電流が急激に低下しないので、加振器17の通電状態をオフ状態になることを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 サブフレームの共振モードが励起されないように制御したり、サブフレームから車体に入力される振動が最小となるように制御して、乗員が不快に感じる振動騒音レベルを低減することができるサブフレームの防振制御装置を提供する
【解決手段】 フレーム上部に複数の防振支持手段を介して内燃機関10を搭載しているとともに、車体にマウント部材を介して弾性支持されてなるサブフレーム2の防振制御装置である。複数の防振支持手段のうち少なくとも1つが、振動を抑制することが可能な任意の制御力を発生することが可能な能動型防振支持手段16Aである。そして、サブフレーム2の振動モード及び内燃機関10の運動状態に応じて能動型防振支持手段16Aの制御力の大きさ及び位相を演算する制御力演算手段60bと、制御力演算手段60bが演算した結果に基づいて能動型防振支持手段16Aの制御力を調整する制御力調整手段60aとを備えている。 (もっと読む)


【課題】高調波を発生することなく、理想的に制振効果を得ることができる防振支持装置を提供する。
【解決手段】内燃機関2の吸気通路9におけるエアクリーナケース11とスロットルバルブ13との間の第1の圧力源と、吸気通路9におけるスロットルバルブ13と吸気ポート14との間の第2の圧力源とから、夫々防振支持本体20の空気室21に連通する気圧導入路を有し、内燃機関2の運転状態に応じて、気圧導入路の空気流量を流量調整装置30によって連続的に調整することにより、空気室21に対して連続的に変動する気圧を導入する。 (もっと読む)


【課題】 能動型防振支持装置の可動部材の位置ずれを補償して有効な防振機能を発揮させる。
【解決手段】 振動体であるエンジンの振動状態に応じた電流を能動型防振支持装置Mのアクチュエータ41に供給し、アクチュエータ41により往復動する可動部材28で液室30,31の容積を変化させて防振機能を発揮させる際に、リフト量センサSbで検出した可動部材28の基準位置の位置ずれ(つまり固定コア42および可動コア54間のエアギャップgの基準値からの変動)を補償するようにアクチュエータ41に供給する電流のデューティ値を制御するので、可動部材28を精度良く駆動して能動型防振支持装置Mに有効な防振機能を発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】 アクチュエータ15の振動板154の過大変位や永久磁石152への吸着を防止して、優れた性能を発揮し得るアクティブマウントを提供する。
【解決手段】 アクチュエータ15における振動板154の永久磁石152との対向面に、非磁性体からなるストッパ18が設けられている。このストッパ18は、振動入力に伴い第一液室Aの液圧が上昇した時の振動板154の上方変位を制限し、この振動板154と永久磁石152との間に作用する磁力が、板ばね155と弾性体156による復帰力よりも大きくならないようにするものである。また、前記振動板154の下面外周部には、エラストマあるいは合成樹脂等からなる第二のストッパ19が、ケース11の環状ケース部材112の内周段差面112aと対向して設けられている。この第二のストッパ19は、振動入力に伴い第一液室Aの液圧が負圧状態になった時の前記振動板154の下方変位を制限するものである。 (もっと読む)


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