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Fターム[4F401CA65]の内容

プラスチック廃棄物の分離、回収、処理 (20,047) | 高分子の処理操作 (5,351) | 分子鎖切断 (1,057) | 特定の結合切断 (313) | 脱ハロゲン (61) | ハロゲン固定剤,中和剤使用 (22)

Fターム[4F401CA65]に分類される特許

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【課題】廃プラスチック接触分解油化装置及び廃プラスチックの接触分解油化方法を提供する。
【解決手段】廃プラスチックの接触分解油化装置において、原料投入塔5の原料投入口から反応釜1までの原料の流路の途中の所定の位置に反応釜1からの熱が原料投入塔5に伝熱するのを遮断するための断熱板を備えた開閉自在の断熱ゲート7と、該油化装置の運転中に、一定量の触媒及び反応残渣を排出するための触媒排出装置と、排出した量の触媒と同程度の量の触媒を補充するための充填用触媒タンクとを具備している。
【効果】原料投入口より投入された原料の廃プラスチックが、反応釜1への投入の途中で溶解したり、原料の流通路の内壁面に付着することを防止し、装置を停止することなく連続して高効率に廃プラスチックの接触分解油化を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】 塩化ビニル等の混在している廃プラスチックを油化させ、油と残渣物を燃料化して完全自己完結させる熱分解に於いて、発生する塩化水素の無害化は可能か。
【解決手段】 熱分解によって発生する高温ガスに同伴する蒸気と塩化水素ガスとプラスチックより出るガスとをそれぞれ操作させて分離させ、凝縮により発生する有機塩素を無害化させる方法は塩化水素が保有する酸化攻撃力をダライ粉などで作られた無害化材で減亡させて無害化させる。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属を回収しながら、アルカリ金属含有廃棄物を処理する。
【解決手段】アルカリ金属を含有する第1の廃棄物W1を、塩素を含有する第2の廃棄物W2と共に焼成炉2で焼成し、焼成炉において第1の廃棄物に含まれるアルカリ金属を揮発させ、焼成炉の排ガスG1の一部又は全部を冷却して焼成炉で揮発した成分を固体化し、固体化した揮発成分を含むダストDを回収し、ダストを水洗しながら固液分離し、固液分離により生成したろ液Fをゼオライトに接触させ、ゼオライトZにアルカリ金属を吸着させる。焼成炉には、ロータリーキルン等を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】臭素を含む廃プラスチックを熱分解した分解油における臭素成分を減らす。
【解決手段】臭素を含む廃プラスチックを熱分解する熱分解槽と、前記熱分解で発生するガス状の生成物を冷却して分解油を生成する冷却槽と、前記熱分解槽と前記冷却槽とを接続する配管と、を有し、前記熱分解槽の内部には、前記臭素を含む化合物を付着させる臭素付着部を有しており、前記臭素付着部の温度は、前記廃プラスチックが熱分解される際には、前記臭素を含む化合物の融点または、沸点以下であることを特徴とする分解油回収装置を提供することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】プロセスが簡便であり高いエネルギー効率を実現できるプラスチックの接触分解油化装置及びプラスチックの接触分解油化方法を提供する。
【解決手段】
プラスチックを接触分解して低沸点油等の油分を製造するプラスチックの接触分解油化装置において、原料投入塔の原料投入口から反応釜までの原料の流路の途中の所定の位置に反応釜からの熱が原料投入塔に伝熱するのを遮断するための断熱板を備えた断熱ゲートを開閉自在に配設した、プラスチックの接触分解油化装置、及び当該プラスチックの接触分解油化装置を用いてプラスチックを分解油化する方法。
【効果】原料投入口より投入された原料のプラスチックが、反応釜への投入の途中で溶解したり、原料の流通路の内壁面に付着することを確実に防止して、高効率にプラスチックの接触分解油化を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、塩素を組成成分として含有する熱可塑性樹脂や、熱硬化性樹脂が混在している廃プラスチック(以後混在プラスチックとする)をアルカリ性粉末と混合して、単純化した簡潔な処理工程で比較的低温で熱分解し、効率良く極めて低い塩素濃度の油分を得ることができ、さらに塩化水素による機器の腐食を防止できる熱分解方法及びそのための装置を提供する。
【解決手段】 本発明の混在廃プラスチックの熱分解方法は、反応器内で混在廃プラスチックとアルカリ性粉末を接触・混合し、不活性ガスをパージした状態で、高周波電流による誘導加熱装置で前記反応器内部温度を200℃〜700℃に加熱し、混在廃プラスチックを熱分解・ガス化させ、低い塩素濃度の油分を得、及び混在廃プラスチックに含有する塩素分をアルカリ金属塩として回収する構成を有している。 (もっと読む)


【課題】混在廃プラスチック熱分解装置への原料供給時に空気の侵入を防止させ、分解時に発生する塩化水素の処理とテレフタル酸による機器配管等の閉塞を防止しての油と低含有塩素量の残渣物の製造は可能か。
【解決手段】密封容器に処理物を仮受けして脱空気手段を用いた後、傾斜一次熱分解装置から円筒槽状二次熱分解装置の残渣物排出口を水シールし、分解ガスは段塔、充填塔を介して多重管を内蔵させたテレフタル酸除去装置でテレフタル酸を除去させ、全熱塔とノックアウトドラムとシールドラムを介して大気に放出させる。 (もっと読む)


【課題】再生固形燃料の発熱量を大きく低下させることなく、しかも、容器内雰囲気を加熱すべく高性能又は大形の加熱装置を反応容器自体に設けることなく、有機塩素を含む混合廃棄物を加熱して該廃棄物を効果的に破砕し且つ脱塩する。
【解決手段】廃棄物と、廃棄物中の有機塩素と反応して無機塩を生成する金属元素の化合物とを反応器内に導入し、2.0〜3.0MPaの範囲内の所定圧力を有する飽和水蒸気を反応器内に供給して反応器内の温度を飽和水蒸気の温度に保持する。この状態で廃棄物及び化合物を混合・攪拌して、混合廃棄物を熱分解するとともに、有機塩素及び金属元素の反応により無機塩を生成する。反応器内の水蒸気によって反応器外に導出するとともに、反応器内に残留し且つ前記無機塩を含む固形分を再生固形燃料として反応器外に導出する。 (もっと読む)


【課題】有機性廃棄物の熱分解、及び得られる分解生成物の回収を安定して行う。
【解決手段】分解槽に有機性廃棄物及び流動化ガスを連続的に供給し、該有機性廃棄物を固体粒子の存在下、熱分解してガス状分解生成物とし、分解槽から排出される前記流動化ガスとガス状分解生成物の混合ガスを冷却装置で冷却することによりガス状分解生成物を液体として回収し、残りの流動化ガスを分解槽に戻す有機性廃棄物の分解生成物の回収方法であって、前記分解槽内に流動化ガスを分散するための分散板が配設され、該分散板のノズルの内直径Dを、流動化ガスに含まれる固体粒子の最大径Dpの10倍以上とし、分散板のノズル総数Nと分散板の面積Sの比N/Sが1×10−3/D以上、5×10−3/D以下である分解生成物の回収方法。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン含有プラスチック回収物からハロゲン原子を短時間で除去することのできるハロゲン含有プラスチック回収物の処理装置を提供すること。
【解決手段】枠状に形成されたフレームと、前記フレームに設けられた閉鎖部材と、前記フレーム内に移送可能であり、前記フレーム内において前記閉鎖部材で閉塞される開口部を備えた反応容器本体と、前記反応容器本体の前記開口部を閉塞する前記閉鎖部材と前記反応容器本体とで形成される反応容器の内部に形成されたところの、内容物が上下に循環される流通案内手段と、前記反応容器内の内容物を攪拌する攪拌手段と、前記反応容器内の内容物を加熱する加熱手段とを含むことを特徴とするハロゲン含有プラスチック回収物の処理装置。 (もっと読む)


【課題】樹脂分解残渣を固体粒子搬送装置で燃焼させないで固体粒子を搬送し、樹脂の分解生成物の回収を安定して行う。
【解決手段】樹脂を固体粒子の存在下で加熱分解する分解槽、分解槽から排出される固体粒子と樹脂分解残渣を固体粒子加熱装置へ搬送する固体粒子搬送装置、固体粒子を加熱し、樹脂分解残渣を燃焼して除去する固体粒子加熱装置、及び樹脂の分解生成物を液体として回収する回収装置を具備する設備により樹脂を分解し、生成する分解生成物を回収する方法であって、固体粒子搬送装置内を不活性ガス雰囲気とする分解生成物の回収方法。 (もっと読む)


【課題】 低い熱分解槽にて溶融、脱塩化水素、熱分解を行って、塩化ビニルを含む廃プラスチックを効率よく油化できるようにする。
【解決手段】 廃プラスチックを熱分解する横型の熱分解槽(10)と、熱分解槽の一側方に設けられ、投入原料に対して3〜5重量倍の溶融物と溶融物に対して3〜15重量%の消石灰とが混合され、溶融され廃プラスチックの脱塩化水素を行う第1の溶融脱塩化水素槽(11)と、熱分解槽の一側方に設けられ、溶融された廃プラスチックの脱塩化水素を行う第2の溶融脱塩化水素槽(12)と、熱分解槽内に一側方から他側方及び他側方から一側方に延びて設けられ、熱分解槽の槽底油によって間接加熱されることによって廃プラスチックを第1、第2の溶融脱塩化水素槽の間で攪拌しながら移送する2本のスクリューコンベア(13,14)と、熱分解槽からの熱分解油ガスから熱分解油を得る蒸留塔(17,18,19)を備える。 (もっと読む)


【課題】樹脂の分解において得られる回収目的成分以外の有機物を大気中に放出することなく、かつ、高濃度で回収目的成分を回収できる樹脂の分解生成物の回収方法、および樹脂の分解生成物の回収システムの提供。
【解決手段】固体粒子を加熱する固体粒子加熱槽10と、これより供給される固体粒子に樹脂を接触させて樹脂を分解する分解槽20と、分解槽20で分解した樹脂の分解生成物を冷却して液体状の分解生成物(回収液)を回収する回収装置30と、回収液を精製し、精製された樹脂の分解生成物(精製液)を得る精製装置40とを具備する回収システム1を使用し、分解槽20から排出される固体粒子に混在する固体状の樹脂の分解残渣と、回収装置30から排出される液化しなかった気体状の分解生成物と、精製装置40で回収液の精製により除去される不純物とを固体粒子加熱槽10に返送して燃焼処理する。 (もっと読む)


【課題】気体状の分解生成物を大気中に放出することなく、かつ、安定して燃焼処理できる樹脂の分解生成物の回収方法、および樹脂の分解生成物の回収システムの提供。
【解決手段】分解室11と、分解室11内に流動化ガスを供給する分散室12を備えた分解槽10と、加熱室21と、加熱室21内に流動化ガスを供給する分散室22を備えた固体粒子加熱槽20と、分解槽10で分解した樹脂の分解生成物を回収する回収装置30とを具備し、加熱室21に流動化ガスを供給しながら固体粒子を加熱し、固体粒子と流動化ガスを分解室11に供給し、分解槽10で樹脂を分解し、樹脂の分解生成物と流動化ガスの未冷却混合ガスを回収装置30で冷却して液体状の分解生成物を回収すると共に、液化しなかった気体状の分解生成物と流動化ガスの混合ガスを分散室22に返送して燃焼処理する回収システム1を使用し、分散室12の圧力を分散室22の圧力よりも大きくする。 (もっと読む)


【課題】分解反応効率に優れ、分解し難い直鎖分子のポリエチレンであっても低温で分解することができ分解残渣がほとんど生じることがなく、またプロセスが簡潔であり油分純収率で50%以上の高いエネルギ効率を実現できる廃プラスチックの接触分解方法及び接触分解装置を提供する。
【解決手段】反応器1内で350℃〜500℃の温度域に予め加熱した熱媒体としての粒粉状のFCC触媒の上に粉砕した廃プラスチック粒子を原料として落下し、攪拌手段によって前記FCC触媒の中に前記廃プラスチック粒子を引きずり込み、前記廃プラスチックに前記FCC触媒をまぶして、廃プラスチック粒子が前記FCC触媒との接触面において高温のFCC触媒によって接触分解されガス化させる構成を有する。 (もっと読む)


【課題】長期間安定した樹脂の熱分解による分解生成物の回収方法を提供する。
【解決手段】
樹脂を分解槽内で熱分解して生じる気体状の分解生成物を冷却して液体として回収する方法であって、下記条件(1)〜(4)を満たす樹脂の分解生成物の回収方法。(1)前記分解槽内に流動化ガス、加熱した固体粒子及び樹脂をそれぞれ連続的に供給し、該流動化ガスにより該固体粒子及び該樹脂を流動化。(2)静置した状態での前記分解槽内の固体粒子層高さの1/2以下の位置から分解槽内に連続的に樹脂を供給。(3)前記固体粒子を樹脂の供給位置の高さよりも下部の位置から連続的に排出。(4)排出した固体粒子を加熱炉内において加熱した後、該固体粒子を前記分解槽内に供給。 (もっと読む)


【課題】加熱溶融時に発生する塩素ガスを抑制し、塩化ビニル樹脂とその他のプラスチックが混入した廃プラスチックを廃棄することなく再生可能とし、機械の腐食を防止する。
【解決手段】溶融時に塩素ガスが発生する塩化ビニル樹脂と、溶融時に塩素ガスが発生しないその他のプラスチックが混入した廃プラスチックを再生する廃プラスチックの再生処理方法において、廃プラスチックを、その他のプラスチックのみからなる第1分離物10と、塩化ビニル樹脂とその他のプラスチックとからなる第2分離物20に分離する分離工程105と、第1分離物10を圧縮し、又は溶融した後固化して第1再生品R1に加工する第1加工工程107と、第2分離物20に炭酸カルシウムを混合する混合工程109と、炭酸カルシウムを混合した第2分離物20を溶融した後固化して第2再生品R2に加工する第2加工工程110とを備えた。 (もっと読む)


【課題】塩素を含むプラスチックから塩素を含まずベンゼン類を含む水素化分解生成物を得ることができ、更に、前記プラスチックや用いる溶剤等が窒素や硫黄を含む場合であっても、これらを含まない前記水素化分解生成物を得ることができる水素化分解生成物の製造方法の提供。
【解決手段】塩素と、プラスチックと、溶剤とを含有する混合物を加熱して前記プラスチックを溶解し、プラスチック溶解物を得る溶解工程と、前記プラスチック溶解物を第1触媒の存在下で水素と反応させ、水素化分解反応を行い、第1水素化分解生成物を得る第1水素化分解工程と、前記第1水素化分解生成物が含有する塩素を塩素固定手段及び/又は塩素除去手段によって固定及び/又は除去する塩素分固定・除去工程と、第2触媒の存在下で水素と反応させ、塩素を含まない第2水素化分解生成物を得る第2水素化分解工程とを具備する、水素化分解生成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】混合プラスチック廃棄物の前処理で熱分解により発生するHClをガス生成物から分離、回収して無害化するとともに有効利用を図る。
【解決手段】塩素系プラスチックを含む混合プラスチック廃棄物の粉砕物を、常温から290℃〜330℃の範囲の最高温度まで昇温しながら熱分解させて熱分解生成物を生成させ、しかる後に該熱分解生成物をガス生成物と融解固体物とに分離し、分離されたガス生成物を炭酸カルシウム水性懸濁液と接触させてガス生成物に含まれていた塩素系化合物を該水性懸濁液に吸収させ、一方、分離された融解固形物を塩素分が実質的に除去され且つ減容化された固形生成物として得る、塩素系プラスチックを含む混合プラスチック廃棄物の処理方法。 (もっと読む)


【課題】塩素を含むプラスチックから、塩素を含まずベンゼン類を含む水素化分解生成物を得ることができる水素化分解生成物の製造方法及びプラスチックの処理方法、並びにその水素化分解生成物から更にベンゼン類を得るベンゼン類の製造方法の提供。
【解決手段】塩素と、プラスチックと、溶剤と、第1塩素固定剤とを含有する混合物を加熱して前記プラスチックを溶解し、プラスチック溶解物を得る溶解工程と、前記プラスチック溶解物に第2塩素固定剤を添加した後、水素と反応させ、ベンゼン類を含有する水素化分解生成物を得る水素化分解工程とを具備する、水素化分解生成物の製造方法。 (もっと読む)


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