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Fターム[4K001DB14]の内容

金属の製造又は精製 (22,607) | 湿式製錬 (3,083) | 浸出 (1,381) | 高温高圧 (69)

Fターム[4K001DB14]に分類される特許

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【課題】高圧酸浸出法を用いてNi酸化鉱石からNiを回収する湿式製錬方法において、鉱石スラリーによる設備磨耗の抑制、最終中和残渣量の低減と共に、資源化するために不純物成分を分離回収する方法を提供する。
【解決手段】高圧酸浸出法の工程で、A工程:鉱石処理工程から産出する鉱石スラリー中のクロマイト粒子を、比重分離法を含む回収プロセスにより分離回収する工程、B−1工程:A工程を経てCr品位の下がった鉱石スラリーを浸出工程、固液分離工程で処理し、固液分離工程後の浸出液の中和をMg(OH)等のMg系アルカリで行う工程、B−2工程:A工程を経てCr品位の下がった鉱石スラリーを浸出工程、固液分離工程で処理し、固液分離工程後の浸出残渣スラリーの中和をMg(OH)等のMg系アルカリで行い、ヘマタイト粒子を回収する工程、から選ばれる少なくとも一つの工程を含むニッケル酸化鉱石からニッケルを回収する湿式製錬方法。 (もっと読む)


【課題】鉱石スラリーの粘度上昇を抑制して移送不良を生じさせない鉱石スラリーの製造方法及びこれを利用した金属製錬方法を提供する。
【解決手段】原料鉱石から鉱石スラリーを製造する鉱石スラリーの製造方法において、原料鉱石を解砕し、所定の分級点で分級してオーバーサイズの鉱石粒子を除去し、アンダーサイズの鉱石粒子からなる粗鉱石スラリーを得る解砕・分級工程S1と、得られた粗鉱石スラリーの粒度を測定する粒度測定工程S2と、粗鉱石スラリーを固液分離装置に装入し、水分を分離除去して鉱石成分を濃縮する鉱石スラリー濃縮工程S3とを有し、粒度測定工程S2にて測定された粒度が所定値を下回った場合に、解砕・分級工程S1にて除去されたオーバーサイズの鉱石粒子の一部を固液分離装置に装入添加する。 (もっと読む)


【課題】銅と鉄とが共存する硫化鉱物から、効率良く且つ経済的に高品位の銅を回収する方法を提供すること。
【解決手段】本発明の銅及び鉄を含有する硫化鉱物から銅を回収する方法は、銅及び鉄を含有する硫化鉱物を微粉砕する粉砕工程S1と、この粉砕工程S1にて得られた硫化鉱物の粉末を溶液に懸濁した後、105〜180℃の温度にて、高圧下で酸素と接触させ、銅を浸出させる銅浸出工程S2と、この銅浸出工程S2にて得られた浸出液に中和剤を添加し、鉄を沈殿させる鉄沈殿工程S3と、この鉄沈殿工程S3にて得られたスラリーを固液分離処理し、銅を含有する溶液を得る固液分離工程S4と、上記銅を含有する溶液を電解始液として電解採取処理し、銅を回収する銅回収工程S5と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】設備コストや作業負荷をかけることなく効率的に塩素浸出反応を促進させて、高い浸出率でニッケル混合硫化物から金属成分を浸出させることができる金属硫化物の塩素浸出方法を提供する。
【解決手段】金属硫化物を原料として、銅イオンを含む塩化物溶液中で塩素浸出する金属硫化物の塩素浸出方法であって、塩化物溶液中の塩濃度を270g/L以上350g/L以下に調整して塩素浸出する。 (もっと読む)


【課題】金属の湿式製錬のプロセス系内に保有する銅量を低減させた状態でも、金属硫化物からの金属成分の浸出反応を促進させることができる金属硫化物の塩素浸出方法、並びにその塩素浸出方法を利用した金属の湿式製錬方法を提供する。
【解決手段】金属硫化物を原料として銅イオンを含む塩化物溶液中で塩素浸出する金属硫化物の塩素浸出方法であって、塩化物溶液中の塩化物イオン濃度を350g/L以上に調整して塩素浸出する。 (もっと読む)


【課題】 沈降分離処理におけるオーバーフロー液中の微細な浮遊固形分濃度を低下させてニッケル回収ロスを低減することができ、より一層にニッケル回収率を向上させることを可能にするニッケル回収ロスの低減方法、そのニッケル回収ロスの低減方法を適用したニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法、並びに硫化処理システムを提供する。
【解決手段】 ニッケルを含む硫酸水溶液に硫化水素ガスを吹き込み、ニッケルを含む硫化物と貧液とを生成する硫化工程におけるニッケル回収ロスの低減方法であって、硫酸水溶液に、平均粒径が所定の大きさ以上となるように調整したニッケルを含む硫化物を種晶として添加する。種晶として添加するニッケル硫化物の平均粒径としては、55μm以上に調整することがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】加圧浸出、直接電解採取および溶媒/溶液抽出を用いる、銅含有物質からの銅回収のための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、一般的には、銅および他の金属分を金属含有鉱石、濃縮物、またはその他金属物質から、加圧浸出および直接電解採取を用いて回収する工程に関する。より具体的には、本発明は、加圧浸出および直接電解採取を、浸出、溶媒/溶液抽出、および電解採取操作と組み合わせて用い、黄銅鉱含有鉱石から銅を回収するための実質的な酸の自己生産工程に関する。前記操作の一つの局面によれば、加圧浸出操作からの残留物の少なくとも一部は、ヒープ浸出、ストックパイル浸出、または他の浸出操作に向けられる。 (もっと読む)


【課題】ガリウムと銅を含有する原料から金属ガリウムを製造する方法において、銅を効率的に除去できる新たな金属ガリウムの製造方法を提供する。
【解決手段】ガリウムと銅を含有する原料を酸又はアルカリ溶液に溶解してガリウムイオン含有溶液とし、該ガリウムイオン含有溶液にガリウム又はガリウム含有組成物を添加して、前記ガリウムイオン含有溶液中の銅イオンとガリウムとの置換反応によって銅を析出させてこれを除去し、次に、回収したガリウムイオン含有溶液を中和することによって中和沈殿物を除去した後、回収したガリウムイオン含有溶液を電解してガリウム金属を析出させて金属ガリウムを得る工程を備えた製造方法を提案する。 (もっと読む)


【課題】ガリウムイオンを含む溶液を電解して金属ガリウムを得る金属ガリウムの電解採取方法に関し、電解時間をより一層短縮する方法を提供する。
【解決手段】ガリウムイオンを含有する溶液を電解液として電解することにより、陰極にガリウムを電着させて金属ガリウムを得るガリウムの電解採取方法において、電解液としてのガリウムイオン含有溶液の温度を、冷却機器などを使用して、ガリウムの融点(29.8℃)未満に制御しつつ電解を行うことで、電解時間を大幅に短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】貴金属が担持された使用済みのセラミック部材を処理することにより、資源節約と製品コスト低減とを両立し得る新規な触媒処理技術を確立する。
【解決手段】貴金属が担持された使用済セラミック部材の処理方法であって、使用済セラミック部材を未粉砕状態のまま、塩酸及び硝酸を含有する媒体とともに耐圧容器に導入する導入工程と、耐圧容器を密封して加熱する水熱処理工程と、冷却後、耐圧容器から処理された使用済セラミック部材と貴金属を含有する液体成分とを回収する回収工程と、を包含する。 (もっと読む)


【課題】 高濃度であっても移送可能な程度に低い降伏応力を持ち、移送上の問題を発生させない鉱石スラリーの製造方法を提供する。
【解決手段】硫酸を用いた高温加圧酸浸出法によって、ニッケル酸化鉱石からニッケルおよびコバルトを回収する際の解砕・分級段階と、鉱石スラリー濃縮段階を含む鉱石スラリーの製造方法であって、前記スラリー濃縮段階が、使用する凝集剤溶液に、(A)凝集剤分子量:8〜20×10、(B)凝集剤希釈率:0.1〜0.5g/Lの条件を満たす凝集剤の希釈液を用い、その凝集剤の添加量が鉱石スラリー中の乾燥固形分1トン当り、凝集剤量として50〜150gに相当する量の凝集剤溶液を鉱石スラリーに添加して充分な時間接触させ、さらに、濃縮段階から次工程に移送される際のスラリー温度を、35〜45℃に保持することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ニッケル酸化鉱石の湿式精錬プラントにおいて、原料となるニッケル酸化鉱石を処理して得られる鉱石スラリーから、クロマイトを効率的に回収する方法を提供する。
【解決手段】 ニッケル酸化鉱石からニッケル及びコバルトを回収する際に、ニッケル酸化鉱石から得られた鉱石スラリーからクロマイトを分離回収するクロマイトの回収方法であって、供給される鉱石スラリー中に含有される粒子の粒径差によって、所定の分級点に基づき鉱石スラリーを分離する粒径分離工程と、粒径分離工程において分離されたオーバーサイズの鉱石スラリーを、目標とする分級点に基づいて沈降濃縮し、クロマイトを回収する沈降分離工程とを有し、粒径分離工程において分離されるオーバーサイズの鉱石スラリー中の粗粒子含有率を30〜50%に調整する。 (もっと読む)


【課題】廃電子基板等に含有される、銅、亜鉛等の主要金属を効率良く回収することが可能で、レアメタルも高度に回収することが可能な浸出方法を提供する。
【解決手段】廃電子基板の粉砕粉、廃電子基板の焼却灰及び電子部品の粉砕粉のうち、少なくともいずれかである廃電子基板粉末と鉄化合物とを、水及び酸性液のうち、少なくともいずれかに加えて、温度が120℃以上、酸素分圧が1MPa〜3MPaの条件下で、2種以上の金属を浸出させる。 (もっと読む)


【課題】 ニッケル酸化鉱石の湿式精錬、あるいはスクラップや工程仕掛品から得られたニッケル硫化物や、ニッケル・コバルトを含む混合硫化物からフェロニッケルを製造する製造方法を提供する。
【解決手段】 ニッケル硫化物、あるいはニッケル硫化物とコバルト硫化物を含む混合硫化物からフェロニッケル原料を形成するフェロニッケル原料の製造方法であって、下記工程を経て処理することを特徴とするものである。
(1)再溶解工程、(2)脱鉄工程、(3)溶媒抽出工程、(4)水酸化工程、(5)焙焼工程、(6)洗浄・假焼工程。 (もっと読む)


【課題】ヒ素と金属とを含んでいる非鉄製錬中間産物から、大気圧下において、銅とヒ素とを分離して回収出来、薬剤コストが低廉で、銅の早期回収が可能な、非鉄製錬中間産物の湿式処理方法を提供する。
【解決手段】非鉄製錬中間産物をスラリー化する工程と、前記スラリーへSOガスと、元素状硫黄とを添加し、当該スラリーのpH値を、1以下とする浸出工程(A)と、前記浸出工程(A)で得られたスラリーへSOガスを添加し、当該スラリーのpH値を、1を超えた値とする浸出工程(B)と、前記浸出工程(B)の浸出工程で得られたスラリーを固液分離し、金属を浸出残渣として、ヒ素を浸出液として回収する工程とを有し、前記浸出工程(A)と、前記浸出工程(B)とを、逐次実施することを特徴とする非鉄製錬中間産物の湿式処理方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグからリチウムを回収する方法およびリチウム回収装置を提供する。
【解決手段】鉄鋼スラグと水とを耐圧密閉容器に装入する装入ステップと(ステップS101)、前記耐圧密閉容器を加温して、収容される水を所定の高温高圧水とする加温ステップと(ステップS103)、前記加温ステップで生成した前記高温高圧水と前記鉄鋼スラグとの接触により前記鉄鋼スラグ中のリチウムを前記高温高圧水中に溶出させる溶出ステップと(ステップS104)、前記溶出ステップ後、リチウムを溶出した高温高圧水を前記耐圧密閉容器からリチウム回収手段に排出する排出ステップと(ステップS105)、前記リチウム回収手段に排出され、収容される処理水中に共存する他の無機成分を除去する除去ステップと(ステップS106)、を含む。 (もっと読む)


【課題】 ニッケル回収率を低下させることなく、反応容器や配管等の内壁への付着物の生成を低減し、従来技術に比較して内壁の付着物を除去する作業頻度を低減させることが可能な硫化反応工程の反応制御方法を提供する。
【解決手段】 少なくともニッケルを含む硫酸塩溶液に硫化水素ガスを吹き込み、ニッケルを含む硫化物と貧液を生成する硫化反応工程の反応制御方法において、硫化反応の反応温度を60〜70℃に制御するとともに、該硫化反応の反応容器内の圧力を200〜300kPaGに制御する。 (もっと読む)


【課題】 ニッケル酸化鉱石の湿式製錬における硫化反応が行われる硫化設備のうち、特に貯液槽における設備的な改善を図ることにより、硫化工程での硫化水素ガスの使用量や排ガス処理に用いるアルカリ使用量を削減し、操業コストを低減させる。
【解決手段】 硫酸塩溶液を硫化させて硫化物を生成させる硫化設備に用いられる貯液装置であって、スラリー又は固液分離後のろ液を貯液する複数の貯液槽11と、各貯液槽11への不活性ガス又は各貯液槽11からの排ガスを集合させる集合管12と、不活性ガス及び排ガスを流通させて複数の貯液槽11の内部圧力を制御する圧力制御配管13とを備える。また、圧力制御配管13は、連結部30を介して集合管12と連結し、集合管12との連結部30を挟んだ前後に一対の圧力制御バルブ31,32が備えられている。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム、マグネシウムおよびマンガンを含有する硫酸酸性の排水から、マンガンを選択的に除去する排水処理方法の提供。
【解決手段】 硫酸酸性排水に酸もしくはアルカリを添加し、pHを4.0以上6.0以下に調整して脱アルミニウム後液とアルミニウム澱物とに分離する工程と、アルミニウム澱物にスラリー化溶液を加えてスラリーを形成し、次いでアルカリを添加して9.0以上9.5以下にpH調整したpH調整後アルミニウム澱物スラリーを形成する工程と、脱アルミニウム後液にアルカリを添加してpHを8.0以上9.0以下に調整し、次いで酸化剤を加えて酸化中和した酸化中和後スラリーを形成する工程と、アルミニウム澱物スラリーおよび酸化中和後スラリーを固液分離する工程を経て、アルミニウム、マグネシウム及びマンガンを含有する硫酸酸性排水からマグネシウムの沈殿を抑制して脱マンガン排水を得る排水処理方法。 (もっと読む)


【課題】 含銅硫化物を硫酸を用いて浸出する湿式銅製錬プロセスにおいて、プロセスで使用する硫酸量、中和剤を削減し、併せて工程を簡略化する銅の回収方法を提供する。
【解決手段】 銅と鉄を含有する硫化物から銅を分離、回収する銅の回収方法であって、以下の(1)、(2)の工程を有することを特徴とするものである。
(1)銅と鉄を含有する硫化物と、一価の陽イオンを含有する硫酸溶液とを混合したスラリーを102℃以上180℃以下の温度範囲に維持しながら、前記スラリーに酸素または空気を吹き込み、次いで酸素または空気を吹き込まれたスラリーを、浸出液と浸出残渣に固液分離する浸出工程。
(2)前記浸出液を、電解始液として電解採取を行い、電解廃液と電着銅とに分離する電解工程。 (もっと読む)


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