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Fターム[4K001DB25]の内容

金属の製造又は精製 (22,607) | 湿式製錬 (3,083) | 溶液の処理 (1,653) | 浮選分離 (38)

Fターム[4K001DB25]に分類される特許

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【課題】低品位の二酸化チタン鉱石から、二酸化チタンが高濃度に濃縮された高品位精鉱を低コストに製造する。
【解決手段】粉状の二酸化チタン鉱石に逆浮遊選鉱(A)と浮遊選鉱(B)を順に施すに当たり、逆浮遊選鉱(A)では、陽イオン捕集剤と澱粉が添加されるとともに、pHが10以上に調整された水溶液中で精鉱を沈降分離し、浮遊選鉱(B)では、陰イオン捕集剤とフッ酸と気泡剤が添加されるとともに、pHが2〜3に調整された水溶液中で精鉱を浮遊分離する。好ましくは、逆浮遊選鉱(A)−浮遊選鉱(B)の前工程として、粒度調整(F)を経て得られた粉状の二酸化チタン鉱石に比重選鉱(G)と磁力選鉱(H)を順に施し、逆浮遊選鉱(A)−浮遊選鉱(B)の後工程として、浮遊選鉱(B)において浮遊分離された精鉱に比重選鉱(C)と乾燥処理(D)と磁力選鉱(E)を順に施す。 (もっと読む)


【課題】処理対象物(例えば、セメントキルン抽気ダスト)中の回収対象物質(例えば、鉛)の含有率が変動する場合であっても、回収された浮鉱が、常に、回収対象物質の高い含有率及び高い回収率を有し、かつ、少ない浮遊選鉱処理槽によって効率的に処理することが可能な浮遊選鉱処理方法を提供する。
【解決手段】浮遊選鉱処理槽内の回収対象物質の希薄部に設けられたスラリー排出口11からのスラリー排出量が、該浮遊選鉱処理槽内のスラリーの液面4aのレベルが一定の範囲内に保たれるように制御される。これにより、排出されるスラリーS2中の回収対象物質は低い含有率となり、浮遊選鉱処理槽において回収対象物質を高い含有率で含む浮鉱が回収される。該浮鉱は非鉄精錬原料等として用いられ、一方、回収対象物質を実質的に含まない沈鉱はセメント原料等として用いられる。 (もっと読む)


【課題】産業廃棄物として処分されていた塩化銅含有エッチング廃液や電解銅箔メッキ浴の更新廃液などの銅含有酸性廃液を複雑な設備を要することなく処理し、銅含有酸性廃液から塩素含有率が低い酸化銅を回収する方法を提供する。
【解決手段】所定量のアルカリ性溶液が供給された混合反応槽中に、当該混合反応槽中の液のpHが一時的にでも9以下に下がらないよう管理しつつ、銅含有酸性廃液と酸化剤との混合液を、当該混合反応槽中に注加、混合し、酸化銅を主成分とする固形物を含有するアルカリ性懸濁液を生成させ、当該アルカリ性懸濁液中から当該固形物を分離する銅の回収方法であって、当該混合液の添加量が混合反応槽のアルカリ性溶液を中和するために必要な銅含有酸性廃液量の少なくとも0.5当量を超えた時点において、混合反応槽中への当該混合液の注加を間欠的に行いつつ、注加の休止時間を10分以上とする銅含有酸性廃液からの銅回収方法。 (もっと読む)


【課題】Ca及びPbを含有する微粉末中のPbの含有率を測定せずに、鉛硫化物を生成させるための硫化剤の添加量を常に最適な値に維持することができ、常に高い回収率でPbを回収しうる、微粉末の処理方法を提供する。
【解決手段】(A)微粉末と水と硫化剤を混合して、鉛硫化物を含むスラリーを得る工程と、(B)該スラリーに硫酸を加えて、pHを1.5〜7.5に調整し、鉛硫化物及び硫酸カルシウムを含むスラリーを得る工程と、(C)工程(A)で得たスラリーの酸化還元電位を測定し、かつ、工程(B)で発生する硫化水素ガスの有無又は濃度を検出し、これらの結果に基いて、工程(A)における硫化剤の添加量を調整する工程と、(D)工程(B)で得たスラリーに捕収剤を加えて、スラリー中の鉛硫化物を疎水化させる工程と、(E)工程(D)で得たスラリーを浮遊選鉱処理して、鉛硫化物を含む浮鉱と、硫酸カルシウムを含む沈鉱を得る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 硫化銅鉱物から湿式法で銅を回収する銅製錬工程において、金を含有する硫化銅鉱物から銅を浸出した浸出残渣に含まれている金を濃縮して、効率的に回収する方法を提供する。
【解決手段】 金を含有する硫化銅鉱物を浸出する浸出工程と、得られた浸出残渣を浮遊選鉱して浮鉱と沈鉱とに分離する浮遊選鉱工程と、分離した浮鉱から硫黄を除去する脱硫黄工程とを備え、脱硫黄工程で得られた脱硫黄物を上記浸出、浮遊選鉱及び脱硫黄の各工程に順に繰り返すことにより、濃縮された金を含有する金含有残渣として回収する。 (もっと読む)


【課題】タングステン含有スラッジからタングステン成分を効率よく回収する処理方法を提供する。
【解決手段】タングステン成分およびシリカ成分を含む原料混合物を酸化焙焼する工程、該酸化焙焼物にアルカリ溶液を加えてタングステン成分およびシリカ成分を浸出する工程、これを固液分離する工程、分離した浸出液に水酸化カルシウムを加えて液中のシリカ成分を沈澱化する工程、これを固液分離してタングステン成分の浸出液を得る工程、該浸出液からタングステンを回収することを特徴とするタングステンの回収処理方法であり、例えば、原料混合物として超硬合金含有廃水スラッジを用いてタングステンを回収する処理方法。 (もっと読む)


【課題】処理対象物(例えば、塩素バイパスダスト)中の回収対象物質(例えば、鉛)の含有率が変動する場合であっても、回収された浮鉱が、常に、回収対象物質の高い含有率及び高い回収率を有し、かつ、回収された沈鉱が、回収対象物質を実質的に含まないかもしくは非常に低い含有率で含むものとなる浮遊選鉱処理方法を提供する。
【解決手段】直列に配設された複数の浮遊選鉱処理槽25、26、27を用い、該複数の浮遊選鉱処理槽25、26、27の各々において、浮鉱を含む浮上物の回収量及び/又は厚さを調整する。浮遊選鉱処理槽25において、回収対象物質を高い含有率で含む浮鉱を回収し、該浮鉱を非鉄精錬原料等として用いる。浮遊選鉱処理槽27において、回収対象物質を実質的に含まない沈鉱を回収し、該沈鉱をセメント原料等として用いる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、歯科材研磨粉から貴金属を選択的に分離し、精錬原料中の貴金属を濃縮して高品位化させることにより、貴金属の回収効率化を図ることを課題とする。
【解決手段】
本発明は、歯科材研磨粉を含む精錬原料中のAu、Pd及びAgからなる群より選ばれる1種以上の貴金属を濃縮する方法であって、
(A)歯科材研磨粉を750℃以上で焙焼する工程、
(B)工程(A)で得られた焙焼物を粉砕、これに水及び希硫酸を混合して、pH1〜4に調整した硫酸酸性のスラリーを得る工程、及び
(C)工程(B)で得られたスラリーに硫化剤、ザンセート系捕収剤及び起泡剤を加えて、浮遊選鉱を行い、前記貴金属を含む浮遊産物(フロス)を回収して沈降産物(テーリング)と分離させる工程
を含むことを特徴とする前記濃縮方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 特別な薬品や危険性の高い薬品を使用することがなく、浮遊選鉱により容易に実施でき、黄鉄鉱を多く含む銅鉱石や銅精鉱などの含銅物から黄鉄鉱を分離して、銅品位の高い銅精鉱を得る方法を提供する。
【解決手段】 黄鉄鉱を含有する含銅物を粉砕してスラリー化し、このスラリーに抑制剤、起泡剤、捕収剤を添加して、空気を吹き込む浮遊選鉱により黄鉄鉱を分離する際に、抑制剤として亜硫酸ナトリウムや二亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩を含む化合物を用いる。また、スラリーのpHは8〜12の範囲が好ましい。 (もっと読む)


【課題】カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末から、カルシウム成分及び鉛成分を浮遊選鉱処理によって分別して回収するに際し、微粉末と水とからなるスラリーの固形分濃度を常に最適値に保ち、高い処理効率及び浮鉱の高い鉛含有率を得ることのできる処理方法を提供する。
【解決手段】(A)微粉末と水を混合して、スラリーを調製する工程と、(B)工程(A)で得られたスラリーと硫化剤と硫酸を混合して、固体分である硫酸カルシウム及び鉛硫化物を含むスラリーを得る工程と、(C)工程(B)で得られたスラリーに疎水化剤を加えて、鉛硫化物を疎水化させる工程と、(D)工程(C)で得られたスラリーを浮遊選鉱処理して、鉛硫化物を含む浮鉱と、硫酸カルシウムを含む沈鉱を得る工程と、(E)微粉末と水とからなるスラリーの固形分濃度を所望の値にするために、工程(B)における硫酸の添加量に基づいて、微粉末と水との質量比を調整する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】異なった密度を有する2種の非混和性溶融液の処理のための装置及び方法を提供する。
【解決手段】本発明は、異なった密度を有する2種の非混和性溶融液の連続処理のための装置に関する。該装置は、実質的に竪型ハウジング(1)の内側に設けられた少なくとも1種の末端開口型の螺旋状反応管(3)、前記少なくとも1つの反応管の上端開口部への高密度液体の連続供給手段及び前記少なくとも1つの螺旋状反応管(3)の下端開口部への低密度液体の連続供給手段、前記螺旋状反応管(3)の下端開口部における高密度液体の連続除去手段及び前記螺旋状反応管(3)の上端開口部からの低密度液体の除去手段から成る。本発明はさらに、本発明の装置を用いた、異なった密度を有する2種の非混和性溶融液の連続処理方法に関する。 (もっと読む)


【課題】カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末中の鉛の含有率を測定しなくても、簡易な方法で、鉛硫化物を生成させるための硫化剤の添加量を常に最適な値に維持することができ、その結果、常に高い回収率で鉛を回収しうる、微粉末の処理方法を提供する。
【解決手段】(A)処理対象物である微粉末と水と硫化剤を混合して、鉛硫化物を含むスラリーを得る工程と、(B)該スラリーの酸化還元電位を測定し、酸化還元電位の値が−230〜−670mVの範囲内となるように、工程(A)の硫化剤の添加量を調整する工程と、(C)工程(B)を経たスラリーに硫酸を加えて、pHを1.5〜7.5に調整し、鉛硫化物及び硫酸カルシウムを含むスラリーを得る工程と、(D)得られたスラリーに捕収剤を加えて、鉛硫化物を疎水化させる工程と、(E)得られたスラリーを浮遊選鉱処理して、鉛硫化物を含む浮鉱と、硫酸カルシウムを含む沈鉱を得る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】銅を含む硫化鉱から銅を分離回収する。
【解決手段】銅を含む硫化鉱(以下「原料」という)から銅を回収する方法において、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の塩化物及び臭化物と、銅と鉄の塩化物もしくは銅と鉄の臭化物を含む酸性溶液(以下「酸性溶液」という)に原料を添加し、大気圧下かつ水溶液沸点以下において酸性溶液に空気を吹込みつつ、酸性溶液中の鉄イオンもしくは銅イオンの一方あるいは両方の酸化力により原料から銅を一価銅及び二価銅として浸出し、浸出後固液分離を行い、この固液分離後の溶液に空気を吹込み、溶液中の銅を酸化し、かつ原料から酸性溶液に浸出された鉄及び不純物を共沈させ、共沈物を含む沈澱物を分離した酸化後液から銅を抽出し、抽出した銅は硫酸溶液中に硫酸銅として回収し、この硫酸銅溶液より銅を回収し、一方、銅の抽出時に生成する塩酸を銅の浸出に繰返す銅の回収方法。 (もっと読む)


【課題】カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末から、カルシウム成分と鉛成分とを高い分離性能を伴って分離することのできる処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の処理方法は、(A)処理対象物である微粉末と水を混合して、スラリーを調製する工程と、(B)得られたスラリーに対し、硫酸を加えて、液性をpH4以下に調整し、固体分であるカルシウム含有物を含む酸性スラリーを調製する工程と、(C)工程(B)で得られた酸性スラリーに対し、アルカリ剤を加えて、pHが4を超えるスラリーを得る工程と、(D)工程(C)で得られたスラリーを、500rpm以上の撹拌回転数を有する撹拌機を用いて撹拌して、該スラリー中のカルシウム含有物の表面改質を行う工程と、(E)表面改質処理後のスラリーに対し、捕収剤を加えて浮遊選鉱処理を行い、カルシウム含有物を主成分とする浮鉱と、鉛含有物を含む沈鉱を得る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末(例えば、塩素バイパスダスト)から、鉛の高い回収率を伴って、カルシウム成分と鉛成分を分別回収し得る処理方法を提供する。
【解決手段】(A)処理対象物である微粉末と水を混合して、スラリーを得る工程と、(B)該スラリーを固液分離して、不溶性鉛成分を含む固体分と、水溶性鉛成分を含む液分を得る工程と、(C)工程(B)で得た液分と過剰量の硫化剤を混合して、スラリーを得た後、このスラリーを固液分離し、鉛硫化物を含む固体分と、硫化剤を含む液分を得る工程と、(D)工程(B)で得た固体分と、工程(C)で得た液分を混合して、鉛硫化物を含むスラリーを得た後、このスラリーに硫酸を加えて、硫酸カルシウムを生成させ、さらに捕収剤を加えて、鉛硫化物の疎水性を高め、次いで、該スラリーを浮遊選鉱処理して、鉛硫化物を含む浮鉱と、硫酸カルシウムを含む沈鉱を得る工程、を含む処理方法。 (もっと読む)


【課題】簡易な操作によって、カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末から、カルシウム成分及び鉛成分を分別して、鉛成分を高い回収率で回収することのできる処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の微粉末の処理方法は、(A)カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末と、水と、硫化剤と、硫酸を混合して、固体分である硫酸カルシウム及び鉛硫化物を含むスラリーを得る工程と、(B)工程(A)で得られたスラリーに対して、疎水化剤であるザンセートの一部を加えて、鉛硫化物を疎水化させる工程と、(C)工程(B)で得られたスラリーを浮遊選鉱手段の中に導いた後、該スラリーに対して、疎水化剤であるザンセートの残部を加えて、浮遊選鉱処理を行ない、鉛硫化物を含む浮鉱と、硫酸カルシウムを含む沈鉱を得る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】薬剤の種類や量が少なく低コストで、しかも簡易な操作によって、カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末から、水酸化カルシウムの形態であるカルシウム成分と、鉛成分を良好な分離性を伴って分別して回収することのできる処理方法を提供する。
【解決手段】(A)カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末と水とを混合して、スラリーを調製するスラリー化工程と、(B)前記スラリーに硫化剤を加えて、鉛含有物からなる固体分を含むスラリーを得る硫化処理工程と、(C)工程(B)で得られたスラリーに対し、ジチオリン酸系及び/又はメルカプトベンゾチアゾール系の捕収剤を加えて浮遊選鉱処理を行い、鉛成分を含む浮鉱と、カルシウム成分を含む沈鉱を得る鉛・カルシウム分離工程を含むカルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末の処理方法。 (もっと読む)


【課題】蛍光体等のガラスに付着したものを迅速かつ高収率に回収するとともに、ガラスの表面の洗浄を促進させることを目的として、水中で超音波照射したのち水簸により、ガラスと蛍光体の円滑な分離方法を実現する。
【解決手段】蛍光体6又は水銀が付着した廃蛍光ランプの破砕産物である破砕ガラス片5に対し、水中で超音波を照射の後、水の上昇流による水簸機構7により、ガラス表面の蛍光体6又は水銀の剥離を促進し、ガラス表面の洗浄をしつつ、蛍光体6又は水銀の剥離物を水流により水中を浮上させ、ガラスと分離する。 (もっと読む)


【課題】重金属類及び有機物を含有する有害排水を浄化処理し、該排水を放流可能な状態にまで無害化する。
【解決手段】塩素バイパスダストを含むスラリーS1を浮遊選鉱した際に発生する浮遊選鉱排水W3等に消石灰スラリー等のアルカリ剤を添加してスラリーS2のpHを10〜12に調整する。次に、pH調整したスラリーS2をフィルタープレス12で固液分離し、排水W3に残留する重金属類を除去する。次に、フィルタープレス12のろ液W4を、砂ろ過器14で二次ろ過し、キレート樹脂塔15で重金属類を吸着除去したろ液W5に対し、有機物処理槽16において酸化剤を添加し、ろ液W5中の有機化合物を分解する。該排水処理方法により、ばいじんのスラリーを浮遊選鉱した際に発生する排水や、汚染土壌のスラリーを浮遊選鉱した際に発生する排水等についても無害化することができる。 (もっと読む)


【課題】 浮遊選鉱工程で使用するドラム型ろ過装置のろ布の取り付けに際して、ろ布を固定するためのワイヤの巻き付けを人手に頼ることなく、自動で行うことが可能なドラム型ろ過装置のろ布固定用ワイヤの巻き付け装置を提供する。
【解決手段】 回転可能に軸支されたドラム1を所定の速度で回転させる回転駆動手段30と、ドラム1の回転軸方向と平行に配置されたガイドレール13上を移動しながらドラム1の回転によってワイヤWが巻き出され、ろ布3の表面に螺旋状にワイヤWを巻き付ける巻き出し手段20とを備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


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