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Fターム[5C012BC05]の内容

Fターム[5C012BC05]に分類される特許

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【課題】従来の方法では排気工程を高温にできないため、低コストでかつ信頼性の高いプラズマディスプレイパネルを得られなかった。
【解決手段】本発明のプラズマディスプレイパネルの封着材は、前面板と、背面板とを対向配置して周囲を封着するためのプラズマディスプレイパネルの封着材であって、フィラー、フリットガラス、樹脂および有機溶剤を含み、前記フリットガラスは、酸化ビスマスを含む硼珪酸系ガラスであり、粒径が10nm以上1000nm以下であり、前記フィラーは、コージライト、フォルステライト、β−ユークリプタイト、ジルコン、ムライト、チタン酸バリウム、チタン酸アルミニウム、酸化チタン、酸化モリブデン、酸化スズ、酸化アルミニウム、石英ガラスの少なくともいずれかであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】封着材料層および封着層の形成工程にレーザ加熱を適用するにあたって、気密封止性に優れる封着層を再現性よく形成することが可能な気密部材の製造方法を提供する。
【解決手段】封着材料ペーストの枠状塗布層の第1の照射開始位置LS1から第1の照射終了位置LF1まで、焼成用レーザ光を枠状塗布層に沿って走査しながら照射して封着材料層5を形成する。封着材料層5を介して第1のガラス基板と第2のガラス基板2とを積層した後、第1の照射開始位置LS1および第1の照射終了位置LF2とは異なる位置に設定された第2の照射開始位置LS2から第2の照射終了位置LF2まで、封着用レーザ光8を封着材料層5に沿って走査しながら照射して封着層を形成する。 (もっと読む)


【課題】封着中の放電遅れの増大を抑制できるPDPの製造方法を提供する。
【解決手段】
表面に走査電極22と維持電極23とが設けられた前面板20と、表面に複数のリブ34とアドレス電極32とリング状の封着部材39とが設けられた背面板30とを、互いに対面させた状態で、真空槽内に配置する配置工程と、真空槽内を真空排気しながら、封着部材39を加熱して軟化させた後、冷却して固化させ、前面板20と背面板30とを固定する封着工程とを有するPDPの製造方法であって、配置工程の後、封着工程の前に、真空槽内に放電ガスとは異なる不活性ガスを導入して、前面板20と背面板30との間の放電空間50の圧力を増大させる不活性ガス導入工程が設けられ、封着工程の後に、放電空間50を真空排気して放電空間50の圧力を減少させた後、放電空間50に放電ガスを導入する封止工程が設けられている。 (もっと読む)


【課題】低電圧で良好な画像表示を行うことができるプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】
一対の基板を間に空間が形成されるように対向配置するとともに周辺部を封着部材で封着し、かつ前記空間で放電が発生するように基板に電極を配置するとともに電極を覆う誘電体層を保護する保護層を設けたプラズマディスプレイパネルにおいて、保護層における二酸化炭素の吸着量が、昇温脱離ガス分析法において試料温度0℃から650℃までの領域で現れる脱離総量として評価したとき、4.5×1017個/cm2以下である。 (もっと読む)


【課題】前面板と背面板の間のパネル内空間をシール層により封着するための封着・排気工程を効率化し、またパネル内空間に残留する不純ガスを低減して表示特性をより安定にする。
【解決手段】背面板8または前面板1の一方の外周縁領域におけるシール層により封着すべき位置にシール材料層18を形成する。シール材料層が形成された背面板と前面板と含むパネルを炉内で対向させ加熱して、シール材料層が溶融する温度に設定されたトップキープ温度T1に到達させ、トップキープ温度を所定時間の間保持し、トップキープ温度保持中に、前面板及び背面板間の真空排気、及び前面板と背面板の脱ガス処理を行ない、トップキープ温度保持の期間の途中から、前面板と背面板の間にシール材料層を圧着させる封着工程を開始し、トップキープ温度保持の期間の終了後、温度を降下させる。 (もっと読む)


【課題】保護膜を劣化させることなく、プラズマディスプレイパネルの密封を行う手段を提供する。
【解決手段】シール層101の表示面側に突起部107を設ける。突起部107はゲッター層107a及び隔壁状構造材107bを含んで構成される。ゲッター層107aは保護膜102と同じ素材で構成される。シール層101溶着時に発生する二酸化炭素及び水蒸気をゲッター層107aに吸着させると共に、隔壁状構造材107bにより物理的に表示面へのガス流入を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】前面板と背面板の間が金属はんだにより封着された封着構造における、金属はんだが電極群に跨ること、及び背面誘電体層中のピンホールの存在に起因する電極間のショートを回避する。
【解決手段】前面基板2上に設けられた複数の表示電極対5、及び表示電極対を被覆するように形成された前面誘電体層6を有する前面板1と、背面基板9上に設けられ表示電極対と立体交差する複数のアドレス電極10、アドレス電極を被覆するように形成された背面誘電体層11、アドレス電極と表示電極対の交差部に各々放電セルを区画するリブ12、及びリブ間に位置する蛍光体層13を有する背面板8とを備え、前面板と背面板の間は、外周縁領域に枠状に形成されたシール層により封着されており、シール層は、背面板または前面板の少なくとも一方の外周縁領域に形成された台座部20と、台座部上に形成された金属はんだ層21とを含む。 (もっと読む)


【課題】気密封止構造を形成するための大気中での加熱が不要で、室温から200℃までの温度で封着工程を行うことが可能な気密封止構造の形成方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一方が透明であって、互いに所定の間隙を設けて対向する一対の基板1、2と、一対の基板の間隙内に配置された機能要素3と、間隙における機能要素を包囲する周縁領域に設けられて一対の基板を互いに封着したシール層4とを備え、シール層により機能要素を包囲する空間が気密封止された気密封止構造を形成する方法。一対の基板を、間隙内に機能要素が所定状態で配置されるように相互に位置決めし、位置決めの状態を維持して一対の基板を支持し、室温から200℃までの温度かつ減圧下で、一対の基板が互いに重なった周縁領域の間隙に、エアロゾルデポジション法により無機材料の微粒子エアロゾル6を噴射してシール層を形成する。 (もっと読む)


【課題】前面板と背面板の間に配置された誘電体用薄板と背面側基板の封着構造を、誘電体用薄板に局所的な圧力が加わることを抑制可能な構造とする。
【解決手段】走査電極および維持電極からなる複数の表示電極対が前面側基板上に設けられた前面板と、表示電極対と立体交差する複数のアドレス電極10、アドレス電極と表示電極対の交差部に各々放電セルを区画するリブ12、及びリブ間に位置する蛍光体層が、背面側基板9上に設けられた背面板8と、前面板と背面板の間に配置された誘電体用薄板17とを備える。誘電体用薄板は背面板のリブの上面に当接して、外周縁領域がシール層21により背面板上に封着されており、シール層は、少なくとも誘電体用薄板の外周端縁及び誘電体用薄板の誘電体用薄板とリブとの接触面と反対側の面の外周縁領域に亘って形成された端縁領域シール部21aを含む。 (もっと読む)


【課題】強度と気密性の長期的な信頼度が高い気密容器を製造する。
【解決手段】一方のガラス基材13と枠部材14との間に、粘度が負の温度係数を有し、ガラス基材および枠部材より低い軟化点を有し、枠状に延びる接合材1を、接合材1が一方のガラス基材13と枠部材14の双方に接触するように配置する。次に接合材1を加圧しながら、接合材1の幅方向における入熱分布の重心Gが接合材の幅方向中心46よりも内側の領域Eに位置するように、接合材1を加熱溶融する。 (もっと読む)


【課題】気密容器の接合強度や気密性を向上させる。
【解決手段】気密容器の製造方法はアセンブリ工程と接合工程を含む。アセンブリ工程では、少なくとも1箇所が分離した分離部B,D,F,Hを有する枠状に枠体18を構成し、分離部に第1の接合材3を配置し、第1の基板12と枠体18との間に枠体18に沿った枠状の第2の接合材1を配置する。接合工程では、局所加熱光41を走査して、第1の接合材3および第2の接合材1を加熱溶融させて接合を行う。このとき、第2の接合材1のうちの既接合部分に向かって第2の接合材1の未接合部分に沿って局所加熱光41を走査するときに、該走査の下流側端部と既接合部分との間に未接合状態の分離部がくるようにし、かつ下流側端部まで局所加熱光41を走査した後に既接合部と下流側端部との間の未接合の分離部に局所加熱光41を照射するように、局所加熱光41の走査の順序が決められている。 (もっと読む)


【課題】封着材料層のコーナー部へのレーザ照射に起因するガラス基板や封着層のクラックや割れ、また封着ガラスの発泡による気密性の低下等を抑制することを可能にした封着材料層付きガラス部材およびそれを用いた電子デバイスを提供する。
【解決手段】ガラス基板3は封止領域5を備える。ガラス基板3の封止領域7上には、封着ガラスと低膨張充填材とレーザ吸収材とを含有する封着材料からなる封着材料層7が設けられている。枠状の封着材料層7は直線部7aとコーナー部7bとで構成されている。封着材料層7はコーナー部7bの幅L12が直線部7aの幅L11より広い。 (もっと読む)


【課題】効率的な加熱方法を可能にしたプラズマディスプレイパネルの製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】前面板20に形成された表示電極対24と背面板30に形成されたデータ電極32を交差させるとともに、前面板20と背面板30との間に放電空間を形成するように、前面板20と背面板30を対向配置させ、前面板20と背面板30の外周部を封着材によって封着する封着工程と、放電空間を排気する排気工程を備え、前面板20を構成する材料と背面板30を構成する材料の内、少なくとも一方はマイクロ波の照射によって自己発熱し、封着工程と排気工程の内、少なくともいずれか一方の工程において、前記マイクロ波を照射する構成である。 (もっと読む)


【課題】2枚のガラス基板間にスペーサを配置して封止する際に、レーザ封着によるスペーサやガラス基板のクラックや割れ等の発生を抑制することによって、封止性やその信頼性を高めた電子デバイスとその製造方法を提供する。
【解決手段】電子デバイスは、第1のガラス基板2と第2のガラス基板3とこれらガラス基板2、3間に設けられる電子素子部とを具備する。第1のガラス基板2と第2のガラス基板3との間は、スペーサ6と第1の封着層7と第2の封着層8とで封着される。第2の封着層8はレーザ光を吸収する第2の封着用ガラス材料のレーザ光による溶融固着層からなる。第2の封着層8はガラス基板2、3の積層方向を含む断面において、第1の封着層7と該積層方向に重ならないように配置されている。 (もっと読む)


【課題】保護層の電子放出特性を向上し、高精細で高画質な画像表示性能を備えるPDPを提供する。
【解決手段】保護層を有する前面基板と背面基板とを放電空間を介して封着する封着ステップを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、保護層を、少なくとも2つ以上の単一金属酸化物からなる複合金属酸化物で形成するとともに、X線回折分析において、複合金属酸化物の特定方位面における回折角のピークが、単一金属酸化物の特定方位面における最小回折角と最大回折角との間に存在するように形成し、かつ、封着ステップが、前面基板と背面基板とを少なくとも490℃まで加熱する加熱ステップを含むとともに、加熱ステップにおいて加熱温度を350℃から490℃まで昇温させる際の昇温速度を0.2℃/min以上2℃/min以下とする。 (もっと読む)


【課題】本発明のプラズマディスプレイパネルによれば、前面板と背面板との間隔を一定に保ち、かつ電極断線の不具合を防止することができ、高品質で高歩留まりなプラズマディスプレイパネルを提供することが可能となる。
【解決手段】上記目的を達成するため、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、複数の表示電極を配置した前面基板と、前記表示電極に交差するようにアドレス電極を配置し前記アドレス電極上に絶縁体層を配置した背面基板と、前記前面基板と前記背面基板を封着する封着層を設けたPDPの製造方法であって、前記封着層は、ビーズ材を有し、前記アドレス電極は体積比率で5%〜40%のガラス成分を含有し、かつ前記封着する工程の温度が、前記アドレス電極の屈伏点よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】保護層表面の変質層を、パネル毎のバラツキなく簡単かつ低コストに除去でき、パネル寿命に優れたプラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】前面板1と背面板2が平行に重ね合わされ、互いに押し付けられる。また、背面板2とガス吹込み治具3とが密着される。内部にガラス繊維濾紙9が配置されたガラス管3は、固形ガラスフリットリング4を介して背面板2に押し当てられる。ガラス管3を利油用して、窒素、Xe、Neガスがパネル内に供給でき、又はパネル内を排気する。 (もっと読む)


【課題】前面基板と背面基板との間隔を一定に保持し、聴感ノイズの発生やクロストークの発生を抑制したPDPを実現する。
【解決手段】互いに平行な複数の表示電極対14と誘電体層15と保護層16とが形成された前面基板11と、互いに平行な複数のデータ電極18と下地誘電体層19と隔壁20と蛍光体層とが形成された背面基板17とを、間に放電空間を形成するように隔壁20を挟んで対向配置し周囲を封着材で封着したPDP10であって、下地誘電体層19を背面基板17の外周領域40を除く内周領域41に設け、封着材を外周領域40に設けた第1封着材25と内周領域41に設けた第2封着材28とで構成し、第1封着材25中に大径粒状物質29を配置するとともに、第2封着材28に小径粒状物質30を配置し、大径粒状物質29の粒径を小径粒状物質30の粒径よりも下地誘電体層19の膜厚分だけ大きくする。 (もっと読む)


【課題】450℃以下の低温域で良好に軟化流動し、且つ耐候性も良好なSnO−P系ガラスを創案することにより、近年の環境的要請を満たしつつ、電子部品や表示装置の長期信頼性を高めること。
【解決手段】本発明のSnO−P系ガラスは、ガラス組成として、下記酸化物換算のモル%で、SnO 50〜70%、P 15〜25%(但し、25.0%を含まない)、B 0.1〜5%(但し、5.0%を含まない)、ZnO 1〜15%を含有し、且つ実質的にPbOを含有しないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】排気管をなくして薄型化を図るとともに、前面基板と背面基板とを低温プロセスで実現できる。
【解決手段】平行な複数の表示電極対14と誘電体層15と保護層16とを形成した前面基板11を作製するステップと、互いに平行な複数のデータ電極18と下地誘電体層19と隔壁20と蛍光体層とを形成した背面基板17を作製するステップと、前面基板11または背面基板17の周囲にラジカル重合性化合物の熱硬化性樹脂からなる封着材25を塗布する塗布ステップと、前面基板11と背面基板17とを圧着するとともに封着材25にマイクロ波を照射して硬化させる封着ステップとを含む。 (もっと読む)


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