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Fターム[5F172NN07]の内容

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Fターム[5F172NN07]に分類される特許

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【課題】熱分布の発生を抑制して、ビーム品質を高めることができるようにする。
【解決手段】入射面2aから励起光6を導入して、その励起光6を伝搬させる平板状の励起光導入部2と、励起光導入部2より高い屈折率を有しており、その励起光導入部2により伝搬された励起光6を導入する入射面が、その励起光導入部2の下面2cに接合され、その入射面から導入した励起光6を吸収して利得を発生する平板状のレーザ媒質1とを備え、その励起光導入部2における励起光6の入射方向の長さがレーザ媒質1より長く、その励起光導入部2の入射面2a付近にはレーザ媒質1が接合されていないように構成する。 (もっと読む)


【課題】より小型化が可能な光渦レーザー発振装置及び光渦レーザー発振方法を提供する。
【解決手段】本発明の一観点に係る光渦レーザー発振装置は、固体レーザー媒質と、固体レーザー媒質に光を供給する光源と、固体レーザー媒質と前記光源との間に配置される集束レンズと、固体レーザー媒質を中心に等距離に配置される反射ミラー及び出力ミラーと、を有する。また本発明の一観点に係る光渦レーザー発振方法は、光源から励起光を固体レーザー媒質に照射して光を励起し、固体レーザー媒質が励起した光を、固体レーザー媒質を中心に等距離に配置される反射ミラー及び出力ミラーで共振させて発振する。 (もっと読む)


【課題】装置全体の構成が簡潔かつ小型であるとともに、レーザー出力の立ち上がり応答特性が優れた半導体レーザー励起固体レーザー装置を提供しようとするものである。
【解決手段】レーザー共振器内に配置された固体レーザー媒質に励起光を入射してレーザー発振させ、レーザー共振器からレーザー光を出力する半導体レーザー励起固体レーザー装置において、筐体内にレーザー媒質を保持するとともに熱伝導特性の優れた素材により構成される保持手段と、保持手段におけるレーザー媒質の近傍に位置するように配設される加熱手段と、保持手段におけるレーザー媒質と加熱手段との間に配置されるとともにレーザー媒質の近傍の温度を計測する測温手段と、測温手段によるレーザー媒質近傍の温度の測温結果に基づいて加熱手段を制御する制御手段とを有し、保持手段における排熱と加熱手段による加熱によりレーザー媒質近傍の温度を一定に保つようにした。 (もっと読む)


【課題】 LDを光軸方向に複数並べた側面励起方式固体レーザ励起モジュールにおいて、長いレーザ媒質全体の相対的な励起量を精度良く計測する。複数の励起モジュールを光学的に連結した固体レーザ発振器の調整状態を変化させずに、各励起モジュール単体の診断を実施する。また、診断機能を固体レーザ励起モジュールに組み込んで初期コストを上げることを避ける。
【解決手段】 複数の固体レーザ励起モジュールを光学的に連結して構成された固体レーザの発振光軸上に、固体レーザ媒質端部から放射される蛍光を取り込む開口と蛍光量をモニタするパワーセンサヘッドを搭載した固体レーザ診断装置を、固体レーザ発振器構成を変化させることなく、固体レーザ励起モジュール側面に取り付けられるようにした。 (もっと読む)



【課題】同じレーザ光源装置を用いて、加工精度を良好に保ちつつ、レーザ光のパルスエネルギーおよび繰返し周波数を変化させる。
【解決手段】シードLD151から射出されたレーザ光を、ファイバ増幅器153およびファイバ増幅器155により増幅した後、固体レーザ増幅器158により増幅する。制御部160は、固体レーザ増幅器158の固体レーザ媒質を励起する励起光をレーザ光に同期して固体レーザ媒質に照射するように制御するとともに、励起光の単位時間あたりのパワーが所定の値になるように、レーザ光の繰返し周波数に応じて励起光の強度を制御する。本発明は、例えば、レーザリペア装置に適用できる。 (もっと読む)


【課題】平面型光導波路のコア層における温度分布の不均一性を軽減し、発生する熱レンズ効果を抑制することで、励起光パワーの増減に伴う、出力光パワーの低下およびビーム品質の劣化の少ない平面光導波路型レーザ装置を得る。
【解決手段】平板状をなし、励起光の光軸7に対し垂直な断面の厚さ方向に導波路構造を有するコア層2と、コア層2の一面に接合されたクラッド3と、クラッド3の一面側に接合剤を介して接合され、励起光の光軸7に垂直な断面の幅方向の、励起光照射位置8近傍では小さい熱抵抗を有し、励起光照射位置遠方では大きい熱抵抗を有する導波路内温度調整部4と、導波路内で発生した熱をクラッドと導波路内温度調整部を介して排熱する冷却装置5とを備える。 (もっと読む)


【課題】 レーザ装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、折り畳み式共振器を備え、この共振器の分岐部1a、1b内に、それぞれ1つの活性媒質が配置されている、固体レーザのためのレーザ装置に関する。折り畳み素子がレンズ装置11の焦点合わせレンズ10の湾曲した折り畳みミラー9として形成され、共振器分岐部1a、1bが別個の2つのコリメータレンズ6を用いてレンズ装置によって片側からポンピングされる。焦点合わせレンズ10の外面上の湾曲した折り畳みミラー9は、ポンピングエネルギーの波長に関して高透過性であり、かつ基本波長に関して高反射性であり、そして、例えば、焦点合わせレンズ10の適切なコーティングによって実現可能である。実現可能な約4°の小さな折り畳み角度βに基づいて、不所望な非点収差が十分に回避される。 (もっと読む)


【課題】ガスレンズ効果の影響を低減でき、安定したビーム径および光軸を持つレーザ光を供給できるガスレーザ装置を提供する。
【解決手段】ガスレーザ装置は、レーザ発振器1と、レーザ発振器1の後段に縦列配置された1つ以上のレーザ増幅器2,12とを備え、レーザ発振器1は、レーザ光を取り出すための部分反射鏡4を有し、レーザ増幅器2,12は、レーザ媒質を封止してレーザ光の通過を許容するための全透過鏡8,13を有し、レーザ発振器1の部分反射鏡4とレーザ増幅器2の全透過鏡8との間に、外気から隔離された空間を形成するためのチャンバー9をさらに備え、チャンバー空間には不活性ガスが封入されている。 (もっと読む)


化学気相堆積(CVD)を用いて製造される単結晶ダイヤモンド材料、特に、レーザーのような光学的用途における使用に適する特性を有するダイヤモンド材料が、開示される。特に、室温で測定した場合に、最長長さ内部寸法、複屈折及び吸収係数の好ましい特性を有するCVD単結晶ダイヤモンド材料が、開示される。ラマンレーザーを含めて、前記ダイヤモンド材料の使用、及び前記ダイヤモンドの製造方法もまた開示される。 (もっと読む)


極紫外光システムは、増幅光ビームを生成する駆動レーザシステムと、ターゲット位置でターゲット材料を生成するように構成されたターゲット材料送出システムと、駆動レーザシステムから出射された増幅光ビームを受け取り、かつ増幅光ビームをターゲット位置に向けて誘導するように構成されたビーム送出システムと、計測システムとを含む。ビーム送出システムは、ターゲット位置に増幅光ビームを集束させるように構成かつ配置された収束レンズを含む。計測システムは、収束レンズから反射した増幅光ビームの一部分と収束レンズから反射した案内レーザビームの一部分とを集光するように構成された集光システムを含む。集光システムは、これらの部分を光学的に分離するように構成された二色性光デバイスを含む。 (もっと読む)


【課題】所望の値に近い楕円率のモードが得られる小型レーザ用光学素子を提供する。
【解決手段】レーザ結晶(1)と波長変換結晶(2)とを接合した構造を持つ小型レーザ用光学素子において、光共振器端面側となるレーザ結晶(1)の端面部分に溝(7,8)を形成する。
【効果】溝(7,8)の位置や形状を変えることによって熱レンズ効果の異方性を制御すれば、溝(7,8)を形成しないときのモードの楕円率が1よりずっと小さくなる場合でも、溝(7,8)を形成することによって1に近い楕円率のモードを得ることが出来る。 (もっと読む)


入力ビームを光軸に沿って投影する入力光源(33)と、入力ビーム(35)から円錐屈折ビーム(41)を生成し、次いで入力ビーム(49)を復元する光素子(37、43)とを備える光学システム(31)。この光素子は、円錐屈折ビームを生成し、光素子(43)を用いて円錐屈折ビームに位相シフトを印加して、ビームを復元する第1の円錐屈折素子(37)を備えることができる。この光学システムを用いて、レーザー、またはレーザー用利得媒質を形成することができる。
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【課題】熱レンズ効果を抑え、安価に出力を向上させることのできるレーザ発振装置を提供することを目的とする。
【解決手段】レーザ発振装置10Aにおいて、励起光源20にフラッシュランプ21を用いるとともに、レーザ媒質部31をディスク状とすることで、レーザ光Yを大出力としつつ、励起光Xの照射によって特定箇所に熱エネルギが集中しにくくして温度勾配を小さくした。さらに、レーザ媒質部31は、ペルチェ素子等からなるヒートシンク33によって、その全面を冷却し、温度勾配の発生をより確実に抑える。 (もっと読む)


【課題】レーザ発振の安定性を向上する。
【解決手段】両端に反射ミラー(51,52)を有し且つレーザ結晶(1)および波長変換結晶(2)を含む光路の周囲をダミー材(3a,3b,3c,3d)で覆って光路を光導波路とする。
【効果】光路を光導波路としたため、光の横閉じ込めができ、安定した横モードが得られ、これにより励起光パワーが低く、低出力で、十分な熱レンズ効果が得られない場合でも、レーザ発振が安定になる。 (もっと読む)


【課題】 大掛かりな設備を設けることなく、動的且つ正確に熱レンズ効果を補正することができる透過型光学素子、レーザー発振器、及びレーザー加工機を提供する。
【解決手段】 透過型光学素子は、正の熱ひずみ係数を有する物質からなりウェッジ面と平面とを有する第1光学部材と、負の熱ひずみ係数を有する物質からなりウェッジ面と平面とを有する第2光学部材とを備え、第1光学部材のウェッジ面と第2光学部材のウェッジ面とを向かい合わせに配置して、第1光学部材と第2光学部材とが相対的に平面に平行に移動し、レーザービームに生じる熱レンズ効果を補正する。 (もっと読む)


【課題】 励起光とレーザ光との結合効率を向上させることができる固体レーザ装置を提供する。
【解決手段】 固体レーザ装置1は、励起光L1によって励起されたスラブ型の固体レーザ媒質2を介してエンドミラー3と出力鏡4との間でレーザ光L2を往復させることにより、レーザ光L2を増幅して出力する。固体レーザ媒質2は、レーザ光L2を入射及び出射させる入出射端面2a,2b、及び入射したレーザ光L2がジグザグ状に伝播するようにレーザ光L2を反射する反射端面2c,2dを有している。入出射端面2aは、固体レーザ媒質2内において励起光L1がレーザ光L2と略同一の伝播路上を伝播するように励起光L1を入射させる。 (もっと読む)


異方性結晶、例えば、Nd:YVO、Nd:YLF及びNd:GdVOが多くのレーザ用途のための好適な利得物質になっている。異方性利得媒質では、補助的な補償なしでも、レーザモードが利得媒質を通過する際に劣化することはない。異方性利得媒質を組み込んだ光パワー増幅器は、複数のパスによるパワースケーリングを達成できると共に、各パスの間、レーザと励起光との間の良好なモード整合を維持することもできる。好ましい実施の形態では、シードレーザビーム(100)が異方性利得媒質(102)を複数回通過し、各通過の間、ビーム変位角を実質的にゼロにすることができる。マルチパスシステムは、マイクロマシニング、ビア穴あけ及び高調波変換用途の要求を満たす高パワーTEM00を実現する経済的で信頼できる方法を提供する。 (もっと読む)


マイクロマシニング、集積回路のビア穴あけ及び紫外線(UV)変換等の用途には、高パワーのダイオード励起固体(DPSS)パルスレーザが好ましい。Nd:YVO(バナデート)レーザは、広い帯域幅の励起波長に亘って高いエネルギ吸収係数を有するので、高パワー用途のための良い候補である。しかしながら、バナデートは、硬く、熱応力が加わると破損しやすいという点で、熱力学的性質が劣っている。レーザパラメータを最適化し、励起波長及び利得媒質(240)のドーピング濃度を選択して、吸収係数を2cm−1未満、例えば、約910nmと約920nmとの間の励起波長(241)に制御することによって、ドーピングされたバナデートレーザ(237、240)は、熱レンジングを40%低減しながら、結晶マテリアルを破砕することなく、最大100Wの出力パワー(236)を生成するように改善できる。 (もっと読む)


【課題】 レーザ媒質とヒートシンクとの接合部分を適切に制御し、所望の熱レンズ効果により、安定したレーザ発振が可能なモード制御導波路型レーザ装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 一面側にレーザの光軸C方向に平行に延びる複数の第1突起4が所定の周期で配置されたレーザ媒質1と、第1突起4のそれぞれとはんだによって接合される複数の第2突起3が形成されたヒートシンク2と、を備え、複数の第2突起3のそれぞれは、側面部3sにはんだに濡れにくい第1の表面を露出する第1の層32を有するとともに、第1突起4と対向する上面部3tにはんだに濡れやすい第2の層31を有し、はんだに濡れやすい第2の層31は、その端部3cが側面部3sに近づくほど第1突起4との間隔が広がるような曲線状に形成されるとともに、はんだに濡れにくい第1の表面を露出する第1の層32の上端部まで延在するように構成した。 (もっと読む)


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