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国際特許分類[B23Q15/12]の内容

国際特許分類[B23Q15/12]に分類される特許

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【課題】移動可能な機械構造体の振動も、能動的な振動減衰装置により簡単な方法で減衰させることを可能にする。
【解決手段】加工機械の制御装置(5)が、加工機械の軸駆動装置(4)を目標送り運動に応じて制御する。それによって、加工機械の機械構造体(3)が対応して移動させられる。制御装置(5)は、空間内における機械構造体(3)の絶対運動を求め、それから機械構造体(3)の目標送り運動を考慮して機械構造体(3)の振動を減衰させる補償質量(7)のための補償運動(K*)を求める。機械構造体(3)上には、補償質量(7)に作用する補償駆動装置(8)が配置されている。制御装置(5)は、補償駆動装置(8)を補償運動(K*)に応じて制御する。それによって補償質量(7)は機械構造体(3)に対して相対的に相応に移動され、従って機械構造体(3)の振動が減衰させられる。 (もっと読む)


【課題】加工のヒステリシス特性によるびびり振動の再発生を効果的に防止することが可能な工作機械の振動抑制方法を提供する。
【解決手段】振動抑制方法は、回転軸の時間領域の振動を検出する第1ステップ、検出された時間領域の振動に基づいてびびり周波数を算出する第2ステップ、算出されたびびり周波数から加工情報を算出して記憶し、前に記憶された加工情報が存在しないときは、算出された加工情報を用いて安定回転速度を算出する第3ステップ、回転速度を算出した安定回転速度に変更する第4ステップ、変更した回転速度の加工情報と、記憶した加工情報を比較する第5ステップ、加工情報が改善され(びびり振動を低減させるように加工情報が変化し)、変更された回転速度の変更方向が減速方向であった場合に、最適な回転速度であると判断する第6ステップを有している。 (もっと読む)


【課題】びびり振動の抑制に対して回転軸の回転速度にかかわらず最適な変動周期を表示し、短時間で容易に最適なパラメータに設定可能とする。
【解決手段】回転速度を変動させると、モニタ14には、回転速度の変動振幅Qと変動周期Pとの関係を示す変動図20が表示され、変動図20には、現在の設定値Aの他、変動振幅Qと変動周期Pとの設定可能範囲21と、以下の式(1)に基づいた最適変動周期P及び/又は式(2)に基づいた変動周期Pの最適範囲Pが表示される。Tは回転軸の回転周期、a,amin,amaxは予め設定される係数である。
=aT ・・・(1)
minT≦P≦amaxT ・・・(2) (もっと読む)


【課題】軸切込み深さを一定とする等高線加工において、半径切込み深さを補正して、加工能率が大きくてびびり振動の発生しないNCデータを作成できるNCデータ補正装置を提供する。
【解決手段】所定の軸切込み深さにおける、主軸回転速度に対するびびり振動発生の限界となる工具接触角度である限界工具接触角度を演算し、NCデータのデータ区分毎に工具接触角度が限界工具接触角度より大きいか否かを判定し、大きいと判定された不安定NCデータ区分がある場合は、不安定NCデータ区分における工具刃先経路の半径切込み深さを小さくすることで、工具接触角度を小さくしてびびり振動の発生しないNCデータを作成する。 (もっと読む)


【課題】回転速度を指定した主軸の回転指令を実行する場合に生じる待ち時間の影響を低減し、工作時間を短縮することができる工作機械及び工作方法を提供する。
【解決手段】マシニングセンタは、加工プログラムから取得した命令が回転速度を指定した主軸5Aの回転命令である場合、主軸5Aの回転を開始するが、主軸5Aの回転速度が回転速度閾値に達するのを待つことなく、加工プログラムの次の命令の取得及び実行を行う。その後、マシニングセンタは、加工プログラムから切削移動命令を取得した場合、主軸5Aの回転速度が回転速度閾値に達したか否かを判定した後に、主軸5Aをワークへ近接させる切削移動を開始する。またマシニングセンタは、回転命令にて指定された回転速度に所定割合Aを乗じた値を回転速度閾値とし、主軸5Aの回転速度を判定する場合に回転速度閾値との比較を行う。 (もっと読む)


【課題】発生の可能性の高い複数のびびり振動に対して有効なびびり安定限界線図を作成して、加工データのびびり振動発生の有無を判定し、びびり振動の発生が予測される場合は加工データを修正する加工データ修正方法を提供する。
【解決手段】工具5をスピンドル7に装着した状態の加振テストから求めた主軸系のコンプライアンスの周波数応答のピークの中で、コンプライアンスの大きな複数のピークから求めた質量・減衰係数・剛性値を用いて、複数のびびり安定限界線図を作成する。複数のびびり安定限界線図の安定領域の重複する部分を安定領域とする合成びびり安定限界線図を作成する。合成びびり安定限界線図の安定領域に含まれない加工データを、安定領域に含まれるように修正する。 (もっと読む)


【課題】加工条件を変更した場合における加工能率の変化を作業者が容易に把握することができ、びびり振動を抑制する際における作業者の負担を軽減することができる回転速度表示装置を提供する。
【解決手段】びびり振動の発生を検出すると、安定回転速度を算出するとともに、加工プログラムをもとに、現在の回転速度で加工した際の想定加工時間と、安定回転速度で加工した際の想定加工時間とを夫々算出し、さらに回転軸3の回転速度を安定回転速度へと変更した場合に、加工能率がどのように変化するかを演算し、安定回転速度とともにモニタ15に表示するようにした。したがって、作業者は、モニタ15の表示にもとづいて回転速度の変更に伴う加工能率の変化を容易に把握することができ、ひいては加工能率の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】工作物Wの材質の変更や工具5の磨耗の進行がおきても、正確なびびり安定限界線図を短時間に作成し、それを用いて切削能率の高い切削条件設定ができる切削条件設定装置92を提供する。
【解決手段】所定工具5aで基準工作物Wを切削したときの基準比切削抵抗Kfa0と基準びびり安定限界線図をNC装置9のデータ記録部922に記録し、所定工具5aの磨耗状況を累積工具磨耗率ηa0としてデータ記録部922に記録する。実切削時の比切削抵抗Kfabと基準比切削抵抗Kfa0と累積工具磨耗率ηa0を用いてρ=Kfab/(ηa0・Kfa0)を演算し、基準びびり安定限界線図の臨界切込み深さLをρで除することで実びびり安定限界線図を演算・作成する。実びびり安定限界線図を用いて、びびりが発生しないで最大能率となる切削条件を設定する。 (もっと読む)


【課題】びびり振動を抑制可能で且つ目標とする加工面粗さを得ることもできるような変動パラメータを作業者が容易に把握可能な工作機械を提供する。
【解決手段】びびり振動を抑制するために主軸1の回転速度を変動させるにあたって、びびり振動の抑制に効果的な変動パラメータに係る情報を表示するとともに、回転速度を変動させることで加工面に生じるうねりを考慮して、該うねりを含んだ理論粗さを算出し、該理論粗さを変動パラメータに関連づけた状態で表示手段15に表示するようにした。そのため、作業者は、理論粗さを考慮に入れた上で振動抑制効果の高い変動パラメータの値を容易に把握することができる。したがって、びびり振動を抑制することはできたものの、加工面粗さが目標よりも下回ってしまったというような事態の発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】びびり振動を効果的に低減することができ、しかも加振装置を必要とせず、実施化を容易に図り得る工作機械の制御装置などを提供する。
【解決手段】工作機械は、主軸に取り付けた切削工具により切削加工を行うものである。この工作機械の制御装置は、加工時に発生するびびり振動の周波数を検出する検出手段と、この検出手段で検出したびびり振動の周波数及び主軸回転数を基に工作機械の主軸が回転している状態の固有振動数を推定する推定手段17と、この推定手段で推定した固有振動数を用いて無次元安定限界切込みを算出し、この無次元安定限界切込みが最大となるように主軸回転数を変更する主軸回転数制御手段18とを備える。 (もっと読む)


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