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国際特許分類[C03C27/06]の内容

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【課題】 信頼性の高いガラス溶着体を製造することができるガラス溶着方法を提供する。
【解決手段】 ガラス層3の一部にレーザ光を照射してガラス層3の一部を溶融させ、ガラス層3の他の部分よりもレーザ吸収率が高いレーザ光吸収部8a〜8dをガラス層3の4つの角部に形成する。そして、レーザ光吸収部8aを照射開始位置として溶着予定領域Rに沿ってレーザ光を照射してガラス層3を溶融させ、ガラス部材4とガラス部材5とを溶着する。これにより、溶着用のレーザ光の照射を開始する起点付近からすぐにガラス層3の溶融が安定した安定領域とすることができる。その結果、不安定領域を低減させるべくガラス層3を必要以上に加熱することが不要となるので、ガラス部材4,5にクラックが生じるのを防止して、溶着状態を均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高いガラス溶着体を製造することができるガラス溶着方法、及びそのためのガラス層定着方法を提供する。
【解決手段】 バインダをガス化させると共にガラスフリット2を溶融させて、ガラス部材4にガラス層3を定着する際、溶着予定領域Rにおける照射開始位置Aからその照射開始位置Aまで溶着予定領域Rに沿ってレーザ光L1を照射した後、連続して、溶着予定領域Rにおける照射開始位置Aからの不安定領域に沿って安定領域開始位置Bまで再度レーザ光L1を照射して、不安定領域のガラス層3を再溶融させてバインダを除去し安定領域とした上でガラス層3をガラス部材4に定着させる。 (もっと読む)


【課題】 気密な溶着を必要とするガラス溶着体を製造することができるガラス溶着方法、及びそのためのガラス層定着方法を提供する。
【解決手段】 バインダをガス化させると共にガラス層3を溶融させてガラス部材4にガラス層3を定着させるために、仮焼成用のレーザ光L2がガラス層3に照射される。ここで、レーザ光L2の照射領域は、溶着予定領域Rの延在方向に沿って配列された領域A1及び領域A2を有しており、領域A2に対して領域A1が先行するように溶着予定領域Rに沿って移動させられる。そして、領域A2は、領域A1の照射によって溶融させられたガラス層3が固化する前にガラス層3に照射される。これにより、ガラス層3が固化するのに要する時間が長くなり、その結果、レーザ光L2の領域A1の照射によってガス化したバインダがガラス層3から抜け易くなる。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高いガラス溶着体を製造することができるガラス溶着方法、及びそのためのガラス層定着方法を提供する。
【解決手段】 バインダ、レーザ光吸収性顔料及びガラスフリット102を含むガラス層103にレーザ光L2を照射することにより、バインダをガス化させると共にガラスフリット102を溶融させ、ガラス部材104にガラス層103を定着させる。これにより、ガラス部材104に定着したガラス層103においては、バインダが逃がされ、且つレーザ光吸収率が高まって均一な状態となっている。その結果、このような安定した状態のガラス層103を介してガラス部材104とガラス部材105とを溶着することにより、ガラス部材104,105同士の溶着状態を均一にすることができる。 (もっと読む)


【課題】 気密な溶着を必要とするガラス溶着体を製造することができるガラス溶着方法、及びそのためのガラス層定着方法を提供する。
【解決手段】 仮焼成用のレーザ光L1の照射によって、ガラス層3のうちの一部31を除き、その一部31で開いた矩形環状に延在する主部32を溶融させ、ガラス部材4に定着させる。これにより、ガラス部材4に定着したガラス層3の主部32の一端32aと他端32bとの間に、ガラスフリット2が溶融していないガラス層3の一部31が存在することになる。この状態で、ガラス部材4にガラス層3を介してガラス部材5を重ね合わせ、ガラス層3の一部31及び主部32に本焼成用のレーザ光L2を照射することにより、ガラス部材4とガラス部材5とを溶着すると、ガラス層3でのリークの発生を防止して、気密な溶着を必要とするガラス溶着体1を製造することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高いガラス溶着体を製造することができるガラス溶着方法を提供する。
【解決手段】 第1の入熱量を有するレーザ光を溶着予定領域Rに沿って照射することによりガラス層3を溶融させる。そして、レーザ光L1の進行方向と略直交する方向におけるガラス層3の溶融率が100%近くなった際に入熱量を切り替えて、第1の入熱量よりも少ない第2の入熱量を有するレーザ光を溶着予定領域Rに沿って照射することにより、ガラス層3を溶融させる。これにより、ガラス層3を介してガラス部材同士を溶着する。ガラス層3の溶融時には、ガラス層3の溶融率が100%近くになるとガラス層3のレーザ光吸収率が急激に高くなるが、このような入熱量の切替えにより、ガラス層3が入熱過多の状態となることが抑止されるので、ガラス部材4,5にクラックが生じるのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 、信頼性の高いガラス溶着体を製造することができるガラス溶着方法、及びそのためのガラス層定着方法を提供する。
【解決手段】 溶着予定領域Rに沿ってレーザ光L1を照射してガラス層3を溶融させる際、第1の入熱量を有するレーザ光L1を溶着予定領域Rに沿って照射することで、バインダをガス化させると共にガラスフリット2を溶融させ、レーザ光L1の進行方向と略直交する方向におけるガラス層3の溶融率が所定値を越えたときに入熱量を切り替えて、第1の入熱量よりも少ない第2の入熱量を有するレーザ光L1を溶着予定領域Rに沿って照射することで、バインダをガス化させると共にガラスフリット2溶融させ、ガラス部材4にガラス層3を定着させる。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高いガラス溶着体を製造することができるガラス溶着方法、及びそのためのガラス層定着方法を提供する。
【解決手段】 ガラス部材4にガラス層3を定着させる仮焼成の際に、レーザ光L2がガラス部材4側からガラス部材4を介してガラス層3に照射される。これにより、ガラス層3におけるガラス部材4側の部分が十分に加熱されるので、ガラス部材4に対するガラス層3の密着性を向上させることができる。更に、幅方向におけるガラス層3の両縁部が溶融するようなレーザパワーでレーザ光L2を照射しても、ガラス層3におけるガラス部材4と反対側の部分(すなわち、ガラス層3において他のガラス部材と溶着される部分)が入熱過多によって結晶化するのが防止されるので、他のガラス部材に対するガラス層3の溶着状態を均一化することができる。 (もっと読む)


強化真空ガラスの封着方法である。当該方法は以下の通りである、即ち、まず金属ペースト塗布層を局部加熱することによって、強化ガラス板の縁の封着しようとする表面にガラス板と固着して一体となる金属化層を作製する。その後、金属ろう付けプロセス、又は封着しようとする両ガラス板の金属化層間に金属封着シートを気密溶接することによって、両ガラス板縁の気密封着を実現する。さらに、強化真空ガラスを提供する。当該方法は封着箇所の接着が堅固、かつ気密性が高く、耐熱衝撃性が良い等の利点を有する。金属封着シートからなる封着構造は、真空ガラスにおける内外層ガラス板の温度差によって発生する温度変形に上手く適応ことができる。
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真空ガラス吸気孔の密封方法であって、まず、ガラス板の外側表面上に吸気孔を囲んでガラス板と固着して一体となる金属層を作製する。また、吸気完成後、金属ろう付けプロセスによって、密封部材と吸気孔周りの金属層とを気密溶接させる。さらに真空ガラス吸気孔の密封構造及び真空ガラス吸気孔の密封装置を提供する。当該方法は、確実、かつ堅固に吸気孔を密封することができる。当該密封構造は、使用寿命が長く、密封部材と金属層との溶接は一瞬で完成でき、ガラス素材の性能に影響を及ぼさない。
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