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国際特許分類[C04B7/60]の内容

国際特許分類[C04B7/60]に分類される特許

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【課題】セメント製造設備の石炭乾燥粉砕手段を用いることにより、新たに水銀捕集剤を用いたり、水銀除去装置や石炭乾留装置を新たに設置することなく、既存の設備を有効利用することで燃焼排ガス中の水銀を容易に除去することができる燃焼排ガスの水銀除去方法を提供する。
【解決手段】石炭C1を石炭乾燥粉砕装置6内にて粉砕して微粉炭C2とし、次いで、セメント製造設備のサスペンションプレヒータ1の最上段のサイクロン1dから排出される燃焼排ガスG1を石炭乾燥粉砕装置6に導入し、この燃焼排ガスG1に含まれる水銀を微粉炭C2に吸着させ、これら水銀が吸着された微粉炭C2’及び水銀が除去された燃焼排ガスG2をバグフィルタ7に導入し、微粉炭C2’のみを捕集して回収するとともに、水銀が除去された燃焼排ガスG2を清浄化された排ガスとして煙突8から排出させる。 (もっと読む)


【課題】高価な装置を使用することなく、常温常圧下で製造可能なセメント系の調湿材料及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】セメントに対する水の割合である水セメント比が5以上のセメントスラリーを得、このセメントスラリーを水セメント比が5以上の状態で4時間以上保持し、その後、炭酸化処理して調湿材料する。セメントスラリーとしてはコンクリート製造工程で発生するコンクリートスラッジを使用でき、この場合、コンクリートスラッジを回転式篩い2に通して砕石と砂を除去し、攪拌槽3及び沈殿槽4を経た後にフィルタープレス5を通してスラッジケーキを得る。このスラッジケーキをスラッジ乾燥場6で大気乾燥させて炭酸化処理する。その後、乾燥させたスラッジケーキを破砕装置7に通し、さらに振動篩い8にかけ、15mm以下に分級したものを製品としてストックヤード9に保管する。 (もっと読む)


【課題】 設備費用やランニングコストの小さい、固液分離工程数の少ない塩素含有微粉状廃棄物の処理方法であって、有害物質含有量の大きい抽気ダスト等の廃棄物であっても、その水洗水を水質汚濁防止法の排水基準値内とすることができる方法の提供。
【解決手段】 塩素含有微粉状廃棄物に水を加えてスラリー化し、pH12以上で陰イオン性カルボン酸系高分子凝集剤の存在下で固液分離をする第一工程、第一工程で得られた液相に鉄系還元剤及び酸剤を添加し、pHを6.0乃至8.0とし、次いで金属捕集剤を添加する第二工程、第二工程で得られた液相に、ポリ硫酸第二鉄又は塩化第二鉄と、必要な場合にはアルカリ剤とを添加し、pHを6.5乃至7.5とする第三工程、及び第三工程で得られた液相に陰イオン性カルボン酸系高分子凝集剤を添加し、固液分離をする第四工程を含む、塩素含有微粉状廃棄物の処理方法を実施する。 (もっと読む)


【課題】カルシウム成分及び鉛成分を含有する微粉末中の鉛の含有率を測定しなくても、簡易な方法で、鉛硫化物を生成させるための硫化剤の添加量を常に最適な値に維持することができ、その結果、常に高い回収率で鉛を回収しうる、微粉末の処理方法を提供する。
【解決手段】(A)処理対象物である微粉末と水と硫化剤を混合して、鉛硫化物を含むスラリーを得る工程と、(B)該スラリーの酸化還元電位を測定し、酸化還元電位の値が−230〜−670mVの範囲内となるように、工程(A)の硫化剤の添加量を調整する工程と、(C)工程(B)を経たスラリーに硫酸を加えて、pHを1.5〜7.5に調整し、鉛硫化物及び硫酸カルシウムを含むスラリーを得る工程と、(D)得られたスラリーに捕収剤を加えて、鉛硫化物を疎水化させる工程と、(E)得られたスラリーを浮遊選鉱処理して、鉛硫化物を含む浮鉱と、硫酸カルシウムを含む沈鉱を得る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法で塩素の除去効率を高めることができるセメント製造装置の運転制御方法及びセメント製造装置を提供する。
【解決手段】キルン3の窯尻3aから排ガスの一部を抽気して塩素分を除去する塩素バイパスシステム13を備えるセメント製造装置の運転制御方法であって、セメントクリンカにおけるアルカリ中のKOのモル比を測定し、その測定結果に基づき、カリウム分を多く含有する粘土の混合比率を変えるなど、セメント原料中のカリウム分の量を調整する。 (もっと読む)


【課題】大気中への二酸化炭素の排出を制限でき、経済的に実現性があり、更に、セメントクリンカの製造用に従来から使用されている設備と技術的に近い設備で実施できるセメントクリンカの製造方法により、従来の製造方法および製造設備の問題点を解消する。
【解決手段】プレか焼反応炉(4)に、該反応炉(4)の唯一の酸素源を構成する、窒素含有量が30%未満の酸素の豊富なガス(9)を供給し、サイクロンプレヒータ(3)から出たガスの一部分(8a)を設備内でリサイクルして、該プレヒータ内での材料の浮遊に必要な適切な流を得るようにし、一方では、二酸化炭素が豊富な、前記サイクロンプレヒータ(3)から出たガスの他の部分(8b)は、特に隔離などのような、大気中への二酸化炭素の排出を制限することのできる処理に適応させる。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン抽気ガスからダストを湿式集塵するにあたり、酸性の水分やスラリー中の石膏分が排気ファンや排気管内に付着するのを抑制し、それらの設備の腐食や故障等を防止する。
【解決手段】セメントキルン5の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気しながら冷却するプローブ6と、プローブ6により抽気された抽気ガスG1から粗粉D1を分離するサイクロン10と、サイクロン10から排出される微粉D2を含む排ガスG2を固気分離する高温バグフィルタ11と、高温バグフィルタ11の排ガスG3に含まれる残留ダストや硫黄分を除去するとともに、微粉D2を水洗する湿式集塵機15と、高温バグフィルタ11からの排ガスG3と湿式集塵機15からの清浄ガスG5との間で熱交換させる熱交換器13とを備えるセメントキルン抽気ガスの処理システム1。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン排ガス流路より抽気した抽気ガスを処理するに際し、抽気ガス中の有機汚染物質を効果的に除去し、有機汚染物質の濃度を低減することなどを可能にする。
【解決手段】セメントキルン31の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気するプローブ32と、プローブ32により抽気された抽気ガスG1から粗粉D1を分離するサイクロン34と、少なくとも150℃の耐熱性を有するとともに、有機汚染物質を分解除去する触媒機能を備えた触媒付高温バグフィルタ2とを備え、サイクロン34から排出される微粉D2を含む排ガスG2を150℃以上700℃以下の温度で触媒付高温バグフィルタ2に導入するセメントキルン抽気ガスの処理システム1。触媒付高温バグフィルタ2としては、セラミックフィルタを備えたバグフィルタを用いることができる。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン燃焼ガス抽気ダストから重金属類を回収するにあたり、疎水化剤の添加量を低減することなどを可能にする。
【解決手段】セメントキルン5の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気するプローブ6と、サイクロン10から排出される微粉D2を含む排ガスG2を湿式集塵する湿式集塵機11と、湿式集塵機で生成したスラリーS1を固液分離する第1の固液分離機21と、第1の固液分離機で分離したケーキC1から重金属類を分離する浮選機25とを備えるセメントキルン燃焼ガス抽気ダストの処理システム1。浮選機のテールTを固液分離する第2の固液分離機26と、第2の固液分離機で発生したろ液W2に、第1の固液分離機で分離したケーキを添加してスラリーS3を生成するスラリータンク22と、スラリータンクで生成したスラリーを浮選機に供給するルートとを備えることができる。 (もっと読む)


【課題】低コストでタリウムを回収することができるとともに、セメントキルン燃焼ガスの保有する熱を有効利用することなども可能なセメント製造工程からのタリウム回収方法を提供する。
【解決手段】セメント焼成工程のプレヒータ12の最上段サイクロン12aから排出された燃焼排ガスGを第1のバグフィルター2で集塵し、第1のバグフィルターを通過した燃焼排ガスを廃熱ボイラー3に導入し、廃熱ボイラーを通過した燃焼排ガスに含まれるタリウムが凝固した状態で含まれるダストD2を第2のバグフィルター4で回収し、このダストからタリウムを回収する。第1のバグフィルター2を設けずに、最上段サイクロンから排出された燃焼排ガスGに含まれるタリウムが凝固した状態で存在し、廃熱ボイラーの蒸発管等の表面に付着したダストを回収し、このダストからタリウムを回収することもできる。 (もっと読む)


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