説明

ヒンジピン接合構造

【課題】塗装工程における塗装液の液垂れ等の不具合を防ぎ、生産効率に優れたヒンジピンとコネクタパイプの接合構造を提供する。
【解決手段】中空円筒状のコネクタパイプと、このコネクタパイプの端部に挿入固定されるヒンジピンとを接合する構造において、コネクタパイプとヒンジピンの結合状態でコネクタパイプの内部空間と外部を連通し、塗装工程でコネクタパイプ内に浸入した液体を外部に排出させる排出流路をヒンジピンに形成したこと。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタパイプと該コネクタパイプの端部に内挿固定されるヒンジピンとの接合構造に関する。
【背景技術】
【0002】
座面を前方に跳ね上げ、その空いたスペースに背もたれを前倒させて収納する、いわゆる車両用のダブルフォールディングシートの座面支持機構において、回動可能なリンクの先端部にヒンジピンを介してブラケットを軸着し、このブラケットによって座面下部のプレートを支持した構造が知られている。リンクとブラケットはシートの幅方向に離間してそれぞれ一対設けられており、この左右一対のリンクを同期して回動させるべく、左右のヒンジピンがコネクタパイプを介して接続されている。ヒンジピンは、コネクタパイプの端部に対して溶接などの手法で固定される。
【特許文献1】特開2005−313866
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、このようなシート装置におけるヒンジピンとコネクタパイプの接合構造では、製造段階において、ヒンジピンとコネクタパイプが接合固定された状態で塗装液(塗料槽)に浸けられて塗装される。コネクタパイプの端部はヒンジピンで塞がれているため、塗装時にコネクタパイプ内に入った塗装液が直ちに抜けず、塗装後の乾燥工程などを経るうちに徐々にコネクタパイプ内の塗装液が漏出して液垂れが生じ、見栄えが悪くなってしまうおそれがあった。また、塗装工程では、塗装液に浸ける前段階として脱脂と水洗いが行われるが、水洗いの際に浸入した洗浄水がコネクタパイプ内に残ってしまう可能性もあり、これも好ましいものではなかった。本発明はこうした問題点を解決するべくなされたものであり、塗装工程においてコネクタパイプ内に液体が滞留しにくく、生産効率に優れたヒンジピンとコネクタパイプの接合構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、中空円筒状のコネクタパイプと、このコネクタパイプの端部に挿入固定されるヒンジピンとを接合する構造において、コネクタパイプとヒンジピンの結合状態でコネクタパイプの内部空間と外部を連通し、塗装工程でコネクタパイプ内に浸入した液体を外部に排出させる排出流路をヒンジピンに形成したことを特徴としている。
【0005】
具体的には、コネクタパイプの端部に当て付くフランジ部と、該フランジ部から突出してコネクタパイプ内に挿入される挿入部とをヒンジピンが有しており、フランジ部におけるコネクタパイプの端部との対向面上に、挿入部の基端部側からフランジ部の外周部に向けて径方向に形成された径方向溝によって排出流路を構成することができる。この径方向溝は、ヒンジピンのフランジ部上に、挿入部を中心とする放射方向に向けて複数形成すると効果的である。また、径方向溝は、挿入部に近い内径側から外径方向に進むにつれて徐々に深さを増す傾斜溝としてもよい。
【0006】
ヒンジピンの挿入部を、コネクタパイプ内に遊嵌される程度に小径に構成して、該挿入部の軸線がコネクタパイプの軸線に対して偏心された状態でヒンジピンをコネクタパイプに固定してもよい。この小径の挿入部の外周面とコネクタパイプの内周面との間の空間が径方向溝に連通することで、コネクタパイプ内に浸入した塗装液の排出効率を高めることができる。
【0007】
あるいは、ヒンジピンの挿入部の外周面上に、コネクタパイプの軸線方向と略平行な少なくとも一つの平面部を形成し、該平面部とコネクタパイプの内周面との間の空間が径方向溝に連通するように構成してもよい。この構成によっても、コネクタパイプ内に浸入した塗装液の排出効率を高めることができる。
【0008】
また、本発明のヒンジピン接合構造の別の態様として、ヒンジピンが、コネクタパイプの端部に当て付くフランジ部と、該フランジ部から突出してコネクタパイプ内に挿入される挿入部と、該フランジ部から挿入部と反対方向に突出された外方突出部とを有し、ヒンジピンを軸方向に貫通し、その一端部が挿入部の先端に開口し、他端部が外方突出部の末端部に開口する軸方向貫通穴によって排出流路を構成することも可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1は、本発明によるコネクタパイプとヒンジピンの接合構造の適用例として、自動車用のダブルフォールディングシートの座面支持機構を示している。車両のフロア側に固定されるベース部材10から上方に立ち上げられた立壁部に対して、第1のヒンジピン11、12を介してインナリンク13とアウタリンク14のそれぞれの下端部が回動可能に支持されている。各リンク13、14の上端部には第2のヒンジピン15、16が固定され、このヒンジピン15、16に対して回動可能にブラケット17、18が支持されている。インナリンク13とアウタリンク14を同期して回動させるべく、ヒンジピン15、16にはコネクタパイプ19が連結されている。また、ブラケット17、18上には支持プレート20が固定されている。
【0010】
図2及び図3に示すように、支持プレート20は、リヤシート21の座面部22の下部フレームに固定されている。通常の着座状態では、図2に示すように、座面部22が略水平方向に向いた状態にある。そしてリヤシート21を収納するときは、図3に示すように、インナリンク13とアウタリンク14を跳ね上げ方向に回動させる。このときブラケット17、18も追随して回動され、その結果、座面部22が略垂直方向を向いた状態となる。続いて、通常着座状態において座面部22が占めていた空間に向けてリヤシート21の背もたれ部23を前方に倒す。これによりリヤシート21が収納されて、広い収納スペースが得られる。インナリンク13とアウタリンク14は、アウタリンク14のヒンジピン12周りに設けたリンク付勢ばね24によって、図2の通常着座状態の方向へ向けて回動付勢されている。また、ブラケット17、18は、ヒンジピン15周りに設けたブラケット付勢ばね25によって、図2の通常着座状態の方向へ向けて回動付勢されている。
【0011】
以上の座面支持機構の製造工程においては、インナリンク13とアウタリンク14にそれぞれヒンジピン15、16を取り付け、かつヒンジピン15、16をコネクタパイプ19で接続した中間組立物であるリンクユニットが形成される。このリンクユニットは、塗装液が溜められた槽内に浸けることによって塗装される。また、塗装の前段階として、リンクユニットは脱脂と水洗いが行われる。本発明によるコネクタパイプとヒンジピンの接合構造は、塗装工程においてコネクタパイプ19に浸入した洗浄水や塗装液を外部に抜けやすくする排出流路を備えており、図4以下を参照して、その詳細を説明する。なお、以下の各実施形態においては、インナリンク13側のヒンジピン15とコネクタパイプ19の接合部について説明しているが、アウタリンク14側のヒンジピン16とコネクタパイプ19の間に同様の液体の排出流路構造を設けてもよい。
【0012】
図4及び図5は、本発明によるヒンジピン接合構造の第1の実施形態を示している。ヒンジピン15は、コネクタパイプ19の内部に挿入される円柱状の挿入部15aと、挿入部15aよりも大径でコネクタパイプ19の端部に当て付く円板状のフランジ部15bと、フランジ部15bよりも小径の円柱状の外方突出部15cを有しており、外方突出部15cの外周面にはリンク付勢ばね24が係合するばね係合溝15dが形成されている。外方突出部15cはインナリンク13に形成したリンク貫通穴13aに挿通されており、フランジ部15bをインナリンク13の側面13bに当接させた状態で該側面13bとフランジ部15bの間を溶接することによって、ヒンジピン15がインナリンク13に対して固定される。リンク貫通穴13aから突出する外方突出部15cは、塗装後の組立工程において、ブラケット17に形成した軸穴に対して挿入され、ブラケット17が外方突出部15cを中心として回動可能に支持される。
【0013】
挿入部15aは、コネクタパイプ19に対して干渉することなく確実に挿脱できるように、その径寸法(外径サイズ)が、コネクタパイプ19の内径サイズよりも所定量小さくなるように設定されている。フランジ部15bのうちコネクタパイプ19の端部に対向する挿入規制面(コネクタパイプとの対向面)15e上には、フランジ部15bの軸線を中心とする放射方向に向けて、計8つの径方向溝30が形成されている。それぞれの径方向溝30は、挿入部15aの基端部からフランジ部15bの外周部まで連通するように形成されている。フランジ部15bの挿入規制面15eがコネクタパイプ19の端部に当て付くとき、この径方向溝30の形成領域はコネクタパイプ19の端部によっては塞がれず、該コネクタパイプ19の内部と外部とを連通する連通流路(排出流路)を構成する。そして、挿入規制面15eと、該挿入規制面15eに当接するコネクタパイプ19の端部付近の外周面との間が溶接で固定される。この溶接加工は、できるだけ径方向溝30を塞がないように行われるが、8つ設けた径方向溝30のうち少なくとも1つの径方向溝30が開口されていれば、後述する液体の排出機能を得ることができる。
【0014】
以上のようにしてヒンジピン15とコネクタパイプ19を接続固定した状態で、挿入部15aの外周面とコネクタパイプ19の内周面との間のクリアランス部分に対して径方向溝30が連通されている。そのため、塗装工程においてコネクタパイプ19内に浸入した洗浄水や塗装液が、径方向溝30を通して効率よく外部に排出される。径方向溝30の深さなどは、塗装液の粘度などの諸条件に応じて好ましい値に設定される。
【0015】
図6及び図7は、本発明によるヒンジピン接合構造の第2の実施形態を示している。以下の各実施形態において図4及び図5と同じ符号で示している部分については、第1の実施形態と共通するものとして重複する説明は省略する。この実施形態のヒンジピン15は、先の実施形態の挿入部15aよりも小径の挿入部115aを備え、該挿入部115aの外周面とコネクタパイプ19の内周面とのクリアランスが大きくなっている。また、フランジ部15bの挿入規制面15e上に形成した8つの径方向溝130はそれぞれ、挿入部115aの基端部からフランジ部15bの外径方向に向かうにつれて徐々に外方突出部15cに接近する方向へ深さを増していく傾斜溝として形成されている。この第2の実施形態の構造によると、第1の実施形態に比べて排出流路の流路断面積が大きくなるため、より効率的にコネクタパイプ19内の液体を排出させることができる。
【0016】
図8及び図9は、本発明によるヒンジピン接合構造の第3の実施形態を示している。この実施形態のヒンジピン15は、第1の実施形態の挿入部15aよりも小径の挿入部215aを備え、該ヒンジピン15(挿入部215a)の軸線X1がコネクタパイプ19の軸線X2に対して偏心する状態で固定されている。フランジ部15bの挿入規制面15e上には第1の実施形態と同様の径方向溝30が形成されており、コネクタパイプ19の内周面と挿入部215aの外周面の間の空間が径方向溝30に連通している。この構造によると、挿入部215aの外周面とコネクタパイプ19の内周面の間の一部に径方向クリアランスの大きい部分が形成され、当該領域を通してコネクタパイプ19内から径方向溝30側に洗浄水や塗装液が抜けやすくなり、排出効率を向上させることができる。
【0017】
図10及び図11は、本発明によるヒンジピン接合構造の第4の実施形態を示している。この実施形態のヒンジピン15は、コネクタパイプ19内に挿入される挿入部315aが円形断面ではなく、コネクタパイプ19及びヒンジピン15の軸線と略平行な一対の平行平面部31を備えた非円形断面形状になっている。平行平面部31は挿入部315aの先端部から基端部に亘る軸線方向の全域に形成されている。そして、フランジ部15bの挿入規制面15e上には第1の実施形態と同様の径方向溝30が形成されており、コネクタパイプ19の内周面と平行平面部31の間の空間が径方向溝30に連通している。この構造によると、平行平面部31の形成部分ではコネクタパイプ19との内周面の間隔が広くなり、第3の実施形態と同様にコネクタパイプ19内から径方向溝30側に洗浄水や塗装液が抜けやすくなっている。
【0018】
図12及び図13は、本発明によるヒンジピン接合構造の第5の実施形態を示している。この実施形態のヒンジピン15は、コネクタパイプ19内に挿入された挿入部15aの先端部から外方突出部15cの末端部まで貫通する軸線方向への貫通穴(軸方向貫通穴)31を有している。この構造では、コネクタパイプ19内に浸入した洗浄水や塗装液を、貫通穴32を通して外部に排出させることができる。すなわち、貫通穴32は、先の実施形態の径方向溝30や径方向溝130と同様に液体の排出流路として機能する。
【0019】
以上のように、本発明のコネクタパイプとヒンジピンの接合構造によれば、コネクタパイプとヒンジピンを結合させた状態でコネクタパイプの内部空間と外部を連通する排出流路をヒンジピンに形成し、塗装工程においてコネクタパイプ内に浸入した洗浄水や塗装液を、この排出流路を通して外部に排出できるようにしたため、塗装工程後における塗装液の液垂れ等の不具合を防ぐことができる。また、コネクタパイプ内の余分な液体が抜けるまでの時間を短くして、生産効率を向上させることができる。
【0020】
以上、図示実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は図示した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて改良や改変が可能である。例えば、図示実施形態は自動車用のダブルフォールディングシートの支持機構に適用したものであるが、本発明のヒンジピン接合構造は、ダブルフォールディングシート以外にも適用が可能である。また、図示実施形態のうち、液体の排出流路としてヒンジピンのフランジ部に径方向溝を形成したタイプでは、8つの径方向溝を形成しているが、径方向溝の数は8つ以外であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明のヒンジピン接合構造が適用される自動車用のダブルフォールディングシートの座面支持機構を示す斜視図である。
【図2】図1の座面支持機構を備えたダブルフォールディングシートの通常着座状態の側面図である。
【図3】同シートの収納状態の側面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における、ヒンジピンとコネクタパイプの接合部付近の側断面図である。
【図5】図4のヒンジピンを挿入部側から見た正面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における、ヒンジピンとコネクタパイプの接合部付近の側断面図である。
【図7】図6のヒンジピンを挿入部側から見た正面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態における、ヒンジピンとコネクタパイプの接合部付近の側断面図である。
【図9】図8のヒンジピンを挿入部側から見た正面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態における、ヒンジピンとコネクタパイプの接合部付近の側断面図である。
【図11】図10のA−A線に沿うヒンジピンの挿入部とコネクタパイプの断面図である。
【図12】本発明の第5の実施形態における、ヒンジピンとコネクタパイプの接合部付近の側断面図である。
【図13】図12のB−B線に沿うヒンジピンの挿入部とコネクタパイプの断面図である。
【符号の説明】
【0022】
13 インナリンク
14 アウタリンク
15 16 ヒンジピン
15a 115a 215a 315a 挿入部
15b フランジ部
15c 外方突出部
15d ばね係合溝
15e 挿入規制面(コネクタパイプとの対向面)
19 コネクタパイプ
17 18 ブラケット
21 リヤシート
22 座面部
23 背もたれ部
30 130 径方向溝(排出流路)
31 平行平面部
32 貫通穴(排出流路)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空円筒状のコネクタパイプと、このコネクタパイプの端部に挿入固定されるヒンジピンとを接合する構造において、
コネクタパイプとヒンジピンの結合状態でコネクタパイプの内部空間と外部を連通し、塗装工程でコネクタパイプ内に浸入した液体を外部に排出させる排出流路を上記ヒンジピンに形成したことを特徴とするヒンジピン接合構造。
【請求項2】
請求項1記載のヒンジピン接合構造において、上記ヒンジピンは、コネクタパイプの端部に当て付くフランジ部と、該フランジ部から突出してコネクタパイプ内に挿入される挿入部とを有し、
上記排出流路は、上記フランジ部における上記コネクタパイプの端部との対向面上に、上記挿入部の基端部側からフランジ部の外周部に向けて径方向に形成された径方向溝を備えているヒンジピン接合構造。
【請求項3】
請求項2記載のヒンジピン接合構造において、上記ヒンジピンのフランジ部に、上記挿入部を中心とする放射方向に向けて複数の上記径方向溝が形成されているヒンジピン接合構造。
【請求項4】
請求項2または3記載のヒンジピン接合構造において、上記径方向溝は、上記挿入部に近い内径側から外径方向に進むにつれて徐々に深さを増す傾斜溝であるヒンジピン接合構造。
【請求項5】
請求項2ないし4のいずれか1項記載のヒンジピン接合構造において、上記ヒンジピンの挿入部の外径はコネクタパイプの内径よりも小径であり、該挿入部の軸線がコネクタパイプの軸線に対して偏心された状態でヒンジピンがコネクタパイプに固定され、該小径の挿入部の外周面とコネクタパイプの内周面との間の空間が上記径方向溝に連通しているヒンジピン接合構造。
【請求項6】
請求項2ないし4のいずれか1項記載のヒンジピン接合構造において、上記ヒンジピンの挿入部の外周面上に、コネクタパイプの軸線方向と略平行な少なくとも一つの平面部を有し、該平面部とコネクタパイプの内周面との間の空間が上記径方向溝に連通しているヒンジピン接合構造。
【請求項7】
請求項1記載のヒンジピン接合構造において、上記ヒンジピンは、コネクタパイプの端部に当て付くフランジ部と、該フランジ部から突出してコネクタパイプ内に挿入される挿入部と、該フランジ部から挿入部と反対方向に突出された外方突出部とを有し、
上記排出流路は、ヒンジピンを軸方向に貫通し、その一端部が上記挿入部の先端に開口し、他端部が上記外方突出部の末端部に開口する軸方向貫通穴からなるヒンジピン接合構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2008−309176(P2008−309176A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−154996(P2007−154996)
【出願日】平成19年6月12日(2007.6.12)
【出願人】(590001164)シロキ工業株式会社 (610)
【Fターム(参考)】