説明

作業車両

【課題】ステアリングハンドルのチルト操作を容易にできるとともに、前後進切換機構の誤操作や損傷を防止する、操作性を向上させた作業車両を提供する。
【解決手段】ダッシュボード9の後方に配設し、上方にステアリングハンドル11を突設させた、機体前後方向にチルト可能なステアリングコラム12と、このステアリングコラム12の一側部に設けた、機体の前後進の切換操作を行うリバーサレバー21と、このリバーサレバー21に連係する、ステアリングコラム12の下方に位置するミッションケース8の前部に内設した前後進切換機構32とを備え、リバーサレバー21は、ミッションケース8後部の一側部に設けた中継レバー28に、リンク部材27を介して連結するとともに、中継レバー28は、ミッションケース8前部の一側部に設けた前後進切換機構32の操作レバー33にロッド31を介して連結する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、チルト可能なステアリングコラムに、機体の前後進の切換操作を行うリバーサレバーを設けるとともに、ステアリングコラムの下方に位置するミッションケースの前部に前後進切換機構を備える作業車両に関し、より詳細には、リバーサレバーと、前後進切換機構とを、ミッションケース後部に設けた中継レバーなどを介して連結させた作業車両に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の作業車両には、例えば、ボンネット後端のダッシュボード後方にコラムカバーを配設し、このコラムカバーの上方にステアリングハンドルおよび側方に、機体の前後進を切換えるトランスミッション内の前後進切換機構に連結したリバーサレバーを設けるとともに、コラムカバー内にはステアリングハンドルから延設した、下端にパワーステアリングバルブを連結固定したステアリングコラムを内設し、リバーサレバーガイドに枢支したリバーサレバーの第1操作軸の下端にフランジを設け、このフランジをコラムカバー内で、リバーサレバーの第2操作軸上端のフランジおよび長孔を介して螺子止めし、この第2操作軸の下端にリバーサレバーのチルト回動を可能とするユニバーサルジョイントを介装し、ステアリングコラムとパワーステアリングバルブをコラムカバー内で一体化することで、コストダウンできるとともに、ステアリングハンドルやステアリングコラム、パワーステアリングバルブを一体の部品としてコラムカバー内に容易に組み付け可能として、組立工程を簡素化させる(特許文献1)ものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平09−286341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このような作業車両では、ステアリングハンドルの下方位置に配設された前後進切換機構にリバーサレバーを連係させるため、ミッションケースに付設した、前後進切換機構を作動させるレバーと、リバーサレバーとが、リンク操作軸を介してステアリングハンドルの下方位置における両者間の略最短距離による短いストロークで連結されているため、ステアリングハンドルを機体前後方向にチルト操作させた場合、チルト方向に伴いステアリングコラムを介して、リンク操作軸が機体前方向に引っ張られたり、または機体後方向へ押されたりするなど、リンク操作軸に無理な力が加わったり、あるいはチルト操作によるステアリングコラムなどの回動の衝撃がリンク操作軸に伝わるなどして、前後進切換機構の誤操作や損傷を引き起こすなどの問題があった。
そこで、この発明の目的は、ステアリングハンドルのチルト操作を容易にできるとともに、前後進切換機構の誤操作や損傷を防止する、操作性を向上させた作業車両を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このため請求項1に記載の発明は、ダッシュボードの後方に配設し、上方にステアリングハンドルを突設させた、機体前後方向にチルト可能なステアリングコラムと、該ステアリングコラムの一側部に設けた、機体の前後進の切換操作を行うリバーサレバーと、該リバーサレバーに連係する、前記ステアリングコラムの下方に位置するミッションケースの前部に内設した前後進切換機構とを備える作業車両において、前記リバーサレバーは、前記ミッションケース後部の一側部に設けた中継レバーに、リンク部材を介して連結するとともに、前記中継レバーは、前記ミッションケース前部の一側部に設けた前記前後進切換機構の操作レバーにロッドを介して連結することを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の作業車両において、前記リンク部材は、該リンク部材の中途部に、長さ調節具を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の作業車両において、前記中継レバーを前記ミッションケース後部の一側部に固定することを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の作業車両において、前記ロッドは、前記ミッションケースとともに機体に対して略水平に備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、ダッシュボードの後方に配設し、上方にステアリングハンドルを突設させた、機体前後方向にチルト可能なステアリングコラムと、このステアリングコラムの一側部に設けた、機体の前後進の切換操作を行うリバーサレバーと、このリバーサレバーに連係する、ステアリングコラムの下方に位置するミッションケースの前部に内設した前後進切換機構とを備える作業車両において、リバーサレバーは、ミッションケース後部の一側部に設けた中継レバーに、リンク部材を介して連結するとともに、中継レバーは、ミッションケース前部の一側部に設けた前後進切換機構の操作レバーにロッドを介して連結するので、リバーサレバーと、前後進切換機構とを、前後進切換機構の後方位置で中継レバーを介して接続し、両者間の接続距離を延伸させて、ストロークを長くすることで、ステアリングハンドルのチルト操作を容易に行うことができるとともに、ステアリングハンドルのチルト角を広げることができる。また、ステアリングハンドルのチルト操作に伴う回動の衝撃をリンク部材が吸収し、前後進切換機構の操作レバーに無理な負荷をかけず、前後進切換機構の誤操作や損傷を防止することができる。従って、操作性を向上させた作業車両を提供することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、リンク部材は、このリンク部材の中途部に、長さ調節具を備えるので、リバーサレバーと、中継レバーとの間のリンク部材の緊張度を調節し、リバーサレバーの操作力やステアリングハンドルのチルト操作力を調節することができる。従って、操作性を向上させた作業車両を提供することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、中継レバーをミッションケース後部の一側部に固定するので、リバーサレバーと、前後進切換機構との接続部分が機体の同側に配置されるため、組立性やメンテナンス性など作業性を向上させることができる。また、リバーサレバーと、前後進切換機構との中継点である中継レバーが固定されているため、中継レバーやリンク部材、ロッドの揺動を防ぎ、これらリンク部材およびロッドが、リバーサレバーの操作による伝動力を、前後進切換機構の操作レバーに確実に伝達することができる。従って、操作性を向上させた作業車両を提供することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、ロッドは、ミッションケースとともに機体に対して略水平に備えるので、中継レバーの回動量および回動方向が、前後進切換機構の操作レバーの回動量および回動方向と等しくなり、リバーサレバーの操作による中継レバーの回動を確実、かつ正確に操作レバーに伝達し、前後進切換機構を正確に操作することができる。従って、操作性を向上させた作業車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施例に係る農作業車両としての、ホイール式トラクタの左側面図である。
【図2】リバーサレバーと前後進切換機構との連係を示す操縦部近傍の側面図である。
【図3】リバーサレバーと前後進切換機構との連係を示す操縦部近傍の正面図である。
【図4】リバーサレバーと前後進切換機構との連係を示す操縦部近傍におけるリバーサレバー側の平面図である。
【図5】リバーサレバーから中継レバーまでの連係を示すリンク部材近傍の側面図である。
【図6】中継レバーから操作レバーまでを示すロッド近傍の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0014】
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態について詳述する。
図1は本発明の一実施例に係るホイール式トラクタの左側面図である。なお、図に例示したトラクタは、ロプス仕様のホイール式トラクタに限定されず、キャビン仕様や、クローラ式などであってもよい。
【0015】
この例のホイール式のトラクタ1は、前輪2および後輪3を備え、前輪2の上方であって車体フレーム4上にボンネット5を形成し、その内側には原動機部としてのエンジン6を配置するとともに、このエンジン6の後方には順にクラッチハウジング7およびミッションケース8が備えられる。
【0016】
そして、ボンネット5に連設したダッシュボード9の後方に操縦部10が設けられ、この操縦部10の前部であって、上方にステアリングハンドル11を突設させたプレート12を設けたステアリングコラムの下方、かつフロア13上には、フートアクセルペダルなどの操作部材14を配設するとともに、この操縦部10の後部には運転席15などが設けられる。なお、符号20は、機体後部に設けられたロプスフレームである。
【0017】
また、前記運転席15は、後輪3の上方であって、前部を下方に屈曲させた形状の左右フェンダ16間に配置され、この運転席15の後方には燃料タンク17が配設される。また左右フェンダ16の内側部に設けたレバーガイドには、副変速レバーやPTOレバーなどの各種操作レバー18の下部を内設し、それら操作レバー18の上部を突出する。
【0018】
次に、本願発明の特徴である、前後進切換機構の中間リンクについて、その具体的構成を説明する。図2はリバーサレバーと前後進切換機構との連係を示す操縦部近傍の側面図、図3はリバーサレバーと前後進切換機構との連係を示す操縦部近傍の正面図、図4はリバーサレバーと前後進切換機構との連係を示す操縦部近傍におけるリバーサレバー側の平面図、図5はリバーサレバーから中継レバーまでの連係を示すリンク部材近傍の側面図、図6は中継レバーから操作レバーまでを示すロッド近傍の側面図である。
【0019】
まず、図3に示すように、ダッシュボード9の後端に配設したステアリングコラムの一側部(図の例ではステアリングコラムの機体進行方向の左側部)には、機体の前後進の切換操作を行うためのリバーサレバー21が側方に突出して設けられている。
【0020】
このリバーサレバー21は、該レバー21の中途部に設けられたU字状部材22を介して、リバーサレバー21の回動に伴いプレート12に設けられた筒状部材23内を回転および上下に摺動する図示しない円柱部材に支持される。つまり、リバーサレバー21端部が、筒状部材23を前後進およびニュートラル位置に移動させて、車体の前後進およびニュートラルを設定する。
【0021】
さらに、前記円柱部材は、該円柱部材に一端を支持され、他端をリンク部材操作板24に設けられた軸25に支持させた板状部材Bに支持される。この軸25は、車体左右方向に延設され、車体外側の一端をリンク部材操作板24に接続するとともに、軸25の車体内側他端は、板状部材Bに接続される。
【0022】
リンク部材操作板24は、リンク部材操作板26とともにプレート12に支持された軸Aを中心に一体的に回動する。そして、リンク部材操作板26は、他端にインナーワイヤーなどのリンク部材27の上端を接続する構成とされる。
【0023】
そして、このリンク部材27は、リンク部材操作板26の他端部から機体下方に向けて延設するとともに、ミッションケース8の上端位置近傍において略直角に曲折させて、さらに機体後方に向け延設される。
【0024】
なお、プレート12の下端部に設けられた回動軸が、ステアリングハンドル11およびステアリングコラムのチルト支点となり、これらステアリングハンドル11およびステアリングコラムが機体進行方向に対して前後方向にチルト可能な構造とされる
【0025】
そして、このリンク部材27の後端部が、ミッションケース8後部の左側部(リバーサレバー21の設置側)に取付けた中継レバー28に接続される。また、リンク部材27と、中継レバー28との間には、ターンバックルなどの長さ調節具29などを介在させることができる。なお、符号30は、リンク部材27内に有する前記インナーワイヤーの保護部材である。また、中継レバー28は、該レバーの回動方向が機体前後方向になるように設置されている。
【0026】
次いで、中継レバー28の下部には、ミッションケース8の側方(ミッションケース8の左側方)を、このミッションケース8の上部に沿って、ミッションケース8の前部位置まで延設したロッド31の後端が接続される。
【0027】
そして、ロッド31の前端が、ミッションケース8前部の左側部に取付けられた前後進切換機構32の操作レバー33に接続される。なお、ロッド31は、ミッションケース8とともに機体に対して前後方向が略水平になるように設置される。
【0028】
なお、前後進切換機構32の操作レバー33は、ミッションケース8内のそれぞれ図示しない油圧多板式前後進クラッチを入切させることで、出力軸のギアを、前進ギアまたは後進ギアに噛合わせて、車両の前後進切換を行うものであるが、周知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
【0029】
ここで、リバーサレバー21を操作して、車両の前後進を切換える際、例えば、車両を前進させる場合には、リバーサレバー21を、機体進行方向に対して前方向(以下、前後上下などの方向は、機体進行方向に対する前後方向を示すものとする)に回動させることで、リンク部材操作板26の他端部が上方向に回動するため、リンク部材27の前部が上方向に押されることでリンク部材27の後部が前方向に押される結果、中継レバー28の下部が前方向に回動される。
【0030】
次いで、ロッド31が前方向に引かれるに伴い、操作レバー33の上部も前方向に押される結果、前後進切換機構32により、ミッションケース8内の上述した出力軸のギアと、前進ギアとが噛合うことで、車両が前進する。
【0031】
一方、車両を後進させる場合には、リバーサレバー21を後方向に回動させることで、リンク部材操作板26の他端部が下方向に回動するため、リンク部材27の前部が下方向に引かれることでリンク部材27の後部が前方向に押され、中継レバー28の下部が後方向に回動される。
【0032】
次いで、ロッド31が後方向に引かれるに伴い、操作レバー33の上部も後方向に引かれる結果、前後進切換機構32により、ミッションケース8内の上述した出力軸のギアと、後進ギアとが噛合うことで、車両が前進する。
【0033】
このような構成により、リバーサレバー21と、前後進切換機構32とを、前後進切換機構32の後方位置で中継レバー28を介して接続し、両者間の接続距離を延伸させることでストロークを長くできため、ステアリングハンドル11のチルト操作を、ロッドなどに阻害されることなく容易に行うことができるとともに、ステアリングハンドル11のチルト角を広げることができる。
【0034】
また、ステアリングハンドル11のチルト操作に伴う回動の衝撃が、設置距離の長いリンク部材27により次第に減少されていくため、リンク部材27や前後進切換機構32の操作レバー33に無理な負荷をかけず、前後進切換機構32の誤操作や損傷を防止することができる。
【0035】
また、リバーサレバー21と、中継レバー28との間のリンク部材27の緊張度を、長さ調節具29を回転操作などさせることにより、緊張または緩める調節ができるため、作業者の好みや作業環境などに応じてリバーサレバー21の操作力やステアリングハンドル11のチルト操作力を調節することができる。
【0036】
さらに、リバーサレバー21と、前後進切換機構32との接続部分が、機体の同側に配置されるため、組立性やメンテナンス性など作業性を向上させることができる。
【0037】
また、リバーサレバー21と、前後進切換機構32との中継点である中継レバー28が固定されているため、中継レバー28やリンク部材27、ロッド31の揺動を防ぎ、これらリンク部材27およびロッド31が、リバーサレバー21の操作による伝動力を、前後進切換機構32の操作レバー33に確実に伝達することができる。
【0038】
そして、ロッド31は、ミッションケース8とともに機体に対して略水平に備えるので、中継レバー28の回動量および回動方向が、前後進切換機構32の操作レバー33の回動量および回動方向と等しくなり、リバーサレバー21の操作による中継レバー28の回動を確実、かつ正確に操作レバー33に伝達し、前後進切換機構32を正確に操作することができる。
【0039】
なお、リンク部材27と、中継レバー28との間に、上述した長さ調節具29や保護部材30以外にも、例えば、図示しないターンバックルなどを介在させることで、リバーサレバー21の回動量に対するリンク部材27の回動量のリンク比を変え、リバーサレバー21の操作力を変更することもできる。
【0040】
以上詳述したように、この例の作業車両(トラクタ1)は、ダッシュボード9の後方に配設し、上方にステアリングハンドル11を突設させた、機体前後方向にチルト可能なステアリングコラム12と、このステアリングコラム12の一側部に設けた、機体の前後進の切換操作を行うリバーサレバー21と、このリバーサレバー21に連係する、ステアリングコラム12の下方に位置するミッションケース8の前部に内設した前後進切換機構32とを備え、リバーサレバー21は、ミッションケース8後部の一側部に設けた中継レバー28に、リンク部材27を介して連結するとともに、中継レバー28は、ミッションケース8前部の一側部に設けた前後進切換機構32の操作レバー33にロッド31を介して連結するものである。
【0041】
加えて、リンク部材27は、このリンク部材27の中途部に、長さ調節具29を備え、中継レバー28をミッションケース8後部の一側部に固定するとともに、ロッド31は、前後進切換機構32に対して略平行に備える。
【産業上の利用可能性】
【0042】
なお、上述の例では、作業車両の一例として、農作業車両のホイール式トラクタについて説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、クローラ式トラクタやコンバイン、建設作業車両など、リバーサレバーを備えるステアリングコラムの下方に前後進切換機構を配設した、あらゆる作業車両に適用することができる。
【符号の説明】
【0043】
12 ステアリングコラム
21 リバーサレバー
22 U字状部材
23 筒状部材
24,26 リンク部材操作板
25 軸
27 リンク部材
28 中継レバー
29 長さ調節具
30 保護部材
31 ロッド
32 前後進切換機構
33 操作レバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダッシュボードの後方に配設し、上方にステアリングハンドルを突設させた、機体前後方向にチルト可能なステアリングコラムと、
該ステアリングコラムの一側部に設けた、機体の前後進の切換操作を行うリバーサレバーと、
該リバーサレバーに連係する、前記ステアリングコラムの下方に位置するミッションケースの前部に内設した前後進切換機構と、
を備える作業車両において、
前記リバーサレバーは、前記ミッションケース後部の一側部に設けた中継レバーに、リンク部材を介して連結するとともに、前記中継レバーは、前記ミッションケース前部の一側部に設けた前記前後進切換機構の操作レバーにロッドを介して連結することを特徴とする作業車両。
【請求項2】
前記リンク部材は、該リンク部材の中途部に、長さ調節具を備えることを特徴とする、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記中継レバーを前記ミッションケース後部の一側部に固定することを特徴とする、請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
前記ロッドは、前記前後進切換機構に対して略平行に備えることを特徴とする、請求項1に記載の作業車両。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−203505(P2010−203505A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−48748(P2009−48748)
【出願日】平成21年3月3日(2009.3.3)
【出願人】(000006781)ヤンマー株式会社 (3,810)
【Fターム(参考)】