説明

作業車両

【課題】本発明は、路上走行と耕耘作業のモード切替手段を設けることによって路上走行速のままで耕耘作業に入るような事態を回避し、問題解決を図らんとするものである。
【解決手段】メータパネル(8)の適所にスイッチON・OFFにより耕耘作業モードと路上走行モードとに切り替えできるモード切替スイッチ(22)を設け、前記耕耘作業モードの詳細設定をする各種設定器(29)は、前記メータパネル(8)部周辺若しくは運転操作部(9)近くに設置してあることを特徴とする作業車両とする。また、前記各種設定器(29)は、耕深設定器(24)、傾斜設定器(26)、ブレーキ調整設定器(28)等からなり、タッチパネル画面で調整が行えるように構成してあることを特徴とする作業車両とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、トラクタ等の作業車両に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1には、トラクタの二駆・四駆の走行の切替、及び耕耘作業時の制御の切替操作が簡単に行えるようにした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−203237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来例では、路上走行モードと耕耘作業モードの切替手段がないため、路上走行速のままで耕耘作業に入る場合があり、機体が急速に走り出して危険を伴ったり、エンストを惹き起したりする問題があった。
【0005】
本発明は、路上走行と耕耘作業のモード切替手段を設けることによって問題解決を図らんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、メータパネル(8)の適所にスイッチON・OFFにより耕耘作業モードと路上走行モードとに切り替えできるモード切替スイッチ(22)を設け、前記耕耘作業モードの詳細設定をする各種設定器(29)は、前記メータパネル(8)部周辺若しくは運転操作部(9)近くに設置してあることを特徴とする作業車両とする。
【0007】
耕耘作業時には、モード切替スイッチ(22)のスイッチ切替操作により路上走行モードから耕耘作業モードに切り替える。各種設定器を所望の設定値に調整した後、作業を開始すると、適正な作業速度で耕耘することができる。
【0008】
請求項2記載の本発明は、請求項1において、前記各種設定器(29)は、耕深設定器(24)、傾斜設定器(26)、ブレーキ調整設定器(28)等からなり、タッチパネル画面で調整が行えるように構成してあることを特徴とする作業車両とする。
【0009】
各操作に対して各々スイッチが必要であるが、一度操作パネルを設定すると、スイッチの追加が難しい。操作項目を増やすと、スイッチが増し、コストアップにつながるが、タッチパネル方式とすることで、操作パネルが簡素化でき、新たに操作項目を追加しても、プログラムの変更で対応することができる。
【0010】
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2において、前記耕深設定器(24)で耕深が設定されリヤカバーセンサ(21)で上下回動角が検出されるリヤカバー(20)に加速度センサ(23)を設け、加速度センサ(23)にてリヤカバー(20)の上下回動ピッチングの加速度を検出しながら、加速度検出値に応じて制御の補正を可能とする手段を設けてあることを特徴とする作業車両とする。
【0011】
耕深設定器(24)で設定された深さにロータリ耕耘部(15)が位置するようにリヤカバー(20)で耕深変化をセンシングしながら油圧昇降機構を作動させることによって耕深制御が行われる。
【0012】
耕深制御時、例えば、リヤカバー(20)が上げ方向に作動すると、加速度センサ(23)が加速度を検出し、この検出結果に基づきロータリ耕耘部(15)を速く上げることによって耕深制御の補正が行われる。
【0013】
請求項4記載の本発明は、請求項3において、傾斜センサ(25)が所定値を超える極度の傾き変化を検出すると、ロータリ耕耘部(15)を速く上げる方向に戻す補正を行い、所定値を超えない微細な傾き変化の場合には加速度の補正は行わないように構成してあることを特徴とする作業車両とする。
【0014】
作業中、走行車輪が凹所に落ち込んで機体が大きく傾いても、加速度検出により素早くロータリ耕耘部を上下させて制御の補正を行い、圃場の微細な凹凸面に対しては加速度の補正は行わず、リヤカバーセンサ(21)の回動角検出結果に基づく通常の耕深制御が良好に行われる。
【発明の効果】
【0015】
以上要するに、請求項1記載の本発明によれば、切替スイッチのON・OFF操作により耕耘作業モードと路上走行モードとに簡単に切り替えることができる。
従って、耕耘作業時には路上走行速のままで作業に入るような事態を回避でき、トラブルを未然に防ぐことができる。また、各種制御の微調整が必要な場合には、運転操作部近くに設置した各種設定器でもって容易に調整することができる。
【0016】
請求項2記載の本発明によれば、各種設定器はタッチパネル画面とすることで、操作パネルが簡素化でき、新たに操作項目を追加しても、プログラムの変更で対応でき、安価に実施することができる。
【0017】
請求項3記載の本発明によれば、耕深設定器で設定された深さにロータリ耕耘部が位置するようにリヤカバーで耕深変化をセンシングしながら油圧昇降機構を作動させることによって耕深制御を行うことができ、同時に、この耕深制御時に加速度センサが加速度を検出し、その検出結果に基づきロータリ耕耘部を速く上下動させて耕深制御を精度良く補正することができる。
【0018】
請求項4記載の本発明によれば、耕耘作業時、機体が大きく傾いても、加速度検出により素早くロータリ耕耘部を上下させて制御することができ、圃場の微細な凹凸面に対しては加速度の補正は行わず、リヤカバーの回動角検出結果に基づく通常の耕深制御でもって良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】トラクタの側面図
【図2】トラクタ要部の平面図
【図3】運転操作部の平面図
【図4】ロータリ耕耘部の要部の側面図
【図5】ロータリ耕耘部のサイドカバーの背面図
【図6】ロータリ耕耘部の要部の斜視図
【図7】同上要部の変形例を示す斜視図
【図8】2Pリンク式ロータリ簡易ヒッチの斜視図
【図9】同上要部の側面図
【図10】リヤカバーのセンタカバーの取付状態を示す斜視図
【図11】同上要部の変形例を示す斜視図
【図12】(イ)(ロ)はロータリ耕耘部の要部の側面図
【図13】トラクタのクイックヒッチ部と作業機の一部を示す側面図
【図14】同上要部の平面図
【図15】クイックヒッチ部と作業機との結合状態を示す要部の側面図
【図16】同上要部の側面図
【図17】同上要部の拡大側面図
【図18】同上一部の拡大側面図
【図19】リヤカバー持上げ装置の背面図
【図20】同上別例の背面図
【発明を実施するための形態】
【0020】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、走行車両の一例としてトラクタを示すものであり、この走行車体1前部のボンネット2内部にエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内の変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を前4及び後輪5とに伝えるようにしている。エンジンEの後方に前輪4,4を操舵するステアリングハンドル6が装備され、ステアリングハンドルの前側に設置された操作ボックス7上にはスピードメータ、エンジン温度計、燃料計等が配備されたメータパネル8が設けられ、ステアリングハンドル6の後方には運転席9が設置されている。
【0021】
ステアリングハンドル6の近くには、機体の前後進を切替操作するリニアシフトレバー10、アクセルレバー11等が設置されている。また、運転席9の左側には主変速レバー12や副変速レバー13等が備えられ、運転席の右側には、作業機の昇降をコントロールするポジションレバー14等が設けられている。
【0022】
車体後部には、ロータリ耕耘部15を備えた作業機Rが昇降リンク機構16を介して昇降可能に装備されている。作業機Rはリフトシリンダ17の駆動にてリフトアーム18を上下回動することにより昇降する。また、作業機Rのメインカバー19の後端部にリヤカバー20を上下回動自在に取り付け、該リヤカバー20の上下回動角を検出する手段としてリヤカバーセンサ21を設けている。そして、耕深制御の場合には、運転席近傍に設けた耕深設定器24で耕深が設定され、リヤカバーセンサ21で耕深が検出され、常に設定値と検出値とが等しくなるように油圧昇降機構が作動され、リフトアーム18を昇降回動させるように構成している。
【0023】
車体の左右方向の傾きを検出する傾斜センサ25が車体1上に設置され、車体に対するロータリ作業機Rのローリング角を演算して傾斜設定器(水平設定器)26の設定値に応じてロリングシリンダを駆動して作業機の水平制御が行えるように構成している。
【0024】
前記メータパネル8の適所には、スイッチON.OFF操作により路上走行モードと耕耘作業モードに切り替えができるモード切替スイッチ22が設けられている。路上走行時は、路上走行モードに切り替え、耕耘作業時には耕耘作業モードに切り替え、単なるスイッチのON.OFFにより簡単に切り替えることができる。また、このメータパネル8の近くには、耕耘作業モードの設定をする4WD切替設定器27やブレーキ調整設定器28等が備えられている。
【0025】
運転席9の右側近傍に設置された各種設定ボックス29内には、オート感度、水平感度、また、前記傾斜設定器26や耕深設定器24等が具備されている。
上記のような各種設定器は、タッチパネル方式で調整できるように構成しておくと、調整が簡単にできて便利であり、構成も簡素化でき、安価に実施することができる。
【0026】
図4に示すように、前記リヤカバー20には、該リヤカバーのピッチングの加速度を検出する加速度センサ23が設けられている。耕深制御時、リヤカバー20の上下作動に伴い、加速度センサ23が加速度を検出し、その検出結果に基づきロータリ耕耘部15を素早く上下動させることによって耕深制御の補正が行われるようになっている。
【0027】
また、前記傾斜センサ25が所定値を超える極度の傾き変化を検出すると、ロータリ耕耘部15を速く上げる方向に戻す補正を行い、所定値を超えない微細な傾き変化の場合には加速度の補正は行わないように構成している。
【0028】
要するに、加速度が小さいときは、緩やかな山や谷が存する圃場面であり、ロータリ耕耘部をあまり上下させない方が平坦になるものと考えられ、加速度による補正は行わない。
【0029】
図5例は、ロータリ耕耘部の左右のサイドカバー32を角度可変で開閉できるように構成したもので、次のような構成になっている。サイドカバー32は、支点Q回りにリンク33及びロッド34を介して揺動開閉する構成としている。カバー32を角度変更する角度調整穴H1,H2を有した連結ステー35は、カバー支持フレーム36に連結ピン37でもって連結してあり、この連結ピン37により、角度調整穴H1,H2に対する連結位置を変更することで、カバーの開閉角度調整ができるようになっている。従来は、カバーの角度調整時、連結ステーが落下して固定調整が難しいものとなっていたが、本例では、前記カバー支持フレーム36に連結ステー35の落下防止用ガイドピン38を設けている。これによると、角度調整時に連結ステーが落下せず、連結ピンの脱着がし易くなる。
【0030】
図6例は、中間で2分割され固定されている方式の草巻付防止ロッド39の中間保持プレート40を爪固定ボルト41にて爪ホルダ42に固定する構成としている。従来の中間保持プレートは爪軸43に一体溶接されていた為、長時間の耕耘でプレートが磨り減った場合に交換できなかったが、本例では上記構成により中間保持プレートの交換が可能となった。
【0031】
また、図7例は、草巻付防止ロッド39の中間保持プレート40をU型に構成すると共に、該プレート40には耕耘爪44を挿通する爪嵌合穴45を設けることで、中間保持プレートはボルト固定せずにロッドを確実に保持することができる。
【0032】
小型トラクタ等に採用されている2Pリンク式ロータリは、3Pリンク式ロータリに比べ作業機の取付け取外しに手間がかかる。移動の際にあっても2Pリンク式ロータリを単体で移動させたい時など2Pリンク式のトラクタを用意しなければならない。
【0033】
図8及び図9に示すように、本機側支持ステー49の先端部にコの字型フック50を設け、2Pリンク式ロータリを取り付ける簡易ヒッチ47の係止フレーム48を前記コの字型フック50に嵌入し、ピン孔51a,51bに係止ピン52を差し込んでスナップピン53により抜け止めする構成としている。本例では上記簡易ヒッチ47を2Pリンク式ロータリに取り付けることにより、簡易的な3Pクイック式に変更できる。これにより、移動の際など2Pリンク式のトラクタを用意することなく、より一般的な3Pクイックヒッチ式トラクタで移動させることができる。また、取外し可能なフックを設けたことにより、型式の異なるロータリにも容易に対応することができる。
【0034】
リヤカバー20中央のセンタカバー54の固定方式において、図10に示す実施例では、リヤカバー20側に固定された伸縮可能なスプリング付ストッパ55を有する固定ピン56にセンタカバー54の係止穴54aを嵌め込み、センタカバーを上側から押さえ付けるだけで簡単にロックができるようになっている。これによれば、従来のレバー固定方式より部品点数を少なくすることができ、安価に実施することができる。
【0035】
また、図11に示す実施例では、リヤカバー20側にローラキヤッチ部57を設け、センタカバー54側にローラ部58を設けることで、センタカバーをリヤカバーに押さえ付けるだけでセンタカバーの固定ができるようになっている。また、これらの実施例とは別にマグネットを利用してセンタカバーを固定したり、スラッチ(ラッチ錠)を用いて固定するように構成することもできる。
【0036】
図12例は、ロータリ作業機(R)のスライドヒッチフレーム60と、リヤカバー20の端部にワイヤー64を装着する取付プレート61,63を設け、スライドヒッチ側の取付プレート61にはワイヤー64を引っ掛ける数個の引っ掛け穴62,62…を設けることにより、ワイヤーの長さは一定で、リヤカバー20を図12(イ)状態から図12(ロ)状態位置に持ち上げることができる。つまり、図12(イ)状態は、リヤカバー自然垂れ下がり状態でワイヤーを引っ掛けた状態であり、図12(ロ)状態は、回動ハンドル65を代掻き側に回してリヤカバーを上方に大きく持ち上げた状態である。
【0037】
図13及び図14例は、ロータリ作業機をドッキングさせるためのクイックヒッチ66部に、前後方向に沿わせて左右に平行な一対のガイドレール67,67を設け、ロータリ作業機をドッキンする際は、トラクタを後進させながら行うが、この時、作業機側のマスト68とガイドレール67が平行となるようトラクタを後進させることで、トラクタ側PTO軸69と作業機側入力軸70とのドッキングがスムースに行える。
【0038】
図15に示すように、左右のロックレバー71を連結しているバー73にはジョイント74のジョイントサポート75を設けている。ジョイントサポートはロックレバーと連結することにより、ドッキング時にジョイントがレバーの動きに合わせて後退し、ドッキング完了時には元の位置に戻るため、ジョイントの角度がつきにくくなり、ドッキングがスムースに行える。ロックレバー71により、ロックプレート72をロック解除位置にすると、ジョイントが作業機とドッキングする位置まで後退する。作業機ドッキング後、レバーをロック位置にすると、作業機とドッキングすることにより無理なく着脱することができる。
【0039】
また、図18に示すように、ジョイント74後端の嵌合部に圧縮スプリング76を設けておくと、このスプリングの作用により、ジョイントが直線状になろうとする力が働き、着脱時の補助や作業機未装着時のジョイントの破損を防止することができる。
【0040】
図19例は、ロータリ作業機のリヤカバー20の左右端側に前後方向の軸芯Q回りに回動固定自在なスタンド80を設け、作業中はリヤカバーの上側に収納状態に固定保持させておき、作業終了後、リヤカバーに付着した泥土を取り除く時には、スタンドを270度回転させ起立接地状態にしてロックピン81により固定する。そして、リヤカバーの跳ね上げロックレバーを解除してロータリを下げるとスタンドが支えになり、リヤカバーは上方に大きく捲れてロックされることになる。そして、その後にロータリを上げると爪軸がむき出しになり、リヤカバー内側の泥を容易に除去することができる。
【0041】
なお、図20例は、図19例の変形例を示すもので、この図例におけるスタンド80は、上向き収納姿勢から180度回転させて下向き起立姿勢に切替固定することができるようになっている。
【0042】
また、スタンドは上下方向にスライドさせてリヤカバーを持ち上げるように構成することもでき、更に、スタンドを左右横軸芯回りに回動固定自在に構成し、収納姿勢から起立姿勢への切替変更によりリヤカバーを持ち上げる構成であってもよい。
【符号の説明】
【0043】
8 メータパネル
15 ロータリ耕耘部
20 リヤカバー
21 リヤカバーセンサ
22 モード切替スイッチ
23 加速度センサ
24 耕深設定器
25 傾斜センサ
26 傾斜設定器
28 ブレーキ調整設定器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メータパネル(8)の適所にスイッチON・OFFにより耕耘作業モードと路上走行モードとに切り替えできるモード切替スイッチ(22)を設け、前記耕耘作業モードの詳細設定をする各種設定器(29)は、前記メータパネル(8)部周辺若しくは運転操作部(9)近くに設置してあることを特徴とする作業車両。
【請求項2】
前記各種設定器(29)は、耕深設定器(24)、傾斜設定器(26)、ブレーキ調整設定器(28)等からなり、タッチパネル画面で調整が行えるように構成してあることを特徴とする請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記耕深設定器(24)で耕深が設定されリヤカバーセンサ(21)で上下回動角が検出されるリヤカバー(20)に加速度センサ(23)を設け、加速度センサ(23)にてリヤカバー(20)の上下回動ピッチングの加速度を検出しながら、加速度検出値に応じて制御の補正を可能とする手段を設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
傾斜センサ(25)が所定値を超える極度の傾き変化を検出すると、ロータリ耕耘部(15)を速く上げる方向に戻す補正を行い、所定値を超えない微細な傾き変化の場合には加速度の補正は行わないように構成してあることを特徴とする請求項3記載の作業車両。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2013−9607(P2013−9607A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−142894(P2011−142894)
【出願日】平成23年6月28日(2011.6.28)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】