説明

切削工具

本発明は、工具ヘッド(3)と、同工具ヘッドの材料から形成される工具の刃(15)と、工具支持部内のハウジングのクランプ部(4)を備える工具シャフト(4,7)とを備える機械加工用の工具(1)に関する。本発明によると、切削工具の適用範囲は、工具ヘッド(3)が工具シャフト(4,7)上に別の部品として取り付けられ、例えばCBNやPCDのような超硬素材からなる少なくとも1つの機能層を備える堅固な材料から一体的に形成されることにより拡張可能である。切削機械加工用の工具の別例と、工具ヘッドの製造方法も開示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1及び2の前提部分における工具、及び請求項7における工具ヘッドの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
工具ヘッド及び工具シャフトを備えた切削及び機械加工用の様々な型の工具が周知である。工具シャフトは工具支持部内のハウジング用のクランプ部を有する。高い生産性を保証するために、工具は一般的な操作パラメータと一致しなければならない。特に、切削工具は、一定の材料を好適に機械加工する必要性があり、必要なパラメータを満たすことが可能でなければならない。例えば、ドリル加工において、切削速度及び送り速度は比較的速い必要性がある。通常、工具は幅広い種類の径の寸法が入手可能でなければならず、特に、比較的高い機械的負荷及び熱的負荷に対して好適でなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、切削及び機械加工用工具を提供することであり、比較的高い生産品質を達成可能なものとなるまで適用を拡張可能である。特に、工具は、非常に高い耐久性を備える材料を機械加工する場合においても比較的高い耐摩耗性を備える。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は独立項の特徴により達成される。
本発明の有効かつ好適な更なる改良が従属項に開示される。
本発明は主に切削機械加工工具に関する。本発明は特に、ドリル加工、平削り、摩擦工具に関する。同工具は、工具ヘッド及び工具シャフトを備える。工具ヘッドは同工具ヘッドの材料から構成される工具切削刃を備え、工具シャフトは工具支持部内のハウジングのクランプ部を備える。本発明の重要な側面において、工具ヘッドは工具シャフトに別々の部分として接合され、例えば立方晶窒化ホウ素(CBN)や多結晶ダイヤモンド(PCD)のような超硬素材から構成される少なくとも1つの機能層を備える1つの堅固な材料から構成される。従って、ドリル加工、平削り、摩擦のために、機械的応力又は熱的応力に対して比較的高い耐性を備える工具が提供される。このために、工具ヘッドが複数の部分から構成される必要性はなく、1つの要素のみから構成可能である。特に、機能層を受承するか同機能層と一体的に構成される切削の先端部等は別々に設ける必要性はなく、工具ヘッドは切削の端部を含め機能層から構成される堅固な材料から形成される。これにより、切削の先端部を別々に設け、続いて工具ヘッドに同切削の先端部を接合させる必要がなくなる。
【0005】
実用的に高い応力の作用を受ける工具ヘッドは、高耐久性の材料を加工する場合においても機能層により非常に高い耐摩耗性を有する。もっとも単純な場合において、厳密に立方晶窒化ホウ素や多結晶ダイヤモンドの機能層1層が設けられるか、或いは工具ヘッドはCBNやPCDから一体的に構成されてもよい。必要であれば、現在までに使われている工具と比較して本発明による工具はより長い距離を処理可能であり、より長寿命であってもよい。例えば、CBNやPCDのような超硬素材の機能層が設けられてもよい。同機能層は例えば固体カーバイドのキャリア材料と結合可能である。機能層は一様に、陶磁器、陶性合金や固体カーバイド材料より高い耐摩耗性を有する。厚みや強度の異なる複数のCBNやPCDの機能層も形成可能である。原則として、機能層は、また必要であればヘッド全体はCBNやPCDから完全に、又は単一のCBNやPCDにより構成可能である。或いは、CBNやPCDを主成分とする複数の成分からも構成可能である。例えば、CBNやPCDの粒子は結合材やキャリア材料によって分配され、例えば、冶金の粉末焼結により形成可能である。
【0006】
少なくとも1つの機能層がコーティングの形態において適用可能であるか、又は工具ヘッド内の連続した層として設計可能である。機能層が複数ある場合においては、これらは相互に固定して連結されるか、又は別の堅固な材料の1つの層と共に設計されてもよい。工具ヘッドの径がおおよそ6mm未満のように小さな場合においては特に、工具ヘッドは略完全に又は全く完全に1つの材料から構成されることが好適である。例えば、CBNやPCDの機能層から形成されるか、固体カーバイドのキャリア(骨組み)に連結されることが好適である。
【0007】
本発明は切削機械加工工具、特にドリル加工、平削り、摩擦工具に関する。同工具は工具ヘッドを備え、工具ヘッドは同工具ヘッドの材料から構成される工具切削刃を備える。工具ヘッドは6mmまでの外径を有し、工具シャフトは工具支持部内のハウジングのクランプ部を備える。
【0008】
本発明の更なる重要な側面において、工具ヘッドは工具シャフトと独立した部分として接合し、同工具ヘッドの周囲に設けられた少なくとも4つの切削刃を有する。従って、工具ヘッドの径が非常に小さい場合においても、ドリル加工、平削り、摩擦工具は効率よく使用可能である。従って、特に例えば6mm以下の孔の径に対して4つ以上の工具切削刃を節約して設けることが可能である。このことは、以前はヘッドの径が比較的小さいがために実施不可能であったことである。工具切削刃が比較的多数あることにより、6mm以下の孔において関係する機械加工の高品質さが得られ、材料において機械加工される部分への工具の案内がよりよくなる。工具ヘッドは同ヘッドが1つの部品であることにより好適に形成可能である。特に、工具ヘッドは工具シャフトとは別々に形成可能である。
【0009】
工具ヘッドは1つの堅固な材料から構成され、CBNやPCDの少なくとも1つの機能層を備えることが特に好ましい。工具ヘッドは機能層により耐摩耗性に関するほとんどの厳しい要件を満たすことができ、この場合において、工具ヘッドの必要とされる堅牢性は、例えば機能層と共に設けられる好適な堅固な材料により得られる。CBNやPCDの機能層はこれらの特性に関する限りすでに顕著な改善をなすものである。しかしながら、原則として、複数の異なる層や異なる厚みの機能層も1つ以上のキャリア材料と連結した車両のヘッドにおいて考えられる。2層の工具ヘッドにより特に好適な設計が得られ、同ヘッドは固体カーバイドの層から構成され、片側が工具シャフトを指向する。同ヘッドにはCBNの前部の層が固定して連結される。超硬素材から構成されるか、完全に超硬素材からのみ構成されるような、機能層からヘッドまでの均質な構造も考えられる。
【0010】
堅固な材料の層構造体において、層が焼結して工具ヘッドの非常に堅固な層合成物となり、これにより高い安定性を得られることは特に有効である。特に、好適に使用可能である焼結材料は完成した構造形態となり、同時に層構造体内に恒久的に固定可能である。
【0011】
本発明の目的の好適な構成において、工具ヘッドは工具シャフト上に接合する凹部を有するように設計される。同凹部には工具シャフトの好適な挿入部が嵌合可能である。これにより、工具ヘッドは堅固に、且つ比較的容易に工具シャフトに接合可能となる。例えば、工具ヘッド内にドリル加工された単純なポケットホールと、これに好適に合うよう設計されたピン部とを工具シャフト上に設けることができる。単純な貼り付け処理により、工具ヘッドが正確に配置されて好適な連結技術により工具シャフトに堅固に固定可能となる保持シートが設けられてもよい。ここでは例えば、半田付け、焼結、溶接、或いはのり付けの方法が考えられる。
【0012】
本発明の目的の好適な構成は、再機械加工ユニットが工具ヘッドから一定の距離を置いて工具シャフト上に工具の長手方向に形成されることを特徴とする。例えば、工具ヘッドはドリルヘッドとして設計可能であり、孔の径と合うリーマヘッドが工具シャフト上の同孔を再機械加工するためにクランプ部の方向から僅かにずれた位置に設けられてもよい。従って、孔は一突きで形成可能であり、孔の内壁の再機械加工は、孔の深みの部分にわたって摩擦することにより実施可能である。
【0013】
本発明の更なる重要な態様において、切削機械加工用の工具の工具ヘッド、特に上述した工具の工具ヘッドの製造方法が開示される。工具ヘッドは工具シャフトに固定可能である。ここで主要な態様は、工具ヘッドは堅固な材料の半加工品から形成されることと、工具ヘッドは堅固な材料の半加工品を、一部の領域を研磨して工具ヘッドの完成した外形を形成して再機械加工することにより加工されることにある。これにより、工具ヘッドは非常に容易に形成可能である。特に、工具ヘッドは例えば1つの材料や複数の材料から一体的に形成され、例えば層の構造体における機材から加工されてもよい。
【0014】
以前には、通常工具ヘッドを形成することは比較的高価であった。例えば、受承溝が工具ヘッドの基部内に、切削刃と合う好適な位置に加工されるが、これは案内される切削刃の寸法に正確に合わせられなければならない。好適には、続いて予め機械加工した切削チップ等が使用され、溝内に堅固に固定される。切削刃は高い寸法安定性を備えるようにも形成されなければならない。仮に切削チップ等が基部上にネジにより取り付けられる場合には、孔が切削チップ及び工具ヘッドの基部内にも設けられなければならず、切削チップのネジ止めは同切削チップが挿入された後に実施可能である。仮に切削チップと基部との間がネジや接着剤によって連結されない場合に、これらは半田付け、溶接、接着等により実施可能である。通常この処理は高い技術的を要し、高価である。本発明による堅固な材料の半加工品を提供することにより、工具ヘッドの基本的な形状や工具ヘッドの最終的形状に非常に近い型枠が使用され、製造は非常に単純化される。
【0015】
方法は工具ヘッドが堅固な材料の半加工品の型において工具シャフトに固定されることと、続いて完成した外形を形成するために加工されることに特徴を有するものである。従って、工具シャフトに固定される半加工品は非常に正確に再機械加工される。このことは工具の完成品に関する研磨された表面及び端部には好適である。工具ヘッドを堅固に固定するために、工具ヘッドは工具シャフト上の最終的な位置とされ、特に工具の長手方向の軸に対して正確に対称に、又は回転対称に研磨可能である。
【0016】
工具ヘッド上の切削刃及び/又はレーキの機械加工の仕上げは、堅固な材料の半加工品を研磨するだけで充分効果的である。
工具ヘッドの領域、表面や端部は、寸法が非常に正確なものでなければならない。従って、高精度にかつ実用的な方法で得ることができる。
【0017】
最後に、堅固な材料の半加工品は堅固な材料のプレートから加工して得ることが好適である。堅固な材料のプレートはCBNやPCDの機能層から構成されてもよく、また、CBNやPCDから一体的に構成されてもよい。更に加工して堅固な材料の半加工品となるための最初の形状は、比較的経済的且つ好適に提供可能である。プレート型材料から堅固な材料の半加工品とする加工は、例えば腐食やレーザー切削が特に好適である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明による切断及び機械加工用ツールの実施例は、例えば、リーマ1として示される。図4及び5に示すように、リーマ1は例えば固体カーバイドの1つの支持体2と同支持体2の前面部上に設けられるリーマヘッド3を備える。リーマヘッド3は支持体2に嵌合されて固定される。図示の実施例において、リーマヘッド3も1つであり、例えば立方晶窒化ホウ素(CBN)のような堅固な材料から一体的に構成される。支持体2は例えば工具鋼、固体カーバイドやその他の材料から構成され、必要であれば複数の様々な材料から構成される。支持体2及びリーマヘッド3の両者において、異なる材料による構成が可能であり、例えば重層構造の形態であっても、コーティングした部材であってもよい。
【0019】
工具支持体におけるクランプのために、支持体2は外径がdである円筒状のクランプ部4を有する。クランプ部4は同クランプ部4の後端部上に面取り部5を有する。原則として、ツール支持体におけるクランプ部はその他の設計も考えられる。例えば、ドリルチャック、コレットチャック、或いはコレットにおいてクランプを可能にするものが考えられる。
【0020】
クランプ部4の前端部にて支持体2は円錐部6において円筒状をなす延長部7まで先細となる。延長部7はdより小さい外径dを有する。例えば、図示の実施例において、dはおおよそ6mmであり、dはおおよそ2.2mmである。円錐部6の側面のなす傾斜はリーマ1及び支持体2の長尺状をなす軸Sに対して角度αを形成する。また、図示の実施例において、クランプ部4の外部に対する角度はおおよそ45°である。
【0021】
円形の断面を有するタップ部8は延長部7の前端部にて同延長部7に対して同心円状に設けられる。タップ部8は更にクランプ部4に対して同心円状に設けられる。タップ部8はその他の断面形状を有してもよい。同形状は後述するようにリ―マヘッド3上の窪んだ対向する面に対して好適に嵌合するものである。タップ部8はショルダー部9上にて延長部7に対して径方向内側に後退している。タップ部8は延長部7の径dより僅かに小さい外径dを有し、ここでは例えばおおよそ1.4mmである。タップ部8はその前端部に、長尺状をなす軸Sに略直交するよう設けられた平坦な端面10を有する。
【0022】
例えば予め形成された半加工品や既に完全に完成したリーマヘッド3が、タップ部8上の支持体2上に設けられ、支持体2に堅固に固定される。半加工品は後にリーマヘッド3を形成するよう機械加工される。これは様々な方法により実施される。例えば、半田付け、焼結、接着、溶接等である。
【0023】
図1及び2に示すリーマ1はリーマヘッド3と半加工品とが接合された後に形成される。図3a及び3bは少なくとも大部分が予め形成されるリーマヘッド3の要素の部分を詳細に示す。リーマヘッド3を確実に且つ堅固に支持体2のタップ部8に固定可能なものとするために、連結される部分のそれぞれは相互に好適に合わさる形状を有する。図示の例において、リーマヘッド3はその後端部に円筒状のポケットホール11として設けられる凹みを有し、これは好適な接合方法により確実に支持体2に固定可能である。リーマヘッド3は前面の堅固なCBNの層15と後面の堅固なカーバイドのベース部16から構成される2つの層を有する。層15はおおよそ1mmの厚みを備え、層16はおおよそ2mmの厚みを備える。
【0024】
図示の実施例において、リーマヘッド3の長手方向におけるポケットホール11の深みlはおおよそ1.5mmであり、タップ部8のおおよそ1.3mmである軸方向の長さlに比較して僅かに大きい。同様に、ポケットホール11の内径dはおおよそ1.5mmであり、タップ部8のおおよそ1.4mmである径dより僅かに大きい。
【0025】
特にリーマヘッド3がタップ部8上に完全に載置された場合に、同リーマヘッド3の後端部における環状の接触面12は対向する面13に対して平坦であるか、少なくともほとんど段差のないものである。面13も環状である。形成される段差領域は例えばリーマヘッド3をタップ部8に半田付けしたり接着する好適な半田や接着剤を充填してもよい。更に、包囲する環状の段差8及びポケットホール11の内壁も、タップ部8やポケットホールの好適な寸法により、半田付けや接着の結合部として設けられる。また、段差もタップ部8の端面10とポケットホール11のベース領域4の間に設けられる。
【0026】
リーマ1の、或いは支持体2の長尺状をなす軸Sの方向において、クランプ部4の長さlは、長尺状をなす軸Sの方向におけるショルダー部9と支持体2又はクランプ部4の後端部との間の長さlの半分以上の長さであってもよい。図示の実施例において、長さlは、おおよそ36mmであり、長さlはおおよそ47mmである。しかしながら、原則として、その他の長さの比、特に異なる長さの比l対lが可能である。異なる径の比d対d対d、特にd対dの比率も可能である。
【0027】
リーマヘッド3は4つの切削刃を備えるように設計され、例えばリーマヘッド3の周囲上に均等に設けられる4つの切削刃15を備える。しかしながら、切削刃はリーマヘッド上にこれより多く形成しても少なく形成してもよい。リーマヘッド3は完成したリーマヘッド3の予備品として支持体2に固定されてもよい。例えば、焼結材料のグリーン成形体として、或いは堅固な材料から腐食された半加工品として固定され、その後、加工して完成させてもよい。特に、切削刃やレーキは例えば研磨のような機械加工を正確に仕上げるように設計可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明によるリーマの側面図。
【図2】図1に示すリーマを矢印の方向P1から見た正面図。
【図3a】図1に示すリーマのリーマヘッドの底面図。
【図3b】図3aに示すリーマヘッドの、図1に示すA−A線における断面図。
【図4】図1に示すリーマの支持体の側面図。
【図5】図4の支持体を矢印の方向P2から見た正面図。
【符号の説明】
【0029】
1…リーマ、2…支持体、3…リーマヘッド、4…クランプ部、5…面取り部、6…円錐部、7…延長部、8…ショルダー部、9…端面、10…ポケットホール、11…接触面、12…対向する面、13…ベース面、14…切削刃、15…堅固な層、16…ベース部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
工具ヘッド(3)と、同工具ヘッドは工具ヘッドの材料から構成される工具の切削刃(15)を備えることと、工具支持部におけるハウジングのクランプ部(4)を備える工具シャフト(4,7,8)とを備え、同工具ヘッド(3)は工具シャフト(4,7,8)に独立した部品として接合することと、同工具ヘッドは例えばCBNやPCDのような超硬素材から構成される少なくとも1つの機能層を備える堅固な材料から一体的に構成されることとを特徴とする切削機械加工用の工具(1)。
【請求項2】
工具ヘッド(3)と、同工具ヘッドは工具ヘッド(3)の材料から構成される工具の切削刃(15)を備えることと、工具ヘッド(3)は6mm未満の外径を有することと、工具支持部内のハウジングのクランプ部(4)を備える工具シャフト(4,7,8)ととを備え、同工具ヘッド(3)は工具シャフト(4,7,8)に独立した部品として接合することと、工具ヘッド(3)は同工具ヘッド(3)の周囲に設けられる少なくとも4つの工具の切削刃(15)を有することとを特徴とする切削機械加工用の工具。
【請求項3】
前記工具ヘッド(3)は例えばCBNやPCDのような超硬素材からなる少なくとも1つの機能層を備える堅固な材料から構成されることを特徴とする請求項2に記載の工具。
【請求項4】
前記層は堅固な材料の層構造体において焼結されることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の工具。
【請求項5】
前記工具ヘッド(3)は工具シャフト(4,7,8)と嵌合される凹み(11)を備えることと、同凹みに工具シャフトの挿入部(8)が連結可能であることとを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の工具。
【請求項6】
再機械加工ユニットが工具ヘッド(3)から一定の距離を置いて工具シャフト(7)上に工具(1)の長手方向において形成されることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の工具。
【請求項7】
工具シャフト(4,7,8)に固定可能な切削機械加工用の工具(1)、特に請求項1乃至6のいずれか一項に記載の工具(1)の工具ヘッド(3)を製造する方法であって、工具ヘッド(3)は堅固な材料の半加工品から構成されることと、工具ヘッド(3)は堅固な材料の半加工品を、一部の領域を研磨して工具ヘッド(3)の完成した外形を形成する工程により再機械加工することにより加工されることとを特徴とする工具ヘッドの製造方法。
【請求項8】
堅固な材料の半加工品の形態における工具ヘッド(3)は工具シャフト(8)に固定され、続いて加工により完成した外形を形成することを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項9】
堅固な材料の半加工品は堅固な材料のプレートから加工されることを特徴とする請求項8及び9に記載の方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3a】
image rotate

【図3b】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公表番号】特表2009−509788(P2009−509788A)
【公表日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−533860(P2008−533860)
【出願日】平成18年10月4日(2006.10.4)
【国際出願番号】PCT/DE2006/001740
【国際公開番号】WO2007/045205
【国際公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【出願人】(508064506)
【氏名又は名称原語表記】FIRMA GUEHRING OHG
【Fターム(参考)】