説明

巻き爪防止消臭つま先用クッション

【課題】足の爪の巻き爪と靴の中の臭いを防止する。
【解決手段】クッション1は、ハート型の布製袋2に、そば殻等の充填材3と消臭効果のある重曹・ポプリ・製油・乾燥ハーブ等4を入れたもので、先の尖った靴の先端内部に入れることにより、足が細い先端にくいこんで巻き爪になるのを防止、又、密閉による靴内部の悪臭を防止するのに役立つ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、先の尖った靴を履く事により生じる巻き爪を防止し、密閉による靴の中の臭いを消すクッションに関する。
〔背景技術〕
【0002】
先の尖った靴が好まれて多数使われているが、こうした靴を用いる時、巻き爪を生じやすい。これらの対策としては、すでに、巻き爪になったものを矯正する提案が多くなされていたが、巻き爪を防止する提案は殆どなされていない。
〔発明の開示〕
〔発明が解決しようとする課題〕
【0003】
本発明は、上記の課題を解決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段」
【0004】
本発明の巻き爪防止消臭つま先用クッションは、ハート型をした布製の袋の中に、そば殻等の充填材と消臭剤を詰めた事をと特徴としている。
【0005】
本発明の形状は、ハート型である事が、靴のつま先に入れるため、及び、つま先の保護のために必要である。ハート型の上部の二つの丸みは、同一形状でも良いし、大小があっても良い。
本発明のクッションとしては、布製の袋に充填材及び消臭剤が詰められている。
本発明が用いる充填材としては、例えば、そば殻・もみ殻・おがくず・綿等でクッション性を与え、且つ、吸湿性のある材料が好ましい。
また、消臭剤としては、重曹・ポプリ・精油・活性炭・乾燥ハーブ等があげられる。
〔発明の効果〕
【0006】
本発明のクッションは、上述したような構成になっているので、靴の先に入れる事によって、つま先の保護出来るし、消臭効果も得られる。
〔発明を実施するための最良の形態〕
[実施例]
【0007】
以下、本発明の実施例については、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の説明図である。2は、ハート型布製の袋であり、幅4cm・長さ5cmで一方にへこみがあり、他方には尖りのあるものとし、この袋に、そば殻3と小さな布製の袋に重曹とハーブテイーを入れたもの4を充填し、厚み2cmとしてクッション1とした。
図2は、クッション1を、先の尖った靴5に詰め込んだ状況を示す図である。
図3は、靴の中でつま先が、クッションに当接している状況を示す図である。
このようにして、本発明のクッションを用いた結果、巻き爪を生じる事がなく、また、吸湿脱臭効果によって快適であった。
[産業上の利用の可能性]
【0008】
本発明のクッションは、靴の先端内部に入れるだけなので、すでに手持ちの靴に使える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
[図1] 本発明の巻き爪防止消臭つま先用クッションの説明図である。
[図2] 本発明のクッションを靴に用いている状況を示す図である。
[図3] 本発明のクッションが、足と当接している状況を示す図である。
【符号の説明】
【0010】
1. クッション
2. 布製袋
3. 充填材
4. 消臭剤
5. 靴
【図1】

【図2】

【図3】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハート型をした布製の袋の中に、そば殻等の充填材と消臭剤を詰めた事を特徴とする巻き爪防止消臭つま先用クッション。

【公開番号】特開2006−192238(P2006−192238A)
【公開日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−35082(P2005−35082)
【出願日】平成17年1月15日(2005.1.15)
【出願人】(505052010)
【Fターム(参考)】