説明

携帯端末

【課題】筐体の薄型化、小型化を妨げない携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末10は、カバー15およびケース14を有する第2筐体12と、カバー15に設けられる貫通孔25と、貫通孔25に挿通可能な固定ボルト26と、固定ボルト26の軸部28が螺合される雌ねじ部32とを備える。さらに、携帯端末10は、固定ボルト26の頭部27とカバー15の表面15Bとの間に介装されるOリング33と、Oリング33を収容可能に貫通孔25に沿って設けられた凹部35と、凹部35の内周面37に沿って底部36に設けられた溝部38とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体に第1部材および第2部材を備え、第1部材および第2部材が固定ボルトで組み付けられ、固定ボルトの頭部および第1部材間にOリングが介装された携帯端末に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯端末のなかには、筐体を構成する第1部材、第2部材を相互に固定する構造として、第1部材の貫通孔に固定ボルトの軸部を挿通させ、第2部材に設けられた雌ねじ部に軸部を螺合するものが一般に知られている(例えば、特許文献1)。
貫通孔の縁部には凹部が設けられ、この凹部および固定ボルトの頭部間にOリングが収容される。このOリングを固定ボルトの頭部で圧縮変形させることにより第1部材および頭部間の防水性が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010-032470号公報(要約、段落0019、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の筐体を組み付ける際に、加工公差や組付公差等で第1部材、第2部材が固定ボルトの軸部の径方向に沿って相対的に位置ずれすることが考えられる。
第1部材、第2部材が相対的に位置ずれした場合に、固定ボルトの軸部が凹部の一方側に偏り、一方側の凹部において凹部の断面積が小さくなる。
【0005】
よって、断面積が小さくなる一方側の凹部においてOリングを収容しきれない虞がある。このため、固定ボルトの頭部と第1部材との間からOリングの一部がはみ出し、固定ボルトの頭部および第1部材間の防水性が得られ難くなる可能性がある。
【0006】
そこで、第1部材、第2部材の相対的な位置ずれを想定して、固定ボルトの軸部の径方向に沿って凹部をあらかじめ大きめに形成しておくことが考えられる。
しかし、凹部を大きめに形成した場合、固定ボルトの頭部と第1部材とが接触する面が減少することを防ぐために、固定ボルトの頭部を大径にする必要があり、さらに、筐体における固定ボルトの頭部が収容される凹部の占有空間が大きくなり、そのことが筐体を薄型化、小型化する上での妨げになっていた。
【0007】
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、筐体の薄型化、小型化を妨げない携帯端末を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の携帯端末は、互いに組み合わせられる第1部材および第2部材を有する筐体と、前記第1部材に設けられる貫通孔と、前記貫通孔に挿通される固定ボルトと、前記第2部材に設けられ、前記固定ボルトの軸部が螺合される雌ねじ部と、前記固定ボルトの頭部と、前記第1部材における前記第2部材とは反対側の表面との間に介装されるOリングと、前記第1部材の前記表面における前記貫通孔の縁部に沿って環状に設けられ、前記Oリングが収容される凹部と、前記凹部の底部における前記凹部の内周面に沿って環状に設けられた溝部とを備える。
【0009】
固定ボルトが挿通される貫通孔の縁部に沿って凹部を環状に設け、凹部にOリングを収容させるようにした。さらに、凹部の底部に内周面に沿って溝部を環状に設けた。
凹部に溝部を設けることによりOリングを収容可能な空間を確保できる。
【0010】
よって、第1部材、第2部材が正規の相対位置に対して固定ボルトの径方向に沿ってずれた場合でも溝部にOリングの一部を収容できる。
これにより、固定ボルトの頭部と第1部材の表面との間からOリングの一部がはみ出すことを防止でき、頭部および第1部材の表面間において防水性が確実に得られる。
【0011】
さらに、凹部の底部に溝部を設けたので、凹部が固定ボルトの径方向に大きく広がることを防止できる。すなわち、凹部を固定ボルトの径方向に大きく広げなくても、Oリングによる防水性を確保できる。
【0012】
よって、大径の頭部を有する固定ボルトを採用する必要がなく、さらに、筐体における凹部の占有空間を大きくする必要がない。
これにより、凹部の底部に溝部を設けることにより筐体の薄型化、小型化を妨げることなく防水性を確保できる。
【0013】
また、本発明の携帯端末は、前記固定ボルトの前記軸部が前記貫通孔の内面に当接したときに、前記凹部の凹部断面積と、前記溝部の溝部断面積との合算値が前記OリングのOリング断面積以上となるように、前記溝部が形成されている。
【0014】
凹部の凹部断面積と溝部の溝部断面積との合算値をOリング断面積以上とした。
よって、第1部材および第2部材が固定ボルトの径方向に沿って考え得る最大値でずれた場合でも、固定ボルトの頭部でOリングを潰した状態において、Oリングを凹部および溝部が協働して収容できる。
これにより、第1部材の表面と固定ボルトの頭部との間からOリングがはみ出すことを防ぐことができ、固定ボルトの頭部および第1部材の表面間において防水性が確実に得られる。
【0015】
さらに、本発明の携帯端末は、前記軸部における前記頭部側の基端部に前記頭部に向かって拡径する円錐面が設けられている。
【0016】
軸部の基端部に円錐面を設けることにより、円錐面でOリングを固定ボルトの径方向に広げることができる。
よって、固定ボルトの頭部でOリングを潰す際に、固定ボルトの軸部と貫通孔との間の隙間、すなわち軸部の先端部側にOリングが脱落することを防止できる。
これにより、固定ボルトの頭部および第1部材の表面間において防水性が確実に得られる。
【発明の効果】
【0017】
本発明の携帯端末によれば、凹部の底部に内周面に沿って溝部を設け、凹部および溝部でOリングを収容可能な空間を確保することにより、Oリングのはみ出しを防いでOリングによる防水性を確保できる。
さらに、凹部の底部に溝部を設けることにより、凹部を固定ボルトの径方向に大きく広げなくてもOリングによる防水性を確保できるので、筐体の薄型化、小型化を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明に係る携帯端末を示す斜視図
【図2】図1のI−I線断面図
【図3】図2の携帯端末の要部から固定ボルトを分解した状態を示す断面図
【図4】本発明に係るカバーおよびケースが正規の状態における凹部および溝部を示す断面図
【図5】本発明に係るカバーおよびケースが正規の相対位置に対してずれた状態を示す断面図
【図6】本発明に係るカバーおよびケースがずれた状態における凹部および溝部を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態に係る携帯端末について図面を参照して説明する。
【0020】
図1に示すように、本発明の実施形態である携帯端末10は、略矩形体状に形成された第1筐体11と、略矩形体状に形成された第2筐体(筐体)12と、第1筐体11および第2筐体12を開閉自在に連結するヒンジ部13と備えた開閉式の携帯端末である。
【0021】
この携帯端末10は、第1筐体11および第2筐体12が互いに積層された携帯状態と、第1筐体11および第2筐体12が互いに離れた伸長状態とを取り得る。
第1筐体11のうち、第2筐体12に対向する面に操作部や通話用発振部等を備えている。
第2筐体12のうち、第1筐体11に対向する面に表示部や受信部等を備えている。
【0022】
第2筐体12は、略矩形体状に形成されたケース(第2部材)14と、ケース14に着脱自在に組合わせ可能なカバー(第1部材)15と、カバー15の開口部16から電池パック18を収容可能な電池収容部17とを備えている。
【0023】
第2筐体12のカバー15にカバーヒンジ21を介して電池蓋22が開閉自在に設けられ、電池蓋22を覆う蓋カバー23が着脱自在に設けられている。
電池蓋22は、開口部16を覆うことにより電池収容部17を閉塞可能な部材である。
蓋カバー23は、電池蓋22を覆うことにより電池蓋22を閉位置に保持可能な部材である。
【0024】
さらに、図2に示すように、携帯端末10は、カバー15に設けられた貫通孔25と、貫通孔25に挿通可能な固定ボルト26と、固定ボルト26が螺合可能にケース14に設けられた雌ねじ部32とを備えている。
加えて、携帯端末10は、固定ボルト26の頭部27で押圧可能なOリング33と、Oリング33を収容可能な凹部35と、凹部35に設けられた溝部38とを備えている。
【0025】
貫通孔25は、カバー15においてヒンジ部13(図1参照)と反対側の一対の角部15Aに設けられている。
雌ねじ部32は、ケース14のうち貫通孔25と対応する部位14Aに、貫通孔25に対して同軸上に設けられ、固定ボルト26の軸部28(具体的には、雄ねじ部28A)が螺合される部位である。
【0026】
図3に示すように、固定ボルト26は、軸部28の基端部28Bに設けられた頭部27と、頭部27から雌ねじ部32に向けて突出された軸部28と、頭部27側の基端部28Bに設けられた円錐面29とを有する。
【0027】
頭部27は、軸部28の径方向に張り出され、凹部35のOリング33(図2参照)を押圧可能な部位である。
頭部27の表面27Aに、固定ボルト26を締め付けるためのドライバが係止可能な係止凹部39が形成されている。
【0028】
軸部28は、基端部28Bが円筒状に形成され、基端部28Bの近傍から先端部28Cまで雄ねじ部28Aが形成されている。
雄ねじ部28Aが雌ねじ部32に螺合されることにより、固定ボルト26でカバー15がケース14に組み付けられている。
【0029】
円錐面29は、軸部28における頭部27側の基端部28Bに設けられ、先端部28C側から頭部27に向かって徐々に拡径することにより逆円錐面状に形成されている。
すなわち、円錐面29は、軸部28に対して傾斜角θで形成されている。
軸部28の基端部28Bに円錐面29を設けることにより、円錐面29でOリング33を固定ボルト26の径方向に広げることができる(図2参照)。
【0030】
よって、図2に示すように、固定ボルト26の頭部27でOリング33を潰す際に、固定ボルト26の軸部28と貫通孔25との間の隙間42、すなわち軸部28の先端部28C側にOリング33が脱落することを防止できる。
これにより、固定ボルト26の頭部27およびカバー15の表面15B間において防水性が確実に得られる。
カバー15の表面15Bは、カバー15におけるケース14とは反対側の表面であり、凹部35の底部36、凹部35の内周面37および溝部38を有する。
【0031】
なお、カバー15およびケース14が固定ボルト26の径方向に沿って考え得る最大値でずれ、軸部28が貫通孔25の一方側の内面25Aに当接した場合の防水性については図5で詳しく説明する。
【0032】
Oリング33は、弾性変形可能なゴム製の環状シール材であり、固定ボルト26の軸部28に嵌入された状態において、固定ボルト26の頭部27とカバー15の表面15B(具体的には、凹部35の底部36)との間に介装されている。
【0033】
図3に示すように、Oリング33は、断面形状が円形で、かつ、断面積(以下、Oリング断面積という)がS1に形成されている。
Oリング33を固定ボルト26の頭部27で押圧することにより、固定ボルト26の頭部27およびカバー15の表面15B間において防水性が確保される。
【0034】
図4に示すように、凹部35は、カバー15の表面15Bにおける貫通孔25の縁部25Bに沿って環状に設けられることにより、Oリング33(図3参照)を収容可能な空間(想像線で示す)を有する。
この凹部35は、底部36および内周面37で形成されている。
底部36から溝部38を除去した平坦部でOリング潰し部36Aが形成されている。
【0035】
Oリング潰し部36Aは、Oリング33が固定ボルト26の頭部27で押圧された状態においてOリング33を保持する環状の部位である。
このOリング潰し部36Aは、一例として、幅寸法L1がL1=0.45mmに形成されている。
【0036】
また、図3に示すように、凹部35の内周面37とOリング33との間の隙間L2が、一例として、L2≒0.15mmに確保されている。
さらに、Oリング33を固定ボルト26の頭部27で押圧した状態において(図2参照)、Oリング33の潰し量L3が、一例として、L3=0.15mmである。
【0037】
ここで、L2≧L3の関係が満たされている。
よって、図2に示すように、カバー15およびケース14が正規の組付状態(正規の相対位置)において、固定ボルト26の頭部27でOリング33が押圧されることにより潰し量L3(図3参照)だけ潰される。
正規の組付状態とは、カバー15およびケース14が固定ボルト26の径方向にずれていない状態をいう。
【0038】
このように、L2≧L3の関係が満たされることにより、固定ボルト26の頭部27でOリング33が潰された状態において凹部35に収容される。
これにより、Oリング33で、固定ボルト26の頭部27およびカバー15の表面15B間の防水性が確保される。
【0039】
また、図5に示すように、カバー15、ケース14が正規の相対位置に対して固定ボルト26の径方向に沿って一方側にずれて、固定ボルト26の軸部28が貫通孔25の一方側の内面25Aに当接することが考えられる。
この状態において、図6に示す凹部35において一方側の凹部断面積(凹部断面積)S2が小さくなる。
【0040】
図4に示すように、溝部38は、凹部35の底部36における凹部35の内周面37に沿って環状に設けられている(図3も参照)。
凹部35に溝部38を設けることにより、Oリング33を収容可能な空間として溝部38の空間を確保できる。
溝部38は、溝部断面積がS3に形成されている。
【0041】
溝部38の溝部断面積S3は次のように設定される。
すなわち、図6に示すように、軸部28が貫通孔25の一方側の内面25Aに当接することにより凹部35の一方側の凹部断面積がS2になる。
この状態において、凹部断面積S2と溝部断面積S3との合算値がOリング断面積S1(図3参照)以上となるように溝部断面積S3が決められる。
よって、S2+S3≧S1の関係が成立する。
【0042】
これにより、図5に示すように、軸部28が貫通孔25の一方側の内面25Aに当接した場合に、固定ボルト26の頭部27でOリング33を潰した状態において、Oリング33の一方側の部位33Aを凹部35および溝部38が協働して収容できる。
【0043】
従って、カバー15の表面15Bと固定ボルト26の頭部27との間からOリング33の一方側の部位33Aがはみ出すことを防止できる。
このように、Oリング33の一方側の部位33Aのはみ出しを防止することにより、一方側の部位33Aで固定ボルト26の頭部27およびカバー15の表面15B間の防水性を確保できる。
【0044】
さらに、図4に示すように、凹部35の底部36に溝部38を設けたので、凹部35が固定ボルト26の径方向に大きく広がることを防止できる。
よって、Oリング33による防水性を確保するために、凹部35を固定ボルト26の径方向に大きく広げる必要がない。
【0045】
これにより、大径の頭部を有する固定ボルトを採用する必要がなく、さらに、第2筐体12における凹部35の占有空間を大きくする必要がない。
従って、凹部35の底部36に溝部38を設けることにより、第2筐体12の薄型化、
小型化を妨げることなく防水性を確保できる。
【0046】
ところで、図5に示すように、カバー15およびケース14が固定ボルト26の径方向に沿って考え得る最大値で一方側にずれた場合、隙間42(図2参照)のうちの他方の隙間42Aが大きくなる。
他方の隙間42Aは、固定ボルト26の軸部28と貫通孔25の他方側の内面25Cとの間の隙間である。
【0047】
他方の隙間42Aが大きくなるため、Oリング33の他方側の部位33Bが脱落することが考えられる。
そこで、前述したように、軸部28の基端部28Bに円錐面29を設け、円錐面29でOリング33を固定ボルト26の径方向に広げるようにした。
【0048】
よって、カバー15およびケース14が一方側にずれた状態において、固定ボルト26の頭部27でOリング33を潰す際に、他方の隙間42Aから軸部28の先端部28C側にOリング33の他方側の部位33Bが脱落することを防止できる。
これにより、Oリング33の他方側の部位33Bで、固定ボルト26の頭部27およびカバー15の表面15B間の防水性を確保できる。
【0049】
なお、本発明に係る携帯端末は、前述した実施形態に限定されるものではなく適宜変更、改良等が可能である。
例えば、実施形態では、Oリング潰し部36Aの幅寸法L1をL1=0.45mm、凹部35の内周面37とOリング33との間の隙間L2をL2≒0.15mm、Oリング33の潰し量L3をL3=0.15mmとしたが、各寸法は適宜変更が可能である。
【0050】
また、実施形態で使用した携帯端末、第2筐体、ケース、カバー、貫通孔、固定ボルト、円錐面、雌ねじ部、Oリング、凹部および溝部等の形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明は、筐体に第1部材および第2部材を備え、第1部材および第2部材を組み付ける固定ボルトの頭部と、第1部材との間にOリングが介装された携帯端末への適用に好適である。
【符号の説明】
【0052】
10 携帯端末
12 第2筐体(筐体)
14 ケース(第2部材)
15 カバー(第1部材)
15B カバーの表面
25 貫通孔
25A 貫通孔の一方側の内面(内面)
25B 貫通孔の縁部
26 固定ボルト
27 頭部
28 軸部
28B 頭部側の基端部
29 円錐面
32 雌ねじ部
33 Oリング
35 凹部
36 凹部の底部
37 凹部の内周面
38 溝部
S1 Oリング断面積
S2 一方側の凹部断面積(凹部断面積)
S3 溝部断面積

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに組み合わせられる第1部材および第2部材を有する筐体と、
前記第1部材に設けられる貫通孔と、
前記貫通孔に挿通される固定ボルトと、
前記第2部材に設けられ、前記固定ボルトの軸部が螺合される雌ねじ部と、
前記固定ボルトの頭部と、前記第1部材における前記第2部材とは反対側の表面との間に介装されるOリングと、
前記第1部材の前記表面における前記貫通孔の縁部に沿って環状に設けられ、前記Oリングが収容される凹部と、
前記凹部の底部における前記凹部の内周面に沿って環状に設けられた溝部とを備える携帯端末。
【請求項2】
請求項1に記載の携帯端末であって、
前記固定ボルトの前記軸部が前記貫通孔の内面に当接したときに、前記凹部の凹部断面積と、前記溝部の溝部断面積との合算値が前記OリングのOリング断面積以上となるように、前記溝部が形成されている携帯端末。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の携帯端末であって、
前記軸部における前記頭部側の基端部に前記頭部に向かって拡径する円錐面が設けられている携帯端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−55287(P2013−55287A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−193889(P2011−193889)
【出願日】平成23年9月6日(2011.9.6)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】