説明

撮像装置

【課題】標準両眼間隔である6.5cm離れた位置において立体視用の一組の画像データを容易に生成することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被写体の画像データを生成する撮像手段10と、前記撮像手段10に画像データの生成を指示する指示手段41と、加速度を検出する加速度検出手段12と、前記加速度検出手段12によって検出された加速度に基づいて移動距離と移動方向を演算する演算手段13と、前記指示手段41によって前記撮像手段10に画像データの生成が指示された後、前記演算手段13によって演算された移動距離と移動方向に基づいて次の画像データを生成すべき位置を案内する案内手段40と、を備える、ことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被写体の画像データを生成する撮像装置に関するものであり、特には、立体視用の一組の画像データを容易に生成することができる撮像装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
立体視用の一組の画像データを生成することができる撮影装置に関する先行技術文献として特許文献1がある。特許文献1に記載の撮影装置は、パンニング中に撮影された複数の画像の中から、立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−103980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、パンニング中に撮影された画像の中から、立体視画像に最も適した2枚の画像組を抽出するので、必ずしも標準両眼間距離である6.5cm離れた位置において撮影された2枚の画像組を抽出できるとは限らない。また、標準両眼間距離である6.5cm離れた位置において撮影された2枚の画像組を抽出できる確立を上げるためには、パンニング中により多くの撮影を行わなければならない。
【0005】
本発明は、前記課題を解決し、標準両眼間隔である6.5cm離れた位置において立体視用の一組の画像データを容易に生成することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、被写体の画像データを生成する撮像手段と、前記撮像手段に画像データの生成を指示する指示手段と、加速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段によって検出された加速度に基づいて移動距離と移動方向を演算する演算手段と、前記指示手段によって前記撮像手段に画像データの生成が指示された後、前記演算手段によって演算された移動距離と移動方向に基づいて次の画像データを生成すべき位置を案内する案内手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
以上のように、本発明によれば、指示手段によって撮像手段に画像データの生成が指示された後、次の画像データを生成すべき位置を案内するので、標準両眼間隔である6.5cm離れた位置において立体視用の一組の画像データを容易に生成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの背面斜視図
【図3】本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの立体視画像撮影における撮影動作を示す第1のフローチャート
【図4】液晶ディスプレイの表示例を示す図
【図5】本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの立体視画像撮影における撮影動作を示す第2のフローチャート
【図6】記録動作の方法を説明する図
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施の形態)
本発明の実施例であるデジタルスチルカメラについて、図面を用いて詳細に説明する。
(1.構成)
図1は、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。本発明の実施例であるデジタルスチルカメラは、一つの光学系によって、立体視用の一組の画像データを順次生成することができる。本発明の実施例であるデジタルスチルカメラは、構図を決定するための表示動作と撮影を行うための撮影動作を行なう。
(1−1.表示動作)
まず、表示動作について説明する。表示動作とは、利用者が撮影に先立って構図を決めるために、撮像部10に入射した被写体の光学画像を表示回路17に接続された液晶ディスプレイ40に連続的に表示する動作をいう。
【0010】
撮像部10は、対物レンズ10a、ズームレンズ10b、フォーカスレンズ10cからなる光学系と、ズームレンズ10b、フォーカスレンズ10cを駆動する図示しない駆動機構と、撮像素子10dから構成されている。ズームレンズ10bは、駆動機構によって光軸O−O’方向に駆動され、撮像素子10dに入射する被写体の光学画像の倍率を変化させる。フォーカスレンズ10cは、駆動機構によって光軸O−O’方向に駆動され、被写体の光学画像を撮像素子10dに合焦させる。
【0011】
撮像部10は、入射した被写体の光学画像をRGB三原色に分解して画像信号であるデジタル化したRAWデータに変換し、メインメモリ11に書き込む。メインメモリ11は、SDRAM等の揮発性記憶素子によって構成されている。画像処理回路14は、メインメモリ11からRAWデータを読み出し、色空間変換を行なってRAWデータをYCデータに変換し、メインメモリ11に書き込む。表示回路17は、メインメモリ11からYCデータを読み出し、液晶ディスプレイ40に出力する。液晶ディスプレイ40には、被写体の動きがほぼリアルタイムに表示されるので、利用者は、液晶ディスプレイ40を見ながら撮影のための構図を決定することができる。なお、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラにおいては、液晶ディスプレイ40を採用したが、画像を表示することができる表示素子であればよい。例えば、有機ELディスプレイ等を採用することもできる。
(1−2.撮影動作)
次に、撮影動作について説明する。撮影動作とは、利用者がシャッター釦41を押したときに、撮像部10に入射した被写体の光学画像を画像データとして記憶媒体に記録する動作をいう。
【0012】
制御回路13は、マイコンにより構成してあり、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの全ての回路の監視と制御を行なう。操作回路18は、シャッター釦41とモードダイヤル42とズームレバー43と十字キー44が接続された入力回路である。制御回路13は、操作回路18の状態に従って撮影動作を制御する。
【0013】
利用者は、モードダイヤル42を回転させて、所望の撮影モードを選択する。撮影モードには、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出の各撮影モードがある。なお、これらの撮影モードの全てを有する必要はないし、これらの撮影モード以外の撮影モードを有していてもよい。利用者は、十字キー44を操作して、立体視画像撮影を選択することができる。撮影モードとは独立に立体視画像撮影を選択することができるので、いずれの撮影モードであっても、立体視画像撮影を選択することができる。
【0014】
利用者によってシャッター釦41が押されると、制御回路13は、撮像部10が記録のためのRAWデータをメインメモリ11に書き込むよう制御する。ここで、撮影動作において撮像部10が出力するRAWデータの画素数は、表示動作において撮像部10が出力するRAWデータの画素数と比較して圧倒的に多い。液晶ディスプレイ40の画素数が数十万画素にとどまるのに対して、メモリカードに記録する画像データの画素数は、1000万画素程度であるからである。
【0015】
次に、制御回路13は、画像処理回路14がメインメモリ11から記録のためのRAWデータを読み出し、YCデータに変換し、メインメモリ11に書き込むよう制御する。次に、制御回路13は、圧縮伸張回路15がメインメモリ11からYCデータを読み出し、圧縮ファイルに変換し、メインメモリ11に書き込むよう制御する。また、制御回路13は、表示回路17がメインメモリ11からYCデータを読み出し、液晶ディスプレイ40に所定の時間だけ出力するよう制御する。液晶ディスプレイ40には、撮影された画像が表示されるので、利用者は、液晶ディスプレイ40を見ながら撮影された画像の出来栄えを確認することができる。次に、制御回路13は、記録回路16がメインメモリ11から圧縮ファイルを読み出し、図示しない交換可能な記憶媒体に記録するよう制御する。交換可能な記憶媒体としては、フラッシュメモリやハードディスクを内蔵したメモリカード等を使用することができる。
(1−3.外観)
図2は、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの背面斜視図である。本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの上面には、シャッター釦41とズームレバー43が配されている。ズームレバー43は、シャッター釦41の中心を軸として回転することができる。ズームレバー43を時計回りに回転させると、撮像部10内のズームレンズ10bが駆動され、被写体の大きさを拡大することができる。一方、ズームレバー43を反時計回りに回転させると、撮像部10内のズームレンズ10bが駆動され、被写体の大きさを縮小することができる。本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの背面には、液晶ディスプレイ40とモードダイヤル42と十字キー44が配されている。
【0016】
加速度検出回路12は、加速度センサーを内蔵しており、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラに発生する加速度を積分して移動距離と移動方向を出力する。加速度検出回路12内の加速度センサーは、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの左右方向の加速度を検出するように配置されている。
(2.動作)
図3は、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの立体視画像撮影における撮影動作を示す第1のフローチャートである。モードダイヤル42によって任意の撮影モードが選択され、十字キー44によって立体視画像撮影が選択されている。
【0017】
本発明の実施例であるデジタルスチルカメラは、立体視撮影における撮影動作において、シャッター釦41が押されるまでは、表示動作を継続する(S31)。
【0018】
シャッター釦41が押されると(S32においてY)、第1の撮影動作を行なう(S33)。このとき、制御回路13は、撮像部10が記録のためのRAWデータをメインメモリ11に書き込むよう制御し、画像処理回路14がメインメモリ11から記録のためのRAWデータを読み出し、YCデータに変換し、メインメモリ11に書き込むよう制御し、表示回路17がメインメモリ11からYCデータを読み出し、液晶ディスプレイ40に所定の時間だけ出力するよう制御するが、それ以外の制御を行わない。従って、利用者は、すぐに第2の撮影動作の準備をすることができる。利用者は、液晶ディスプレイ40を見ながら撮影された画像の出来栄えを確認し、気に入らなければ、十字キー44を操作して、第1の撮影動作をやり直すことができる。
【0019】
本発明の実施例であるデジタルスチルカメラは、第1の撮影動作が完了すると、再び表示動作を継続する(S34)。表示回路17は、メインメモリ11から表示動作におけるYCデータを読み出し、液晶ディスプレイ40に出力する。以降、第2の撮影動作を行なうまで表示動作を継続する。
【0020】
制御回路13は、表示回路17が「カメラを右か左に6.5cm動かしてください。」という案内表示を液晶ディスプレイ40に出力するよう制御する(S35)。図4(a)は、このときの液晶ディスプレイ40の表示例を示す図である。「カメラを右か左に6.5cm動かしてください。」という案内表示が、被写体である3人の人物に重畳して表示される。
【0021】
制御回路13は、加速度検出回路12から本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの移動距離と移動方向を取得する(S36)。
【0022】
制御回路13は、加速度検出回路12から取得した本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの移動距離と移動方向から、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラが第2の撮影動作のための適正な位置に移動したか否かを判定する(S37)。
【0023】
本発明の実施例であるデジタルスチルカメラが第2の撮影動作のための適正な位置に移動していない場合は(S37においてN)、制御回路13は、表示回路17が本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの現在位置と第2の撮影動作のための適正な位置との差に基づいた案内表示を液晶ディスプレイ40に出力するよう制御する(S38)。図4(b)(c)は、このときの液晶ディスプレイ40の表示例を示す図である。図4(b)は、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの移動量が2cm不足している場合の表示例を示し、図4(c)は、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの移動量が3cm超過している場合の表示例を示す。本発明の実施例であるデジタルスチルカメラが第2の撮影動作のための適正な位置に移動するまでS36、S37、S38の処理を繰り返す。
【0024】
本発明の実施の形態であるデジタルスチルカメラが第2の撮影動作のための適正な位置に移動している場合は(S37においてY)、制御回路13は、表示回路17が「この位置で2枚目を撮影してください。」という案内表示を液晶ディスプレイ40に出力するよう制御する(S39)。図4(d)は、このときの液晶ディスプレイ40の表示例を示す図である。「この位置で2枚目を撮影してください。」という案内表示が、被写体である3人の人物に重畳して表示される。
【0025】
図5は、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの立体視画像撮影における撮影動作を示す第2のフローチャートである。図3に示す本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの立体視画像撮影における撮影動作を示す第1のフローチャートから継続している。
【0026】
本発明の実施例であるデジタルスチルカメラは、第2の撮影動作のための適正な位置に移動すると、シャッター釦41が押されるまでは、表示動作を継続する(S40)。
【0027】
シャッター釦41が押されると(S40においてY)、第2の撮影動作を行なう(S41)。このとき、制御回路13は、撮像部10が記録のためのRAWデータをメインメモリ11に書き込むよう制御し、画像処理回路14がメインメモリ11から記録のためのRAWデータを読み出し、YCデータに変換し、メインメモリ11に書き込むよう制御し、表示回路17がメインメモリ11からYCデータを読み出し、液晶ディスプレイ40に所定の時間だけ出力するよう制御するが、それ以外の制御を行わない。従って、利用者は、液晶ディスプレイ40を見ながら撮影された画像の出来栄えを確認し、気に入らなければ、十字キー44を操作して、第2の撮影動作をやり直すことができる。
【0028】
本発明の実施例であるデジタルスチルカメラは、第2の撮影動作が完了すると、記録動作を行う(S42)。制御回路13は、圧縮伸張回路15がメインメモリ11からYCデータを読み出し、圧縮ファイルに変換し、メインメモリ11に書き込むよう制御する。次に、制御回路13は、記録回路16がメインメモリ11から圧縮ファイルを読み出し、図示しない交換可能な記憶媒体に記録するよう制御する。
【0029】
記録動作には、いくつかの方法が考えられる。図6は、記録動作の方法を説明する図である。
【0030】
図6(a)は、第1の撮影動作による第1の画像ファイルと第2の撮影動作による第2の画像ファイルを全く別個に記録する方法を示す。
【0031】
図6(b)は、第1の撮影動作による第1の画像ファイルと第2の撮影動作による第2の画像ファイルを全く別個に記録するものの、第1の画像ファイルと第2の画像ファイルの関係を記録した管理ファイルをも記録する方法を示す。制御回路13は、第1の撮影動作から第2の撮影動作までの本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの移動方向(右または左)を取得しているので、第1の撮影による第1の画像ファイルと第2の撮影による第2の画像ファイルのどちらが左眼用でどちらが右眼用であるかの情報をも管理ファイルに記録することができる。
【0032】
図6(c)は、第1の撮影動作による第1の圧縮データと第2の撮影動作による第2の圧縮データを一つの立体視画像ファイルに記録する方法を示す。制御回路13は、第1の撮影動作から第2の撮影動作までの本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの移動方向(右または左)を取得しているので、例えば、立体視画像ファイルに先に(ヘッダの直後に)記録する圧縮データを左眼用とし、後に記録する圧縮データを右眼用とすると規定しておけば、制御回路13は、第1の撮影動作による第1の圧縮データと第2の撮影動作による第2の圧縮データを適切に配置して、立体視画像ファイルを記録することができる。
【0033】
以上に説明したように、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラは、第1の撮影動作のあとに、第2の撮影動作のための適正な位置を案内するので、標準両眼間隔である6.5cm離れた位置において立体視用の一組の画像データを容易に生成することができる。
(その他の実施の形態)
(1)案内手段をスピーカまたはビーパとする。
【0034】
実施の形態において説明した本発明の実施例であるデジタルスチルカメラにおいては、案内手段を表示手段である液晶ディスプレイ40とした。しかし、スピーカまたはビーパを備えた撮像装置であれば、案内手段を発音手段とすることもできる。
【0035】
案内手段である発音手段をスピーカとすると、液晶ディスプレイ40に表示させた「カメラを右か左に6.5cm動かしてください。」「あと2cm右に動かしてください。」「3cm左に戻してください。」「この位置で2枚目を撮影してください。」等の案内表示を音声によって発音させることができる。そうすると、液晶ディスプレイ40において案内表示を被写体に重畳させて表示させなくてもよいから、液晶ディスプレイ40による撮影のための構図の決定を阻害することがない。
【0036】
案内手段である発音手段をビーパとすると、音声による案内はできないが、発音のパターンによる案内をすることができる。例えば、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの現在位置と第2の撮影動作のための適正な位置との差に基づいて、発音間隔を変えたり、発音周波数を変えたりすることが考えられる。スピーカよりも安価に構成できるとともに、スピーカと同様の効果を奏することができる。
(2)案内手段をLED等とする。
【0037】
実施の形態において説明した本発明の実施例であるデジタルスチルカメラにおいては、案内手段を表示手段である液晶ディスプレイ40とした。しかし、LED等の発光手段を備えた撮像装置であれば、案内手段を発光手段とすることもできる。
【0038】
案内手段である発光手段をLEDとすると、発光のパターンや色(色を変えることができるLEDの場合)による案内をすることができる。例えば、本発明の実施例であるデジタルスチルカメラの現在位置と第2の撮影動作のための適正な位置との差に基づいて、発光間隔を変えたり、発光色を変えたりすることが考えられる。撮像装置には、LEDが備えられていることも多いので、これを流用することができる。
(3)その他
案内手段である表示手段、発音手段、発光手段について、これらの案内手段の一つを採用してもよいし、これらの案内手段のいくつかまたは全てを併用しても構わない。また、これらの案内手段を必要に応じて切り換えられるようにしても構わない。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明によれば、標準両眼間隔である6.5cm離れた位置において立体視用の一組の画像データを容易に生成することができるので、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付携帯電話等の撮像装置に適用して有用である。
【符号の説明】
【0040】
10 光学系
10a 対物レンズ
10b ズームレンズ
10c フォーカスレンズ
10d 撮像素子
11 メインメモリ
12 加速度検出回路
13 制御回路
14 画像処理回路
15 圧縮伸張回路
16 記録回路
17 表示回路
18 操作回路
40 液晶ディスプレイ
41 シャッター釦
42 モードダイヤル
43 ズームレバー
44 十字キー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被写体の画像データを生成する撮像手段と、
前記撮像手段に画像データの生成を指示する指示手段と、
加速度を検出する加速度検出手段と、
前記加速度検出手段によって検出された加速度に基づいて移動距離と移動方向を演算する演算手段と、
前記指示手段によって前記撮像手段に画像データの生成が指示された後、前記演算手段によって演算された移動距離と移動方向に基づいて次の画像データを生成すべき位置を案内する案内手段と、
を備える、
ことを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
前記案内手段は、
表示手段である、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記案内手段は、
発音手段である、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記案内手段は、
発光手段である、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−228982(P2011−228982A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−97628(P2010−97628)
【出願日】平成22年4月21日(2010.4.21)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】