説明

照明装置、画像読取装置、及び、画像形成装置

【課題】光源を主走査方向に列設した構成した照明装置において、照明装置の照度分布を均一とでき、かつ異なる照明装置間での照度が不均一となることを防止する
【解決手段】複数個のLEDを列設して形成されたLEDアレイ103を備えた照明装置において、前記LEDアレイ103は、光度の基準値に基づいて異なるレベル(レベルA,レベルB)に分別された2グループのLEDを交互に配置して構成する。また、5つのレベルに分別したLEDを所定の規則に基づいて配置する。さらに、駆動装置として異なるレベルのLEDをグループ毎に調整可能な駆動回路で駆動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は照明装置、画像読取装置、及び、画像形成装置に係り、特に複数個の発光素子を列設して形成された光照射体を備えた照明装置、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な縮小光学系の画像読取装置として、原稿に光を照射し、原稿の反射光をCCD素子、CMOS素子等で構成される撮像素子で読み取るものがある。このような画像読取装置として、照明装置を備え、その光源として円筒形状のキセノンランプを有するものたある。このような画像読取装置では、キセノンランプの照射光はコンタクトガラス上の原稿に照射され、原稿の拡散反射光がレンズ等の光学素子を介して前記撮像素子に導かれ、撮像素子で画像信号を電気信号に変換する。
【0003】
また、このような画像読取装置では、前記原稿からの反射光を偏向する第1ミラーを含む第1走行体、第2ミラーからの光をさらに偏向する第2ミラー、第3ミラーを含む第2走行体を備え、前記第1走行体及び第2走行体が画像読取装置に設けられたレール上を走行することにより、原稿をスキャンする。また、このような画像読取装置では、第1走行体には、キセノンランプからの光を反射して照度分布を適正化、及び、切り貼り原稿読取時の影をなくすための反射板を備える。
【0004】
近年、画像読取装置における光源には、立ち上がり時間の短縮化、省エネルギー化、長寿命化が要望されており、キセノンランプの代替光源として発光ダイオード(LED)を採用するものが実用化されてきている。LEDを縮小光学系に採用する場合、等倍光学系に比べて原稿面から撮像素子までの距離が長いためその間での光の減衰が大きくなり、そのため、より高い原稿面照度が必要となる。そこで、複数のLEDを主走査方向にアレイ状に列状に配置し、原稿面での照度を上げるような試みがなされている。
【0005】
特許文献1には、原稿を照射する光源として白色LEDアレイを使用し、原稿サイズや用途に応じて白色LEDアレイの点灯領域を設定するコントローラ、点灯領域転送部、LEDのON,OFFと光量を可変にする光源点灯制御部等を有し、白色LEDアレイ群を複数列並列にかつ、平行に配置した各白色LEDアレイ群の間隔を、受光素子ライン間隔の定数倍の間隔に設定し、その間隔を、原稿読取に要求される解像度の間隔に設定すると共に、隣接した白色LEDアレイ群の主走査方向の取付け位置を半画素分ずらして配置した画像読取装置が記載されている
【0006】
また、特許文献2には、冷陰極管とLEDアレイとを備えた光源を具備する画像読み取り装置において、LEDアレイは、冷陰極管の照度特性分布を補間するように、個々のLEDの照度分布を設定するものが記載されている。
【特許文献1】特開2002−247296号公報
【特許文献2】特開2006−60407号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述した画像読取装置にあって、個々のLEDは、その製造上の理由に起因してその光度が所定範囲内においてばらついているから、LEDを単純にアレイ状に並べて配置しただけでは、照明装置として均一な照度分布が得られないこととなる。また、このように個々の照明装置で均一な照度分布が得られない状態では、複数の照明装置間でも照度のバラツキが発生することとなる。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、光源を主走査方向に列設した構成した照明装置において、照明装置の照度分布を均一とでき、かつ異なる照明装置間での照度が不均一となることを防止できる照明装置、画像読取装置、及び、画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、複数個の発光素子を列設して形成された光照射体を備えた照明装置において、前記光照射体は、光度の基準値に基づいて異なるレベルに分別された発光素子を予め定めた所定の規則に基づいて配置して構成されることを特徴とする照明装置である。
【0010】
請求項2の発明は、照明装置において、前記光照射体は、所定の光度の基準値より光度の高い発光素子と、光度の低い発光素子とを交互に配置して構成したことを特徴とする請求項1記載のである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1記載の照明装置において、前記光照射体は、前記異なるレベルに分別された発光素子を各レベルに応じて定められた所定の間隔で列設して構成したことを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1記載の照明装置において、前記光照射体は、前記所定の光度の基準値より光度の低い発光素子を列の中央部付近に、光度の高い発光素子を列の両端部付近に配置したことを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか記載の照明装置において、前記グループ分けして所定の順序で列設された発光素子を、グループ毎に光度調整可能な駆動装置で駆動することを特徴とする。
【0014】
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか記載の照明装置と、前記光照射体が配置された走行体と、前記原稿からの反射光を撮像素子上に結像させる光学素子と、前記反射光の光量を画像信号に変換する撮像素子とを備えることを特徴とする画像読取装置である。
【0015】
請求項7の発明は、記請求項6記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、光度の基準値に基づいて異なるレベルに分別された発光素子を予め定めた所定の規則に基づいて配置したから、発光素子の個別の異なる光度が平均化され照明装置の場所による光量の不均一分布を防止できる他、異なる照明装置間での光度の相違を少ないものとできるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
【実施例】
【0018】
以下、実施例に係る画像形成装置について説明する。図1は実施例に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図、図2は図1に示した画像読取装置の構成を示す拡大断面図である。
【0019】
画像形成装置10は、主な構成として、原稿を読み取る画像読取装置11、画像を形成する画像形成部12、自動原稿搬送装置(ADF)13、ADF13から送り出される原稿をスタックする原稿排紙トレイ14、給紙カセット15乃至18を備える給紙部19、記録用紙をスタックする排紙部(排紙トレイ20)を備えている。
【0020】
そして、ADF13の原稿台21上に原稿Dをセットして、図示せぬ操作部で例えばプリントキーの押下操作をすると、最上位の原稿Dがピックアップローラ22の回転により矢印B1方向へ送り出され、原稿搬送ベルト23の回転により、画像読取装置11に固定されたコンタクトガラス24上へ給送され、そこで停止する。コンタクトガラス24上に載置された原稿Dの画像は、画像形成部12とコンタクトガラス24の間に位置する画像読取装置11によって読み取られる。画像読取装置11は、コンタクトガラス24上の原稿Dを照明する照明装置である光照射ユニット25、原稿画像を偏光するための複数枚のミラーからなる光学系26、レンズ27、原稿画像を結像させるCCD等からなる光変換素子28を備える。画像読み取り終了後、原稿Dを原稿搬送ベルト23の回転により矢印B2方向へ搬送して原稿排紙トレイ14上へ排出する。このように、原稿Dを1枚ずつコンタクトガラス24上へ給送して原稿画像を画像読取装置11によって読み取る。
【0021】
一方、画像形成部12の内部には、像担持体である感光体30が配置してある。感光体30は、図において時計方向に回転駆動し、帯電装置31によって表面を所定の電位に帯電させる。また、書き込みユニット32からは、画像読取装置11によって読み取った画像情報に応じて光変調したレーザ光Lを照射し、帯電させた感光体30の表面をこのレーザ光Lで露光し、これによって感光体30の表面に静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像装置33を通るとき、対向する転写装置34によって感光体30と転写装置34の間に給送された記録媒体Pに転写する。トナー像転写後の感光体30の表面は、クリーニング装置35によって清掃する。
【0022】
画像形成部12の下部に配置した複数の給紙カセット15乃至18には、紙等の記録媒体Pを収容してあり、いずれかの給紙カセット15乃至18から記録媒体Pを矢印B3方向へ送り出し、その記録媒体Pの表面に、上述のように感光体30の表面に形成したトナー像を転写する。次に、記録媒体Pを矢印B4で示すように画像形成部12内の定着装置36を通し、熱と圧力の作用によって記録媒体Pの表面に転写されたトナー像を定着させる。定着装置36を通った記録媒体Pを排出ローラ対37によって搬送し、矢印B5で示すように排紙トレイ20へ排出し、スタックする。
【0023】
次に本例に係る画像読取装置11について説明する。画像読取装置11は図2に示すように、光照射体として光照射ユニット25を備えている。画像読取装置11は、この光照射ユニット25及び対向反射板102によって、コンタクトガラス24上の原稿Dに光を照射し、その反射光は第1キャリッジ100によって保持された第1ミラー101、第2キャリッジ200によって保持された第2ミラー201、第3ミラー202によって偏向し、レンズ27を介して光変換素子28に導き、この光変換素子28で電気信号に変換する。また、前記第1キャリッジ100及び第2キャリッジ200において、第1キャリッジの走査速度をsとした場合、第2キャリッジはs/2の速度で走査を行い、原稿Dをスキャンする。なお、対向反射板102は切り貼り原稿を読み取った際に発生する影をなくすためのものであり、必要に応じて配置されている。
【0024】
図3は一般的な第1キャリッジの周辺部を示す拡大断面図、図4は発光ダイオードの基板への取付け状態を示す斜視図である。光照射ユニット25は、光源である発光ダイオード104(以下LED)と基板105とからなるLEDアレイ103、及び、支持部材である受台106から構成される。この例では、LEDアレイ103は光照射体を構成する。また、光照射ユニット25及び第1ミラー101はベース107によって保持されている。また、この例において、LED104は基板105の実装平面方向に発光するように配置するサイドビュータイプのLEDであり、図4に示すように、発光面108が実装平面に直交する方向になるよう基板105に一列に配列して実装されている。
【0025】
〔実施例1〕
次に実施例に係る照明装置のLEDアレイの構成について説明する。図5は第1の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの基板への配置状態を示す斜視図である。本実施例では、所定の光度を基準値として、発光ダイオード104を光度が基準値より高いもの(ランクA)と低いもの(ランクB)の2つに分別している。そして、LEDアレイ103を構成する際、2つのランクに区分されたLED104を基板105に光度の高いものと低いものが交互に並ぶように列設している。
【0026】
図5に示した例では、光度の高いLED発光素子Aと、光度の低いLED発光素子Bとを、基板105上に1つずつ交互に並べてLEDアレイ103を構成している。
【0027】
本実施例によれば、光度の低いLEDと光度の高いLEDとを交互に配置するようにしたので、LEDの製造に起因する光度の分布を平均化でき、LEDアレイの場所による光量の不均一を防止することができる。また、LEDアレイの光分布を均一化することができるため、部品として異なるLEDアレイの間での光度の不均一を小さいものとできる。
【0028】
〔実施例2〕
次に第2の実施例について説明する。図6は第2の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの基板への配置状態を示す斜視図である。本実施例では、LEDを、4つの光度の基準値に基づいて5ランクに分別している。この例では、最も光度の高いLEDから最も低いLEDまでを、ランクA、ランクB、ランクC、ランクD、ランクEと順次と区分し、これらを所定の順序に配置するようにしている。
【0029】
本例では、基板105の端部からランクA、ランクD、ランクC、ランクB、ランクE、ランクA、ランクD、ランクC…の順にLED配置している。この配置は、隣に配置されたLED同士の光量の和ができるだけ均一になるようにするものである。なお、配列の順序はここに示したものには限定される訳ではない。また、本例は、ランクA〜Eが同程度の数量だけ製造できる場合を想定しているが、製造誤差により、ランク毎の分布に差がある場合には、異なる配列がより適切となる。
【0030】
本実施例によれば、より細かくLEDを分類することにより、LEDの製造に起因する光度の分布を平均化でき、LEDアレイの場所による光量の不均一を防止することができる。また、LEDアレイの光分布を均一化することができるため、部品として異なるLEDアレイの間での光度の不均一を小さいものとできる。
【0031】
〔実施例3〕
次に第3の実施例について説明する。図7は第3の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの基板への配置状態を示す斜視図である。本実施例では、所定の光度を基準値として、発光ダイオード104を光度が基準値より高いもの(ランクA)と低いもの(ランクB)の2つに分別してこれらを配置すると共に、LEDの配置間隔を等間隔とすることなく構成している。
【0032】
即ち、本例では、ランクAの2個のLEDの間にランクBの2個のLEDを配置し、ランクAのLEDとランクBのLEDとの間の間隔寸法をL1、ランクBのLED同士の間の間隔寸法をL2とし、L1>L2となるようにしている。
【0033】
本実施例によれば、発光素子の明るさに対応して間隔を変更して配置することにより、LEDの製造に起因する光度の分布を平均化でき、LEDアレイの場所による光量の不均一を防止することができる。また、LEDアレイの光分布を均一化することができるため、部品として異なるLEDアレイの間での光度の不均一を小さいものとできる。なお、LEDの光度によるランク分けをより多くすると共に、LEDの取付け間隔の段階数をより多くするようにすることができる。
【0034】
〔実施例4〕
次に第4の実施例について説明する。図8は第4の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの基板への配置状態を示す斜視図である。本実施例では、LEDを、4つの光度の基準値に基づいて5ランクに分けしている。この例では、最も光度の高いLEDから最も低いLEDまでをランクA、ランクB、ランクC、ランクD、ランクEと順次と区分し、光度によりランク分けされた発光素子のうち、光度の高いLED(ランクA)をアレイ状配列の両端部の近くに配置し、光度の低いLED(ランクE)を中央部の近くに配置し、その間に順次ランクB、ランクC、ランクDのLEDを配置している。
【0035】
一般にLEDアレイは、その両端部において中央部より高い光量が得られる。一般にレンズを使用した縮小光学系においてCCD等のラインセンサで画像読み取りを行う場合、原稿面での照度を均一にしても、像面では中央部と比較して両端部の光量が低下する。これはレンズを使用した縮小光学系では避けられない。したがって、通常は像面で均一な光量になるように、レンズの前に絞りを設けて中央部の光をカットするようにしている場合が多い。本実施例に係るLEDアレイによれば、原稿面で両端部の光量が高めになるため、絞りによる補正が少なくとも、照明を均一に行うことができる。
【0036】
〔実施例5〕
次に第5の実施例について説明する。図9は第5の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの駆動装置を示す回路図である。本例では、光度によりランク分けしたLEDについてグループ化し、グループ化されたLED毎にLEDの光量を制御可能な駆動回路で駆動している。本例に係る駆動装置で駆動されるLEDアレイは前記実施例1〜実施例4間でのものが対象となる他、LEDを他の規則に基づいて基板に配置したLEDアレイを駆動することができる。
【0037】
駆動装置は、複数グループに属するLEDをグループ毎に電流調整ができる電流調整用抵抗を備え、グループ毎のLEDに流れる電流値を調整することができ、LEDのグループ間の光量差をなくすことができる。このため、LEDアレイ全体で均一な光量分布を実現することができる。図8に示した例では、3個のLED104と抵抗110を持つ4つのグループが制御対象としている。なお、トランジスタ111は、点灯制御用トランジスタである。
【0038】
なお、駆動回路については、定電流制御可能な回路であればここに挙げた例に限られず、グループ毎に制御可能であれば他の回路、例えば高周波点灯回路等を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】実施例に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。
【図2】図1に示した画像読取装置の構成を示す拡大断面図である。
【図3】一般的な第1キャリッジの周辺部を示す拡大断面図である。
【図4】発光ダイオードの基板への取付け状態を示す斜視図である。
【図5】第1の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの基板への配置状態を示す斜視図である。
【図6】第2の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの基板への配置状態を示す斜視図である。
【図7】第3の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの基板への配置状態を示す斜視図である。
【図8】第4の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの駆動装置を示す回路図である。
【図9】第5の実施例に係る照明装置における発光ダイオードの基板への配置状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0040】
10 画像形成装置
11 画像読取装置
12 画像形成部
13 自動原稿搬送装置(ADF)
14 原稿排紙トレイ
15〜18 給紙カセット
19 給紙部
20 排紙トレイ
21 原稿台
22 ピックアップローラ
23 原稿搬送ベルト
24 コンタクトガラス
25 光照射ユニット
26 光学系
27 レンズ
28 光変換素子
30 感光体
31 帯電装置
32 ユニット
33 現像装置
34 転写装置
35 クリーニング装置
36 定着装置
37 排出ローラ対
100 第1キャリッジ
101 第1ミラー
102 対向反射板
103 LEDアレイ
104 発光ダイオード
105 基板
106 受台
107 ベース
110 抵抗
111 トランジスタ
200 第2キャリッジ
201 第2ミラー
202 第3ミラー


【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数個の発光素子を列設して形成された光照射体を備えた照明装置において、
前記光照射体は、光度の基準値に基づいて異なるレベルに分別された発光素子を予め定めた所定の規則に基づいて配置して構成されることを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記光照射体は、所定の光度の基準値より光度の高い発光素子と、光度の低い発光素子とを交互に配置して構成したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
前記光照射体は、前記異なるレベルに分別された発光素子を各レベルに応じて定められた所定の間隔で列設して構成したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【請求項4】
前記光照射体は、前記所定の光度の基準値より光度の低い発光素子を列の中央部付近に、光度の高い発光素子を列の両端部付近に配置したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【請求項5】
前記グループ分けして所定の順序で列設された発光素子を、グループ毎に光度調整可能な駆動装置で駆動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の照明装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか記載の照明装置と、前記光照射体が配置された走行体と、前記原稿からの反射光を撮像素子上に結像させる光学素子と、前記反射光の光量を画像信号に変換する撮像素子とを備えることを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
記請求項6記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−180842(P2008−180842A)
【公開日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−13407(P2007−13407)
【出願日】平成19年1月24日(2007.1.24)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】