説明

番組を記録する際のカットオフを減らすためのシステムおよび方法

【課題】不正確な間隔で配信されるメディアを記録する場合の中断を低減するシステムお
よび方法を提供すること。
【解決手段】媒体記録システムが提供され得る。記録システムは、記録することが予定さ
れた開始時間および終了時間の変更に起因して、特定の媒体事象の記録カットオフを減ら
す機能を含み得る。記録システムは、例えば、リストを選択することによって、番組を選
択する機会をユーザに提供し、それにより、視聴者に提示するための番組を予定された時
間で自動的に記録し得る。記録システムが、実際の時間変更または予想された時間変更に
ついての情報を受け取る場合、番組の予定の変更は、マニュアルで、または、自動的に補
償され得る。マニュアルモードにおいて、ユーザは、表示される時間変更情報に基づいて
、開始時間または終了時間を調整し得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願との相互参照)
本願は2000年3月31日に出願された米国仮特許出願第60/193,949号の
優先権を主張する。その全文は本明細書で参考として援用される。
【0002】
(発明の背景)
本発明はメディア記録システムに関するものである。具体的には、本発明は不正確な間
隔で配信されるメディアが記録される場合、そのメディアの中断間隔の低減を提供するメ
ディア記録システムに関するものである。
【背景技術】
【0003】
テレビ番組、ペイ・パー・ビュー番組、ニア・ビデオ・オン・デマンド(NVOD)番
組、ビデオ・オン・デマンド(VOD)番組、音楽、プロモーション番組、および他のタ
イプのメディアなどのビデオやオーディオメディアは、概して有線または無線ネットワー
クを介してユーザに配信されている。適切な有線および無線ネットワークには、例えばテ
レビ放送システムネットワーク、一方向および二方向のケーブルテレビシステムネットワ
ーク、デジタル放送サービス(DBS)、および他の衛星配信サービスネットワーク、イ
ンターネット、ならびに他の適切なタイプのネットワークが含まれ得る。ユーザのメディ
アの視聴体験は、典型的にメディアプロバイダの配信スケジュールによって決定される。
オーディオカセットレコーダやビデオレコーダ、また他のメディア記録機器がもたらされ
たことで、現在ユーザは、視聴体験を再現し、時間をずらす能力を有する。ユーザは、い
るときまたはいないときに番組を記録することができ、番組を再生して後で視聴し得る。
【0004】
最近になってユーザが、よりフレキシブルに視聴体験を管理し、メディアを記録するこ
とを可能にする製品が開発された。例えばTIVO製およびREPLAY製のパーソナル
ビデオレコーダ(PVR)はハードディスクドライブに番組を記録する。ユーザは記録す
る番組を予約し、後でその番組を再生し得る。これらのシステムは、ユーザがリアルタイ
ムで見ている番組を記録し、例えばユーザがテレビの部屋を離れなければならない場合、
ユーザがリアルタイムの番組を一時停止することを可能にする。部屋に戻るとユーザは見
逃したところから再び見始めることができ、番組が提供されている時点に達するまでテレ
ビのコマーシャルを早送りすることさえできる。ユーザは番組を巻き戻すこともできる。
【0005】
ユーザがテレビを視聴および管理する方法を再構築した他の技術は双方向テレビ番組ガ
イドである。双方向テレビ番組ガイドは周知である。例示的な双方向テレビ番組ガイドは
例えば、Kneeらによる米国特許第5,589,892号やKnudsonらによる1
999年7月16日に出願された米国特許出願第09/357,941号で説明される。
これらはその全文が本明細書で参考として援用される。双方向番組ガイドは、種々の異な
るハードウェアプラットフォームに基づき得る。番組ガイド実行に用いられ得る適正ハー
ドウェアには衛星受信機、パソコン接続テレビ(PC/TVS)、パソコン(例えば、テ
レビ用チューナーカード付)、ケーブルセットトップボックス、または他の任意の適切な
ハードウェアが含まれる。双方向テレビ番組ガイドは、ユーザが番組をデジタルまたはア
ナログ格納デバイス(例えば、ビデオカセット、ハードディスク、フロッピー(R)ディ
スク、フラッシュメモリ、書き込み可能コンパクトディスク「CD」、書き込み可能デジ
タル汎用ディスク「DVD」、または他の任意の格納タイプ)を用いて記録することを可
能にする。双方向番組ガイドおよびビデオカセットレコーダの制御の機能は、例えば、E
llisらによる1997年9月5日に出願された米国特許第08/924,239号で
説明される。その全文は本明細書の中で参考として援用される。記録にデジタル格納を用
いる双方向番組ガイドは例えば、Hassellらによる、1998年9月17日に出願
された米国特許第09/157,256号で説明され、その全文は本明細書の中で参考と
して援用される。
【0006】
番組は番組ガイド、インターネットまたは他のサーバ上で記録され得る。例えば、クラ
イアント−サーバ番組ガイドシステムは例えば、Ellisらによって1999年8月1
3日に出願された米国特許出願第09/374,043号で説明される。その全文は本明
細書の中で参考として援用される。リモートサーバ記録型クライアント−サーバガイドは
例えば、Ellisらによる1999年6月11日に出願された米国特許出願第09/3
32,244号で説明される。その全文は本明細書の中で参考として援用される。この番
組ガイドサーバは、ケーブルシステムヘッドエンドまたは他の適切な箇所に配線され得る
。この番組ガイドはオンライン番組ガイドであり得、インターネット上のウェブサーバを
用いて実行可能である。オンライン番組ガイドシステムは、例えば、Boyerらによっ
て1997年9月18日に出願された米国特許出願第08/938,028号で説明され
る。その全文は本明細書の中で参考として援用される。
【0007】
テレビネットワークのようなメディア配信システムのうちの幾つかは、公表されている
番組の開始または終了時刻から僅かにずれた時刻に番組を開始または終了する。例えば、
あるテレビネットワークは、一貫して予定時間より番組を3分早く開始および/または終
了し得る。しかし他の多くの場合、予定した時刻に番組を開始および/または終了し得る
。多くの場合ユーザは番組が実際に開始または終了する時刻を知る術はないことがあり得
る。直接であるか、または双方向番組ガイドを介するかに関わらず、ユーザが公表されて
いる開始および終了時間に合わせて番組を記録するように、VCR、PVRまたは他の記
録システムを予約する場合、記録番組の最初または最後の部分が中断され得る。これによ
って、ユーザは特に番組の最後にユーザが待っているコンテンツが含まれる場合に、苛々
させられることがある。
【0008】
例えば、スポーツイベントのようなリアルタイムのイベントが延長されている場合、テ
レビ番組または他のメディアが予定された時刻と異なる時刻に開始されることがある。ス
ポーツイベントを記録する場合、(例えば、スポーツイベントでのオーバータイムによっ
て)公表されている終了予定時刻よりも遅くまで予期せず延長されることがあり、ユーザ
はそのイベントの記録が早期に中断することを経験し得る。更に、終了予定時刻を過ぎて
も予期せず行われているスポーツイベントに続いて予定されている番組をユーザが予約し
ている場合、ユーザは隣接イベントを不適切に記録し得る。アプローチの一つとして番組
を記録するときに、開始および終了時刻のそのようなばらつきを考慮するように、ユーザ
がパディングを特定することを可能にすることがあった。例えば、REPLAYの製品に
は、ユーザが手動でパディングを設定することを可能にする機能が組み込まれ得る。しか
しながら、ユーザがパディングの量を予約することを課せられる点、およびパディングま
たはパディングの一部が所望の番組の記録に用いられない場合、所望しないコンテンツに
記録メディアを無駄にしている点においてこのアプローチは不完全である。また、このア
プローチは、公表されている時間からの時間の変更がネットワークごとおよび番組ごとに
様々であり得る場合は不適切である。ユーザが必要とされる適切なパディングの量を思い
出すことができない場合、ユーザは、記録時間を無駄にするか、または短く見積もること
による中断の危険を冒すかのいずれかである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記の説明の観点から、本発明の目的は不正確な間隔で配信されるメディアを記録する
場合の中断を低減するシステムおよび方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(発明の要旨)
本発明の、このおよび他の目的は、媒体の配信の時間変更を決定し得る媒体記録システ
ムを提供することによって、本発明の原理に従って達成される。格納デバイス、PVRシ
ステム、インテリジェントVCR、他の任意の好適なシステム、あるいはそれらの組み合
わせを有する双方向番組ガイドシステムなどの媒体記録システムが提供される。媒体記録
システムは、スケジューリングされた開始時間および/あるいは終了時間から媒体イベン
トの開始時間を延期し、および/あるいは終了時間を延長するために、媒体配信器(di
stributor)によって利用される時間変化を追跡してもよい。
【0011】
記録システムは、スケジュールに沿って任意の好適な配信方法(例えば、無線、ケーブ
ル、衛星、インターネットなど)を利用して配信されるテレビ番組、オーディオ番組、販
売促進資料、あるいは任意の他の好適な媒体を記録するために利用されてもよい。システ
ムは、所望の媒体イベントの早いあるいは遅れた記録に関して、例えば、ユーザに秒ある
いは分ごとの増加(例えば、1分ごとの増加)を指定する機会を提供し得る。チャンネル
、ネットワーク、媒体プロバイダあるいはタイトルによって、あるいは他の好適な基準を
利用してどのように秒あるいは分ごとの増加を設定するかについて決定してもよい。シス
テムは、媒体が開始あるいはまさに開始、あるいは終了あるいはまさに終了あるいはちょ
うど終了であることを示す識別子あるいは任意の他のキューについて、リアルタイムデー
タストリームをモニタしてもよい。例えば、チャネル上で垂直帰線消去期間(VBI)の
データがまさに開始しようとする個々の媒体のシステムを通知するためにモニタされても
よい。媒体の記録がユーザの機器あるいはユーザの家まで遠く離れたサーバによって実施
されてもよい。
【0012】
願わくば、媒体に関連するデータは、記録システムに提供され得る。双方向番組ガイド
に関する番組リストデータなどの関連データは、任意の好適なアプローチ(例えば、連続
ストリーム、周期的な通信、クライアント/サーバベースのアプローチ、任意の他の好適
なアプローチあるいはそれらの組み合わせ)を利用して、記録された媒体と共に、あるい
は媒体から分離されて、提供されてもよい。関連データは、媒体プロバイダによって要求
される媒体の放送に関する時間変更(例えば、特定時間の遅延あるいは延長)を示し得る
。時間遅延あるいは時間延期は、定刻前に、媒体プロバイダによって指示されてもよい。
あるいは、時間遅延あるいは時間延期は、過去に発生した時間変更に基づいて、データプ
ロバイダによって予測され得る。時間遅延および時間延長は、データプロバイダなどによ
ってリアルタイム/ほぼリアルタイムで入力されてもよい。あるいは時間遅延および時間
延長は、媒体内のキューに基づいて自動的に認識されてもよい。記録システムは自動的に
調整されてもよい。あるいは記録システムは、ユーザが時間遅延情報および時間延長情報
に基づいて番組に関する記録時間を調整することが可能であってもよい。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
番組を記録する場合にカットオフを減らすために、記録システムにおいて使用される方
法であって、
予定された番組についての時間変更情報を提供する工程と、
該時間変更情報に基づいた時間変更を補償するように、該番組を記録する工程と
を包含する、方法。
(項目2)
上記時間変更情報は時間遅延情報を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記時間遅延情報は実際の時間遅延である、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記時間遅延情報は予想された時間遅延である、項目2に記載の方法。
(項目5)
上記予想された時間遅延は以前にログされた時間変更に基づいている、項目4に記載の
方法。
(項目6)
上記時間変更情報を提供する工程は、上記番組の時間遅延情報を表示する工程を含む、
項目1に記載の方法。
(項目7)
上記時間変更情報は時間延長情報を含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記時間延長情報は実際の時間延長である、項目7に記載の方法。
(項目9)
上記時間延長情報は予想された時間延長である、項目7に記載の方法。
(項目10)
上記予想された時間延長は以前にログされた時間変更に基づいている、項目9に記載の
方法。
(項目11)
上記時間変更情報を提供する工程は、上記番組の時間延長情報を表示する工程を含む、
項目1に記載の方法。
(項目12)
記録開始時間を選択する機会をユーザに提供する工程をさらに包含する、項目1に記載
の方法。
(項目13)
記録開始時間を自動的に選択する工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目14)
上記記録開始時間の自動的な選択を選択する機会をユーザに提供する工程をさらに包含
する、項目13に記載の方法。
(項目15)
記録終了時間を選択する機会をユーザに提供する工程をさらに包含する、項目1に記載
の方法。
(項目16)
記録終了時間を自動的に選択する工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目17)
上記記録終了時間の自動的な選択を選択する機会をユーザに提供する工程をさらに包含
する、項目16に記載の方法。
(項目18)
上記番組に関連するデータストリームをモニタする工程をさらに包含する、項目1に記
載の方法。
(項目19)
上記番組に配信された番組データストリームである上記データストリームを提供する工
程をさらに包含する、項目18に記載の方法。
(項目20)
上記番組がいつ開始しているかを示すように、上記番組データストリーム内にキューを
提供する工程をさらに包含する、項目19に記載
の方法。
(項目21)
上記番組がいつ終了しているかを示すように、上記番組データストリーム内にキューを
提供する工程をさらに包含する、項目19に記載の方法。
(項目22)
上記キューを受け取った場合に、上記番組を時間遅延で記録する工程をさらに包含する
、項目20に記載の方法。
(項目23)
上記キューを受け取った場合に、上記番組を時間延長で記録する工程をさらに包含する
、項目20に記載の方法。
(項目24)
上記番組についての番組リスト内に、上記時間変更情報が存在していることを示すアイ
コンを表示する工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目25)
上記番組についての番組リスト内に、上記番組が記録される予定であることを示すアイ
コンを表示する工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目26)
番組記録におけるカットオフを減らすように、上記予定された番組および隣接する番組
の記録時間をトリミングする工程をさらに包含する、項目1に記載の方法。
(項目27)
上記記録時間をトリミングする工程は、上記予定された番組または隣接する番組につい
ての時間変更情報の信頼レベルに基づいてトリミングする工程を含む、項目26に記載の
方法。
(項目28)
上記トリミングする工程は、上記予定された番組についての時間変更情報は、上記隣接
する番組よりも信頼レベルが低い場合、該予定された番組の記録時間の変更した時間をト
リミングする工程を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
番組を記録する場合にカットオフを減らす記録システムであって、
予定された番組についての時間変更情報を受け取るように構成された制御回路と、
該制御回路に応答し、該時間変更情報に基づいた時間変更を補償するように該番組を記
録するように構成された媒体記録デバイスと
を備える、記録システム。
(項目30)
上記時間変更情報は時間遅延情報を含む、項目29に記載のシステム。
(項目31)
上記時間遅延情報は実際の時間遅延である、項目30に記載のシステム。
(項目32)
上記時間遅延情報は予想された時間遅延である、項目30に記載のシステム。
(項目33)
上記予想された時間遅延は、以前にログされた時間変更に基づいている、項目32に記
載のシステム。
(項目34)
上記制御回路は、上記番組についての上記時間遅延情報を表示する、項目29に記載の
システム。
(項目35)
上記時間変更情報は時間延長情報を含む、項目29に記載のシステム。
(項目36)
上記時間延長情報は実際の時間延長である、項目35に記載のシステム。
(項目37)
上記時間延長情報は予想された時間延長である、項目35に記載のシステム。
(項目38)
上記予想された時間延長は、以前にログされた時間変更に基づいている、項目37に記
載のシステム。
(項目39)
上記制御回路は、上記番組についての上記時間変更情報を表示する、項目29に記載の
システム。
(項目40)
上記制御回路は、上記時間変更を補償するように記録開始時間を選択する機会をユーザ
に提供する、項目29に記載のシステム。
(項目41)
上記制御回路は、上記時間変更を補償するように記録開始時間を自動的に選択する、項
目29に記載のシステム。
(項目42)
上記システムは、上記制御回路に記録開始時間を自動的に選択させるように選択する機
会をユーザに提供するように構成されている、項目41に記載のシステム。
(項目43)
上記制御回路は、上記時間変更を補償するように記録終了時間を選択する機会をユーザ
に提供する、項目29に記載のシステム。
(項目44)
上記制御回路は、上記時間変更を補償するように記録終了時間を自動的に選択する、項
目29に記載のシステム。
(項目45)
上記システムは、上記制御回路に、上記記録終了時間を自動的に選択させるように選択
する機会をユーザに提供するように構成されている、項目44に記載のシステム。
(項目46)
上記番組に関連するデータストリームをモニタする抽出器をさらに備える、項目29に
記載のシステム。
(項目47)
上記データストリームは、上記番組に配信される番組データストリームである、項目4
6に記載のシステム。
(項目48)
上記制御回路は、上記番組がいつ開始しているかを示すように、上記番組データストリ
ーム内のキューを受け取るように構成されている、項目47に記載のシステム。
(項目49)
上記制御回路は、上記番組が終了していることを示すように、上記番組データストリー
ム内のキューを受け取るように構成されている、項目47に記載のシステム。
(項目50)
上記媒体記録デバイスは、上記キューを受け取る場合、上記番組を時間遅延で記録する
、項目48に記載のシステム。
(項目51)
上記媒体記録デバイスは、上記キューを受け取る場合、上記番組を時間延長で記録する
、項目48に記載のシステム。
(項目52)
上記制御回路は、上記番組についての番組リスト内に、上記時間変更情報が存在してい
ることを示すアイコンを表示する、項目29に記載のシステム。
(項目53)
上記制御回路は、上記番組についての番組リスト内に、上記番組が記録される予定であ
ることを示すアイコンを表示する、項目29に記載のシステム。
(項目54)
上記制御回路は、番組記録においてカットオフを減らすように、上記予定された番組ま
たは隣接する番組の記録時間をトリミングするように構成されている、項目29に記載の
システム。
(項目55)
上記制御回路は、上記予定された番組および上記隣接する番組についての時間変更情報
の信頼レベルに基づいて、記録をトリミングするように構成されている、項目54に記載
のシステム。
(項目56)
上記制御回路は、上記予定された番組についての時間変更情報が、上記隣接する番組の
信頼レベルよりも低い場合、該予定された番組の時間変更記録時間をトリミングするよう
に構成されている、項目55に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の1つの実施形態に関する双方向テレビシステムの例示的な概略ブロック図である。
【図2】図2は、本発明の1つの実施形態に関する図1のテレビ配信設備の例示的な概略ブロック図である。
【図3】図3は、本発明の1つの実施形態に関する図1のユーザテレビ機器の例示的な概略ブロック図である。
【図4】図4は、本発明の1つの実施形態に関する図1のユーザテレビ機器のより一般化された例示的な概略ブロック図である。
【図5】図5は、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスを提供する例示的メインメニュー表示スクリーンの図である。
【図6】図6は、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的番組リスト表示スクリーンの図である。
【図7】図7は、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的情報表示スクリーンの図である。
【図8】図8は、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する他の例示的番組リスト表示スクリーンの図である。
【図9】図9は、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的記録ディレクトリ表示スクリーンの図である。
【図10】図10は、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的ペンディング選択表示スクリーンの図である。
【図11a】図11aは、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的記録情報表示スクリーンの図である。
【図11b】図11bは、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的記録情報表示スクリーンの図である。
【図11c】図11cは、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的記録情報表示スクリーンの図である。
【図12a】図12aは、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的記録優先表示スクリーンの図である。
【図12b】図12bは、本発明に関する種々の番組ガイド機能へのアクセスをユーザに提供する例示的記録優先表示スクリーンの図である。
【図13】図13は、本発明の実施形態に関する時間変更データを媒体に結合する工程を含む例示的なステップのフローチャートである。
【図14a】図14aは、本発明の実施形態に関する予測済み時間変更を記録する工程を含む例示的なステップのフローチャートである。
【図14b】図14bは、本発明の実施形態に関する予測済み時間変更を記録する工程を含む例示的なステップのフローチャートである。
【図14c】図14cは、本発明の実施形態に関する予測済み時間変更を記録する工程を含む例示的なステップのフローチャートである。
【図15】図15は、本発明の実施形態に関するリアルタイムデータストリームをモニタする工程を含む例示的なステップのフローチャートである。
【図16】図16は、本発明の実施形態に関する記録システムの例示的な概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
(発明の詳細な説明)
本発明の原理に従った例示的なシステム10が、図1に示される。媒体は、1以上の主
設備12からテレビ配信設備24および最終的にユーザテレビ機器26に配信され得る。
配信された媒体は、少なくとも部分的にユーザテレビ機器26で、あるいは少なくとも部
分的にユーザテレビ機器26から遠くはなれたサーバ(図2で更に述べられる)で、実行
される機器を利用して記録されてもよい。記録される媒体は、任意の好適なオーディオ媒
体および/あるいはビデオ媒体であってもよい。例えば、任意の好適なオーディオ媒体お
よび/あるいはビデオ媒体は、テレビ番組、ペイ−パー−ビュー番組、ビデオオンデマン
ド(VOD)番組、音楽、販売促進資料および一般に有線および無線ネットワークによっ
て視聴者に配信される他の任意のタイプの媒体であり得る。明確化のために、限定の目的
ではなく、本明細書に記載される媒体記録システム、技術あるいは方法は、主に番組編成
のために番組を記録するコンテキストにおいて記載される。記録システムに関するデータ
は、データ配信システムによって提供され得る。データ配信システムは、媒体を配信する
ネットワークあるいはシステムから分離してデータを提供し得る。他の好適な配信スキー
ム(インターネットを介したデータ伝送に関するスキームなど)もまた利用され得る。願
わくば、プログラミングの記録は、クライアントサーバアーキテクチャを利用して実行さ
れ得る。このアーキテクチャにおいて、番組の検出および番組の記録に関する操作は、部
分的にはサーバ(例えば、テレビ配信設備24あるいは主設備12のサーバ)およびユー
ザテレビ機器26によって提供されてもよい。
【0015】
主設備12は、番組ガイド情報(例えば、テレビ番組リストデータ、番組関連情報、チ
ャンネルリストデータ、チャンネル関連情報、ネットワークリストデータ、ナットワーク
関連情報、パッケージリストデータ、パッケージ関連情報、ペイ−パービュー注文情報、
テレビ番組販売促進情報、番組ガイドインターネット関連情報など)を格納する番組ガイ
ド情報データベース14、ビデオオンデマンド(VOD)データベース16、チャンネル
マッピングデータベース18あるいは任意の他の適用可能なデータベースを含んでもよい
。複数の主設備12は、データをテレビ配信設備24に提供してもよい。図が過度に複雑
になることを回避するために1つの主設備のみが図に示される。例えば、1つの主設備は
番組ガイド情報を提供するために利用され、他の主設備は、特定の媒体情報を提供しても
よい。
【0016】
主設備12は、番組ガイドデータベース14からの情報および任意の他の情報を通信リ
ンク22を介してテレビ配信設備24に送信してもよい。実際には、主設備12は、情報
を平行して複数のテレビ配信設備に送信してもよい。図が過度に複雑になることを回避す
るために1つのテレビ配信設備のみが、図に示される。ある実施形態において、主設備1
2は、ウェブサイトを備えるインターネットサーバなどの他のタイプの配信設備あるいは
無線配信設備などの別個の番組ガイド配信設備に情報を送信してもよい。
【0017】
通信リンク22は、衛星リンク、電話ネットワークリンク、インターネットリンク、光
ファイバリンク、他の好適な通信リンク、あるいはそのような通信リンクの組み合わせで
あってもよい。任意の好適な番組の内容は通信リンク22を介して主設備12によって送
信されてもよい。送信される番組の種類に依存して、より効果的である適したリンクが確
立されてもよい。例えば、通信リンク22を介してビデオ信号を送信することを望む場合
、衛星リンクなどの比較的高帯域幅のリンクが、比較的低帯域幅のリンクよりも好ましく
あり得る。テレビ配信設備24は、テレビ番組を視聴者に配信するために好適な任意の設
備(例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、あるいは衛星テレビ配信設
備)であってもよい。
【0018】
テレビ配信設備24は、1以上の主設備12などの主設備から受け取られた情報を通信
パス30を介してユーザテレビ機器26に配信してもよい。ユーザテレビ機器26は、十
分な処理能力を有する任意の好適なテレビ機器であってもよく、本発明に関して、高度な
番組記録方法および機能を実行し得る。
【0019】
通信経路30は、ケーブルリンク、光ファイバリンク、衛星リンク、放送リンク、他の
適切なリンク、または、このようなリンクの組み合わせであり得る。任意の適切な通信方
式を用いて、通信経路30を介してデータを伝送することができる。このような通信方式
には、帯域内伝送、帯域外伝送、デジタル伝送、アナログ伝送、ケーブル伝送、衛星伝送
、放送伝送、マルチチャンネルマルチポイント配信サービス(MMDS)伝送、データオ
ーバケーブルサービスインターフェース仕様(DOCSIS)伝送、または、任意の他の
適切な通信方式が含まれる。典型的には、複数の関連した通信経路30があるが、図面を
過度に複雑にするのを避けるため、図面には通信経路30を1つだけ示す。
【0020】
通信経路30は、好ましくは、テレビ配信設備24が、テレビ番組編成、番組ガイド情
報、VODおよびNVOD情報および他の情報をユーザテレビ機器26に配信可能にする
に十分な帯域幅を有している。複数のテレビおよびオーディオチャンネル(アナログ、デ
ジタル、または、アナログおよびデジタルの両方)が、通信経路30を介してユーザテレ
ビ機器26に提供され得る。所望ならば、一部のデータが、通信経路30の一部、または
、通信経路30とは完全に別個の通信経路を用いて、テレビ配信設備24とは別個の1つ
以上の配信設備によって、ユーザテレビ機器26に配信されてもよい。
【0021】
通信経路30を介してデータ配信するために用いられるデータ配信技術は、配信されて
いる情報の種類に依存し得る。例えば、テキストおよびグラフィックスは、帯域外変調器
を用いて帯域外チャンネルを介して配信され得るか、または、アナログビデオチャンネル
の垂直帰線消去期間(VBI)線で配信され得る。大容量のビデオ情報が、通信経路30
を介して1つ以上のデジタルチャンネルを用いてより効率的に配信され得るが、ビデオ情
報はまた、上述のようにして配信されてもよい。このようなデジタルチャンネルはまた、
テキストおよびグラフィックスを配信するために用いられ得る。
【0022】
コンピュータネットワークサーバ28からの番組編成情報はまた、通信パス28を介し
てユーザテレビ機器26に伝達され得る。通信パス32は、ダイアルアップ電話線、ケー
ブルリンク、光ファイバリンク、衛星リンク、放送リンク、他の適切なリンク、またはこ
のようなリンクの組み合わせであり得る。いくつかの実施形態では、コンピュータネット
ワークサーバ28は、番組ガイド情報、ビデオオンデマンド情報、または他の情報を主設
備12で交換するために適切な通信パスを介して、主設備12に接続され得る。
【0023】
クライアントサーバベースの双方向テレビ番組ガイドは、テレビ配信設備24(図1)
で実行され得る。図2は、番組ガイドサーバが主設備12から直接的に番組ガイドデータ
を得ることができるテレビ配信設備24の例示的な構成を示す。
【0024】
テレビ配信設備24は、番組ガイド配信機器56および番組ガイドサーバ50を有し得
る。配信機器56は、通信パス30を介して番組ガイドサーバ50からユーザテレビ機器
26へ番組ガイドデータを提供するために適切な機器である。配信機器56は、例えば、
テレビチャンネル側波帯で、テレビチャンネルのVBIで、帯域内デジタル信号を用いて
、帯域外デジタル信号を用いて、専用のコンピュータネットワークまたはインターネット
リンクを介して、あるいは通信パス30のタイプに適した任意の他のデータ伝送技術によ
って番組ガイドデータを配信するための適切な伝送ハードウェアを含み得る。アナログま
たはデジタルビデオ信号(例えば、テレビ番組)はまた、複数のアナログまたはデジタル
テレビチャンネルで通信パス30を介して、ユーザテレビ機器26に配信機器56によっ
て配信され得る。あるいは、ビデオは、いくつかの他の適切な配信設備(例えば、ケーブ
ルシステムヘッドエンド、放送配信設備、衛星テレビ配信設備、または任意の他の適切な
タイプのテレビ配信設備)からユーザテレビ機器26に配信され得る。所望であれば、テ
レビ番組編成および番組ガイドデータは、別個の通信パスを介して、および/または別個
の配信設備から提供され得る。
【0025】
番組ガイドサーバ50は、サーバソフトウェアおよびハードウェアの任意の適切な組み
合わせに基づき得る。番組ガイドサーバ50は、ユーザテレビ機器26で実行される双方
向テレビ番組ガイドクライアントによって生成された番組ガイドデータまたはビデオリク
エストに応じて、格納デバイス54から番組ガイドデータまたはビデオファイルを取り出
し得る。図2に示されるように、番組ガイドサーバ50は、処理回路部52および格納デ
バイス54を含み得る。処理回路部52は、マイクロプロセッサまたはマイクロプロセッ
サの群などの任意の適切なプロセッサと、キャッシュ回路部、ビデオ復号回路部、ダイレ
クトメモリアクセス(DMA)回路部、入/出力(I/O)回路部などの他の処理回路部
とを含み得る。
【0026】
格納デバイス54は、主設備12によってテレビ配信設備24に伝送された番組ガイド
データを格納するのに適した、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、
ハードディスクドライブなどのメモリまたは他の格納デバイスであり得る。嗜好、記録お
よびリマインダ設定、視聴履歴およびログならびに他の適切なデータなどのユーザデータ
も、また、番組ガイドサーバ50によって格納デバイスに格納され得る。番組ガイドデー
タおよびユーザデータは、任意の適切なフォーマット(例えば、構造化照会言語(Str
uctured Query Language(SQL)データベース)で、格納デバ
イス54に格納され得る。ストレージ54は、また、オンデマンドに再生するために異な
る番組ファイルを格納し得る。
【0027】
処理回路部52は、要求されたデータに対して格納デバイス54に格納された番組ガイ
ドデータを検索し、そのデータを取り出し、ユーザテレビ機器26に配信するために配信
機器56にその取り出されたデータを提供することによって、番組ガイドデータに対する
リクエストを処理し得る。処理回路部52は、また、ユーザデータを格納するために番組
ガイドサーバ50に方向付ける番組ガイドクライアントによって生成された格納リクエス
トを処理し得る。あるいは、番組ガイドサーバ50は、番組ガイドデータを配信し得、ユ
ーザテレビ機器26からユーザデータを直接的に受け取り得る。通信パス30がインター
ネットリンク、DOCSISリンクまたは他の高速コンピュータネットワークリンク(例
えば、デジタル加入者線(DSL)、10BaseT、100BaseT、10Base
F、T1、T3など)を含む場合、処理回路部52は、番組ガイドおよびユーザデータを
送信し、そのようなリンクを介して番組ガイドデータおよび格納リクエストを受け取るの
に適した回路部を含み得る。
【0028】
番組ガイドサーバ50は、任意の適切な通信プロトコルを用いて、ユーザテレビ機器2
6と通信し得る。例えば、番組ガイドサーバ50は、伝送制御プロトコル(TCP)およ
びインターネットプロトコル(IP)層、シークエンスパケット交換(SPX)、ネット
ワーク間パケット交換(IPX)層、アップルトーク(Appletalk)処理プロト
コル(ATP)およびデータグラム送達プロトコル(DDP)層、DOCSISまたは任
意の他の適切なプロトコルまたはプロトコルの組み合わせを含む、通信プロトコルスタッ
クを使用し得る。ユーザテレビ機器26は、また、通信パス30(例えば、イーサネット
(R)カード、デジタルモデム、アナログモデム、ケーブルモデムなど)を介して、番組
ガイドサーバ50と通信するための適切なハードウェアを含み得る。
【0029】
ユーザテレビ機器26上で実行される番組ガイドクライアントは、任意の適切なクライ
アント‐サーバベースのアプローチを用いて、番組ガイドサーバ50から番組ガイドデー
タを取り出し、番組ガイドサーバ50にユーザデータを格納し得る。番組ガイドは、例え
ば、メッセージとしてSQLリクエストを番組ガイドサーバ50に通過させ得る。別の適
切なアプローチにおいて、番組ガイドは、1つ以上のリモートプロシージャ呼び出しを用
いて、番組ガイドサーバ50上に常駐するリモートプロシージャを起動し得る。番組ガイ
ドサーバ50は、そのように起動されたリモートプロシージャに対するSLQステートメ
ントを実行し得る。さらに別の適切なアプローチにおいて、番組ガイドによって実行され
るクライアントオブジェクトは、例えば、オブジェクトリクエストブローカ(ORB)を
用いて、番組ガイドサーバ50によって実行されたサーバオブジェクトと通信し得る。こ
れは、例えば、マイクロソフトのDistributed Component Obj
ect Model(DCOM)アプローチを用いることを伴い得る。本明細書において
用いられるように、「記録リクエスト」および「格納リクエスト」は、プロセス間または
オブジェクト間通信のこれらの任意のタイプまたはプロセス間またはオブジェクト間通信
の任意の他の適切なタイプを含むことが意図されている。
【0030】
ユーザテレビ装置26に対する実例となる構成が図3に示されている。ユーザテレビ装
置26は、テレビプログラムおよびデータをテレビ配信設備24(図1)、コンピュータ
ネットワークサーバ28(図1)、なんらかの他のシステムまたは配信設備、または、こ
れらの組み合わせからインターフェース70において受信し得る。通常のテレビ視聴の間
、ユーザは、セットトップボックス72を所望のテレビチャンネルに調整し得る。該当す
るテレビチャンネルに対する信号は、その後、映像出力84でテレビ90に提供され得る
。出力84において供給される信号は、事前に規定された周波数のチャンネル(例えば、
チャンネル3または4)の変調された信号、アナログ復調映像信号、適切なデジタルバス
(例えば、電気電子学会(IEEE)1394標準を用いたバス)に提供されたデジタル
信号、または、任意の他の適切な信号であり得る。出力84での映像信号は、二次格納デ
バイス86によって受信され得る。
【0031】
番組を記録する機能は、セットトップボックス72上、テレビ90上(テレビ90が適
切な処理回路およびメモリを有する場合)、テレビ90に接続された適切なアナログまた
はデジタル受信器上、二次格納デバイス86上、または、任意の他の適切なデバイス上に
集積され得る。番組を記録する機能は、さらに、これらのデバイスの適切な組み合わせ上
で共同して実行され得る。
【0032】
二次格納デバイス86は、任意の適切な種類のアナログまたはデジタル格納デバイスま
たはプレーヤー(例えば、パーソナルビデオレコーダー(PVR)、インテリジェントV
CR等)であり得る。番組記録および他の番組は、制御パス82を用いたセットトップボ
ックス72によって制御され得る。二次格納デバイス86がビデオカセットレコーダであ
る場合、典型的な制御パス82は、例えば、ビデオカセットレコーダ内の赤外線受信器に
結合された赤外線送信器の使用を伴い得る。このビデオカセットレコーダは、通常、コマ
ンドをリモートコントロール92等のリモートコントロールから受け取る。リモートコン
トロール92は、セットトップボックス72、二次格納デバイス86、およびテレビ90
を制御するために用いられ得る。
【0033】
所望の場合、ユーザは、プログラム、アプリケーションデータまたはこれらの組み合わ
せを、デジタル形式でオプションのデジタル格納デバイス76上に記録し得る。デジタル
格納デバイス76は、書き込み可能なオプションの格納デバイス(記録可能DVDディス
クを操作可能なDVDプレーヤー等)、磁気格納デバイス(ディスクドライブまたはデジ
タルテープ等)、または任意の他のデジタル格納デバイスであり得る。例えば、デジタル
格納デバイスを有する双方向テレビプログラムガイドシステムが、1998年9月17日
に出願された米国特許出願第09/157,256号(Hasselら)に記載されてい
る。この特許出願を、本明細書の全体として、参考として援用する。
【0034】
デジタル格納デバイス76は、セットトップボックス72内に含まれ得るか、または、
出力ポートおよび適切なインターフェースを介してセットトップボックス72の外部であ
り得る。必要な場合、セットトップボックス72内の処理回路は、受信された映像、音声
およびデータ信号をデジタルファイルフォーマットにフォーマット化し得る。ファイルフ
ォーマットは、Moving Picture Experts Group(MPEG
)のMPEG−2標準またはMoving Joint Photographic E
xperts Group(MJPEG)標準等のオープンファイルフォーマットであり
得る。その結果としてのデータは、デジタル格納デバイス76に適切なバス(例えば、電
気電子学会(IEEE)1394標準を用いるバス)を介してストリーミングされ、次い
で、デジタル格納デバイス76上に格納され得る。他の適切なアプローチでは、MPEG
−2データストリームまたはファイルの連続は、テレビ配信設備24(図1)から受信さ
れ、格納され得る。
【0035】
テレビ26は、映像信号を二次格納デバイス86から通信パス94を介して受信し得る
。通信パス94上の映像信号は、二次格納デバイス86によって生成され得、記録された
デジタル媒体を再生する場合にはデジタル格納デバイス76によって生成され得、セット
トップボックス72から通過し得、二次格納デバイス86がユーザテレビ設備90に含ま
れていない場合にはテレビ90にセットトップボックス72から直接提供され得、または
、テレビ90によって直接受信され得る。正常なテレビ視聴の間、テレビ90に提供され
た映像信号は、ユーザがセットトップボックス72により調整する所望のチャンネルに対
応する。映像信号は、さらに、セットトップボックス72がデジタル格納デバイス76上
に格納された情報を再生するために用いられている場合、セットトップボックス72によ
ってテレビ90に提供され得る。
【0036】
セットトップボックス72は、メモリ78を有し得る。メモリ78は、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディ
スクドライブ、このようなデバイスの組み合わせ等の任意のメモリまたは他の格納デバイ
スであり得る。これらは、インストラクションおよび/またはデータを格納するのに適し
ている。
【0037】
セットトップボックス72は、抽出器80を有し得る。抽出器80は、任意のハートウ
ェア、ソフトウェア、これらの組み合わせであり得る。これらは、データをリアルタイム
のデータストリーム(例えば、帰線消去期間「VBI」抽出器)から抽出するのに適して
いる。所望の場合、類似の構成要素がユーザテレビ装置26内の異なるハードウェアに集
積され得る。
【0038】
セットトップボックス72は、テレビ配信設備24、コンピュータネットワークサーバ
28、他の設備、またはこれらの組み合わせとの通信パス30および32を経由したイン
ターフェース70を介した通信のために通信デバイス74を含み得る。通信デバイス74
は、一つ以上のモデム(例えば、任意の適切なアナログまたはデジタル標準、セルラーま
たはケーブルモデム、ネットワークインターフェースカード(例えば、イーサネット(R
)カード、トークンリングカード等)、または他の適切な通信デバイスであり得る。テレ
ビ90および/または二次格納デバイス86は、さらに、所望の場合には、このような適
切な通信デバイスを組み込み得る。
【0039】
図3のユーザテレビ装置26をさらに一般化した実施形態が図4に示されている。テレ
ビ配信設備24および他の配信設備からのデータ(例えば、番組記録データ、プログラム
ガイドデータ等)が、ユーザテレビ装置26の制御回路125よって受信される。例えば
、制御回路125は、帯域内(in−band)データを、図3の抽出器80に示される
ようなアナログチャンネルから抽出するのに適切な回路を含み得る。制御回路125の機
能は、図3のセットトップボックスの構成を用いて提供され得る。あるいは、これらの機
能は、最新のテレビ受信器(例えば、デジタルテレビ受信器または高解像テレビ(HDT
V)受信器)、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、または任意の他の適切な
構成に組み込まれ得る。所望の場合、このような構成を組み合わせて用いてもよい。
【0040】
図3のユーザテレビ装置26は、番組記録のために、二次格納デバイス155、デジタ
ル格納デバイス150、または任意の適切なこれらの組み合わせを有し得る。二次格納デ
バイス155およびデジタル格納デバイス150は、所望の場合、省略してもよい。二次
格納デバイス155は、任意の適切な種類のアナログまたはデジタル番組格納デバイス(
例えば、パーソナルビデオレコーダー「PVR」、インテリジェントVCR等)であり得
る。番組記録及び他の特徴は、制御回路125によって制御され得る。デジタル格納デバ
イス150は、例えば、書き込み可能な光学格納デバイス(記録可能なDVDディスクを
操作可能なDVDプレーヤー等)、磁気格納デバイス(ディスクドライバまたはデジタル
テープ等)、または任意の他のデジタル格納デバイスであり得る。
【0041】
ユーザテレビ装置26は、さらに、メモリ130を含み得る。メモリ130は、インス
トラクションおよびデータを格納するのに適した、ランダムアクセスメモリ(RAM)、
リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスク、このようなデバ
イスの組み合わせ等の任意のメモリまたは他の格納デバイスであり得る。例えば、格納さ
れたデータは、制御回路125によって使用される番組ガイドデータ、番組記録インスト
ラクション、または任意の他の適切なデータからなり得る。さらに、メモリ130は、デ
ジタル格納デバイス150または二次格納デバイス155と組み合わされてもよく、また
、デジタル格納デバイス150または二次格納デバイス155によって提供されてもよい
。メモリ130は、さらに、映像をキャッシュするために用いられ得る。番組記録インス
トラクションは、例えば、二次格納デバイス155から制御回路125に通信されて、リ
モートサーバ(例えば、図2の番組ガイドサーバ50)には記録時間を遅延または延長す
るように指示してもよい。通信された番組記録命令は、メモリ130内に格納され得る。
【0042】
ユーザテレビ装置26は、さらに、ユーザテレビ設備26とテレビ配信設備24、コン
ピュータネットワークサーバ28、他の適切な設備、またはこれらの組み合わせとの間の
通信パス30および32を経由したインターフェース70を介した通信をサポートするた
めに通信デバイス145を含み得る。通信デバイス145は、一つ以上のモデム(例えば
、任意の適切なアナログまたはデジタル標準、セルラー、またはケーブルモデム)、ネッ
トワークインターフェースカード(例えば、イーサネット(R)カード、トークンリング
カード等)、または他の適切な通信デバイスであり得る。
【0043】
ある実施形態では、ユーザテレビ装置26は、複数の通信デバイス145を含み得る。
この通信デバイス145は、異なる種類であり得る。例えば、一つ以上の通信デバイス1
45は、インターネットチャンネルをサポートするための集積されたケーブルモデムであ
り得る。一つ以上の通信デバイス145は、帯域内(in−band)データパス用の受
信器またはチューナーであり得る。ユーザテレビ装置26が、テレビチャンネルにチュー
ニングされている際、データ(これは、テレビチャンネルに関連してもよく、または関連
していなくてもよい)は、そのチャンネルの音声および映像とともに送信され得る。アナ
ログテレビに対しては、そのデータは、映像垂直帰線消去期間(VBL)内に送信され得
る。デジタルテレビに対しては、そのデータは、同じアナログキャリアー内の分離された
デジタルデータストリームとして送信され得る。一つ以上の通信デバイスは、帯域外デー
タパスに対する受信器であり得る。例えば、受信器またはチューナーは、帯域外のデータ
を帯域外データチャンネルから連続的に受信するように設けられ得る。チャンネルは、ユ
ーザテレビ装置26の他のリソースの状態にかかわらず、連続してデータを提供し得る。
一つ以上の通信デバイス145は、電話ダイアルアップリンクのためのモデムであり得る

【0044】
ユーザは、ユーザテレビ装置26の動作をユーザ入力デバイス135を用いて制御し得
る。ユーザ入力デバイス135は、ポインティングデバイス、無線リモートコントロール
、キーボード、タッチパッド、音声認識システム、ペンベースのコンピュータデバイスま
たは任意の他の適切なユーザ入力デバイスであり得る。テレビを見るために、ユーザは、
ディスプレイおよび音声出力デバイス140上の所望のテレビチャンネルを表示するよう
に、制御回路125を命令する。番組ガイドの機能にアクセスするために、ユーザは、ユ
ーザテレビ装置26上の実行される番組ガイドに、出力デバイス140上に表示するのた
めにメインメニューまたは他の所望のメニューの表示画面を生成するように命令する。
【0045】
ユーザが、双方向テレビ番組ガイド(例えば、リモートコントロール92上の「メニュ
ー」キーを用いることにより)にアクセスすることを希望していることを示す場合、番組
ガイドは、出力デバイス140上に適切な番組ガイドの表示画面を生成し得る。図5の実
例として挙げられたメインメニュー表示画面500は、ユーザが種々の番組ガイド機能に
アクセスすることができるように提供され得る。双方向テレビ番組ガイドは、ユーザにテ
レビ番組リストを視聴する機会を提供し得る。番組リスト、例えば、時間毎、チャンネル
毎、カテゴリー毎(例えば、映画、スポーツ、子供向け等)、または、タイトル毎(例え
ば、タイトルのテキストの検索に一致するリスト)が表示され得る。番組リストは、任意
の適切なリスト、テーブル、グリッド、または他のディスプレイ配置を用いて表示され得
る。ユーザは、番組リストを視聴するという希望を、例えば、所望のプログラムガイドオ
プション504上の強調表示領域502に位置合わせし、「OK」、「選択」、または「
入力キー」等の、リモートコントロール上のキーを押すことによって示し得る。ユーザが
、テレビ番組リストを視聴するという希望を示す場合、番組ガイドは、番組リストデータ
を獲得し、出力デバイス140上に表示するための適切な番組リスト表示画面を生成し得
る。番組リストデータは、番組ガイドサーバ(例えば、図2の番組ガイドサーバ50)か
ら、メモリ(例えば、図4のメモリ130)から、または番組ガイドデータを提供するこ
とが可能な任意の他の適切なソースから、データストリームを介して提供され得る。番組
リスト表示画面は、オーバーレイまたはフル画面ディスプレイであり得る。また、リスト
は、オーバーレイされるか、または上に番組と同じ(例えば、「ブラウザ」モードにおい
て用いられたと同じ)画面上に配置され得る。さらに、メインメニュー画面500および
任意の他の表示画面は、選択可能な広告、ブランドロゴ、現日付、現時刻、現チャンネル
の識別名、その時点で調整されたチャンネルの縮小された映像、または、この発明の機能
に関連する任意の他のアイテム含み得る。
【0046】
図6は、時間毎に表示される番組リストの表示画面600を示している。番組リスト表
示画面600は、強調表示領域602を含み得る。この強調表示領域602は、番組リス
ト604を強調するために用いられ得る。ユーザは、適切なコマンドをユーザ入力デバイ
ス(例えば、図4のユーザ入力デバイス135)を用いて入力することによって強調表示
領域602の位置を合わせ得る。例えば、ユーザ入力デバイスがキーパッドを有する場合
、ユーザは、キーパッドの上矢印キー、下矢印キー、左矢印キー、および右矢印キーを用
いて強調表示領域602に移動し得る。所望の場合、接触に感度を有する画面、トラック
ボール、音声認識デバイス、ペンベースのコンピュータデバイス、または、他の適切なデ
バイスが、強調表示領域602を移動させる際に用いられ得、または、強調表示領域60
2を用いることなく番組リストを選択するために用いられ得る。番組リストを選択するこ
れらの方法は、単なる例示である。所望の場合、番組リスト、番組ガイドオプション、ま
たは番組ガイド内の他の項目を選択するための任意の他の適切なアプローチが用いられ得
る。
【0047】
双方向テレビプログラムガイドは、さらに、ユーザに、番組を記録させることを選択す
るオプションを提供し得る。ユーザは、所望の番組リスト604上に強調表示領域602
の位置を合わせてもよく、リモートコントロール92を、強調表示された番組リスト60
4を選択するために(例えば、リモートコントロール上の「OK」キーを用いることによ
って)用いてもよい。番組リスト604が選択された場合、図7の情報表示画面700は
、選択されたプログラムのディスプレイ番組関連オプションおよび説明に表示され得る。
例えば、表示画面700は、記録オプション702を他のオプション(視聴制限オプショ
ン704およびリマインダーオプション706)とともに含み得る。表示画面700は、
さらに、ユーザに情報表示画面700から抜け出し、インターネットの他の番組リストを
選択する方法を提供するために、キャンセルオプション708を含み得る。動作において
、番組ガイドは、ユーザが番組リスト「Jets vs.Miami」等の番組リストを
番組リスト表示画面600から選択する場合に情報表示画面700を表示し得る。情報表
示画面700は、選択された「Jets vs.Miami」の番組の詳細な説明をユー
ザ選択可能オプション702、704、706および708とともに含み得る。ユーザが
記録オプション702を選択した場合、番組ガイドは、記録すべき番組リスト604選択
し得る。
【0048】
ここで、図8を参照すると、所望の場合、番組に関連するアクションを示すか、ユーザ
に特定の情報を知らせるために、アイコンが番組リスト604内に表示され得る。例えば
、記録のために選択された番組が、記録のために選択されたことが示された番組と関連す
るアイコンと共に番組リスト内の通常の位置に表示され得る。アイコンは、さらに、時間
変更情報が番組リストに利用可能であることを示すように、番組リスト604内で表示さ
れ得る。時間変更は、開始時間、終了時間のいずれか、またはその双方に対する変更であ
り得る。時間変更は、さらに、時間遅延および/または延長として参照されてもよいが、
公称時間(例えば、正常な開始時間)の前あるいは後のいずれかであり得る。公称開始時
間及び終了時間は、前もって公表された番組時間である。
【0049】
実例となる表示画面800(図8)は、例えば、金曜午後8時における「Jets v
s. Miami」の予定された記録のためのリストを示している。番組リスト604は
、「Jets vs.Miami」番組が記録のために選択されたことを示すように表示
されるアイコン802を含んでいる。予定された放送である金曜午後8時の「Frien
ds」のためのリスト608は、時間変更情報が該当する番組に対して利用可能であるこ
とを示すように表示されるアイコン804を含み得る。所望の場合、番組リスト604は
、さらに、時間変更情報が記録のために選択された番組に存在するという指標を含み得る
。ユーザは、例えば、記録ディレクトリ表示画面(記録およびペンディングの番組選択の
リスト)にアクセスすること、時間変更情報を示すペンディングの選択を選択すること、
および時間遅延および/または延長情報等の番組についての関連した記録情報を視聴する
ことを選択することによって、時間変更情報を視聴し得る。サンプル記録ディレクトリお
よび記録情報表示画面がさらに詳細に図9〜図11cにおいて議論される。選択された番
組に対する時間変更情報が、他の手段を介してさらにアクセス可能であり得る。さらに他
の実施形態において、番組に対する時間変更情報の利用可能性は、リスト画面上に示され
ない場合もある。例えば、時間変更情報は、常時、利用可能であってもよく、オンエア後
に利用可能であってもよく、アイコン(例えば、アイコン804)を表示するガイドなし
で利用可能であり得る。他の適切なアプローチは、時間変更情報が存在すること示すため
、または、番組が記録されるように選択されたことを示すために用いられ得る。例えば、
番組リストは、異なる色、フォント、色合いまたは任意の他の適切な体裁で表示され得る

【0050】
番組ガイドは、ユーザに、記録のために選択された番組のディレクトリを視聴する機会
を提供し得る。図9は、番組ガイドが、例えばユーザが、メインメニュー表示画面500
(図5)から記録オプション506を選択した場合に番組を表示し得る記録ディレクトリ
表示画面900を示している。記録ディレクトリ表示画面900は、記録のために選択さ
れたプログラムのリストをユーザに提供し得る。例えば、ディレクトリ表示画面900は
、記録されたセレクション902のリストおよびペンディングセレクション904のリス
トをユーザに提供し得る。記録されたセレクション902のリストは、記録された選択番
組のリストであってもよく、ペンディングセレクション904のリストは、記録されるよ
うに選択されたプログラムのリストであってもよい。図10の表示画面1000は、リス
ト904からのペンディングセレクション906が選択された場合にユーザに提示され得
る。
【0051】
図10は、ペンディングセレクション表示画面1000を示している。表示画面100
0は、記録のために選択されたペンディング番組に関連する種々のオプションをユーザに
提供し得る。例えば、表示画面1000は、記録されるようにペンディングしている番組
のリストから番組を取り除くための削除セレクションオプション1002、選択された番
組についての付加情報を受け取るための記録情報オプション1004、または番組を記録
するための設定を特定する記録嗜好オプション1006を含み得る。付加オプションは、
表示画面1000から利用可能とされ得る。
【0052】
プログラム記録技術は、開始を遅延するため、または実時間のプログラムの終了を予定
された時間から延長するために配信者によって用いられた時間変更をトラッキングする方
法を組み込み得る。図11a〜11cは、記録のために選択された番組に関連する情報を
ユーザに提供し得る記録情報表示画面を示している。ユーザは、記録される予定になって
いるプログラムについての付加情報を視聴することを選択し得る。例えば、ユーザは、図
10の記録情報オプション1004選択して、図11aの記録情報表示画面1225アク
セスし得る。表示画面1125は、プログラム情報領域1102および状態領域1104
をユーザに提供し得る。領域1102は、説明領域113、プログラムが放送されている
チャンネル用のチャンネル識別子を含むチャンネル領域1131、プログラムレーティン
グを示すためのレーティング領域1132を含み得る。さらなる領域は、領域1102内
に組み込まれ得る。
【0053】
データは、記録されるべき番組に関連し得る。このようなデータ(例えば、番組リスト
データ)は番組で提供され得るか、または任意の適切なアプローチを用いて記録システム
に対して番組から分離し得る。関連のデータは、連続データストリーム、周期的データス
トリーム、クライアント/サーバベースのデータ通信、任意の他の適切なアプローチ、ま
たはそれらの組み合わせを用いて提供され得る。例えば、関連のデータは、時間変更情報
を提供し得る。この情報は、領域1104に示され得る。領域1104は、ユーザに、開
示時間、終了時間、ならびにその時間における遅れおよび/または延長に関する情報を提
供し得る。領域1110および1111は、それぞれ番組の開始時間および終了時間を示
し得る。領域1110は名目上の開始時間を示し、領域1111は名目上の終了時間を示
し得る。領域1104はまた、時間変更情報を示し得る。
【0054】
領域1104はまた、時間変更情報を示し得る。1つの実施形態において、領域110
4に表示される時間変更情報は、予測される遅れ領域1108に予測される時間遅れを含
み、および/または予測される延長領域1109に予測される時間延長を含み得る。予測
される時間遅れおよび時間延長は、番組提供者、データ提供者(例えば、図2のテレビ配
信設備24)、あるいは時間変更の経過の発生または任意の他の適切なアプローチに基づ
く任意の他の適切な提供者によって提供され得る。以前の時間変更のログが(例えば、格
納デバイスを使用して)保持され得る。時間変更を予測する際にログを使用することは、
図14と共にさらに議論される。
【0055】
別の実施形態において、領域1104に表示される時間変更情報は、実際の時間遅れお
よび/または延長情報であり得る。図11bは、情報表示画面1150を示す。表示画面
1150における領域1104は、実際の遅れ領域1152において予測される実際の時
間遅れ、および/または実際の延長領域1154における実際の時間延長を示し得る。実
際の時間遅れおよび実際の時間延長はまた、番組提供者、データ提供者、または任意の他
の適切な提供者によって提供され得る。実際の時間遅れは、番組の開始時間に予測される
実際の遅れであり得、実際の時間延長は、番組分配者による番組の終了時間に予測される
実際の延長であり得る。
【0056】
いくつかの記録システム(例えば、VCR)は、一度に1つの番組を記録することがで
きるのみである。このようなシステムは、その両方の番組が名目上の開始時間および終了
時間に基づいて記録され得る隣接する番組を記録可能にし得る。このタイプの記録システ
ムが番組の1つにおける時間変更を経験すると、隣接する記録は重複し、その隣接する番
組の一方または両方の記録を切り捨て得る。番組ガイドは、隣接する番組の一方または両
方の時間遅れおよび/または延長を調節することで隣接する記録の切捨てを低減すること
を援助し得る。例えば、番組ガイドは、時間変更の予測の信頼性に基づいて調節する番組
記録時間のどれかをベースにし得る。時間変更の信頼性は、予測される時間変更を提供す
るために収集された多数のサンプルによって決定され得る。このようなシステムにおいて
、番組ガイドは、重複する隣接する番組の記録の切り捨てを自動的に低減し得る。
【0057】
別の実施形態において、2つの隣接する記録が、一度に1つだけの番組を記録し得る記
録システムで検出された場合、お好み(preference)が第1の隣接する番組に
与えられ得る。番組ガイドは第1の番組の終了を維持するために、2つの隣接する番組の
うちの2番目の番組を自動的に調節し得る。これは、番組の終了または結末を見損なうユ
ーザではなく、番組の冒頭を見損なうユーザによって好まれ得る。
【0058】
時間変更情報は利用可能ではないかもしれない。時間変更情報が記録のために選択され
た番組に利用不可能である場合、記録している関連情報領域1104は図11cの表示画
面1175に示されるように、遅れ領域1180に「利用不可能な遅れ情報」を示し、延
長領域1182に「利用不可能な延長情報」を示し得る。それにもかかわらず、時間遅れ
および/または延長情報が記録のために選択された番組に使用可能である場合、ユーザは
時間変更を補償するために記録開始時間および終了時間を調節するように選択し得る。図
11a〜11cは、ユーザにお好み記録オプション1106を提供する。お好み記録特徴
1106は、ユーザに予測された時間変更または実際の時間変更を補償する記録時間を調
整する機会を提供し得る。図12aおよび12bは、例示的な表示画面1200および1
250をそれぞれ示す。これらの表示画面は、オプション1106が選択された場合にユ
ーザに提供され得る機能を示す。
【0059】
図12aの表示画面1200は、ユーザにユーザのお好み記録を調整するオプションを
提供する。表示画面1200は、記録されるべき番組のリスト情報を示す番組リスト領域
1208、および予測された時間遅延および/または延長あるいは実際の時間遅延および
/または延長をそれぞれ示す時間変更情報領域1214および1216を含み得る。ユー
ザにはまた、記録システムの動作モードを設定するモードオプション1202が提供され
得る。動作モードにより、ユーザはマニュアルモードとオートマチックモードとの間を選
択することが可能になり得る。ユーザが記録時間を制御するように選択すると、ユーザは
モードオプション1202で「マニュアル」を選択し得る。このオプションが選択される
と、ユーザには、記録の開始がどのように遅延されるべきか、および/または記録の終了
がどのように延長されるべきかを特定する能力が提供され得る。マニュアルモードでは、
記録開始時間オプション1204および記録終了時間オプション1206は、ユーザに使
用可能であるようにされ得る。オプション1204およびオプション1206それぞれに
より、ユーザは、どれくらい早くおよび/またはどれくらい遅くシステムが開始し、選択
された番組の記録を終了すべきかを特定することが可能になる。例えば、図11aにおい
て、2分の予測された時間遅れおよび時間延長が、番組「Titanic」のステータス
領域1104に表示される。番組の時間変更が通知されると、図11aのお好み記録オプ
ション1106を使用して、ユーザは図12aの表示画面1200にアクセスすることが
でき、そしていつ記録が開始および終了すべきかを特定する。ユーザが自分で行った調整
に満足すると、ユーザは終了オプション1210を使用して表示画面1250を終了する
ことによって自分の選択を保存し得る。ユーザが選択した番組の記録をキャンセルし、表
示画面1200の選択モードをキャンセルすることを決定すると、ユーザはキャンセルオ
プション1212を選択し得る。
【0060】
所望であれば、(例えば、リストを強調表示し、ユーザ入力デバイス135上の「記録
」キーを押すこと、図7のオーバーレイ702から記録オプションを選択すること等で)
ユーザが自動的に記録されるべき番組リストを選択すると、単一の表示画面は、お好み記
録オプション1006の可能性を除いて、図11aおよび12aに示されるオプションお
よび情報を含むことを表示し得る。表示画面により、ユーザが番組関連情報、お好み記録
、および時間変更情報を一緒に見ることが可能になる。記録されるべき番組のリストは、
例えばメインメニュー表示画面を介してアクセスされ得る。
【0061】
別の実施形態において、記録システムは、時間変更を補償するために自動的に調整する
ように構成され得る。図12bの表示画面1250は、「自動」に設定されたモードオプ
ション1202を表示する。このモードが選択されると、オプション1204および12
06に表示される開始時間および終了時間が、予測された時間変更または実際の時間変更
を補償するために、記録システムによって自動的に設定され得る。所望であれば、「自動
」モードになると、記録開始時間オプション1024および記録終了時間オプション12
06は、これらのオプションがユーザによって現在選択可能でないことを示すように影が
かけられ得る。例えば、領域1108および1109にそれぞれ示される2分の予測され
た時間遅れおよび延長は、記録システムによって名目上の開始時間および終了時間に自動
的に組み入れられ得る。図12bに示すように、番組「Titanic」は、午後7時に
名目上の開始時間を有し、午後10時15分に名目上の終了時間を有する。予測された遅
れおよび「自動」モードの結果として、記録システムは午後7時2分に記録を開始するた
めにオプション1204を自動的に調整し、午後10時17分に記録を終了するためにオ
プション1206を自動的に調整し得る。
【0062】
表示画面1200および1250は、例示の目的で提供されているに過ぎず、これに限
定されることはない。さらなる時間変更オプションが表示画面に組み入れられ得る。記録
されるために選択される番組に関連した実際の時間および予測される時間が変更になり、
自動モードが選択されると、記録システムはどちらの時間変更がより長くてもそれに基づ
いて開始時間および終了時間を調整し得る。所望である場合、より長い時間変更を選択す
るのではなく、記録システムは2つのタイプの時間変更情報のうちの特定の1つを常に選
択するように構成され得る。
【0063】
図13〜15は、本発明のいくつかの実施形態に含まれる例示の工程のフローチャート
である。図13〜15に示される工程は例示に過ぎず、任意の適切な順序で実施され得る
。実際に、工程が追加されても、省かれても、または組み合わされてもよい。
【0064】
図13は、選択された番組の記録時間を調整することに関する例示の工程のフローチャ
ートである。工程1302では、記録システムは、ユーザに記録されるべき番組を選択す
る機会を(例えば、図6の番組リスト表示画面600から)提供し得る。図2の番組ガイ
ド配信設備56またはデータ供給者(例えば、図16のデータ供給者1606)は、番組
に関連するデータ(例えば、番組供給者によって特定されたデータ)を図1のユーザのテ
レビ設備26(例えば、セットトップボックス72)に配信し得る。工程1304では、
番組ガイドは、番組と関連するデータが時間変更を示すかどうかを決定し得る。時間変更
が関連のデータによって示されない場合、工程1306では、番組はそれらの計画どおり
の時間に記録され得る。工程1312では、関連のデータが時間変更があることを示す場
合、その番組の時間変更情報がユーザに提供され得る(例えば、図11aの表示領域11
08および1109、または図11bの表示領域1152および1154に表示される)
。工程1312は、番組の名目上の時間に時間遅れおよび/または延長を決定することで
時間変更の期間を決定するサブ工程1314を含み得る。工程1310では、番組は、工
程1304で示される時間変更を補償するために時間変更とともに記録され得る。工程1
310は、番組の名目上の時間に時間遅れおよび/または延長を決定することで時間変更
の期間を決定するサブ工程1308を含み得る。記録時間が時間変更を補償するために調
整されると、番組は、調整せずに発生する切捨てをすることなく、または切捨てを低減し
て適切に記録され得る。所望の場合、工程1310は、工程1312の時間変更情報を表
示した後に実施され得るか、または工程1304の時間変更の表示の次に実施され得る。
【0065】
時間変更を伴う以前の番組のログは、将来の番組時間変更を予測するために維持され得
る。選択した番組に関する時間変更ログが時間変更の記録を含む場合、番組ガイド配信設
備56は、時間変更ログ情報または時間変更ログ情報に基づく情報をユーザテレビ設備2
6に送信し得る。ログは、チャンネル履歴情報、ネットワーク履歴情報、または番組時間
変更をモニタリングする際の任意の他の適切な基準を使用し得る。図14aは、時間変更
を予測に関する例示的な工程のフローチャートである。工程1402では、変更された時
間を伴う以前の番組のログが維持され、番組ガイドサーバ(例えば、図2の番組ガイドサ
ーバ50)、またはローカルメモリ(例えば、メモリ78またはデジタル格納デバイス7
6)に格納され得る。ユーザが番組を記録することを選択すると、番組ガイドサーバは工
程1404で格納デバイス(例えば、格納デバイス54)をポーリングし、選択された番
組に関連する任意のログエントリを探す。番組選択と連携するまたは関連するログエント
リがない場合、ガイドは工程1406において時間変更を予測し得ない。例えば、テキス
ト「使用不可能な遅延情報」およびテキスト「使用不可能な延長情報」が図11cの領域
1180および1182に表示され得る。格納されたログエントリが工程1404でユー
ザの番組選択に対応または関連すると、ログからの時間変更情報を使用して、工程140
8で時間遅れおよび/または延長を予測し得る。ユーザの番組選択は、チャンネル、ネッ
トワーク、実際の番組、または全ての任意の他の使用可能なアプローチによって格納され
たログエントリに関連し得る。他の適切な技術がまた、例えば、番組のタイプによる放送
時間中のバリエーションに基づいた統計的分析を用いて、使用されてもよい。
【0066】
図14bは、記録システムが予想された時間変更を補償し得る方法を示す例示的な工程
のフローチャートである。工程1409では、時間変更が予測され得る。工程1409は
、予測された時間変更が表示され得るサブ工程1410を含み得る。例えば、ユーザが双
方向番組ガイドにアクセスして、表示画面(例えば、図11bの表示画面1150)を表
示し得る場合である。工程1412では、記録システムは、記録モードが時間変更を自動
的に補償するように設定されているかを見るようにチェックし得る。例えば、ユーザは図
12aおよび12bのオプション1202によってオプションのモードを選択し得る。記
録システムが、工程1414において自動に設定されていない場合、ユーザは記録設定を
調整する機会を提供され得る。例えば、ユーザは、図12aのオプション1204で開始
時間を調整し、オプション1206で終了時間を調整し得る。動作モードが時間変更に自
動的に応答するように設定されると、計画された記録時間は、工程1416において、番
組の開始時間および終了時間の時間変更を補償するように自動的に調整され得る。記録開
始時間および終了時間が時間遅れおよび/または延長を補償するように調整されると、番
組は工程1418で調整された時間で記録され得る。
【0067】
図14cは、時間変更が予測される場合に記録システムが隣接する記録を補償し得る方
法を示す例示的な工程のフローチャートである。工程1430では、一度に1つの番組の
みを記録し得る記録システム(例えば、VCR)が、2つの番組を記録するように設定さ
れ得る。ここで、2つの番組は、互いに時間が隣接している。例えば、第1の番組(本明
細書中以後、計画された番組)は、あるチャンネルで午後12時から午後1時の間に記録
されるように設定され得、隣接する番組は別のチャンネルで午後1時から午後1時30分
まで記録されるように設定され得る。工程1432では、計画された番組は、時間変更を
経験し得る。時間変更がこのタイプの記録システムで発生すると、工程1434でチェッ
クが実施され、記録されるべき隣接する番組が存在するかを調査し得る。これにより、記
録システムは番組記録の重複を検出し、従って番組の記録の切捨てを最小化するように補
償することを試みることが可能となる。隣接する番組記録が存在しない場合、工程143
6において、記録システムは計画された番組のための記録開始時間および終了時間を調整
し、予測された時間変更を補償し得る。
【0068】
工程1434が記録されるべき隣接する番組を検出すると、計画された番組の予測され
た時間変更の信頼度が決定され得る。計画された番組の信頼度、および隣接する番組の信
頼度が、工程1438で比較される。例えば、収集された以前の時間変更のサンプル数を
見積もることで信頼度が決定され得る。記録システムは、計画された番組の予測された時
間変更を提供するために収集されたサンプルが隣接する番組と比較した場合にあまり信頼
性がないかもしれないと決定し得る。これは、記録システムに、計画された番組の予測さ
れた時間変更に低い信頼度を割り当てるように記録システムに信号を送り得る。信頼度が
低いと判断されると、記録システムは、記録されるべきより信頼性のある隣接する番組の
切捨てを最小化することを試みるために、工程1444で、計画された番組の記録時間を
調節し得る。それにもかかわらず、隣接する番組の記録と比較した場合に計画された番組
の記録が高いという信頼度が下されると、記録システムは、計画された番組の記録の切捨
てを低減するために、工程1442で、隣接する番組の記録時間を調節し得る。他の適切
な方法を、どの隣接する記録を調節し得るかを決定するために使用してもよい。
【0069】
記録システムのさらに別の実施形態において、リアルタイムのデータストリームがモニ
タリングされ得る。図15は、そのような実施形態の例示のフローチャートである。工程
1502では、ユーザには記録用の番組を選択する機会が提供され得る。工程1504で
は、選択された番組は、(例えば、図8のアイコン802で示されるように)記録のため
にキューされ得る。番組がキューされると、リアルタイムのデータストリームが工程15
06で記録システムによってモニタリングされ得る。工程1508では、エキストラクタ
(例えば、図3のセットトップボックス72に集約されるエキストラクタ80)が、番組
がまさに開始または終了しようとしているキューを求める入来のデータストリームを解読
し得る。解読されたデータストリームが、番組が開始または終了をすることを示すと、記
録システムは、工程1512で、それぞれ記録の開始または停止するために信号を送り得
る。そうでない場合は、記録システムは、リアルタイムのデータストリームをモニタリン
グすることを継続し得る。
【0070】
予測された時間遅れおよび/または時間延長あるいは実際の時間遅れおよび/または時
間延長の自動的またはマニュアルの調整を提供するための簡略化されたシステムの図を図
16に示す。このシステムは、ユーザテレビ設備1602(例えば、図1〜4に関連する
上記のユーザテレビ設備)を含み得る。このシステムは、メディア(例えば、テレビ番組
、ラジオ、ビデオオンデマンド、ペイパービュー、ミュージックオンデマンドなど)をユ
ーザテレビ設備1602に配信する配信設備であり得るメディアプロバイダ1604を含
み得る。配信されるメディアは、リアルタイムメディアであってもよいし、特定のテレビ
番組の生放送(例えば、午後10時の「Maryland対Duke」のバスケットボー
ルの試合の生放送)のような生中継のリアルタイムメディアであってもよいし、音楽の録
音が放送されるラジオ局放送のリスニング用の特定の音楽記録のようなリアルタイムのメ
ディアであってもよい。
【0071】
上記のように、ユーザはやってくるメディアイベント(例えば、番組、歌など)を視聴
することが可能になり、メディアイベントが(例えば、メディアイベントのための)計画
に基づいて自動的に記録されるように選択することが可能になる。例えば、メディアプロ
バイダ1604は、テレビ配信設備、ラジオ局、ネットワーク放送センター、コンピュー
タネットワークなど、またはこのようなものの複数の組み合わせであり得る。データプロ
バイダ1606は、これらの中でとりわけ、メディアイベント(例えば、ユーザのメディ
アプロバイダに示すために計画されたメディアイベント)に関連する時間変更情報のプロ
バイダであり得る。
【0072】
上記のように、時間変更情報は、放送することが計画された今後のまたは現在のメディ
アイベントの予測された時間変更であってもよいし、実際の時間変更であってもよい。デ
ータプロバイダ1606は、テレビ配信設備、ラジオ局、コンピュータサーバ、コンピュ
ータネットワーク、インターネット等、またはそれらの組み合わせであ得る。データをユ
ーザテレビ設備1602に提供する技術(例えば、VBIを用いる)が、上述される。所
望であれば、メディアプロバイダ1604およびデータプロバイダ1606は、単一の設
備1608(例えば、テレビ視聴者に生で見せるための(記録済みのまたは生の)番組を
配信し、中でも番組の時間変更情報を提供するデータを配信するテレビ配信設備)であり
得る。データプロバイダ1606は、ユーザテレビ設備1602で使用するリアルタイム
データストリームを配信し得る(例えば、番組または番組編成のためのデータが、視聴者
への番組または番組編成の配信にリアルタイムで関連して配信され得る)。
【0073】
このように、番組の記録時の切捨てを低減するためのシステムおよび方法が提供される

【0074】
本発明は、記載された実施形態以外でも実施することができ、記載の実施形態は例示の
目的であってこれらには限定されず、本発明は特許請求の範囲によってのみ限定されるこ
とを当業者は理解する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
明細書に記載の発明

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11a】
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【図11b】
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【図11c】
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【図12a】
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【図12b】
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【図13】
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【図14a】
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【図14b】
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【図14c】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2012−178857(P2012−178857A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−101056(P2012−101056)
【出願日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【分割の表示】特願2010−111557(P2010−111557)の分割
【原出願日】平成13年3月29日(2001.3.29)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ インク (206)
【Fターム(参考)】